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やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和4年度第2次補正予算 需要家主導型太陽光発電導入促進事業(第二次公募)

基本情報

補助金額
255.0億円
補助率: 1 / 2 以内(自治体連携型の場合は、2 / 3 以内)ただし、蓄電池の設置に係る経費については、1/3以内
0円255.0億円
募集期間
2023-04-03 〜 2023-05-26
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業

この補助金のまとめ

本補助金は、需要家(電力の使用者)が小売電気事業者や発電事業者と連携し、地域共生を前提とした太陽光発電設備の導入や蓄電池の併設を支援する大規模な制度です。補助上限額は約255億円と国内最大級の規模を誇り、再生可能エネルギーの導入加速化とエネルギー危機に強い経済構造への転換を図ります。補助率は通常1/2以内、自治体連携型では2/3以内、蓄電池は1/3以内と手厚い支援内容です。オフサイトPPA(遠隔地の太陽光発電から電力を調達)も対象で、自社敷地に設置できない需要家にも門戸が開かれています。

この補助金の特徴

1

需要家主導のオフサイトPPAモデルに対応

自社敷地外の遠隔地に設置された太陽光発電設備から、送配電網を通じて電力を調達するオフサイトPPAモデルが補助対象です。屋根面積や立地条件の制約がある企業でも、大規模な再エネ導入が実現可能になります。需要家が主導権を持って発電事業者と長期契約を結ぶ形態が特徴です。

2

補助率1/2〜2/3、蓄電池は1/3で手厚い支援

通常の太陽光発電導入は補助率1/2以内、地方自治体と連携した事業では2/3以内と高い補助率が設定されています。蓄電池併設は1/3以内の補助率で、太陽光発電と蓄電池の組み合わせ導入を強力に後押しします。

3

地域共生を重視した審査基準

本事業は地域共生を前提条件としており、地元の理解促進や環境配慮、地域経済への貢献が求められます。自治体との連携計画や地域住民への説明会実施など、地域と調和した再エネ導入を推進する事業が高く評価されます。

4

エネルギーレジリエンスの強化

蓄電池の併設により、災害時や系統トラブル時にも安定した電力供給を確保できます。近年のエネルギー価格高騰や電力需給逼迫を背景に、自立的な電力確保体制の構築が企業経営の重要課題となっています。

ポイント

需要家主導のオフサイトPPA対応、補助率最大2/3の大型支援、地域共生の重視が三大特徴の太陽光・蓄電池導入補助金です。

対象者・申請資格

本補助金の対象は、太陽光発電設備の導入を主導する需要家(電力使用者)と、それに連携する小売電気事業者および発電事業者です。需要家が自ら発電事業者を選定し、長期の電力購入契約(PPA)を締結する「需要家主導型」の事業形態が必須です。オンサイト(自社敷地内設置)・オフサイト(遠隔地設置)の双方が対象で、FIT・FIP制度と併用しない自家消費または相対契約による電力供給が条件です。自治体連携型(補助率2/3)の場合は、地方自治体が事業に参画し共同で再エネ導入計画を策定する必要があります。蓄電池の併設も補助対象ですが、太陽光発電と一体で導入する場合に限られます。

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申請ガイド

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行い、GビズIDプライムアカウントが必須です。主な申請書類として、事業計画書(太陽光発電設備の仕様・設置場所・需要家との契約内容)、地域共生に関する計画書(地元説明会の実施計画・環境影響への配慮事項)、事業費の積算根拠資料、CO2削減効果の算定書、需要家・小売電気事業者・発電事業者間の連携体制を示す資料を準備します。自治体連携型の場合は、自治体からの連携証明書や共同計画書も必要です。大規模事業のため審査も厳格で、特に事業の実現可能性と地域共生の具体性が重視されます。

審査と成功のコツ

採択のポイントとして最も重要なのは「地域共生の具体策」です。太陽光発電設備の設置にあたり、地域住民への丁寧な説明、環境アセスメントの実施、地域雇用の創出計画など、地域と調和した事業運営の具体的な取り組みを示してください。次に「需要家の電力需要との整合性」が重要で、太陽光発電の発電プロファイルと需要家の電力消費パターンを詳細に分析し、自家消費率や再エネ比率の向上効果を定量的に示します。自治体連携型を目指す場合は、自治体の脱炭素計画との整合性を明示し、地域の再エネ導入目標への貢献度を具体的に記載してください。また、蓄電池併設の場合は、ピークシフト効果やレジリエンス強化の定量的な効果を示すことが高評価につながります。

対象経費

対象となる経費

太陽光発電設備費(4件)
  • 太陽光パネル購入費
  • パワーコンディショナー費
  • 架台・基礎工事費
  • 送電線・接続設備費
蓄電池設備費(3件)
  • 蓄電池本体費
  • 蓄電池制御システム費
  • 設置・接続工事費
系統接続費(3件)
  • 系統連系工事費
  • 変圧器・開閉設備費
  • 送配電設備費
設計・調査費(4件)
  • 設備設計費
  • 環境影響調査費
  • 地質調査費
  • 測量費
工事関連費(3件)
  • 造成工事費
  • 電気工事費
  • 土木工事費
その他必要経費(3件)
  • 各種許認可申請費
  • 保険料
  • プロジェクト管理費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • FIT・FIP制度による売電を目的とした設備費用
  • 土地の取得費用(借地料は対象となる場合あり)
  • 既存設備の撤去・処分費用
  • 消費税および地方消費税
  • 他の国庫補助金と重複する経費
  • 事業に直接関係しない一般管理費・間接経費
  • 需要家の事業活動に係る通常の運転資金

よくある質問

Q需要家主導型とは従来の太陽光発電導入とどう違いますか?
A

従来型はFIT制度のもとで発電事業者が主導して太陽光発電所を建設し、電力会社に売電する形態が中心でした。需要家主導型では、電力を使用する需要家(企業等)自身が発電事業者を選定し、長期のPPA(電力購入契約)を通じて再エネ電力を調達します。需要家が主体的に関与することで、自社のエネルギー戦略に合致した再エネ調達が可能になります。

QオフサイトPPAとはどのような仕組みですか?
A

オフサイトPPAは、需要家の事業所から離れた遠隔地に太陽光発電所を設置し、送配電網を通じて電力を供給する仕組みです。自社敷地に太陽光パネルを設置するスペースがない企業や、大規模な再エネ電力を必要とする企業に適しています。需要家は発電事業者と長期契約を結び、固定価格で再エネ電力を購入できるため、電力コストの安定化にも寄与します。

Q自治体連携型で補助率2/3を受けるための条件は何ですか?
A

自治体連携型の適用を受けるには、地方自治体が事業に積極的に参画し、地域の脱炭素化計画と一体となった太陽光発電導入計画を共同で策定する必要があります。自治体からの連携証明書や共同計画書の提出が求められ、地域の再エネ導入目標への貢献度が審査されます。脱炭素先行地域に選定された自治体との連携は特に高く評価されます。

Q蓄電池のみの導入でも対象になりますか?
A

蓄電池のみの単独導入は補助対象外です。太陽光発電設備の新規導入と一体で蓄電池を併設する場合に限り、蓄電池も補助対象(補助率1/3以内)となります。蓄電池の併設は、太陽光発電の出力変動の平準化、ピークシフト、災害時の電力確保など複合的なメリットがあるため、積極的な導入が推奨されています。

Q補助上限額が約255億円と非常に大きいですが、1事業あたりの上限はありますか?
A

約255億円は事業全体の予算枠であり、1事業あたりの補助上限額は公募要領で定められています。大規模なオフサイトPPA事業など、数十MW級の太陽光発電導入を計画する場合は相応の補助額が期待できますが、予算の効率的な配分の観点から事業規模と費用対効果のバランスが審査されます。具体的な上限額は公募要領をご確認ください。

QFIT制度との併用は可能ですか?
A

本補助金で導入する太陽光発電設備はFIT・FIP制度による売電を行うことはできません。発電した電力は需要家への直接供給(自家消費または相対契約)に限定されます。ただし、本補助金の対象外の別の太陽光発電設備でFIT/FIP売電を行っていても、本事業への申請自体には影響しません。

Q地域共生の取り組みとして具体的に何が求められますか?
A

地域共生の取り組みとして、設置場所の地域住民への事前説明会の開催、環境影響評価の実施、景観への配慮(遮蔽植栽の設置等)、地域経済への貢献(地元企業への工事発注、雇用創出)が求められます。特にオフサイト型の大規模設備では、地域との合意形成プロセスの丁寧さが審査で重視されます。地域のステークホルダーとの対話記録を残しておくことをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は他の国の補助金との併用はできませんが、地方自治体独自の再エネ導入補助金との組み合わせが有効です。特に自治体連携型(補助率2/3)で申請する場合、自治体側の独自支援策と組み合わせることで、事業者の実質負担をさらに低減できる可能性があります。税制面では、生産性向上特別措置法に基づく固定資産税の特例措置、中小企業経営強化税制による即時償却・税額控除が併用可能です。また、グリーンボンドやサステナビリティ・リンク・ローンなどのグリーンファイナンスを活用した資金調達との組み合わせも検討に値します。補助金と民間ファイナンスの最適な組み合わせにより、大規模な再エネ投資を実現できます。

詳細説明

需要家主導型太陽光発電導入促進事業の概要

本補助金は、経済産業省が実施する再生可能エネルギー導入加速化策の柱となる大型補助事業です。従来の発電事業者主導型とは異なり、電力を使用する需要家が主導権を持って太陽光発電設備の導入を進める新しいモデルを支援します。需要家が小売電気事業者および発電事業者と連携し、長期の電力購入契約(PPA)を通じて再生可能エネルギーを調達する仕組みです。

オンサイトとオフサイトの二つのモデル

  • オンサイトモデル:需要家の敷地内(工場屋根・駐車場等)に太陽光発電設備を設置し、発電した電力をその場で自家消費するモデル。送配電コストがかからず、自家消費率が高い
  • オフサイトモデル:需要家の敷地外の遠隔地に太陽光発電所を設置し、送配電網を通じて電力を供給するモデル。敷地制約のある需要家でも大規模な再エネ導入が可能

補助率と自治体連携型の優遇

補助率は以下の通り設定されています。

  • 通常型:太陽光発電設備の導入費用の1/2以内
  • 自治体連携型:地方自治体と連携した事業は2/3以内に引き上げ
  • 蓄電池:併設する蓄電池は1/3以内

自治体連携型は、地方自治体が事業に参画し、地域の脱炭素化計画と一体で太陽光発電を導入する場合に適用されます。

地域共生の重要性

本事業は地域共生を前提条件としています。大規模な太陽光発電設備の設置に際しては、以下の取り組みが求められます。

  • 地域住民への事前説明会の実施
  • 環境への影響評価と配慮措置の策定
  • 地域経済への貢献策(地元企業への工事発注、雇用創出等)
  • 設備設置後の景観への配慮

エネルギー安全保障への貢献

本事業は、エネルギー危機に強い経済構造への転換を政策目標に掲げています。ウクライナ情勢等による化石燃料価格の高騰を背景に、国産エネルギーである太陽光発電の導入拡大は、エネルギー安全保障の観点からも重要性が増しています。蓄電池の併設により、電力系統への負荷軽減と需要家自身のレジリエンス強化を両立できます。

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