募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約21

地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援事業(令和5年度第1次公募)

基本情報

補助金額
1.0億円
補助率: 地方公共団体等 1/2、地上基幹放送事業者等 1/3(受信障害対策中継局 1/2、条件不利地域かつ財政力指数0.5以下の市町村 2/3)
0円1.0億円
募集期間
2023-02-20 〜 2023-03-10
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援事業(令和5年度第1次公募)は、大規模自然災害時に放送局が被災して放送継続が不可能となる事態を防ぐため、放送局等の停電対策や予備設備の整備を支援する補助金です。テレビ・ラジオは災害時の情報提供手段として極めて重要であり、放送インフラの強靱化を図ります。地方公共団体は補助率1/2、放送事業者は1/3が基本ですが、受信障害対策中継局は1/2、条件不利地域かつ財政力指数0.5以下の市町村は2/3と、地域事情に配慮した補助率設計となっています。

この補助金の特徴

1

放送インフラの耐災害性強化

大規模地震・台風・豪雨等の自然災害に備え、放送局等の停電対策と予備設備の整備を支援します。被災情報や避難情報等の重要な情報を確実に国民に届けるための基盤を強化します。

2

地域事情に配慮した補助率設計

基本の補助率は地方公共団体等が1/2、放送事業者が1/3ですが、受信障害対策中継局には1/2、条件不利地域かつ財政力指数0.5以下の市町村には2/3と、地域の実情に応じた手厚い支援が用意されています。

3

停電対策と予備設備の2本柱

支援内容は①停電対策(非常用電源の整備等)と②予備設備の整備の2つに大別されます。放送の継続に不可欠な設備の冗長化を図ることで、災害時のバックアップ体制を構築します。

4

電波法に基づく制度的裏付け

本事業は電波法附則第15項に基づく制度であり、法律に根拠を持つ安定的な支援策です。予算規模は約1億4,700万円で、令和5年度第1次公募として実施されています。

ポイント

災害時の情報伝達手段として放送は代替の効かないインフラです。特に条件不利地域の手厚い補助率は、地方の放送インフラ格差是正に重要な意味を持ちます。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 地上基幹放送事業者(テレビ局・ラジオ局)
  • 地方公共団体(中継局を保有・管理する自治体)
  • 放送事業に関連する事業者等

対象設備

  • 停電対策設備(非常用発電機、蓄電池、燃料タンク等)
  • 予備設備(送信機、アンテナ、伝送路等のバックアップ設備)

補助率

  • 地方公共団体等:1/2
  • 地上基幹放送事業者等:1/3
  • 受信障害対策中継局:1/2
  • 条件不利地域かつ財政力指数0.5以下の市町村:2/3

ポイント

条件不利地域や財政力の低い自治体ほど手厚い補助が受けられる設計です。過疎地域の放送局こそ災害時の生命線であるため、該当する場合は積極的に活用しましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象設備の洗い出し

自社の放送施設における停電リスクと予備設備の不足を洗い出します。特に山間部の中継局など、災害時にアクセスが困難になる拠点の優先度を高く設定します。

2

ステップ2:整備計画の策定

停電対策または予備設備整備の具体的な計画を策定します。導入する設備の仕様、設置場所、工期、費用見積もりを詳細に記載します。

3

ステップ3:応募書類の提出

jGrantsを通じて電子申請を行います。公募期間は2023年2月20日〜3月10日と短いため、早めの準備が必要です。

4

ステップ4:審査・採択後の設備整備

審査を経て採択が決定されます。採択後は計画に基づき設備整備を実施し、完了後に実績報告を行います。

ポイント

公募期間が約3週間と短いため、公募開始前から準備を進めておくことが重要です。前年度の公募を参考に、事前に設備の仕様検討と見積もり取得を行いましょう。

審査と成功のコツ

災害リスク評価に基づく優先順位付け
全ての放送設備を一度に強化することは困難です。ハザードマップと過去の災害履歴を分析し、リスクの高い拠点から優先的に整備する計画を示しましょう。
停電時間を想定した設備設計
非常用発電機の容量と燃料備蓄量は、想定する停電時間に基づいて設計します。過去の大規模災害では数日間の停電が発生した事例もあるため、最低72時間の自立運転を目標とした計画が望まれます。
遠隔監視・制御機能の導入検討
山間部の中継局は災害時にアクセスが困難になる場合があります。遠隔での設備監視・制御が可能な仕組みを導入することで、人員がアクセスできない状況でも放送を継続できます。

ポイント

放送の公共性を踏まえ、災害時に地域住民への情報提供を確実に継続できる体制構築を最優先に考えましょう。技術的な冗長性だけでなく、運用面のBCPも重要です。

対象経費

対象となる経費

停電対策設備(3件)
  • 非常用発電機の購入・設置費
  • 蓄電池設備の導入費
  • 燃料タンク・備蓄設備
予備設備(3件)
  • 予備送信機の購入費
  • 予備アンテナ・伝送路の整備費
  • バックアップ回線の構築費
付帯工事費(3件)
  • 電気工事費
  • 設備室の改修費
  • 基礎工事費
設計・監理費(3件)
  • 設備設計費
  • 工事監理費
  • 試験・検査費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 放送設備の通常更新・メンテナンス費
  • 番組制作設備の購入費
  • 土地の取得費
  • 施設の新築費(耐災害性強化に直接関係しないもの)
  • 他の補助金で支援を受けている経費
  • 人件費

よくある質問

Qテレビ局とラジオ局の両方が対象ですか?
A

はい、地上基幹放送事業者としてテレビ局・ラジオ局の両方が対象です。災害時の情報伝達手段としてはラジオの重要性が特に高いため、ラジオ局の積極的な活用が期待されています。

Q条件不利地域の2/3補助率はどのような地域が該当しますか?
A

過疎地域、離島、山村、半島地域などの条件不利地域に該当し、かつ財政力指数が0.5以下の市町村が対象です。これらの地域は災害時のアクセスが困難になりやすく、放送が唯一の情報伝達手段となる場合があるため、手厚い支援が用意されています。

Q予算規模はどのくらいですか?
A

令和5年度第1次公募の予算規模は約1億4,700万円です。複数の事業者・自治体に配分されるため、個別の補助額は申請内容と審査結果により決まります。

Q毎年公募がありますか?
A

本事業は電波法に基づく継続的な施策であり、予算が確保される限り年度ごとに公募が行われています。ただし、年度によって公募回数や予算規模が変動する場合があります。前年度に不採択となった場合でも翌年度に再度応募することが可能です。

Q停電対策として具体的にどのような設備が対象ですか?
A

非常用発電機(ディーゼル発電機等)、蓄電池(UPS含む)、燃料タンク、給電切替装置などが対象です。放送局・中継局の規模や立地条件に応じて最適な設備構成を計画してください。72時間以上の自立運転が可能な設計が望まれます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は総務省所管の放送インフラ整備支援であり、同一設備について他の国庫補助金との重複は不可です。ただし、同一施設でも対象設備が異なる場合は、例えば建物の耐震化は国土交通省の補助金、放送設備の停電対策は本補助金という組み合わせが可能です。また、民放ラジオ難聴解消支援事業(同じく総務省所管)は中継局の新設・整備が対象であり、既存設備の耐災害性強化を対象とする本事業とは補完的な関係にあります。

詳細説明

放送インフラの耐災害性強化の重要性

大規模自然災害が発生した際、テレビ・ラジオは住民への被災情報・避難情報の伝達手段として極めて重要な役割を果たします。しかし、放送局や中継局自体が被災し、停電や設備損壊により放送が途絶するリスクがあります。本事業はこのリスクに対処するものです。

支援の2本柱

  • 停電対策:非常用発電機、蓄電池、燃料タンク等の整備により、系統電力の途絶時にも放送を継続できる体制を構築します。
  • 予備設備の整備:送信機やアンテナ等のバックアップ設備を整備し、主設備が損壊した場合でも放送を継続できる冗長性を確保します。

補助率の特例

条件不利地域(過疎地域・離島等)かつ財政力指数0.5以下の市町村に対しては、通常の1/2を上回る2/3の補助率が適用されます。災害リスクが高く財政力の低い地域ほど手厚い支援を受けられる仕組みです。

根拠法令

電波法附則第15項による読み替え後の電波法第103条の2第4項第12号の4に基づく制度です。

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