募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

蓄電池の国内生産基盤確保のための先端生産技術導入・開発促進事業費補助金(二次公募)

基本情報

補助金額
150億円
補助率: 1/2~1/4(設備投資と研究開発投資では、補助金上限額・補助率が異なります。上記の補助金上限額は設備投資補助の上限であり、研究開発投資補助を含めた補助金上限額は、対象となる設備投資額の1/2となります。詳しくは公募要領をご確認ください。)
0円150億円
募集期間
2022-08-24 〜 2022-10-07
対象地域日本全国
対象業種製造業 / サービス業(他に分類されないもの)
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

蓄電池の国内生産基盤確保のための先端生産技術導入・開発促進事業費補助金は、経済産業省が国内投資促進基金を活用して実施する大型の設備投資・研究開発支援制度です。蓄電池・材料・部材の国内生産基盤やリサイクル拠点を確保し、それらの生産基盤を活かした研究開発を強化することで、蓄電池サプライチェーンの強靱化を図ります。補助上限額は設備投資で最大150億円、補助率は1/2〜1/4と大規模な支援です。車載用蓄電池(分類A)、材料・部材(分類B)、リサイクル(分類C)の3分類で支援を行い、設備投資と研究開発投資のセットでの申請が必要です。経済安全保障の観点から、蓄電池の国内生産能力を戦略的に強化する政策を反映した重要な制度です。

この補助金の特徴

1

最大150億円の超大型支援

設備投資補助の上限が150億円という国内でも最大級の補助金です。蓄電池の大規模生産拠点の確保には巨額の投資が必要であり、この規模の支援により国内生産基盤の本格的な構築が可能になります。

2

設備投資と研究開発の一体支援

単なる設備投資だけでは対象外であり、必ず研究開発投資とセットで申請する必要があります。先端技術の開発と生産基盤の確保を一体的に進めることで、国際競争力のある生産体制の構築を促す設計です。

3

サプライチェーン全体をカバーする3分類

蓄電池本体(分類A)、材料・部材(分類B)、リサイクル(分類C)と、サプライチェーン全体をカバーする3つの分類を設けています。川上から川下まで一貫した国内供給体制の構築を支援する包括的な制度です。

4

経済安全保障に直結する戦略事業

蓄電池は電気自動車や再生可能エネルギーの普及に不可欠なコア部材です。海外依存のリスクを低減し、国内での安定供給体制を確立するという国策レベルの事業であり、採択された場合の波及効果は極めて大きくなります。

ポイント

本補助金は通常の中小企業向け制度とは次元が異なる、国家戦略レベルの産業政策です。蓄電池分野で国際競争力を持つ大規模な国内生産基盤の確保を目指しており、採択企業には技術力だけでなく、量産体制の構築能力と長期的な事業ビジョンが求められます。

対象者・申請資格

分類A(蓄電池)

  • 車載用(駆動用)蓄電池(乗用自動車用・軽自動車/重量車用)または定置用蓄電池の生産を行う事業者
  • 先端的なリチウムイオン電池の国内生産基盤を確保するための設備投資・研究開発投資を行うこと

分類B(材料・部材)

  • 先端的なリチウムイオン電池の材料・部材の生産を行う事業者
  • 国内生産基盤を確保するための設備投資・研究開発投資を行うこと

分類C(リサイクル)

  • 廃棄されるリチウムイオン電池からのリサイクル工程を担う事業者
  • 国内リサイクル拠点を確保するための設備投資・研究開発投資を行うこと

共通要件

  • 設備投資のみの申請は不可。必ず研究開発投資とのセットで申請すること

ポイント

「設備投資+研究開発」のセット要件が最大のポイントです。既存技術での単純な量産拡大ではなく、先端技術の開発を伴う生産基盤の構築が求められます。申請にあたっては、研究開発の革新性と設備投資のスケール感の両方を示す必要があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:分類の確認

自社の事業内容が分類A(蓄電池)、分類B(材料・部材)、分類C(リサイクル)のいずれに該当するかを確認します。複数の分類にまたがる場合は、主たる事業に基づいて判断してください。

2

ステップ2:事業計画の策定

設備投資計画と研究開発計画をセットで策定します。投資規模、技術的な革新性、国内生産基盤への貢献、雇用創出効果などを具体的に記載することが求められます。

3

ステップ3:申請書類の提出

jGrantsでの提出が推奨されています。困難な場合はメールでの提出も可能です。提出期限は令和4年10月7日(金)正午です。

ポイント

150億円規模の補助金申請は、通常の申請とは審査の厳しさが格段に異なります。技術的な優位性、事業採算性、国内サプライチェーンへの貢献を定量的かつ説得力のある形で示す必要があり、専門のコンサルタントや金融機関の支援を受けながら準備することを推奨します。

審査と成功のコツ

国内サプライチェーン強化への貢献を明確にする
本補助金の政策目的は国内生産基盤の確保です。自社の投資がどのように国内サプライチェーンの強靱化に貢献するか、定量的な生産能力目標と合わせて示しましょう。
先端技術の研究開発ロードマップを描く
設備投資だけでは採択されません。次世代蓄電池技術、高効率な製造プロセス、リサイクル技術など、技術的なイノベーションの方向性と実現可能性を示すことが重要です。
事業の持続可能性を示す
補助期間終了後の自律的な事業運営のビジョンを明確にしましょう。市場見通し、競合分析、収益計画など、長期的な事業成立性の根拠を示すことが、大型補助金の審査では不可欠です。

ポイント

150億円クラスの補助金では、「国の産業政策にどう貢献するか」という視点が最も重要です。自社の利益だけでなく、日本の蓄電池産業全体の競争力向上にどう寄与するかという大局的な視野で事業計画を構築してください。

対象経費

対象となる経費

設備投資費(3件)
  • 生産設備の購入・導入費
  • クリーンルーム等の設備整備費
  • 検査・品質管理設備費
研究開発費(3件)
  • 先端技術の研究開発費
  • 試作品製作費
  • 性能評価・試験費
建設費(2件)
  • 生産施設の建設費
  • 既存施設の改修費
外注費(2件)
  • 設計・エンジニアリング委託費
  • 分析・評価委託費
知的財産関連費(2件)
  • 特許出願費
  • 技術ライセンス取得費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費
  • 汎用的な事務機器の購入費
  • 既存設備の単純更新費
  • 人件費(常勤社員の給与)
  • 交際費・接待費
  • 消費税

よくある質問

Q設備投資だけで申請できますか?
A

いいえ、研究開発投資を伴わない設備投資のみの申請は対象外です。必ず「設備投資」と「研究開発投資」をセットで申請する必要があります。これは単なる量産拡大ではなく、先端技術の開発と一体となった生産基盤の構築を目的としているためです。研究開発の内容は、製造プロセスの革新、品質向上技術、コスト低減技術など幅広い分野が対象となります。

Q補助上限額150億円はどのような計算ですか?
A

150億円は設備投資補助の上限額です。研究開発投資補助を含めた補助金上限額は、対象となる設備投資額の1/2となります。また設備投資と研究開発投資では補助金上限額・補助率が異なります。具体的な計算方法は公募要領に詳細が記載されていますので、必ずご確認ください。

Q中小企業でも申請できますか?
A

制度上、企業規模による制限は明記されていません。ただし、蓄電池の大規模生産基盤を確保するという事業の性質上、相応の事業規模と技術力が求められます。中小企業がサプライチェーンの一角(材料・部材の分類B、リサイクルの分類C)で参入する場合は、大手企業との連携体制を構築することで採択可能性が高まるでしょう。

Qリサイクル事業(分類C)の対象範囲は?
A

分類Cは、廃棄される車載用・定置用リチウムイオン電池またはその処理物、工程端材等からリチウムイオン電池材料へとリサイクルする工程が対象です。リサイクル技術の研究開発と、リサイクル拠点の設備投資をセットで申請する必要があります。使用済み電池の回収体制の構築なども含めた包括的な計画が求められます。

Q申請はjGrantsのみですか?
A

jGrantsでの提出が推奨されていますが、困難な場合は公募要領に記載のメールアドレスへの電子メールでの提出も可能です。また、jGrantsを通じて複数件の申請を検討される場合は、必ず事前に事務局まで連絡する必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国の大型制度であり、同一事業に対する他の国庫補助金との重複受給は認められません。関連する制度として「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(蓄電池生産基盤確保促進事業)」がありますので、あわせて確認することをお勧めします。地方自治体の企業誘致優遇策(固定資産税の減免、用地提供等)との併用については個別に検討が必要です。蓄電池関連の補助制度は複数存在するため、事業の段階に応じて最適な制度を選択することが重要です。

詳細説明

事業の目的

本補助金は、国内投資促進基金を活用して、蓄電池・材料・部材の国内生産基盤やリサイクル拠点を確保し、研究開発を強化することで、蓄電池サプライチェーンの強靱化を図ることを目的としています。

補助対象事業の3分類

  • 分類A(蓄電池): 車載用・定置用の先端的リチウムイオン電池の国内生産基盤確保
  • 分類B(材料・部材): 先端的リチウムイオン電池の材料・部材の国内生産基盤確保
  • 分類C(リサイクル): 廃棄リチウムイオン電池からのリサイクル拠点確保

補助金額・補助率

補助上限額は設備投資で最大150億円です。補助率は1/2〜1/4で、設備投資と研究開発投資で異なります。研究開発投資を含めた補助金上限額は、対象となる設備投資額の1/2です。

重要: 研究開発投資を伴わない設備投資のみの申請は対象外です。必ず「設備投資」と「研究開発投資」のセットでの申請が必要です。

募集期間

令和4年8月24日(水)〜10月7日(金)正午

政策的背景

電気自動車の急速な普及拡大に伴い、蓄電池の需要は世界的に急増しています。日本は蓄電池の材料技術では世界トップレベルを維持していますが、セルの生産規模では中国・韓国に大きく後れを取っています。本補助金は、この生産面での遅れを取り戻し、経済安全保障上の重要物資である蓄電池の国内供給能力を確保するための戦略的な投資支援です。

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