令和4年度補正 DER導入支援事業費補助金(電力需給ひっ迫等に対応するディマンドリスポンスの 拡大に向けたIoT化推進事業)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
電力需給ひっ迫対策としてのDR拡大支援
2022年の電力需給ひっ迫を受けて創設された制度で、需要家側のDER(分散型エネルギーリソース)をIoT化し、ディマンドリスポンスに活用できるようにすることで電力の安定供給に貢献します。社会的意義の高い事業です。
アグリゲーターとの連携スキーム
DRアグリゲーターと補助対象事業者の連携を前提とした支援スキームです。アグリゲーターがSIIに登録・公表され、そのアグリゲーターとDR契約を締結する需要家が補助を受ける仕組みとなっています。
既存設備のIoT化に特化
新規設備の導入ではなく、既にある需要家所有の設備(空調、蓄電池、自家発電設備等)にIoT機器を後付けし、遠隔監視・制御を可能にする取り組みが対象です。既存投資を活かしつつDR対応力を高められます。
ポイント
対象者・申請資格
DRアグリゲーター要件
- 日本国内で事業活動を営む法人
- 補助事業を確実に遂行できる経営基盤と事業継続性があること
- IoT化により需要家のDERを監視・遠隔制御できる能力があること
- 経済産業省から補助金停止措置等を受けていないこと
補助対象事業者要件
- 日本国内で事業活動を営む法人
- 導入する補助対象設備の所有者であること
- DRアグリゲーターとDR契約を締結できること
- 補助事業を遂行できる経営基盤を有すること
- リース導入の場合はリース事業者と設備使用者の共同申請
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:DRアグリゲーターの確認・選定
SIIに登録されたDRアグリゲーターを確認し、連携先を選定します。自社がアグリゲーターとなる場合は、まずSIIへの登録手続きを行います。
ステップ2:DR契約の準備
DRアグリゲーターと需要家間でDR契約を締結する準備を進めます。IoT化する既存リソースの特定、遠隔制御の範囲、DRの実施条件等を取り決めます。
ステップ3:申請書類の作成・提出
jGrants電子申請システムから補助金を申請します。IoT化する設備の情報、導入するIoT機器の仕様・見積り、DR実施計画等の書類を準備します。
ステップ4:交付決定・設備導入・DR実施
審査・交付決定後、IoT機器を導入して既存設備のIoT化を完了させます。DRアグリゲーターと連携してディマンドリスポンスを実施し、実績報告を行います。
ポイント
審査と成功のコツ
DR効果の定量的な見込み提示
アグリゲーターとの実効性ある連携計画
IoT化の技術的妥当性
ポイント
対象経費
対象となる経費
IoT機器費(3件)
- 遠隔監視・制御用IoTデバイスの購入費
- 通信モジュール・ゲートウェイの購入費
- センサー・計測器の購入費
設置工事費(3件)
- IoT機器の設置・配線工事費
- 既存設備との接続工事費
- 通信環境の整備費
システム費(3件)
- 遠隔監視・制御ソフトウェアの導入費
- DRプラットフォームとの連携費
- データ通信に係る初期費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 既存設備そのものの購入・更新費用
- IoT化対象でない新規DER設備の導入費
- 通常の電気料金・通信料金(ランニングコスト)
- 人件費
- 消費税
- 土地・建物の取得費
- 汎用的なパソコン・事務機器の購入費
よくある質問
Qディマンドリスポンス(DR)とは何ですか?
ディマンドリスポンスとは、電力の需給バランスを保つために、需要家側が電力消費を調整する仕組みです。電力需給がひっ迫した際に、需要家が電力消費を抑制(下げDR)したり、太陽光発電等の余剰電力を蓄電池に充電するなどして需給調整に協力します。本事業は、このDRを実行するために必要な遠隔監視・制御機能を既存設備に追加するためのIoT化を支援します。
QDRアグリゲーターとは何ですか?
DRアグリゲーターとは、複数の需要家のDER(分散型エネルギーリソース)を束ねて(アグリゲートして)、電力系統全体の需給調整に活用する事業者です。需要家のDERをIoTで遠隔監視・制御し、電力需給ひっ迫時にDRを発動して電力消費の調整を行います。本事業ではSIIに登録されたアグリゲーターとの連携が前提となります。
Q既存設備のIoT化とは具体的にどのようなことですか?
既に設置されている空調設備、蓄電池、自家発電設備、EV充電器等にIoT機器(センサー、通信モジュール、制御装置等)を後付けし、DRアグリゲーターが遠隔から稼働状況を監視し、制御指示を送れるようにすることです。新規設備の導入ではなく、既存投資を活かした改修が対象です。
Qリース導入の場合はどのように申請しますか?
リース等によりIoT化用の補助対象設備を導入する場合は、リース事業者と設備の使用者(需要家)が共同で申請を行います。リース事業者は、DRアグリゲーターと需要家間で補助対象設備を活用したDR契約が締結されることに同意する必要があります。
Q補助率と補助上限額はいくらですか?
補助率は1/2以内、補助上限額は500万円です。例えば、IoT機器の導入費用が800万円の場合、補助額は400万円(800万円×1/2)となります。1,200万円の場合は上限の500万円が補助額となります。対象経費はIoT機器費、設置工事費等で、既存設備そのものの購入費は対象外です。
Q個人事業主でも申請できますか?
補助対象事業者は日本国内で事業活動を営む法人が対象です。個人事業主は原則として対象外となります。ただし、詳細な要件については公募要領をご確認いただくか、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)にお問い合わせください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
DER導入支援事業費補助金は、同一設備に対する他の国の補助金との重複受給はできません。ただし、異なる設備や異なる経費について他の支援制度を活用することは可能です。例えば、蓄電池や太陽光発電設備の導入には自治体の再エネ補助金を活用し、それらの設備のIoT化(遠隔制御対応化)には本補助金を活用するといった棲み分けが考えられます。また、アグリゲーター事業者向けの他のエネルギー関連補助金との関係については、対象経費の重複がないか事前に確認してください。なお、本補助金は令和4年度補正予算事業であるため、申請時期と他の補助金のスケジュールとの調整も必要です。
詳細説明
事業の背景
2022年3月・6月に電力需給ひっ迫警報及び注意報が発令される事態が発生し、電力の安定供給確保が喫緊の課題となりました。その対策として、需要家側の分散型エネルギーリソース(DER)を活用したディマンドリスポンス(DR)の普及拡大が求められています。
事業の目的
本事業は、まだDRに活用されていない既存のリソースにIoT機器を導入し、アグリゲーターが外部から遠隔監視・制御等を行えるようにすることで、電力需給ひっ迫時のDR活用拡大を促進し、電力の安定供給に寄与することを目的としています。
補助スキーム
本事業では、DRアグリゲーターと補助対象事業者(需要家)の連携を前提としたスキームを採用しています。
- DRアグリゲーター:SIIに登録され、需要家のDERを遠隔監視・制御する事業者
- 補助対象事業者:IoT化する設備の所有者で、アグリゲーターとDR契約を締結する需要家
補助内容
- 補助率:1/2以内
- 補助上限額:500万円
- 対象:既存設備のIoT化に要する費用(IoT機器、設置工事費等)
対象となるIoT化
需要家が所有する既存の分散型エネルギーリソース(空調設備、蓄電池、自家発電設備、EV充電器等)にIoT機器を後付けし、アグリゲーターが遠隔から監視・制御できるようにする取り組みが対象です。
問い合わせ先
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が執行団体として事業を運営しています。詳細は公募要領をご確認ください。
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