令和4年度クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業に係る指定外部評価機関の公募
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
対象機関
トランジション・ファイナンス第三者評価を行う専門機関","body":"企業が発行するトランジション・ボンドやトランジション・ローンの妥当性を評価する外部評価機関が対象です。評価・審査の専門知識と実績を有する法人であることが求められます。信用格付機関・ESG評価機関・環境コンサルタント等が典型的な対象機関です。"},{"heading":"
補助率
8割補助(資金調達者2割負担)","body":"評価費用の8割を国が補助し、残り2割は評価を依頼した資金調達者(企業)が負担する仕組みです。評価機関側の収益性を確保しながら、企業側のトランジション・ファイナンス活用コストを低減することで、市場全体のトランジション・ファイナンス普及を促進します。"},{"heading":"
目的
脱炭素移行期における資金調達の第三者認証体制整備","body":"パリ協定目標達成に向け、化石燃料関連産業等の脱炭素移行(トランジション)を支援する金融手法の信頼性担保が目的です。独立した第三者評価機関の存在がトランジション・ファイナンス市場の健全な発展に不可欠です。"},{"heading":"
事務局
一般社団法人低炭素投資促進機構","body":"本補助金の申請・管理窓口は一般社団法人低炭素投資促進機構です。同機構はグリーンファイナンス・サステナブルファイナンス分野の専門機関であり、申請に関する問い合わせはこちらへ行います。"}]
ポイント
対象者・申請資格
対象機関の種類
- 信用格付機関・ESG評価・格付機関・環境・気候変動専門コンサルタント法人・金融機関・シンクタンク(評価業務実績を有するもの)\n
業務要件
- トランジション・ファイナンスまたはサステナブルファイナンスの第三者評価業務を実施できること・評価の独立性・中立性を確保できる体制があること\n
指定要件
- 低炭素投資促進機構から「指定外部評価機関」として指定されること・評価プロセス・方法論を開示できること\n
除外要件
- 評価対象企業と利益相反関係にある機関・評価の独立性が確保できない機関
ポイント
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申請ガイド
STEP1
指定外部評価機関への申請","body":"一般社団法人低炭素投資促進機構に「指定外部評価機関」としての指定申請を行います。評価方法論・体制・実績等の書類を準備します。"},{"step":"
STEP2
評価受注と評価実施","body":"指定を受けた後、資金調達を検討している企業からトランジション戦略の評価依頼を受注します。国際原則(クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック等)に準拠した評価を実施します。"},{"step":"
STEP3
補助金申請書類の作成","body":"実施した評価業務に係る費用の補助申請書類を作成します。評価実績・費用明細・資金調達者の情報等が必要です。低炭素投資促進機構の指示に従い書類を整備します。"},{"step":"
STEP4
申請書類の提出","body":"完成した補助申請書類を低炭素投資促進機構の事務局へ提出します。提出期限・方法は事務局の指示に従ってください。"},{"step":"
STEP5
審査・交付と実績報告","body":"事務局の審査を経て補助金が交付されます。交付後は実績報告書を提出し、補助金の適正使用を証明します。"}]
ポイント
審査と成功のコツ
評価方法論の国際整合性
評価独立性の担保
実績の提示
体制整備
ポイント
対象経費
対象となる経費
評価実施費用(3件)
- トランジション戦略・計画の審査・評価費用
- 評価レポート作成費用
- 現地調査・ヒアリング実施費用
専門家費用(3件)
- 気候変動専門家への委託費
- セクター専門家(電力・鉄鋼・化学等)への委託費
- シナリオ分析専門家費用
調査・研究費(3件)
- 業界トランジション動向調査費
- 国際基準・規制調査費
- 比較評価のためのデータ取得費
間接費用(3件)
- 評価業務に係る直接人件費(一部)
- 評価実施のための出張費
- 評価関連システム利用料(一部)
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 評価業務と直接関係のない一般管理費
- 不動産取得・賃借費
- 補助事業期間外の経費
- 他の補助金と重複する経費
- 資金調達者(企業側)の評価依頼にかかる自社人件費
- 評価業務に直接関係しない研修・セミナー費
- 汎用性の高いソフトウェア・ツール費
- 利益相反が疑われる取引に係る費用
よくある質問
Qトランジション・ファイナンスの第三者評価とはどのようなものですか?
企業が発行するトランジション・ボンドやトランジション・ローン等の金融商品について、その企業のトランジション戦略がパリ協定目標(1.5℃〜2℃目標)と整合しているか、科学的根拠に基づいているかを独立した立場で評価・認証するサービスです。ICMAのクライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック等の国際ガイドラインに準拠した評価が求められます。
Qどのような機関が指定外部評価機関になれますか?
信用格付機関、ESG評価機関、環境・気候変動専門コンサルタント、金融機関の調査部門、シンクタンク等が対象となります。重要なのは評価の独立性・中立性が確保できる体制を有することです。評価対象企業との利益相反関係がある機関は対象外となります。
Q補助率8割の計算方法を教えてください。
例えば評価費用が1,000万円の場合、800万円(8割)を国が補助し、残り200万円(2割)は資金調達者(評価を依頼した企業)が評価機関に支払います。評価機関は低炭素投資促進機構に800万円を補助申請する形となります。
Q令和4年度の公募は終了していますが、次年度はありますか?
令和4年度は本補助金の対象期間です。次年度以降の継続については、経済産業省やGX推進機構の政策動向を確認してください。GX推進法の成立後、トランジション・ファイナンス支援は継続・拡充される方向にあります。
Q評価できる企業のセクターに制限はありますか?
電力・鉄鋼・化学・石油・ガス・セメント・紙パルプ・海運・航空など、脱炭素化が困難なハードトゥアベートセクターが主な対象です。セクター固有の技術ロードマップと国際的なネットゼロシナリオに基づく評価が求められます。
Q一機関が複数件の評価を実施した場合、すべてに補助が適用されますか?
1件ごとに補助申請が必要となります。複数件の評価を実施した場合は件数分の申請が可能ですが、各件について補助対象要件を満たす必要があります。公募要領に記載された申請件数の制限についても確認してください。
Qグリーンボンドの評価実績はトランジション・ファイナンス評価に活かせますか?
グリーンボンド、サステナビリティ・リンクボンド等のサステナブルファイナンス評価実績は、指定外部評価機関の申請において実績として評価されます。ただしトランジション・ファイナンスはセクター固有の技術移行経路の評価が加わるため、追加的な専門知識・体制の整備も求められます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金はトランジション・ファイナンス評価機関向けの特化型支援であり、一般的な補助金との組み合わせは限定的です。ただし、評価機関が自身の評価能力向上のための研修・人材育成を行う場合は、経済産業省の「GX推進機構」関連の能力構築支援や、環境省の「ESG金融ハイレベル・パネル」関連事業との補完的活用が考えられます。また、評価対象企業(資金調達者側)については、NEDOや環境省の脱炭素化推進補助金と組み合わせることで、トランジション計画の策定から資金調達・評価取得まで一貫した支援を受けられる可能性があります。低炭素投資促進機構に他の活用可能な支援との組み合わせについて相談することをお勧めします。
詳細説明
クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業 指定外部評価機関とは
本補助金は、トランジション・ファイナンス(脱炭素化移行期における企業の資金調達手法)の第三者評価を担う外部評価機関を対象とした制度です。令和4年度(2022年度)に一般社団法人低炭素投資促進機構が事務局として公募を実施しました。
トランジション・ファイナンスとは
電力・鉄鋼・化学など脱炭素化が難しい産業(ハードトゥアベート産業)が、2050年カーボンニュートラル達成に向けた移行計画(トランジション戦略)を策定し、その計画に基づいて資金調達する金融手法です。グリーンボンドとは異なり、完全に環境適合していない活動も移行途上であれば対象となります。
外部評価機関の役割
外部評価機関は企業のトランジション戦略が科学的根拠に基づき、パリ協定目標と整合しているかを独立した立場で評価・認証します。この第三者評価がトランジション・ファイナンス市場の信頼性担保に不可欠であり、本補助金はその評価コストの8割を支援します。
補助の仕組み
- 補助率:8割(評価費用の8割を国が補助)
- 自己負担:2割(資金調達者=評価を依頼した企業が負担)
- 評価機関は補助分を事務局に請求し、企業側の負担を軽減する形で市場普及を促進
申請窓口
一般社団法人低炭素投資促進機構が事務局として申請受付・審査を実施します。指定外部評価機関への申請と補助金申請は別手続きとなっています。
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