募集終了全国対象
簡単
準備期間の目安: 約60

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業(令和3年度 3次締切分)

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 【補助金サマリーを参照】
0円2000万円
募集期間
2021-04-30 〜 2021-09-28
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

水力発電の事業性評価に必要な調査および設計等を行う事業の令和3年度3次締切分です。同プログラムの1次・2次締切と同じ制度ですが、3次締切(2021年9月28日)まで通年で申請できる点が大きな特徴です。水力発電所の新設・リプレース・増設を検討している事業者が、事業化の前段階として必要な地質調査・水文調査・水利権申請・基本設計等の費用を補助します。コンサルタントとしては、3次締切という「締切を待てる」メリットを活かし、夏季の流量データ収集や行政協議の進捗を確認してから申請できる点を強調します。水力発電の立地検討は季節によって調査精度が変わるため、適切なタイミングで申請できる3次締切は戦略的に有利な選択肢です。補助率は高く設定されており、初期調査コストの負担軽減に大きく貢献します。

この補助金の特徴

1

3次締切の通年申請で最適タイミングを選べる

1次・2次と続く本プログラムの最終締切である3次(2021年9月28日)まで申請を待つことができます。夏季の流量最大期における水文調査データを取得してから申請するなど、調査精度を高めた状態で計画書を提出できる戦略的メリットがあります。

2

事業化前の調査・設計費用を重点的に補助

発電事業として採算が取れるかを判断するための地質調査、水文・水理調査、環境影響調査、基本設計、水利権申請書類作成など、事業化の前段階で必要な「リスクの高い初期投資」を重点的に支援します。調査結果次第で事業中止も可能な柔軟な制度設計です。

3

新設・リプレース・増設の全形態が対象

新規の水力発電所建設だけでなく、老朽化した既存設備のリプレース(更新)や既存設備の増強(増設)も対象です。特に既存水力設備を保有する電力会社・自治体・企業が設備更新の事業性を再評価する用途にも活用できます。

4

地域の水資源活用・再エネ普及に貢献する事業として高評価

脱炭素化・地産地消エネルギーという政策目標に直結する水力発電の普及を支援する制度です。地域の雇用創出・経済波及効果を事業計画に盛り込むことで、審査での政策的意義が高まります。

ポイント

水力発電の調査段階では「調べてみたら事業化できなかった」リスクがあります。本補助金はそのリスクコストを国が分担する仕組みです。不確実性が高い段階だからこそ、補助金を活用してリスクを軽減しながら事業性を検証することが合理的な戦略です。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 民間企業(電力会社・新電力・製造業・建設業等)
  • 地方公共団体
  • 第三セクター・特定目的会社(SPC)
  • 農業協同組合・土地改良区等の水利権関係者

対象となる水力発電の形態

  • 新設(未開発の水力資源の開発)
  • リプレース(既存設備の更新・高度化)
  • 増設(既存発電所の出力増強)

対象調査・設計の例

  • 地質調査・土質試験
  • 流量・水位・水文調査
  • 水利権申請書類の作成
  • 基本設計・概略設計
  • 環境影響調査(スクリーニング含む)
  • 経済性評価・事業性分析

ポイント

水利権の確保状況が事業性評価の核心となります。既存の水利権者(農業用水・工業用水等)との協議状況や、水利転用の可能性について事前に整理しておくことが申請書類の説得力向上に不可欠です。

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申請ガイド

1

STEP1: 対象地点の選定と予備調査

水力ポテンシャルがある地点を選定し、地形図・既存調査データ等から概算発電量と事業規模を試算します。既存水利権の状況も事前確認します。

2

STEP2: 調査・設計の内容と経費の計画立案

補助対象となる調査・設計の項目を決定し、専門業者からの見積を取得します。地質調査会社・設計コンサルタント等との事前打ち合わせを行います。

3

STEP3: 事業計画書の作成

発電量予測・事業収支計画・調査スケジュール等を盛り込んだ事業計画書を作成します。地域の再エネ普及への貢献も記載します。

4

STEP4: 申請書類の提出

公募要領に従い指定窓口(NEDO等)へ申請書類を提出します。3次締切:2021年9月28日。4月30日から申請受付開始のため、準備ができ次第早期提出も可能です。

ポイント

3次締切は申請受付開始(2021年4月30日)から約5ヶ月間の余裕があります。夏季の流量データ収集・水利権担当部署との協議・設計コンサルタントの手配など、質の高い申請書類を準備するための時間を最大限活用してください。

審査と成功のコツ

季節データを活用した精度の高い事業性評価
3次締切の強みは夏季(流量最大期)のデータ収集後に申請できること。流量データの精度が発電量予測の信頼性を大きく左右するため、複数季節のデータを収集・分析した結果を計画書に反映させることが採択率向上につながります。
地域関係者との合意形成状況の明示
水利権者、地権者、地元自治体との協議状況を詳細に記載します。「まだ話し合っていない」段階よりも、「関係者の理解を得ている」段階の方が審査での事業実現可能性評価が格段に高まります。
事業化後の収支モデルの精緻化
調査段階であっても、FIT制度活用時の収支試算・資金調達計画・回収年数の見通しを計画書に盛り込みます。事業化への真剣なコミットメントを示すことが重要です。
環境・生態系への配慮を前面に出す
水力発電は自然環境への影響が伴う事業です。魚道設置、生態系調査、水量の一定確保(維持流量)などの環境配慮計画を丁寧に記載することで、審査での総合評価を高めます。

ポイント

水力発電の事業化には水利権取得から運転開始まで通常5〜10年を要します。本補助金は長い事業化プロセスの最初の一歩です。「この調査で何を明らかにし、次のフェーズへどうつなぐか」という全体ロードマップを計画書に示すことが採択のポイントです。

対象経費

対象となる経費

調査費(4件)
  • 地質調査・ボーリング調査費
  • 流量・水位・水文調査費
  • 環境影響調査(生態系・水質等)費
  • 既存施設の診断・評価費
設計費(3件)
  • 基本設計・概略設計費
  • 水利権申請書類の作成費
  • 発電量予測・水理計算費
事業性評価費(2件)
  • 経済性分析・事業収支計算費
  • FIT申請の事前準備費用
その他必要経費(2件)
  • 測量費
  • 試験掘削費(地盤確認目的)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 建設工事費(発電設備・土木工事の実費)
  • 設備・機器の購入・製作費
  • 事業者自身の人件費(内部スタッフ給与)
  • 土地・水利権の取得費
  • 補助対象外の一般管理費
  • 消費税(課税事業者の場合)
  • 補助事業期間外に実施した調査・設計費

よくある質問

Q3次締切と1次・2次締切で審査基準は変わりますか?
A

審査基準自体は同一です。ただし、各締切で採択枠が別々に設定されていることが多く、3次締切時点で予算残額が変動する可能性があります。早期採択を優先する場合は1次・2次を選択し、計画書の完成度を優先する場合は3次を選ぶという判断が合理的です。3次は最も準備時間が長いため、計画書の質で勝負できます。

Q水利権が取得できていない段階でも申請できますか?
A

申請できます。本補助金は水利権取得の前段階である「事業性評価調査」を支援する制度であり、水利権が確定していない段階での申請を前提としています。ただし、水利権取得の見通しと関係者との協議状況を申請書類に記載することで事業実現可能性の評価が高まります。水利権が取得困難な状況であれば、その解決策も示してください。

Q調査結果が芳しくなく事業化を断念した場合、補助金の返還は必要ですか?
A

調査の結果として事業化が困難と判断された場合でも、適正に補助事業(調査・設計)を実施した実績があれば、通常は補助金の返還は求められません。ただし、補助事業の実施内容・結果を適切に報告書にまとめて提出することが条件となります。詳細は採択時の交付条件書を確認してください。

Q小規模な水力発電(マイクロ水力)も対象ですか?
A

出力規模の下限は公募要領で確認が必要ですが、マイクロ水力(数十kW以下)も対象となる場合があります。農業用水路・工業用水路・上下水道施設を活用した小規模水力も近年注目されており、地域の水資源活用として評価される傾向があります。小規模であっても事業収支が成立する見通しを示すことが重要です。

Q複数地点を同時に調査する場合、1件の申請にまとめられますか?
A

複数地点の調査を同一事業者が実施する場合の取り扱いは公募要領によって異なります。地点ごとに別申請を求める場合と、複数地点をまとめた1申請を認める場合があります。いずれの場合も、各地点の調査内容・経費を明確に区分けして申請書類を作成することが求められます。

QFITの認定を取得した後でも本補助金を申請できますか?
A

FIT認定取得後も、事業性評価調査(詳細設計・精密調査等)が残っている場合は申請可能な場合があります。ただし、FIT認定後は事業化に向けた具体的な進捗が求められるため、「まだ基礎調査段階」という位置づけとの整合性を確認してください。詳細は公募要領と管轄窓口(NEDO等)に問い合わせることを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省・NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が所管する再生可能エネルギー関連の補助金です。同機構の他の再エネ関連補助金との同一経費への重複申請は原則として認められません。ただし、本補助金は「調査・設計費」が対象であるため、建設費を補助するグリーンイノベーション基金等とは対象フェーズが異なり、段階的な活用が可能な場合があります。また、FIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)は補助金とは別の収益支援制度であるため、補助金受給後にFIT申請を行うことは問題ありません。地域の再エネ普及を支援する自治体補助金との組み合わせについては、各自治体の規定を確認の上、重複にならない範囲で活用を検討してください。事業化後には再エネ賦課金・固定資産税の特例措置なども確認する価値があります。

詳細説明

水力発電の事業性評価支援事業(令和3年度3次締切)とは

本事業は、水力発電の新設・リプレース・増設を検討している事業者が事業化判断に必要な調査・設計を実施する費用を補助します。令和3年度は3次締切(2021年9月28日)まで受付が行われており、最も計画準備時間が長い締切となっています。

3次締切を選ぶ戦略的メリット

  • 夏季流量データの活用:流量が最大となる夏季のデータを収集してから申請できるため、発電量予測の精度が向上します
  • 関係者協議の時間確保:水利権者・地権者・自治体との協議を十分に進めた状態で申請できます
  • 設計コンサルタントの手配余裕:優秀な専門家との契約・作業開始スケジュールを余裕を持って調整できます

対象となる調査・設計の内容

地質調査、水文・水理調査、環境影響調査、基本設計、水利権申請書類作成、事業性評価など、水力発電の事業化前段階に必要な幅広い調査・設計業務が対象となります。

事業化プロセスにおける本補助金の位置づけ

水力発電の事業化は通常5〜10年の長期プロセスです。本補助金は「本当に事業化できるか」を判断する最初のフェーズの費用を国が分担する制度です。調査結果によっては事業化を断念することも可能な、リスクを抑えた事業性検証が実現します。

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