募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

蓄電池の国内生産基盤確保のための先端生産技術導入・開発促進事業費補助金(一次公募)

基本情報

補助金額
150億円
補助率: 1/2~1/4(設備投資と研究開発投資では、補助金上限額・補助率が異なります。本ページ下部の公募要領をご参照ください。)
0円150億円
募集期間
2022-03-24 〜 2022-04-28
対象地域日本全国
対象業種製造業 / サービス業(他に分類されないもの)
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

蓄電池の国内生産基盤確保のための先端生産技術導入・開発促進事業費補助金は、国内投資促進基金を活用して蓄電池サプライチェーンの強靱化を図る経済産業省の超大型補助金です。蓄電池・材料・部材の国内生産基盤確保とリサイクル拠点の整備に係る設備投資と研究開発投資を一体的に支援し、補助上限額は最大150億円に達します。対象は分類A(蓄電池本体)、分類B(材料・部材)、分類C(リサイクル)の3カテゴリで、先端的なリチウムイオン電池に関連する事業が対象です。研究開発投資を伴わない設備投資のみの申請は不可で、必ず設備投資と研究開発のセットでの申請が求められます。

この補助金の特徴

1

最大150億円の国家規模の補助金

蓄電池の国内生産基盤確保という国策に基づく超大型補助金です。設備投資と研究開発投資の両方を支援し、サプライチェーン全体の強靱化を図ります。

2

蓄電池サプライチェーン全体をカバー

分類A(蓄電池本体)、分類B(材料・部材)、分類C(リサイクル)の3カテゴリで、製造から廃棄・再生までのバリューチェーン全体を支援する包括的な制度です。

3

設備投資+研究開発の一体支援

単なる設備導入ではなく、先端生産技術の研究開発と設備投資のセットが必須条件です。技術開発と量産体制構築を一体的に進めることで、国際競争力のある生産基盤の確立を目指します。

4

福島県立地の上乗せ補助あり

福島県の避難指示区域等に立地する場合は、別途「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(蓄電池生産基盤確保促進事業)」による上乗せ補助が利用可能です。

ポイント

150億円という補助上限は、民間企業の設備投資を根本的に変え得る規模です。EV市場の急拡大に伴い蓄電池の需要が爆発的に増加する中、国内生産基盤の確保は安全保障の観点からも喫緊の課題であり、本補助金はその国策を反映した異例の規模感です。

対象者・申請資格

対象事業の分類

  • 分類A(蓄電池):車載用・定置用リチウムイオン電池の国内生産基盤確保のための設備投資+研究開発
  • 分類B(材料・部材):リチウムイオン電池の材料・部材の国内生産基盤確保のための設備投資+研究開発
  • 分類C(リサイクル):廃棄リチウムイオン電池からの材料リサイクル拠点確保のための設備投資+研究開発

必須条件

  • 設備投資と研究開発投資の両方を含むこと(設備投資のみは不可)
  • 先端的なリチウムイオン電池に関連する事業であること
  • 各分類ごとの投資規模要件を満たすこと

ポイント

「設備投資のみは不可」という条件は厳格です。既存技術の単なる量産拠点建設は対象外であり、先端生産技術の研究開発要素が不可欠です。技術的な新規性と量産実現性の両方を備えた事業計画が求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:分類の特定と投資規模の確認

分類A・B・Cのいずれに該当するかを特定し、各分類の投資規模要件を確認します。

2

ステップ2:設備投資+研究開発計画の策定

生産設備の導入計画と、先端生産技術の研究開発計画を一体的に策定します。技術ロードマップと設備投資スケジュールを整合させます。

3

ステップ3:申請書類の作成

公募要領に基づき、事業計画書、補助金算定シート(Excel)等を作成します。公募要領の修正に注意してください。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

jGrantsから申請します。Q&Aや書き方ガイドも公開されているため活用してください。

5

ステップ5:審査・交付決定

技術の先端性、国内生産基盤確保への貢献度、事業の実現可能性等が審査されます。

ポイント

本補助金は投資規模が非常に大きいため、事業計画の精度が極めて重要です。補助金算定シートは修正版が公開されているため、最新版を必ずダウンロードしてください。公募説明会資料(3月29日)や書き方ガイドを事前に熟読し、記載漏れのない申請書を作成しましょう。

審査と成功のコツ

先端生産技術の具体的な説明
「先端的」である根拠を具体的に示してください。既存技術との比較、性能向上の数値目標、特許性のある技術要素などを明確にすることが採択の鍵です。
サプライチェーン強靱化への貢献
国内生産により、海外依存度がどの程度低減されるかを定量的に示しましょう。供給安定性、コスト競争力、技術的優位性の観点から事業の意義を訴求してください。
投資規模に見合う生産計画
150億円級の補助を受ける場合、相応の生産規模と市場見通しが求められます。EV市場の成長予測や蓄電池需要の見通しに基づく、根拠ある生産計画を策定してください。
環境負荷低減への配慮
蓄電池のライフサイクル全体での環境負荷低減(リサイクル率、CO2排出量等)を計画に含めると、政策的な適合性が高まります。

ポイント

審査の最重要ポイントは「国際競争力のある生産基盤を国内に確保できるか」です。中国・韓国の蓄電池メーカーとの競争を見据え、コスト面だけでなく技術的な差別化要素(全固体電池技術、製造プロセスの革新等)を打ち出せるかが勝負です。

対象経費

対象となる経費

設備投資(4件)
  • 蓄電池生産設備の購入・設置費
  • 材料・部材の製造設備費
  • リサイクル設備の購入・設置費
  • 生産ライン構築費
研究開発投資(4件)
  • 先端生産技術の研究開発費
  • 製造プロセス革新の研究費
  • 材料開発費
  • 品質評価・分析費
建設費(3件)
  • 工場建設費
  • クリーンルーム等の設備工事費
  • ユーティリティ設備工事費
その他(3件)
  • 設計・監理費
  • 試験・評価費
  • 特許関連費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費用
  • 研究開発を伴わない設備投資のみの経費
  • 既存設備の維持管理・修繕費
  • 人件費(常勤社員の給与)
  • 交付決定前に着手した事業の経費
  • 他の補助金で助成を受けている経費

よくある質問

Q補助上限額はいくらですか?
A

最大150億円です。ただし、設備投資と研究開発投資で補助率・上限額が異なり、分類(A:蓄電池、B:材料・部材、C:リサイクル)によっても要件が異なります。補助率は1/4〜1/2の範囲で設定されています。詳細は公募要領をご確認ください。

Q設備投資だけの申請は可能ですか?
A

いいえ、研究開発投資を伴わない設備投資のみの申請は補助の対象となりません。必ず設備投資と研究開発投資のセットで申請する必要があります。既存技術の単なる量産拠点建設ではなく、先端生産技術の開発を伴う投資であることが求められます。

Qリチウムイオン電池以外の蓄電池も対象ですか?
A

本補助金は「先端的なリチウムイオン電池」に関連する事業が対象です。全固体電池など次世代型を含むリチウムイオン電池系の技術が主な対象ですが、それ以外の蓄電池技術については公募要領で具体的な対象範囲をご確認ください。

Q福島県に立地すると上乗せ補助がありますか?
A

はい、福島県の避難指示区域等に立地する場合は、「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(蓄電池生産基盤確保促進事業)」による上乗せ補助(最大30億円)が利用可能です。技術開発は本補助金で、福島での工場建設は上乗せ補助金でカバーする形で、被災地復興と産業振興の両方に貢献できます。

Q中小企業でも申請できますか?
A

企業規模による制限は公募要領で確認が必要ですが、本補助金は投資規模の大きさから主に大企業や中堅企業を想定した制度です。ただし、分類B(材料・部材)やC(リサイクル)は中小企業でも申請可能な規模の事業が含まれる可能性があります。具体的な投資規模要件を公募要領で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は福島県の避難指示区域等への立地の場合、「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(蓄電池生産基盤確保促進事業)」(最大30億円)による上乗せ補助が利用可能です。両制度はセットで設計されており、技術開発・設備投資は本補助金で、福島県での工場立地・雇用創出は上乗せ補助金でカバーする形です。それ以外の地域への立地の場合も、各自治体の企業誘致補助金や優遇税制との組み合わせが検討できます。NEDOの蓄電池関連研究開発事業との役割分担も整理しておくとよいでしょう。

詳細説明

蓄電池の国内生産基盤確保とは

本補助金は、国内投資促進基金を活用して蓄電池のサプライチェーン強靱化を図る経済産業省の超大型支援制度です。EV市場の拡大や再生可能エネルギーの普及に伴い、蓄電池の需要は世界的に急増していますが、国内の生産基盤は海外勢に大きく後れを取っています。

3つの分類

  • 分類A(蓄電池):車載用(駆動用)・定置用の先端リチウムイオン電池の国内生産基盤を確保するための設備投資+研究開発
  • 分類B(材料・部材):リチウムイオン電池の材料・部材の国内生産基盤確保のための設備投資+研究開発
  • 分類C(リサイクル):廃棄リチウムイオン電池からの材料リサイクル拠点確保のための設備投資+研究開発

補助率と上限額

補助率は設備投資と研究開発投資で異なり、1/4〜1/2です。上限額は最大150億円と非常に大きく、国家規模の産業投資を支援する制度です。詳細は公募要領をご確認ください。

重要な条件

研究開発投資を伴わない設備投資のみの申請は対象外です。必ず「設備投資」と「研究開発投資」のセットでの申請が必要となります。

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