募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業(令和4年度 新規事業 3次締切分)

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 「補助金のサマリー」参照
0円2000万円
募集期間
2022-07-01 〜 2022-09-28
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業は、一般財団法人新エネルギー財団が実施する中小水力発電の導入促進のための補助制度です。新設及びリプレイスする発電出力20kW以上30,000kW未満の水力発電所を対象に、事業初期段階の調査・設計等を支援します。民間事業者等向けの事業性評価事業(補助率1/2)と、地方公共団体向けの公募事業(補助率10/10定額)の2つの類型があります。補助上限額は基本設計を含む場合で年間2,000万円です。再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、水力発電のポテンシャルを活用するための初期調査段階のリスクを軽減する重要な制度です。

この補助金の特徴

1

事業初期段階のリスク軽減

水力発電は初期投資が大きく、事業性評価の段階から多額の費用がかかります。本補助金により調査・設計段階のコストを軽減し、事業化判断のハードルを下げることで、有望地点の開発促進を図ります。

2

2つの類型で幅広いニーズに対応

民間事業者向け(補助率1/2)と地方公共団体向け(補助率10/10定額)の2類型があり、事業者の性質に応じた支援を提供します。特に地方公共団体向けは全額補助であり、コンセッション方式によるPFI事業の公募準備にも活用できます。

3

作業道整備費も補助対象

調査に必要な総延長100m以上の作業道整備費も補助対象です。山間部の水力発電候補地へのアクセス確保は調査の前提条件であり、この費用をカバーすることで調査実施のハードルを大幅に下げています。

ポイント

水力発電は初期調査から建設まで長期間を要するため、事業初期段階の支援が開発促進の鍵です。本補助金は事業性評価のコストリスクを国が一部負担することで、民間資本の参入を促進する「呼び水」としての役割を果たしています。

対象者・申請資格

事業性評価事業(民間事業者等向け)

  • 自ら中小水力発電を実施予定の民間事業者等(法人及び青色申告を行っている個人事業者)
  • または地方公共団体

公募事業(地方公共団体向け)

  • 地域における中小水力発電の有望地点を調査し、発電を行う者を公募する地方公共団体

発電所要件

  • 新設またはリプレイスする水力発電所であること
  • 発電出力20kW以上30,000kW未満を見込むもの

ポイント

「自ら事業を行う」ことが要件であり、調査だけ行って事業化を第三者に委ねる目的での申請は対象外です。事業性評価の結果、事業化を断念する場合もありますが、申請段階では自ら発電事業を実施する意思を持つことが求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:候補地点の選定

発電出力20kW以上30,000kW未満を見込める水力発電の候補地点を選定します。河川流量データ、落差、アクセス条件などを予備的に評価してください。

2

ステップ2:調査・設計計画の策定

事業性評価に必要な調査項目(流量調査、地質調査、環境影響評価等)と設計内容を具体的に計画します。基本設計を含むかどうかで補助上限額が変わります。

3

ステップ3:申請書類の提出

一般財団法人新エネルギー財団(NEF)に申請書類を提出します。3次締切分の公募期間を確認してください。

ポイント

基本設計を含む場合は年間2,000万円、含まない場合は年間1,000万円と補助上限が異なります。調査から基本設計まで一貫して実施する計画の方が効率的ですが、予算規模に応じた段階的アプローチも検討の余地があります。

審査と成功のコツ

水資源データの充実
事業性評価の精度は水資源データの質に依存します。複数年分の流量データや降水量データを収集し、発電量の予測精度を高めることが、事業化判断の信頼性向上につながります。
地域との合意形成を並行して進める
水力発電は河川利用に関する権利調整が必要です。調査段階から地域住民や水利権者との対話を開始し、事業化に向けた合意形成の基盤を構築しておきましょう。
環境影響を適切に評価する
水力発電は環境に優しいイメージがありますが、河川生態系への影響評価は不可欠です。調査段階で環境面のリスクを適切に評価し、対策を計画に含めることが長期的な事業成功の鍵です。

ポイント

水力発電の事業性評価では、技術面だけでなく法的手続き(水利権取得、河川法上の許可等)の見通しも重要です。調査と並行して関係機関との事前協議を進めることで、事業化までのリードタイムを短縮できます。

対象経費

対象となる経費

調査費(3件)
  • 流量調査費
  • 地質調査費
  • 環境影響調査費
設計費(3件)
  • 基本設計費
  • 概略設計費
  • 図面作成費
外注費(3件)
  • 専門調査の委託費
  • 測量委託費
  • 分析委託費
作業道整備費(2件)
  • 調査用作業道の建設費
  • 既存道路の改修費
旅費(2件)
  • 現地調査のための出張旅費
  • 試験立会のための交通費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 発電設備の建設費
  • 土地の取得費
  • 人件費(常勤職員の給与の一部)
  • 汎用的な事務機器の購入費
  • 交際費・接待費

よくある質問

Q民間事業者の場合、補助率はどのくらいですか?
A

民間事業者等の場合、補助率は1/2以内です。補助上限額は基本設計を含む場合で年間2,000万円、含まない場合で年間1,000万円となります。なお、対象経費は原則として外注費とリース料のみですので、自社で実施する作業の人件費などは対象外となる点にご注意ください。

Q地方公共団体の場合はどのような支援が受けられますか?
A

地方公共団体には2つの支援があります。事業性評価事業(補助率1/2)と、有望地点の調査及び発電事業者公募事業(補助率10/10定額)です。後者は全額補助であり、コンセッション方式によるPFI事業の公募準備にも活用できます。補助上限額はいずれも年間2,000万円です。

Q作業道整備費はどのように計算されますか?
A

作業道整備費の上限は「15万円/10m(消費税含まない)× 距離(10m未満切り捨て)× 補助率」で計算されます。ただし上限の最大額は1,000万円です。総延長100m以上の作業道整備が対象であり、それ未満の場合は補助対象外となります。

Q発電出力20kW未満の小規模発電は対象になりますか?
A

本補助金の対象は発電出力20kW以上30,000kW未満の水力発電所です。20kW未満の小規模発電は対象外となります。小規模な水力発電については、各自治体の再生可能エネルギー導入支援制度等を確認されることをお勧めします。

Q事業性評価の結果、事業化を断念した場合はどうなりますか?
A

事業性評価の結果として事業化を断念する判断も正当な成果として認められます。補助金の返還を求められることは基本的にありません。ただし、調査を適切に実施し、所定の成果報告書を提出することは必要です。事業性評価の目的は「事業化できるかどうかの判断根拠を得ること」であり、その判断が「不可」であっても補助の趣旨に反するものではありません。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は事業初期段階(調査・設計)を対象としているため、事業化段階では別の制度を活用することが想定されています。例えば、本補助金で事業性評価を実施した後、FIT(固定価格買取制度)やFIP制度を活用して売電事業を行う流れが一般的です。また、建設段階では「水力発電の導入加速化補助金」の別メニュー(建設段階の支援)の活用も検討できます。同一事業の調査段階と建設段階で異なる制度を活用する段階的アプローチが有効です。

詳細説明

事業の概要

本事業は、水力発電の導入加速化を目的として、事業初期段階における調査・設計等を支援する補助金です。一般財団法人新エネルギー財団(NEF)が実施主体となっています。

2つの事業類型

(1)水力発電事業性評価事業

自ら水力発電事業を実施予定の民間事業者等及び地方公共団体が対象です。

  • 補助率: 1/2以内
  • 補助上限額: 基本設計含む場合 2,000万円/年、含まない場合 1,000万円/年
  • 対象経費: 外注費とリース料(原則)

(2)地方公共団体が行う事業性評価・公募事業

有望地点の調査と発電事業者の公募を行う地方公共団体が対象です。

  • 補助率: 定額(10/10)
  • 補助上限額: 2,000万円/年

作業道整備費

総延長100m以上の調査に必要な作業道整備費も補助対象です。

  • 上限: 15万円/10m × 距離 × 補助率(最大1,000万円)

対象発電所

新設及びリプレイスする水力発電所で、発電出力20kW以上30,000kW未満を見込むものが対象です。

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