令和4年度第2次補正予算 再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業(第三次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
約255億円の大型予算
第一次〜第三次公募合わせた予算額が約255億円と極めて大規模です。大容量蓄電池の導入には多額の投資が必要ですが、この大型予算により多くの再エネ事業者が支援を受けられます。
FIP認定設備限定の専門的な補助金
FIT(固定価格買取制度)ではなく、FIP(フィード・イン・プレミアム)認定を受けた発電設備に併設する蓄電池が対象です。市場取引を通じて電力を供給する事業者向けの専門的な制度設計です。
地域新電力特例で補助率1/3に引き上げ
通常の補助率は1/4以内ですが、地域新電力が関与する場合は1/3以内に引き上げられます。地域に根差した再エネ事業を優遇する政策意図が反映されています。
再エネの市場価値向上に直結
蓄電池を併設することで、発電量の変動を平準化し、需要の高い時間帯に電力を供給できるようになります。FIP制度下での収益最大化と、電力系統の安定化に同時に貢献します。
ポイント
対象者・申請資格
事業者要件
- FIP認定を受けて補助対象設備を接続するFIP認定設備を管理・運営する者
- 補助対象設備(蓄電池)を所有し、補助対象事業を行う者
- 国内で事業活動を営んでいる法人
- 公募要領に定める要件を満たすこと
設備要件
- 再エネ電気を市場取引等により供給する事業であること
- FIP認定設備の一部として蓄電池を新規に取得・設置すること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:FIP認定の確認
対象となる再エネ発電設備のFIP認定状況を確認します。未認定の場合はFIP認定取得を先行させます。
ステップ2:蓄電池システムの設計
発電設備の出力特性に適した蓄電池の容量・仕様を設計します。市場取引での収益最大化を見据えた運用計画も策定します。
ステップ3:申請書類の準備
JPEA太陽光発電推進センター(事務局)から公募要領を取得し、申請書類を作成します。
ステップ4:公募期間内に申請
第三次公募期間(2023年6月5日〜7月14日)内に申請を完了します。
ステップ5:交付決定・蓄電池導入・運用開始
審査・交付決定後に蓄電池を設置し、FIP認定設備との一体運用を開始します。
ポイント
審査と成功のコツ
蓄電池の最適容量設計が収益性を左右する
FIP制度下の市場取引戦略を明確にする
系統安定化への貢献をアピールする
地域新電力との連携で補助率引き上げを狙う
ポイント
対象経費
対象となる経費
蓄電池設備費(3件)
- 蓄電池本体
- パワーコンディショナー
- 蓄電池管理システム
電力変換設備費(2件)
- インバーター
- 系統連系装置
付帯設備費(3件)
- 配線・接続設備
- 計測・監視機器
- 空調設備(蓄電池用)
工事費(3件)
- 蓄電池設置工事
- 電気工事
- 基礎工事
設計費(2件)
- 蓄電池システム設計費
- 系統連系設計費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 再生可能エネルギー発電設備本体(太陽光パネル等)
- FIP認定を受けていない設備
- 中古蓄電池
- 土地取得費
- 建物の新築費
- 通常の維持管理費
- 他の補助金で充当される経費
- 消費税
よくある質問
QFIT認定の発電所でも申請できますか?
本事業はFIP認定を受けた発電設備が対象です。FIT認定のみの発電所は対象外です。ただし、FITからFIPへの認定変更手続きを行い、FIP認定を取得すれば申請可能になります。認定変更には一定の手続き期間が必要ですので、早めに準備を始めてください。
Q太陽光発電以外の再エネも対象ですか?
FIP認定を受けた再生可能エネルギー発電設備であれば、太陽光に限らず風力、バイオマス等も対象となり得ます。ただし、事務局がJPEA太陽光発電推進センターである点から、詳細は公募要領で確認するか事務局にお問い合わせください。
Q地域新電力特例とは何ですか?
地域新電力が関与する場合、通常の補助率1/4から1/3に引き上げられる特例措置です。地域に根差した電力事業者との連携を促進し、地域経済の活性化と再エネ普及の相乗効果を狙う政策です。具体的な適用要件は公募要領をご確認ください。
Q蓄電池の種類に制限はありますか?
公募要領に定める技術要件を満たす蓄電池が対象です。現在主流のリチウムイオン蓄電池が中心ですが、要件を満たせばフロー電池等の他の蓄電池技術も対象となる可能性があります。詳細は公募要領をご確認ください。
Q第三次公募とありますが、第四次公募はありますか?
第四次以降の公募実施は予算の残額や政策判断によります。本事業の予算は第一次〜第三次合計で約255億円であり、予算が残っていれば追加公募の可能性がありますが、確約はありません。導入予定がある場合は現在の公募に申請することをお勧めします。
Q補助金を受けた蓄電池の処分に制限はありますか?
補助金で取得した蓄電池は、一定期間の財産管理義務があります。補助金の目的に沿った効率的な運用が求められ、目的外使用や無断処分は補助金返還の対象となる場合があります。処分制限の具体的な期間や条件は交付規程をご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は経済産業省の予算による補助金です。同一設備に対する他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、再エネ発電設備本体(太陽光パネル等)は本補助金の対象外であるため、発電設備の導入に別の補助金を活用し、蓄電池部分に本補助金を活用するという組み合わせは制度上可能です。環境省のストレージパリティ補助金等とは対象事業の性質が異なります(本事業はFIP制度下の売電用蓄電池、ストレージパリティは自家消費用蓄電池)。税制面では、グリーン投資減税やカーボンニュートラル投資促進税制との併用が検討可能です。地域新電力特例の活用も含め、最適な支援策の組み合わせを検討してください。
詳細説明
再生可能エネルギー電源併設型蓄電池導入支援事業とは
FIP認定を受けた再生可能エネルギー発電設備に蓄電池を併設する事業を支援する経済産業省の補助金です。再エネの導入加速化と最大限の活用、エネルギー危機に強い経済構造への転換を目的としています。
補助率・予算規模
- 補助率:1/4以内(通常)、1/3以内(地域新電力特例)
- 予算規模:第一次〜第三次公募合わせて約255億円
FIP制度とは
FIP(Feed-in Premium)制度は、再エネ発電事業者が電力市場で売電し、その市場価格に一定のプレミアムを上乗せして支援する制度です。FIT(固定価格買取制度)と異なり、市場価格に連動するため、蓄電池を活用した戦略的な売電が収益を左右します。
蓄電池併設のメリット
- 発電出力の変動を平準化し、安定した電力供給が可能に
- 電力市場価格が高い時間帯に売電することで収益最大化
- 電力系統の安定化にも貢献
問い合わせ先
JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)
TEL:03-6628-7595
受付時間:9:30-17:30(平日)
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