募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和4年度 水力発電の導入加速化補助金(既存設備有効活用支援事業)公募

基本情報

補助金額
9.2億円
補助率: 公募要領を参照
0円9.2億円
募集期間
2022-04-14 〜 2022-10-14
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

水力発電の導入加速化補助金(既存設備有効活用支援事業)は、既存の水力発電設備の増出力・増電力量に向けた可能性調査および更新等工事を支援する補助金です。新エネルギー財団が執行団体として運営し、水力発電の更なる導入拡大を目指しています。水力発電はCO2フリー、安定電源、安価な発電コストという特性を持ち、エネルギー自給率向上の切り札です。補助上限は約9.2億円と非常に大型で、調査事業と工事等事業の両方をカバーします。近年の激甚化する自然災害を受け、レジリエンス強化に資する事業も支援対象に加わっています。

この補助金の特徴

1

既存設備の出力向上を支援

新設ではなく既存の水力発電設備が対象です。増出力・増電力量の可能性調査から実際の更新工事まで、一貫して支援を受けられます。既存インフラの有効活用により、環境負荷を最小限に抑えた発電量増加が可能です。

2

補助上限約9.2億円の大型補助

調査事業と工事等事業を合わせた補助上限は約9.2億円と非常に大型です。水力発電設備の大規模更新にも対応できる規模で、発電事業者の設備投資を強力にバックアップします。

3

レジリエンス強化も対象

近年の激甚化する自然災害により水力発電設備が想定外の被害を受けるケースが増加しています。本事業ではレジリエンス強化に資する事業も支援対象とし、災害に強い電力供給体制の構築を後押しします。

4

複数の締切日を設定

公募期間中に継続分締切、一次・二次・最終の4回の締切が設けられており、準備状況に応じて柔軟に申請できます。

ポイント

水力発電は再エネの中で最も安定した電源であり、既存設備の有効活用は投資効率が非常に高い選択です。本事業は調査段階から支援を受けられるため、まず可能性調査で投資判断材料を得てから工事に進むという段階的なアプローチが可能です。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 水力発電設備を所有または運営する法人であること
  • 発電事業者、電気事業者が主な対象
  • 調査事業・工事等事業の実施能力を有すること

対象事業

  • 既存水力発電設備の増出力または増電力量の可能性調査
  • 可能性調査に基づく設備更新等工事
  • レジリエンス強化に資する事業

対象設備

  • 水車・発電機の更新・改修
  • 取水設備、導水路、水圧管路等の更新
  • 制御システムの近代化

ポイント

本事業は電気・ガス・熱供給・水道業を対象業種とする専門性の高い補助金です。水力発電設備を既に所有・運営している事業者が対象であり、新規の水力発電所建設は対象外です。発電所の老朽化対策と発電量増加を同時に実現できる絶好の機会です。

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申請ガイド

1

ステップ1:可能性調査の実施検討

既存水力発電設備の現状分析を行い、増出力・増電力量のポテンシャルを事前に検討します。

2

ステップ2:公募説明会への参加

オンラインで開催される公募説明会(Google MeetまたはMicrosoft Teams)に参加し、申請要件や手続きの詳細を確認します。

3

ステップ3:申請書類の準備

申請様式書類および必要書類をPDF化し、ZIPファイルにまとめます。16MB制限に注意し、超過分は別途電子メールまたはCD-R等で提出します。

4

ステップ4:jGrants経由での電子申請

少なくとも様式第1および様式第2本文までをjGrantsで申請します。添付ファイルの容量制限に注意が必要です。

5

ステップ5:採択後の事業実施

交付決定後、調査事業または工事等事業を実施します。進捗報告と成果報告が必要です。

ポイント

jGrantsの16MBファイル制限が実務上の大きな注意点です。水力発電の技術資料は図面等が大容量になりがちなので、様式第2別紙1以降の書類は別途メールまたはCD-Rでの提出を前提に準備を進めましょう。公募説明会は3回開催されるので、必ず参加してください。

審査と成功のコツ

投資対効果の明確化
増出力・増電力量の具体的な数値と、それによる発電収入の増加額を明確に示しましょう。投資回収期間が短いほど採択可能性が高まります。
レジリエンス強化の観点
単なる設備更新ではなく、自然災害への耐性強化を計画に含めることで評価が高まります。過去の被災経験や想定リスクを具体的に記述しましょう。
段階的なアプローチ
まず可能性調査で技術的・経済的な実現可能性を確認し、結果に基づいて工事事業を申請するという段階的な進め方が推奨されます。
環境・地域貢献の訴求
水力発電のCO2フリー特性や地域のエネルギー自給率向上への貢献を積極的にアピールしましょう。

ポイント

水力発電は50年以上の運用実績を持つ設備も多く、更新投資の判断が遅れがちです。本事業を活用して早期に可能性調査を実施し、最適な更新計画を立てることが重要です。特に、気候変動に伴う水況変化も考慮した長期的な計画が高い評価を受けます。

対象経費

対象となる経費

調査費(3件)
  • 増出力・増電力量可能性調査費
  • 水文調査費
  • 技術コンサルティング費
設計費(3件)
  • 基本設計費
  • 詳細設計費
  • 施工計画策定費
工事費(3件)
  • 水車・発電機更新工事費
  • 土木構造物改修工事費
  • 電気設備更新工事費
機器費(3件)
  • 水車・発電機本体
  • 制御装置
  • 計測機器
その他(3件)
  • レジリエンス強化対策費
  • 環境影響調査費
  • 許認可申請関連費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 新規水力発電所の建設費用
  • 土地の取得費用
  • 一般管理費・事務経費
  • 消費税・地方消費税
  • 既存設備の通常の保守・点検費用
  • 発電量増加を伴わない単なる修繕費
  • 他の補助金と重複する経費

よくある質問

Q新しい水力発電所の建設にも使えますか?
A

いいえ、本事業は「既存設備有効活用支援事業」という名称のとおり、既存の水力発電設備の増出力・増電力量を支援するものです。新規の水力発電所建設は対象外です。新設については経済産業省の他の再エネ導入支援制度をご確認ください。

Q小水力発電(1,000kW未満)も対象ですか?
A

対象となる設備の出力規模については公募要領で詳細が定められています。小水力発電設備も条件を満たせば対象となる可能性がありますが、具体的な要件は新エネルギー財団に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。

Q調査事業だけでも申請できますか?
A

はい、可能性調査のみの申請も可能です。まず調査事業で増出力のポテンシャルを確認し、結果が良好であれば別途工事等事業を申請するという段階的なアプローチが推奨されています。調査の結果、増出力が技術的・経済的に困難と判明した場合も、調査費用自体は補助対象となります。

QFIT(固定価格買取制度)との併用は可能ですか?
A

本補助金とFITは制度の性質が異なるため、一定の条件のもとで併用可能です。設備更新により増加した発電量についてFIT認定を受けることで、補助金による設備投資と安定的な売電収入の両方を確保できます。ただし、具体的な併用条件については事前に新エネルギー財団および経済産業局にご確認ください。

Qレジリエンス強化事業とは具体的に何が対象ですか?
A

レジリエンス強化事業とは、自然災害による水力発電設備への被害を防止・軽減するための対策事業です。具体的には、取水設備の流木対策強化、導水路の土砂流入防止対策、水圧管路の耐震補強、制御システムの冗長化などが想定されます。近年の気候変動に伴う豪雨・台風の激甚化に対応するための投資が対象です。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

各締切日から約1〜2ヶ月程度で採択結果が通知される見込みです。継続分は4月19日締切後に速やかに審査が行われます。初めて申請する場合は一次締切(5月23日)に間に合うよう準備を進め、公募説明会に参加して具体的なスケジュールを確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省資源エネルギー庁の予算に基づく補助金です。同一の設備・工事に対して他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、水力発電に関連する他の補助制度として、FIT(固定価格買取制度)やFIP(フィードインプレミアム制度)の活用は可能です。本事業で設備を更新して発電量が増加した場合、増加分についてFIT/FIPの認定を受けることで安定的な売電収入を確保できます。また、地方自治体独自の再エネ導入支援制度と併用できる場合もありますので、設備所在地の自治体にも確認することをお勧めします。

詳細説明

水力発電の導入加速化補助金(既存設備有効活用支援事業)とは

本事業は、既存の水力発電設備の増出力または増電力量に向けた可能性調査と設備更新等工事を支援する補助金です。一般財団法人新エネルギー財団が執行団体として運営しています。

事業の背景

水力発電は、エネルギー自給率の向上、CO2フリー、安定電源、安価な発電コストという優れた特性を有し、我が国の電力供給を支える重要な電源です。しかし、多くの水力発電設備は建設から数十年が経過し、老朽化が進んでいます。設備の更新・近代化により発電効率を向上させることで、追加的な環境負荷なく発電量を増加させることが可能です。

レジリエンス強化の必要性

近年、台風や豪雨などの自然災害が激甚化しており、水力発電設備が想定外の被害を受けるケースが増えています。本事業では、発電量の増加だけでなく、レジリエンス(災害耐性)の強化に資する事業も支援対象としており、より安全で安定的な電力供給体制の構築を後押しします。

補助対象事業

  • 調査事業:既存水力発電設備の増出力・増電力量の可能性調査
  • 工事等事業:可能性調査に基づく設備更新・改修工事

公募スケジュール

公募期間は2022年4月14日から10月14日まで。複数の締切日が設定されています。

  • 継続分締切:2022年4月19日 17:00
  • 一次締切:2022年5月23日 17:00
  • 二次締切:2022年7月22日 17:00
  • 最終締切:2022年10月14日 17:00

各締切時点で予算額以上の申請があった場合、公募を中止する場合があります。

申請上の注意事項

jGrantsのシステム仕様上、申請画面から送信できるファイル容量は16MBまでです。少なくとも様式第1および様式第2本文までをjGrantsで申請し、超過分は電子メールまたはCD-R等で提出してください。

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