募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業(令和4年度 新規事業 2次締切分)

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 「補助金のサマリー」参照
0円2000万円
募集期間
2022-05-31 〜 2022-06-30
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業(2次締切分)は、一般財団法人新エネルギー財団が実施する中小水力発電の初期段階支援制度です。発電出力20kW以上30,000kW未満の新設・リプレイス水力発電所を対象に、事業性評価に必要な調査・設計費用を支援します。民間事業者向けの事業性評価事業(補助率1/2、上限年間1,000〜2,000万円)と、地方公共団体向けの公募事業(補助率10/10定額、上限年間2,000万円)の2類型があります。2次締切分として実施された公募であり、初期調査段階のコストリスクを国が一部負担することで、未開発の有望地点の発掘と水力発電の導入加速化を目指しています。

この補助金の特徴

1

2つの支援メニューで幅広い事業者をカバー

民間事業者等向け(補助率1/2)と地方公共団体向け(全額補助10/10)の2類型を用意し、事業者の性質に応じた最適な支援を提供します。特に地方公共団体向けメニューではコンセッション方式での民間開放準備にも活用できます。

2

基本設計まで一貫して支援

調査だけでなく基本設計までを一括して実施する計画にも対応しています。基本設計を含む場合は年間2,000万円、含まない場合は年間1,000万円の補助上限が設定されており、事業の段階に応じた柔軟な活用が可能です。

3

作業道整備費の別枠支援

山間部の候補地へのアクセスに必要な作業道の整備費を、調査費とは別枠で最大1,000万円まで支援します。アクセス困難な有望地点の調査実施を後押しする実践的な配慮です。

ポイント

水力発電の初期調査は結果が不確実な投資であり、民間事業者にとって大きなリスクです。本補助金はそのリスクを半減させることで、眠っている水力資源のポテンシャルを発掘する「探索的投資」を促進します。再エネ導入拡大の基盤整備として重要な制度です。

対象者・申請資格

水力発電事業性評価事業

  • 自ら中小水力発電を実施予定の民間事業者等(法人・青色申告を行う個人事業者)
  • または地方公共団体

公募事業(地方公共団体向け)

  • 地域の水力発電有望地点を調査し、発電事業者を公募する地方公共団体

発電所要件

  • 新設またはリプレイスであること
  • 発電出力20kW以上30,000kW未満を見込むもの

ポイント

個人事業者でも青色申告を行っていれば対象となる点が特徴です。小規模な水力発電事業を検討している農業法人や地域エネルギー会社など、地域に根差した事業者にも門戸が開かれています。

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申請ガイド

1

ステップ1:候補地点の事前評価

河川流量、落差、地形条件などから発電ポテンシャルのある候補地点を絞り込みます。NEDO等が公開している水力発電適地マップも参考になります。

2

ステップ2:調査計画の策定

流量調査、地質調査、環境調査、基本設計の範囲を決定し、実施スケジュールと経費見積もりを作成します。

3

ステップ3:新エネルギー財団への申請

一般財団法人新エネルギー財団(NEF)に2次締切期限までに申請書類を提出します。

ポイント

補助対象経費は「原則として外注費とリース料のみ」です。自社で実施する作業の人件費は対象外となるため、調査・設計業務は専門コンサルタントや設計事務所への外注が前提となる点に注意してください。

審査と成功のコツ

複数年の水資源データ確保
事業性評価の精度は流量データの質に大きく依存します。可能な限り複数年分の実測データを収集するか、公的機関の観測データを活用して、発電量予測の信頼性を高めましょう。
水利権の事前調査
水力発電には河川法に基づく水利権の取得が必要です。調査段階から関係河川管理者との事前協議を始め、水利権取得の見通しを立てておくことが、事業化判断の重要な要素になります。
系統連系の可能性確認
発電した電力を電力系統に接続するための条件(接続可能容量、連系費用)を早期に確認しましょう。系統制約により事業化が困難となるケースを事前に回避できます。

ポイント

事業性評価では技術面の調査に目が行きがちですが、法規制(河川法、電気事業法)と系統連系の両面も事業成立の必須条件です。この3つの柱をバランスよく調査する計画が、質の高い事業性評価につながります。

対象経費

対象となる経費

調査費(3件)
  • 流量調査費
  • 地質・地形調査費
  • 環境影響調査費
設計費(2件)
  • 基本設計費
  • 概略設計費
外注費(3件)
  • 調査委託費
  • 測量委託費
  • 分析委託費
作業道整備費(2件)
  • 調査用作業道の建設費
  • 既存道路の改修費
リース料(2件)
  • 計測機器のリース費
  • 調査用機材のリース費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 発電設備の建設費
  • 土地の取得費
  • 自社実施分の人件費
  • 汎用事務機器の購入費
  • 交際費・接待費

よくある質問

Q3次締切分との違いは何ですか?
A

事業内容や補助率・補助上限額は同じですが、公募期間と予算枠が異なります。2次締切分は3次締切分より先に公募されており、予算の残枠状況により採択数が変動する可能性があります。3次締切分でも同等の支援が受けられますので、準備が間に合わない場合は次の締切を目指すことも一つの選択肢です。

Q個人事業者でも申請できますか?
A

はい、青色申告を行っている個人事業者であれば申請可能です。小規模な水力発電事業を個人で検討されている方にも門戸が開かれています。ただし、調査費用の1/2は自己負担となるため、一定の自己資金が必要です。

Q対象経費が外注費とリース料のみとは?
A

原則として、調査・設計業務を外部の専門機関に委託する費用と、計測機器等のリース料のみが補助対象です。自社スタッフが行う作業の人件費は対象外となります。そのため、流量調査、地質調査、設計業務などは専門コンサルタントや設計事務所に委託する形で計画を立てる必要があります。

Qリプレイスとは何ですか?
A

リプレイスとは、既存の老朽化した水力発電設備を新しい設備に更新することです。設備の効率化や容量増加を伴うリプレイスは、実質的な新規開発と同等の効果があり、本補助金の対象となります。既存の水利権を活かしつつ発電効率を大幅に改善できるため、新規開発よりも事業化のハードルが低い場合が多いです。

Q地方公共団体がコンセッション方式で活用できますか?
A

はい、公募事業(地方公共団体向け)は、有望地点の調査とコンセッション方式によるPFI事業の発電事業者公募に要する経費を全額補助(10/10)します。地方公共団体が水力資源を調査し、民間事業者に開発・運営を委ねるスキームとして活用可能です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金で事業性評価を実施した後、建設段階ではFIT(固定価格買取制度)やFIP制度を活用した売電事業が一般的な流れです。水力発電の導入加速化補助金には建設段階支援の別メニューもあり、事業フェーズに応じた制度の使い分けが有効です。同一事業の同一経費への二重受給は不可ですが、調査段階と建設段階で異なる制度を段階的に活用することは可能です。

詳細説明

事業の概要

水力発電の導入加速化補助金のうち、事業初期段階の調査・設計を支援するメニューです。一般財団法人新エネルギー財団(NEF)が公募を実施しています。本公募は2次締切分です。

2つの事業類型

(1)水力発電事業性評価事業

  • 対象: 自ら発電事業を行う民間事業者等・地方公共団体
  • 補助率: 1/2以内
  • 補助上限: 基本設計含む場合 2,000万円/年、含まない場合 1,000万円/年
  • 対象経費: 外注費とリース料(原則)

(2)地方公共団体の公募事業

  • 対象: 有望地点調査+発電事業者公募を行う地方公共団体
  • 補助率: 定額(10/10)
  • 補助上限: 2,000万円/年

作業道整備費

総延長100m以上の調査用作業道整備費:15万円/10m × 距離 × 補助率(最大1,000万円)。公募事業の作業道は補助対象期間が2ヵ年のみ(上限2,000万円)。

対象発電所

新設・リプレイス、発電出力20kW以上30,000kW未満の水力発電所。

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