募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和5年度エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金(第1回公募)

基本情報

補助金額
10億円
0円10億円
募集期間
2023-01-10 〜 2023-02-10
対象地域日本全国
対象業種公務(他に分類されるものを除く)

この補助金のまとめ

令和5年度エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金(第1回公募)は、原子力発電施設が立地する自治体等が実施するエネルギー構造の高度化・転換に関する地域住民等の理解促進事業を支援する補助金です。資源エネルギー庁が所管し、補助上限は最大10億円と大規模な財政支援が用意されています。 対象となるのは、原子力発電所の立地自治体や周辺地域の市町村で、エネルギー政策の転換や再生可能エネルギーへの移行に関して地域住民への説明・理解促進活動を行う事業者です。原子力施設の廃炉・縮小に伴う地域経済への影響を緩和しつつ、新たなエネルギー構造への円滑な移行を促進するための事業が主な対象となります。 申請期間は2023年1月10日から2023年2月10日までの約1ヶ月間と短期間であるため、早期の情報収集と準備が求められます。公務に関わる自治体・地方公共団体が主な申請主体となり、地域のエネルギー政策に関わる多様な関係者との連携が重要です。採択後は事業の実施報告や成果の公表が求められ、全国的なエネルギー政策推進への貢献が期待されます。

この補助金の特徴

1

大規模な補助上限額

補助上限額は最大10億円と非常に高額であり、大規模な理解促進事業の実施が可能です。会場設営、広報媒体制作、専門家招聘、シンポジウム開催など、包括的な取り組みを財政的に支援します。

2

原子力立地自治体限定の特化型支援

本補助金は、原子力発電施設が立地する自治体等に特化した補助金です。一般的なエネルギー補助金とは異なり、原子力施設の存在を前提とした地域特有の課題解決を目的としており、対象地域・申請者が明確に限定されています。

3

地域住民の理解促進を目的とした事業支援

エネルギー構造の高度化・転換に関する住民説明会、シンポジウム、広報活動、教育プログラムなど、地域住民の理解と合意形成を促進するための事業費全般を補助対象とします。

4

エネルギー政策転換期における先行的支援

カーボンニュートラル・エネルギー基本計画の実現に向けた政策転換期において、地域が主体的にエネルギー問題に向き合うための先行的・モデル的な取り組みを支援します。

5

自治体等が主体となる公的事業

補助対象は公務に関わる自治体・地方公共団体等であり、地域の実情に即した独自の取り組みを展開できます。国の方針と地域の実情を橋渡しする役割を担う事業が求められます。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、補助上限10億円という突出した規模感と、原子力立地自治体という極めて限定された対象にあります。エネルギー転換期において廃炉・縮小が進む地域では、住民の不安解消と新産業誘致の両立が喫緊の課題です。本補助金はその橋渡し役として機能するため、単なる広報費補助ではなく、地域エネルギー政策の戦略的再設計を後押しする位置づけで活用を検討すべきです。

対象者・申請資格

申請主体

  • 原子力発電施設が立地する都道府県
  • 原子力発電施設が立地する市町村
  • 原子力発電施設の周辺に位置する地方公共団体
  • 上記自治体が関与する地域エネルギー関係団体・協議会等

事業要件

  • エネルギー構造の高度化・転換に関する地域住民等の理解促進に資する事業であること
  • 事業の実施主体として自治体等が適切に関与していること
  • 事業成果の公表・報告が可能であること
  • 補助金適正化法その他関係法令を遵守できること

事業内容の要件

  • 住民説明会・シンポジウム・フォーラム等の開催
  • 広報媒体(パンフレット・動画・Webサイト等)の制作・配布
  • 専門家・有識者による講演・研修の実施
  • エネルギー教育プログラムの開発・実施
  • 地域エネルギービジョンの策定・普及活動

ポイント

申請資格の核心は「原子力発電施設の立地または周辺自治体」という地理的条件です。この条件を満たす自治体数は全国でも限られており、競争倍率は一般補助金より低い可能性があります。一方で、単に住民説明会を開催するだけでは採択が難しく、エネルギー転換後の地域ビジョンとセットで事業設計することが採択率向上のポイントです。

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申請ガイド

1

事前準備フェーズ(申請締切の2〜3ヶ月前)

所管省庁(資源エネルギー庁)のホームページで公募要領・申請様式を入手します。事業の目的・内容・実施体制・スケジュール・予算計画を具体的に検討し、庁内での合意形成と予算措置の方針を固めます。

2

申請書類作成フェーズ(申請締切の1ヶ月前〜)

事業計画書・収支計画書・実施体制図等の書類を作成します。事業の必要性・地域の現状・期待される効果を具体的なデータと共に記載します。

3

申請・審査フェーズ

申請期間(2023年1月10日〜2月10日)内に所定の申請窓口へ提出します。採択後は交付申請・実績報告等の手続きが続きます。

ポイント

申請期間がわずか1ヶ月(1月10日〜2月10日)と短く、年始直後という時期的な難しさがあります。公募開始前から情報収集を行い、庁内決裁や関係者調整を先行して進めておくことが必須です。エネルギー政策は専門性が高いため、内閣府や経産省の地域エネルギー政策担当者や有識者を早めに巻き込んだ事業設計が採択につながります。

審査と成功のコツ

地域の現状分析と課題設定の明確化
原子力施設の現況(稼働状況・廃炉計画等)と地域住民の意識・不安・ニーズを具体的なデータで示します。定量的な現状把握が審査評価を高めます。
エネルギー転換後の地域ビジョンとの整合性
単なる理解促進イベントの羅列ではなく、地域のエネルギービジョン・産業振興計画・脱炭素ロードマップとの整合性を示すことが重要です。
多様なステークホルダーとの連携体制
自治体単独ではなく、地元経済団体・NPO・教育機関・電力会社等との協働体制を示すことで、事業の実効性と広がりをアピールします。
具体的な成果指標(KPI)の設定
「参加者数○○人」「住民アンケートで理解度○○%向上」など、事業終了後に達成度を検証できる具体的な数値目標を設定します。
費用対効果と予算の妥当性の説明
補助上限10億円という大規模な予算に対して、各事業費の積算根拠を丁寧に示します。単価の妥当性・事業規模に見合った効果の見込みを明確に説明することが重要です。

ポイント

採択のカギは「エネルギー転換の必要性×地域固有の課題×実現可能な解決策」の三角形を明確に描けるかどうかです。廃炉や稼働率低下による地域経済への影響を直視しつつ、再生可能エネルギー導入や新産業創出へのポジティブな転換ストーリーを描けた自治体が採択される傾向があります。「住民に説明する」だけでなく「住民と一緒に未来を設計する」という参加型のアプローチが審査員の心に響きます。

対象経費

対象となる経費

住民理解促進イベント費(4件)
  • 住民説明会・シンポジウムの会場費
  • 講師・有識者への謝金・旅費
  • イベント運営スタッフの人件費
  • フォーラム・ワークショップの開催費
広報・情報発信費(4件)
  • パンフレット・リーフレットの制作・印刷費
  • 動画・映像コンテンツの制作費
  • Webサイト・特設ページの制作・運営費
  • SNS・メディア広告費
調査・研究費(3件)
  • 住民意識調査・アンケート実施費
  • 地域エネルギー需給分析費
  • 専門コンサルタントへの委託費
教育・普及活動費(3件)
  • エネルギー教育プログラムの開発費
  • 学校・地域向け出前講座の実施費
  • 教材・テキストの制作費
ビジョン策定・計画費(3件)
  • 地域エネルギービジョン策定の委託費
  • 有識者委員会・検討会の運営費
  • 報告書・成果物の作成費
事務局運営費(3件)
  • 事業事務局の人件費
  • 事務用品・通信費
  • 事業管理・報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 原子力発電施設そのものの建設・修繕・維持管理費
  • 電力会社等民間企業の営業活動・PR費用
  • 補助対象期間外に発生した経費
  • 他の補助金・交付金と重複する経費
  • 土地・建物の取得費・賃貸費(事業と直接関係のないもの)
  • 飲食費・接待費・慶弔費等
  • 領収書等の証拠書類が整備できない経費
  • 消費税(仕入税額控除できる場合)

よくある質問

Q申請できる自治体の条件は何ですか?原子力発電所が廃炉になった自治体も対象ですか?
A

申請の主な対象は、原子力発電施設が立地する都道府県・市町村および周辺地方公共団体等(公務)です。廃炉が決定・進行中の施設の立地自治体も、エネルギー構造転換の影響を直接受ける地域として対象に含まれる可能性が高いです。具体的な対象範囲は公募要領で確認し、必要に応じて所管部局(資源エネルギー庁)への事前相談を行うことを強く推奨します。

Q補助率は何%ですか?自治体負担はどの程度必要ですか?
A

補助率は公募要領に明記されていますので、資源エネルギー庁の公式サイトから公募要領を入手して確認してください。公務(地方公共団体)を対象とした国の補助金では、定額補助または高率補助(2/3〜10/10等)が設定されるケースが多いです。自治体の負担割合によって事業の実現可能性が変わるため、予算措置の観点から早期に確認することが重要です。

Q申請期間が1ヶ月と短いですが、年始から準備を間に合わせるコツはありますか?
A

公募開始(1月10日)までに事前準備を完了させることが唯一の解決策です。前年度末(12月まで)に事業の骨子・予算規模・庁内体制を決定し、年末年始の庁内決裁スケジュールを事前に調整しておくことが有効です。関係部局・外部委託先との事前調整も公募前から進めておくことを推奨します。

Q民間企業やNPOも申請できますか?
A

直接の申請主体は公務(自治体・地方公共団体等)に限定されています。民間企業・NPO・大学等は直接申請者にはなれませんが、自治体が主体となる事業の共同実施者・委託先・連携機関として関与することは可能です。多様なステークホルダーとの連携体制を示すことが採択評価を高めるため、積極的な連携を検討してください。

Q「エネルギー構造の高度化・転換」とは具体的にどのような内容を指しますか?
A

原子力を中心とした従来のエネルギー構造から、再生可能エネルギー・省エネルギー・水素エネルギー等を活用した多様で持続可能なエネルギー構造への移行を指します。具体的には、廃炉・縮小に伴う地域エネルギー供給の再設計、再生可能エネルギーの地域導入促進、エネルギー産業の転換による地域経済・雇用の維持・振興、脱炭素・カーボンニュートラルに向けた取り組みが含まれます。

Q住民アンケート調査は補助対象経費に含まれますか?
A

エネルギー構造の高度化・転換に関する住民の意識・理解度を把握するための調査は、理解促進事業の基礎情報収集として補助対象経費に含まれる可能性が高いです。補助対象となる調査の範囲・費用の妥当性については公募要領で確認し、所管部局に事前確認することを推奨します。

Q採択後の報告義務はどの程度ありますか?
A

国の補助金では一般的に、事業着手報告・中間報告・実績報告書(精算報告)・収支決算書の整備・保管が求められます。補助金額が大規模なため、会計監査・検査への対応も必要になる可能性があります。事務負担を軽減するためには、会計処理・証拠書類管理のルールを事業開始前に整備しておくことが重要です。

Q第1回公募で採択されなかった場合、第2回公募はありますか?
A

本補助金は「第1回公募」と明記されているため、複数回の公募が実施される可能性があります。第2回以降の公募については、資源エネルギー庁の公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。採択されなかった場合でも、審査講評を踏まえて事業計画を改善し次回公募に備えることが重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はエネルギー立地地域の理解促進に特化した補助金であり、他の地域活性化・エネルギー関連補助金との組み合わせによる相乗効果が期待できます。 環境省「脱炭素先行地域」関連補助金との組み合わせが特に有効です。脱炭素先行地域に選定された立地自治体では、再生可能エネルギー導入の実証事業費を環境省補助金でカバーしつつ、その住民理解促進・合意形成活動費を本補助金で補うという役割分担が可能です。 経産省・NEDOの再生可能エネルギー関連補助金との併用も検討に値します。洋上風力・地熱・水素等の導入可能性調査を別途補助金で実施しながら、その結果を住民に説明するためのシンポジウム・広報活動を本補助金で賄うことができます。 総務省の地方創生関連交付金(デジタル田園都市国家構想交付金等)と組み合わせることで、エネルギー転換を地域DX・産業構造転換と一体的に推進する包括的な地域戦略を実行できます。 ただし、同一事業・同一費目への重複申請は補助金適正化法違反となるため、各補助金の対象経費・対象事業を明確に区分して管理することが不可欠です。

詳細説明

補助金の概要と背景

令和5年度エネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金は、資源エネルギー庁が所管する補助金で、原子力発電施設が立地する自治体等を対象に、エネルギー構造の高度化・転換に向けた地域住民等の理解促進事業を財政的に支援するものです。

日本のエネルギー政策は、東日本大震災後の脱原発・再生可能エネルギー拡大から、近年のカーボンニュートラル目標やエネルギー安全保障の観点を踏まえた複線的な転換期を迎えています。原子力施設が立地する地域では、施設の稼働・廃炉・新増設等に関する情報を地域住民に正確かつ丁寧に伝え、理解と合意形成を図ることが喫緊の課題となっています。

対象となる事業の種類

  • 住民説明・対話事業:エネルギー政策の現状と将来について住民に説明する説明会・タウンミーティング・ワークショップ等の開催
  • シンポジウム・フォーラム開催:有識者・専門家・産業界・行政・住民が一堂に会してエネルギーの未来を議論する大規模な場の設定
  • 広報・情報発信活動:パンフレット・動画・Webサイト・SNS等を通じたエネルギー転換に関する情報の地域住民への提供
  • エネルギー教育・普及活動:学校教育や生涯学習の場でのエネルギー問題に関する教育プログラムの開発・実施
  • 地域エネルギービジョン策定:エネルギー転換後の地域の将来像・産業構造・雇用のあり方を住民参加で策定するプロセスの支援

申請対象者と要件

本補助金の申請対象者は、原子力発電施設が立地する都道府県・市町村および周辺地方公共団体等(公務)です。一般企業・NPO・個人は直接申請できませんが、自治体が主体となる事業の中で民間事業者・団体を委託先として関与させることは可能です。

補助率・補助上限額

補助上限額は最大10億円と非常に大規模な水準に設定されています。公務(自治体)を対象とした事業の特性上、高い補助率が設定されていることが一般的です。

申請スケジュールと手続き

  • 公募開始前:資源エネルギー庁のWebサイトで公募情報を確認し、公募要領・申請様式を入手
  • 申請書類作成:事業計画書・収支計画書・実施体制図等を作成
  • 申請・提出:期間内(2023年1/10〜2/10)に所定の申請窓口へ提出
  • 審査・採択通知:書面審査後に採択通知
  • 実績報告・精算:事業終了後に実績報告書を提出し補助金を精算

採択に向けた事業計画のポイント

  • 地域の現状と課題の明確化:原子力施設の現況、地域経済への影響、住民の意識等を具体的なデータで示す
  • 実施体制の信頼性:庁内体制、関係機関との連携、外部専門家の活用等を具体的に示す
  • 成果・効果の具体性:数値目標(参加者数・理解度向上率等)を設定し、測定・評価方法を明確にする
  • 継続性・発展性:補助期間終了後も地域として取り組みを継続・発展させる方針を示す

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