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令和3年度補正「産業保安高度化推進事業費補助金」_令和4年度_第2回

基本情報

補助金額
5000万円
補助率: 2/3
0円5000万円
募集期間
2022-07-01 〜 2022-07-22
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業
使途研究開発・実証事業を行いたい / 安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

産業保安高度化推進事業費補助金(令和4年度第2回)は、エネルギー産業・高圧ガス・鉄鋼等の分野でIoT・ビッグデータ・AI・ドローン等の新技術を活用した「スマート保安」の実証に取り組む中小企業を支援する経済産業省の補助金です。補助率は対象経費の2/3、上限額は5,000万円と手厚い支援内容となっています。高度化する保安業務において、人手不足・高齢化・コスト増大という課題を抱えながら、安全性と効率性の向上を求められる中小企業にとって実証経費の大幅な削減が可能です。申請資格は、電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼分野のいずれかにおいて保安業務を有する日本国内の中小企業(単独申請または共同申請・コンソーシアム申請)、および水力発電所を設置する地方公共団体です。スマート保安の実証にかかる設備費・委託費・人件費等を幅広くカバーできるため、新技術導入の初動コストを抑えながら安全水準の向上と業務効率化を実現できる制度です。

この補助金の特徴

1

スマート保安実証への手厚い補助(補助率2/3・上限5,000万円)

IoT・AI・ドローン等を活用した保安業務の実証に要する経費の2/3を補助します。上限5,000万円の大型支援により、センサー・カメラ等の設備投資からシステム開発・データ分析委託まで幅広く対応できます。中小企業にとって単独では取り組みにくいスマート保安の実証に挑戦できる規模感です。

2

電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼分野の保安業務が対象

対象分野は電力、ガス、高圧ガス、鉄鋼の4分野に限定されており、これらの分野で保安業務を有する事業者が申請できます。設備の老朽化・人手不足・高齢化が深刻な産業保安分野において、新技術の実証によって保安レベルを持続的に向上させることが期待されます。

3

単独申請・共同申請・コンソーシアム申請の3形態

施設・設備を有する中小企業からの単独申請のほか、中小企業を含む共同申請またはコンソーシアム申請も可能です。複数の中小企業・大学・研究機関が連携した実証プロジェクトも申請対象となり、高度な技術を組み合わせた本格的な実証が可能です。

4

水力発電所を有する地方公共団体も対象

申請資格には、過去10年以内に再エネ発電設備(水力含む)を導入・改修した水力発電所設置の地方公共団体も含まれます。再生可能エネルギー拡大の潮流の中で、水力発電の保安高度化を目指す公共団体にとっても活用できる補助金です。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、産業保安という特定の分野に特化した高額補助(最大5,000万円・補助率2/3)である点です。対象分野(電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼)の保安担当者は、IoT/AI/ドローン等の新技術を実証する絶好の機会です。コンソーシアム申請が可能なため、単独では技術力が不足する中小企業もIT企業・研究機関と連携することで採択可能性を高められます。申請前に公募要領(jmac-hoan.com)で対象事業・経費の詳細を必ず確認してください。

対象者・申請資格

対象事業者(中小企業)

  • 日本国内に登記し活動実績がある中小企業であること
  • 電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼分野のいずれかにおいて保安業務を有すること
  • 補助事業を遂行できる財務状況または具体的な資金調達計画があること
  • 申請形式:A) 施設・設備を有する中小企業の単独申請、または B) 施設・設備を有する中小企業を含む共同申請・コンソーシアム申請

対象事業者(地方公共団体)

  • 水力発電所を設置する地方公共団体であること
  • 過去10年以内に再エネ発電設備(水力を含む)を導入または改修していること

共通要件

  • 予算決算及び会計令第70条・第71条の規定に該当しないこと
  • 経済産業省所管補助金等の交付停止・指名停止措置を受けていないこと

ポイント

申請にあたって最も重要な要件は「電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼分野の保安業務を有すること」と「施設・設備を有する中小企業が申請主体または共同申請メンバーに含まれること」です。保安業務のみを受託しているサービス企業が施設・設備を保有しない場合、共同申請の形で施設・設備を有する事業者と組む必要があります。コンソーシアム申請の場合は主体となる中小企業の役割・費用分担を明確にしてください。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の精読と事業構想策定

補助事業の事務局(株式会社日本能率協会コンサルティング、smart_hoan@grop.mypurecloud.jp)から公募要領を入手し、対象分野・対象経費・審査基準を確認します。実証する技術(IoT・AI・ドローン等)と対象保安業務の組み合わせを明確にした事業構想を策定します。

2

ステップ2:共同申請・コンソーシアム形成(必要な場合)

単独申請が難しい場合は、技術パートナー(IT企業・研究機関等)との共同申請またはコンソーシアム形成を検討します。施設・設備を有する中小企業が必ず参加している体制を整えます。役割分担・費用負担・成果物の帰属等を事前に協議します。

3

ステップ3:実証計画書・事業計画書の作成

実証する技術の内容、実施体制、スケジュール、期待効果(安全性向上・効率化等の定量目標)を盛り込んだ実証計画書を作成します。補助対象経費の積算も正確に行います。

4

ステップ4:申請書類の提出

申請期限(2022年7月22日)までに必要書類を整備し、事務局(日本能率協会コンサルティング)へ提出します。

5

ステップ5:審査・採択・交付決定・実証実施

審査を経て採択後、交付決定を受けてから実証事業を開始します。事業完了後に実績報告書を提出し、補助金を受領します。

ポイント

申請期限は2022年7月22日(第2回)です。産業保安の専門性が高く、実証計画の技術的な根拠を説得力をもって示す必要があります。特に「新技術活用による保安レベルの持続的向上」という事業目的への適合性と、実証後の横展開・普及計画が採択の鍵となります。事務局(日本能率協会コンサルティング)への事前相談で審査観点を把握しておくことを強くお勧めします。

審査と成功のコツ

技術の新規性と実証の必要性の説明
既存技術の単なる導入ではなく、産業保安分野での適用可能性を実証する必要性を明確に示してください。なぜその技術が保安業務の安全性・効率性向上に有効なのか、先行事例との差別化を含めて説得力をもって説明することが重要です。
定量的な効果目標の設定
実証によって達成すべき保安レベルの向上(事故件数削減率・点検効率化率等)や業務効率化の目標を定量的に設定してください。漠然とした「安全性の向上」ではなく、数値目標のある実証計画が高評価につながります。
実証後の横展開・普及計画
単発の実証にとどまらず、成果を業界全体に普及させる計画を示すことが重要です。実証データの公開方針、他の中小企業への技術移転方針、業界団体との連携等を事業計画に含めてください。
財務健全性と実施体制の信頼性
補助事業を遂行できる財務状況と、プロジェクト管理能力を持つ実施体制を示してください。コンソーシアム申請の場合は各構成員の役割と責任範囲を明確にした体制図を添付することで評価が高まります。
安全管理体制の整備
実証事業の実施中における安全管理体制・リスク管理計画も事業計画に含めてください。産業保安分野の補助金であるため、実証中の安全性確保は特に重視されます。

ポイント

採択の最重要ポイントは「技術の新規性」と「保安レベルの持続的向上への貢献」です。IoT・AI・ドローン等の新技術が産業保安の具体的課題(定期点検の効率化・異常検知の精度向上等)をどう解決するかを、定量的な目標を交えて説明してください。また、実証で得られた知見を業界全体に波及させる視点を事業計画に盛り込むことで、公益性の高さをアピールできます。

対象経費

対象となる経費

設備費(5件)
  • IoTセンサー・通信機器の購入・設置費
  • AIシステム・ソフトウェアのライセンス費
  • ドローン・無人機の購入費
  • データ収集・解析機器の購入費
  • 保安高度化に必要な計測・監視機器費
委託費(4件)
  • システム開発・カスタマイズ委託費
  • データ分析・AI学習委託費
  • 実証評価・分析委託費
  • 専門家・コンサルタント委託費
人件費(2件)
  • 実証事業担当者の人件費(直接従事分)
  • 技術開発・データ分析担当者の人件費
旅費(2件)
  • 実証事業実施に係る出張旅費
  • 関係者との打合せ旅費
その他経費(3件)
  • 会議費・資料作成費
  • 実証に直接必要な消耗品費
  • 印刷・広報費(成果普及分)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助事業と直接関係のない設備・システムへの投資
  • 既存設備の通常の維持管理・修繕費
  • 土地・建物の取得費
  • 交付決定前に発注・契約した経費
  • 消費税及び地方消費税相当額(課税事業者の場合)
  • 接待・交際費
  • 汎用性の高い(補助事業以外にも使用できる)機器・ソフトウェア費(按分等が必要)

よくある質問

Q「保安業務を有すること」とはどういう意味ですか?
A

電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼分野のいずれかにおいて、法令上の保安に関する業務(定期点検・設備管理・異常対応等)を自社で実施していることを指します。これらの分野の施設・設備を所有・管理し、保安業務を実際に行っている中小企業が対象です。保安業務のみを外部委託している場合は要件を満たさない可能性があるため、事前に事務局に確認してください。

Qドローンを活用した点検システムの開発・実証は対象になりますか?
A

はい、ドローン等の無人機を活用した産業保安業務の実証は本補助金の典型的な対象事業です。対象分野(電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼)の保安業務に活用するドローンシステムの実証であれば、設備購入費・システム開発費・実証委託費等が補助対象経費となります。

Q中小企業ではなく大企業は申請できますか?
A

申請主体として大企業単独での申請はできません。ただし、コンソーシアム申請において、施設・設備を有する中小企業が参加していれば、大企業もコンソーシアムのメンバーとして参画できる可能性があります。詳細は公募要領をご確認いただくか、事務局にお問い合わせください。

Q補助金採択後、実証データは外部公開が必要ですか?
A

本補助金は産業保安の高度化・普及を目的としており、実証で得られた知見の業界への横展開が重視されます。成果の公表方針については公募要領に定めがある場合が多く、実績報告書への記載義務があります。知的財産の扱いも含め、公募要領で詳細を確認してください。

QAIシステムの開発費用は補助対象になりますか?
A

産業保安業務の高度化に直接活用するAIシステムの開発・カスタマイズ費用は補助対象経費となります。汎用的なAIシステムのライセンス費も、補助事業での利用割合が明確であれば対象となる場合があります。ただし、補助事業以外にも広く使用できる汎用ソフトウェアは按分計算が必要になる場合があります。

Q水力発電所を有する地方公共団体も申請できますか?
A

はい、申請できます。ただし、過去10年以内に再エネ発電設備(水力を含む)を導入または改修していることが条件となります。水力発電所の保安業務にIoT・AI等の新技術を活用する実証事業であれば、本補助金の対象となります。

Q令和3年度補正の予算を令和4年度に執行する事業ですが、次年度以降も同様の公募はありますか?
A

本補助金は令和3年度補正予算を活用した令和4年度実施のものです。令和5年度以降も産業保安高度化に向けた補助事業が継続される可能性はありますが、予算・制度内容は毎年度変わります。最新情報は資源エネルギー庁・中小企業庁のウェブサイト、または事務局(日本能率協会コンサルティング)にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は産業保安という特定分野を対象とした実証支援の補助金であり、他の補助金との関係には注意が必要です。同一の実証事業・設備に対する他の経済産業省・資源エネルギー庁所管補助金との重複受給は認められません。例えば、省エネルギー設備の導入補助金(省エネ補助金)と対象経費が重複する場合は費用区分を明確にする必要があります。IT導入補助金(中小企業庁)は業務効率化ツール導入が目的であり、本補助金とは対象経費の性質が異なりますが、同一システムへの重複補助は避けてください。コンソーシアム参加者がそれぞれ別の補助金を活用する場合は、各自の補助対象経費が重複しないよう費用区分を明確に整理することが必要です。申請前に事務局(日本能率協会コンサルティング)に他補助金の活用状況を正確に申告し、重複補助にならないことを確認してください。

詳細説明

スマート保安とは何か

産業保安とは、電力・ガス・高圧ガス・鉄鋼等のエネルギー産業における施設・設備の安全管理業務です。従来は定期点検・巡回・目視確認等の人手に依存した業務が中心でしたが、担当者の高齢化・人手不足・コスト増大という課題が深刻化しています。「スマート保安」とは、IoT・ビッグデータ・AI・ドローン等の新技術を活用して、保安業務の安全性・効率性を継続的に高める取組のことです。

補助金の概要

  • 補助率:補助対象経費の2/3
  • 補助上限額:5,000万円
  • 対象分野:電力、ガス、高圧ガス、鉄鋼
  • 申請期限:2022年7月22日(令和4年度第2回)

対象となる実証事業の例

  • 電力分野:AIカメラによる電力設備の異常検知システムの実証、ドローンを活用した送電線点検の自動化実証
  • ガス分野:IoTセンサーによるガス漏洩リアルタイム監視システムの実証、AI診断による設備劣化予測モデルの構築
  • 高圧ガス分野:ビッグデータ活用による高圧ガス容器の劣化予測と点検周期最適化の実証
  • 鉄鋼分野:熱センサー・AIを組み合わせた高炉・転炉の異常検知システムの実証

申請形式(3種類)

  • A:単独申請:施設・設備を有する中小企業が単独で申請
  • B:共同申請・コンソーシアム申請:施設・設備を有する中小企業を含む複数企業・研究機関等が連携して申請

コンソーシアム申請では、IT企業・大学・研究機関等が参加でき、高度な技術を持つパートナーと連携した本格的な実証が可能です。

事務局・問合せ先

  • 事務局:株式会社日本能率協会コンサルティング 産業保安高度化推進事業費補助金担当
  • メール:smart_hoan@grop.mypurecloud.jp
  • 参照URL:https://jmac-hoan.com/

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