募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約60

休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(令和5年度)【東北支部】

基本情報

補助金額
33億円
補助率: 補助対象経費の3/4
0円33億円
募集期間
2023-04-26 〜 2024-03-29
対象地域日本全国
対象業種鉱業 / 採石業 / 砂利採取業
使途安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

休廃止鉱山鉱害防止等工事費補助金(東北支部・仙台市)は、東北地方の休廃止鉱山から発生する坑廃水・土砂流出などの鉱害を防止するため、地方公共団体等が実施する工事費用の一部を国が補助する制度です。東北地方は古くから金・銀・銅・鉄鉱石などの鉱山開発が盛んであり、閉山後の環境影響が長期にわたって継続しています。本補助金により、坑廃水処理施設の整備・補修や土砂崩壊防止工事が促進され、地域住民の生活環境と農業用水の安全が守られます。令和5年度は東北経済産業局資源エネルギー環境部が管轄します。

この補助金の特徴

1

補助対象工事

坑廃水・土砂流出防止に特化した工事費補助","body":"東北地方の休廃止鉱山に起因する坑廃水処理施設の新設・補修・改良工事、および堆積場崩壊防止工事が主な補助対象です。仙台市を拠点とする東北支部が東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)の申請を管轄します。"},{"heading":"

2

補助率・補助額

工事費の一定割合を国が直接補助","body":"補助率は工事費の2分の1または3分の2(工事種別・実施主体により異なる)。坑廃水処理事業者が実施する場合と地方公共団体が実施する場合で補助要件が異なります。東北地方は採掘規模が大きく、補助金額も相応の規模になるケースがあります。"},{"heading":"

3

対象地域

東北6県全域の休廃止鉱山が対象","body":"青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県に所在する休廃止鉱山が対象。東北地方は非鉄金属鉱山の歴史が深く、尾去沢鉱山(秋田)・松尾鉱山(岩手)・細倉鉱山(宮城)など多数の閉山鉱山が存在し、継続的な管理が必要です。"},{"heading":"

4

申請窓口

東北経済産業局(仙台市)への申請","body":"申請先は東北経済産業局資源エネルギー環境部資源・燃料課(仙台市青葉区中央)。令和5年度の公募スケジュールに従い、工事実施前に事前相談・申請書類の提出が必要です。補助採択後に工事着手となります。"}]

ポイント

東北6県の休廃止鉱山を管轄する仙台市の東北支部が窓口。尾去沢・松尾・細倉など歴史的鉱山の環境管理に活用できる補助金です。

対象者・申請資格

地方公共団体

  • 東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)内の市区町村
  • 休廃止鉱山による鉱害防止工事を実施する都道府県も対象
  • 工事実施に係る計画書・設計書の作成が必要

坑廃水処理事業者

  • 休廃止鉱山の坑廃水処理を業として行う民間事業者
  • 東北地方の採掘跡地で実際に処理施設を保有・運営していること
  • 財務状況の健全性が求められる場合あり

指定鉱害防止事業機関

  • 経済産業大臣が指定した鉱害防止事業を専門に行う機関
  • 東北地区において指定を受けていることが申請要件

ポイント

地方公共団体・坑廃水処理事業者・指定鉱害防止事業機関の3者が申請可能。東北6県内の鉱山関連機関は東北支部(仙台市)へ相談を。

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申請ガイド

1

事前相談

東北経済産業局への相談 公募開始前から東北経済産業局資源エネルギー環境部に事前相談することを推奨。工事の緊急性・規模・対象鉱山の状況を説明し、補助対象適格性の確認を行います。

2

申請書類準備

必要書類の収集と作成 工事計画書・設計書・位置図・工事費積算根拠・鉱害状況の説明資料を準備。過去の工事実績や現在の鉱害状況写真なども添付書類として求められます。

3

申請書提出

公募期間内に仙台市の東北支部へ提出 東北経済産業局が公示する公募期間内に申請書一式を提出。電子申請・郵送・持参のいずれかで対応(担当部署に要確認)。

4

審査・採択

書類審査および現地確認 提出後、書類審査を経て必要に応じて現地調査が実施されます。採択可否の通知を受けた後、工事請負契約の締結へ進みます。

5

工事実施・完了報告

補助採択後に工事着手 採択通知後に工事を着工し、完了後に実績報告書・工事完了写真・支払証明書等を提出して補助金が交付されます。

ポイント

採択前に工事着手は不可。東北経済産業局(仙台市)への事前相談を早めに行い、公募スケジュールに合わせた準備を進めることが重要です。

審査と成功のコツ

事前相談の早期実施
公募開始前から東北局と連携","body":"東北経済産業局資源エネルギー環境部への事前相談を公募開始の2〜3ヶ月前から始めることで、申請書類の不備を防げます。東北地方特有の地質条件(豪雪・凍結)に配慮した工事設計を担当者と事前確認しましょう。"},{"heading":"
鉱害状況の詳細記録
現状把握と証拠資料の充実","body":"対象鉱山の坑廃水pH・重金属濃度・土砂流出量などのモニタリングデータを整備し、鉱害の深刻さを客観的に示す資料を準備します。東北地方は積雪期の鉱害悪化データも有効な根拠となります。"},{"heading":"
工事費積算の精度向上
複数業者への見積依頼","body":"補助金申請の根拠となる工事費積算は、複数の施工業者から見積を取り、適正価格であることを示します。東北地方の建設単価・労務単価を反映した積算が審査通過のポイントです。"},{"heading":"
工程管理の明確化
工期・施工体制を具体的に計画","body":"東北地方の厳冬期(11〜3月)は施工困難な場合があるため、工程表には季節要因を考慮した現実的なスケジュールを明記します。施工体制・管理責任者の明確化も評価ポイントです。"}]

ポイント

東北特有の積雪・凍結条件を考慮した工事計画と、仙台市の東北経済産業局との早期連携が採択率向上のカギです。

対象経費

対象となる経費

坑廃水処理施設工事費(4件)
  • 坑廃水処理施設の新設工事費
  • 既存処理施設の補修・改良工事費
  • 処理薬品注入設備の設置費
  • 水質モニタリング設備の整備費
堆積場・ズリ山防災工事費(4件)
  • 堆積場法面の補強・安定化工事費
  • ズリ山の崩壊防止工事費
  • 排水溝・集水施設の整備費
  • 土砂流出防止柵の設置費
坑道・立坑閉塞工事費(3件)
  • 危険坑道の閉塞・封鎖工事費
  • 立坑の充填・封鎖工事費
  • 坑口周辺の安全対策工事費
設計・調査費(3件)
  • 工事設計費(直接工事費に対する一定割合)
  • 地盤調査・ボーリング調査費
  • 鉱害状況調査費
工事監理費(3件)
  • 施工管理費
  • 品質管理・出来形管理費
  • 完了検査対応費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 採掘・探鉱など鉱山操業に関わる費用
  • 鉱山会社の通常維持管理費(日常的な運転管理費)
  • 補助採択前に着手した工事費
  • 土地取得費・補償費
  • 鉱山施設の解体・撤去費(防災目的以外)
  • 事務所・宿舎等の建設費
  • 消耗品・備品購入費(施設整備に直接関連しないもの)
  • 海外の鉱山関連工事費

よくある質問

Q東北支部(仙台市)が管轄する都道府県はどこですか?
A

東北経済産業局(仙台市)は青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の東北6県を管轄しています。これらの県内に所在する休廃止鉱山に係る工事費補助の申請を受け付けています。各県の鉱山担当部署と連携して申請手続きを進めることが一般的です。

Q松尾鉱山のような大規模酸性廃水処理施設も補助対象ですか?
A

はい、岩手県松尾鉱山のような大規模な坑廃水処理施設の補修・改良工事も補助対象となり得ます。ただし、補助金額・補助率は工事内容・実施主体・予算制約により決定されるため、東北経済産業局への事前相談で個別の適格性を確認することをお勧めします。

Q市区町村が申請する場合、都道府県の同意は必要ですか?
A

地方公共団体が申請主体となる場合、関係する都道府県との調整・同意が必要なケースがあります。申請前に都道府県の鉱山・環境担当部署にも相談し、広域的な鉱害防止計画との整合性を確認しておくことを推奨します。

Q冬季施工が困難な場合、工期延長は認められますか?
A

東北地方の積雪・凍結による冬季施工困難については、事前に工事計画に反映させることが基本です。やむを得ない事情により工期変更が必要な場合は、東北経済産業局に速やかに相談してください。変更申請の手続きが必要となる場合があります。

Q坑廃水処理施設の日常的な運転管理費も補助されますか?
A

補助対象は工事費(設備の新設・補修・改良等)であり、日常的な運転管理費(薬品費・電気代・人件費等)は原則として補助対象外です。処理施設の改修・能力増強工事については補助対象となる場合があるため、個別に東北経済産業局へご確認ください。

Q申請から採択通知までどれくらいの期間がかかりますか?
A

申請から採択通知までの期間は、書類審査・現地確認の有無によって異なりますが、一般的に1〜2ヶ月程度を見込んでください。工事の緊急性が高い場合は事前に担当者に伝えておくことで、対応が円滑になる場合があります。

Q補助金申請に必要な専門資格はありますか?
A

申請書類の作成自体に特定の資格は必要ありませんが、工事設計書・積算書の作成には土木・建設関連の技術者の関与が実質的に必要です。鉱山保安に関する専門知識を持つコンサルタントに相談することも選択肢の一つです。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は鉱害防止に特化した国の直接補助金であり、他の補助金との重複受給には制限があります。ただし、地方公共団体が実施主体の場合、都道府県・市区町村の環境関連補助金や、農業水利施設の保全に関連する農林水産省系補助金と役割分担しながら活用するケースがあります。東北地方では、環境省の土壌汚染対策費補助金や、国土交通省の砂防事業との連携事例もあります。坑廃水処理事業者が活用する場合は、中小企業向け省エネ補助金(処理施設の電力削減)との組み合わせも検討価値があります。なお、同一工事に対する他省庁補助金との重複受給は原則不可のため、申請前に東北経済産業局へ必ず確認してください。

詳細説明

東北地方の休廃止鉱山と鉱害防止の必要性

東北地方は日本有数の鉱山地帯であり、秋田県の尾去沢鉱山・院内鉱山、岩手県の松尾鉱山・釜石鉱山、宮城県の細倉鉱山など、明治期から昭和にかけて多くの金属鉱山が稼働していました。これらの鉱山は現在休廃止となっていますが、採掘跡から発生する強酸性の坑廃水や重金属(カドミウム・鉛・銅等)を含む排水が周辺河川・農業用水・地下水に影響を与え続けています。

特に松尾鉱山(岩手県八幡平市)は日本最大の硫黄鉱山として知られ、現在も毎分数千リットルの酸性廃水が処理されています。このような継続的な処理施設の維持・改良には多大な費用が必要であり、本補助金はその財政的支援として重要な役割を果たしています。

補助対象となる工事の種類

  • 坑廃水処理施設工事:坑道から流出する酸性水・重金属汚染水の中和・沈殿処理施設の新設・補修
  • 堆積場防災工事:採掘ズリ(廃石)を積み上げた堆積場の崩壊防止・排水処理
  • 坑道閉塞工事:危険な開口坑道の閉鎖・封鎖工事
  • 土砂流出防止工事:鉱山廃棄物による河川汚染を防ぐための工事

申請資格と手続きの流れ

本補助金の申請資格は、地方公共団体・坑廃水処理事業者・指定鉱害防止事業機関の3者です。東北地方の対象鉱山は東北経済産業局資源エネルギー環境部(仙台市青葉区中央)が管轄しており、公募開始前から担当課へ相談することを推奨します。

手続きの流れは①事前相談→②申請書提出(公募期間内)→③審査・採択通知→④工事着工→⑤完了報告・補助金交付の順です。採択前の工事着手は補助金不交付の原因となるため、必ず採択通知を受けてから工事を開始してください。

東北地方特有の留意事項

東北地方では冬季(概ね11月〜3月)の施工が困難な地域が多く、工事計画においては積雪・凍結を考慮した工程管理が必要です。また、豪雪地帯では春の融雪期に坑廃水流出量が増大するため、処理施設の処理能力に余裕を持たせた設計が推奨されます。申請書類には東北地方の気候条件を考慮した施工計画を明記することが採択率向上につながります。

令和5年度の制度概要

令和5年度(2023年度)の本補助金は経済産業省資源エネルギー庁が所管し、東北地区については東北経済産業局が窓口となります。補助率・補助額・公募スケジュールの詳細は公募時に公示される公募要領を必ず確認してください。不明点は東北経済産業局資源エネルギー環境部(電話:022-221-4922)へお問い合わせください。

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