募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約40

令和5年度「地域商業機能複合化推進事業(地域の持続的発展のための中小商業者等の機能活性化事業)」(一次募集)

基本情報

補助金額
4000万円
補助率: ソフト:地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の4/5以内【上限額4,000千円】/ハード:地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の2/3以内【上限額40,000千円】
0円4000万円
募集期間
2023-02-22 〜 2023-04-24
対象地域日本全国
対象業種公務(他に分類されるものを除く)

この補助金のまとめ

地域商業機能複合化推進事業は、商店街等における来街者の消費動向分析と最適なテナントミックスの実現を支援する補助金です。AIカメラ・POSシステム・電子決済を活用したデータ収集体制を構築し、新たな需要に対応する魅力的な機能を導入することが求められます。ソフト事業(調査分析・チャレンジショップ等)は上限400万円、ハード事業(新機能導入の施設整備等)は上限4,000万円で、いずれも地方公共団体を通じた間接補助です。データに基づく意思決定で商店街の持続的発展を図る先進的な取組を支援します。

この補助金の特徴

1

データドリブンのテナントミックス構築

AIカメラ・POSシステム・電子決済などを活用して顧客の属性・消費動向を収集・分析し、最適なテナントミックスの実現に向けた仕組みを構築します。感覚ではなくデータに基づく商店街経営への転換を後押しします。

2

ソフト事業とハード事業の2類型

消費動向等分析・テナントミックス構築事業(ソフト、上限400万円)と、商店街等新機能導入促進事業(ハード、上限4,000万円)の2種類があります。ソフト事業ではチャレンジショップの実施等、ハード事業では商店街にない新機能の施設整備が対象です。

3

空き店舗所有者との合意形成を重視

単にデータを収集するだけでなく、複数の空き店舗所有者と物件利活用の合意形成を行うことが求められます。データ分析結果を活用して、最適な業種・業態の新規出店を実現するための仕組みづくりが目標です。

4

地方公共団体との共同実施

補助金は地方公共団体(都道府県・市町村)を通じて交付される間接補助の形式です。地方公共団体が応募主体となり、商店街等組織または民間事業者が実際の事業を実施します。

ポイント

「データ収集→分析→テナントミックス構築」という一連のサイクルを仕組み化する点が本事業の核心です。補助期間中にデータ基盤を確立し、補助終了後も自立的に商店街経営を改善できる体制を作ることが重要です。

対象者・申請資格

補助対象者(応募主体)

  • 地方公共団体(都道府県および市町村)

間接補助事業者(実施主体)

  • 商店街等組織(商店街振興組合、事業協同組合等の法人格を持つ組織)
  • 法人格のない商店街等組織(規約等で代表者の定めがあること)
  • 民間事業者(地方公共団体と連携して商店街活性化に取り組む者)

事業要件

  • AIカメラ・POS等のデータ収集体制を構築すること
  • 収集データを分析し、テナントミックス最適化の仕組みを構築すること
  • ハード事業は商店街等にない新機能の導入であること
  • 商店街エリアへの波及効果を分析すること(ハード事業の場合)

ポイント

応募主体は地方公共団体ですが、実際の事業実施は商店街等組織や民間事業者が行います。まず地元自治体の商業振興担当課に相談し、連携体制を構築することが第一歩です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地方公共団体との連携体制構築

地元の市区町村または都道府県の商業振興担当部署に相談し、本事業への応募について協議します。地方公共団体が応募主体となるため、自治体の理解と協力が不可欠です。

2

ステップ2:データ収集計画の策定

AIカメラ、POSシステム、電子決済のいずれかまたは複数を活用したデータ収集体制の設計を行います。どのようなデータを、どの場所で、どの頻度で収集するかを具体的に計画します。

3

ステップ3:事業計画の作成・申請

jGrantsを通じて電子申請を行います。ソフト事業(調査分析・チャレンジショップ等)またはハード事業(新機能施設整備)の計画を策定し、テナントミックス最適化に向けたロードマップを示します。

4

ステップ4:採択後の事業実施と効果測定

採択後はデータ収集体制を構築し、消費動向の分析を開始します。分析結果に基づき、空き店舗所有者との合意形成や新規出店の誘致を進めます。

ポイント

データ収集体制の設計が申請の肝です。どのデータを収集し、何を明らかにし、どうテナントミックスに反映するかのストーリーを明確にしましょう。

審査と成功のコツ

段階的なデータ収集体制の構築
最初から完璧なシステムを目指すのではなく、まず電子決済データやPOSデータなど取得しやすいものから始め、AIカメラ等を段階的に導入する計画が現実的です。既存の仕組みを活かしつつ新技術を取り入れましょう。
空き店舗所有者との早期の関係構築
テナントミックス最適化には空き店舗の活用が不可欠です。データ分析と並行して、空き店舗所有者との対話を早期に始め、物件利活用への合意形成を進めておくことが重要です。
チャレンジショップで需要を検証する
ソフト事業では、チャレンジショップ(期間限定出店)を活用して、データ分析で見えてきた潜在需要を実際に検証することが有効です。低リスクで新業種の可能性を探れます。
波及効果の可視化
ハード事業では、新機能導入が商店街エリア全体にどのような波及効果をもたらしたかの分析が求められます。来街者数・滞留時間・消費額の変化を定量的に示せる体制を整えましょう。

ポイント

データ分析はあくまで手段であり、目的は「最適なテナントミックスの実現」です。分析結果を具体的なアクション(新規出店誘致・業態転換提案)に結びつける実行力が問われます。

対象経費

対象となる経費

データ収集・分析費(4件)
  • AIカメラの購入・設置費
  • POSシステムの導入・運用費
  • 電子決済システムの導入費
  • 消費動向調査・分析委託費
チャレンジショップ運営費(3件)
  • 空き店舗の賃借料
  • 店舗改修費
  • 出店者支援費用
施設整備費(ハード事業)(3件)
  • 新機能導入のための施設建設・改修費
  • 設備導入費
  • 外構・サイネージ等の整備費
調査・コンサルティング費(3件)
  • テナントミックス構築のためのコンサルティング費
  • 先進事例調査費
  • 効果測定・報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 商店街組織の通常運営費・管理費
  • 個別店舗の内装改修費(チャレンジショップ以外)
  • 飲食費・接待費
  • 土地の取得費
  • 補助事業に直接関係のない設備・備品
  • 他の補助金で支援を受けている同一経費
  • 事業開始前に発注済みの経費

よくある質問

Qソフト事業とハード事業を両方申請できますか?
A

公募要領の規定に従いますが、一般的にソフト事業とハード事業を組み合わせた計画は面的な効果が期待できるため、両方を含む申請も可能です。ただし、ハード事業にはソフト事業と同様のデータ収集・分析が含まれる必要があります。詳細は公募要領をご確認ください。

QAIカメラの設置には個人情報保護の問題はありませんか?
A

AIカメラの設置にあたっては、個人情報保護法やカメラ画像利活用ガイドブック等に準拠した運用が求められます。通行量カウントや属性推定(年代・性別等)などプライバシーに配慮した活用方法を検討し、必要に応じてプライバシーポリシーの掲示や自治体の個人情報保護条例との整合性確認を行ってください。

Q地方公共団体が応募主体とのことですが、商店街側からアプローチできますか?
A

もちろん可能です。多くの場合、商店街側から地元自治体の商業振興担当課に相談し、連携を提案する形で進みます。自治体にとっても地域商業の活性化は重要な政策課題であるため、具体的な計画と期待効果を示せば前向きに検討してもらえることが多いです。

Qチャレンジショップとは具体的にどのような取組ですか?
A

チャレンジショップとは、空き店舗を活用して期間限定で出店できる仕組みです。創業希望者や新業態を試したい事業者に低リスクで出店機会を提供し、消費者の反応をデータで検証します。成功すれば本格出店につなげ、テナントミックスの改善に直結します。

Q補助金の上限が400万円(ソフト)や4,000万円(ハード)とのことですが、自己負担はどのくらいですか?
A

ソフト事業は補助率4/5以内のため、500万円の事業なら400万円が補助、100万円が自己負担です。ハード事業は補助率2/3以内のため、6,000万円の事業なら4,000万円が補助、2,000万円が自己負担となります。地方公共団体を通じた間接補助であるため、自治体側の負担割合も確認が必要です。

Qデータ収集にはどのようなツールが使えますか?
A

AIカメラ(通行量・属性推定)、POSシステム(購買データ)、電子決済(キャッシュレスデータ)が主なツールです。これらを組み合わせることで、来街者の属性・行動パターン・消費傾向を多角的に把握できます。既存の電子決済データを活用する方法もあり、必ずしも全て新規導入する必要はありません。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は中小企業庁所管の商店街支援策であり、同一経費について他の国庫補助金との重複は不可です。ただし、商店街内の個別店舗が小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金を別途活用することは、対象経費が重複しない限り可能です。また、本事業で導入するデータ収集基盤(POS・電子決済等)は個店の売上向上にも活用できるため、商店街全体のデジタル化投資として戦略的に位置づけると効果的です。地方公共団体独自の商業活性化補助金との組み合わせについては、応募主体である自治体と調整してください。

詳細説明

地域商業機能複合化推進事業とは

商店街等の多様な機能の活性化と地域の持続的発展を目的とした中小企業庁の補助事業です。最大の特徴は、データに基づくテナントミックスの最適化を支援する点にあります。

2つの事業類型

  • 消費動向等分析・テナントミックス構築事業(ソフト事業):AIカメラ、POSシステム、電子決済等を活用したデータ収集体制の構築と、チャレンジショップの実施等を通じた消費動向分析を行います。補助率は地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の4/5以内、上限400万円です。
  • 商店街等新機能導入促進事業(ハード事業):商店街にない新たな機能の施設整備を行い、併せてデータ収集・分析を実施します。補助率は2/3以内、上限4,000万円です。

求められる成果

いずれの事業類型でも、データを収集・分析するだけでなく、テナントミックスの最適化に向けた仕組みの構築が求められます。具体的には、既存店舗の事業見直しや、空き店舗所有者との合意形成を通じた新規出店の環境整備です。

申請の流れ

地方公共団体が応募主体となり、jGrantsで電子申請を行います。商店街等組織または民間事業者が間接補助事業者として実際の事業を実施します。

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