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やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和5年度補正予算ライフステージを支えるサービス導入実証等事業費(家事支援サービス福利厚生導入実証事業)

基本情報

補助金額
9.2億円
補助率: 定額
0円9.2億円
募集期間
2023-12-08 〜 2024-01-09
対象地域日本全国
使途研究開発・実証事業を行いたい / 雇用・職場環境を改善したい

この補助金のまとめ

ライフステージを支えるサービス導入実証等事業費(家事支援サービス福利厚生導入実証事業)は、経済産業省が実施する令和5年度補正予算事業です。家事支援サービス提供事業者とサービス導入事業者(企業等)が連携し、福利厚生として家事支援サービスを従業員に提供する実証事業を支援します。従業員の家事負担を軽減することで、多様な人材が活躍できる職場環境の整備を目指しています。共働き世帯の増加や育児・介護との両立が社会課題となる中、企業の福利厚生を通じた家事支援の効果を実証し、全国的な普及モデルを構築することが本事業の狙いです。家事代行、料理代行、掃除、洗濯、買い物代行などのサービスが対象で、サービス提供事業者と導入企業の双方にとってビジネスモデルの検証機会となります。実証を通じて得られたデータは、今後の政策立案や制度設計にも活用されます。

この補助金の特徴

1

福利厚生としての家事支援サービス導入

従来の個人利用ではなく、企業の福利厚生制度として家事支援サービスを導入する新しいモデルの実証事業です。企業が費用の一部を負担することで従業員の利用ハードルが下がり、家事支援サービスの利用促進と従業員の働きやすさ向上を同時に実現します。企業にとっても人材確保・定着の有力な施策となります。

2

サービス提供事業者と導入企業の連携モデル

家事支援サービスを提供する事業者と、福利厚生として導入する企業が連携して申請する枠組みです。サービスの品質管理、利用促進の仕組み、効果測定の方法をパートナーシップで構築し、持続可能なビジネスモデルを検証します。

3

多様な人材活躍の環境整備

共働き世帯、育児中の社員、介護を担う社員など、家事負担が就業の障壁となりうる従業員の支援を目的としています。家事時間の削減により、キャリアアップへの時間確保、ワークライフバランスの改善、離職防止などの効果が期待されます。

4

経済産業省主導の政策実証

単なる補助金ではなく、家事支援サービスの福利厚生導入が経済・雇用に与える効果を実証的に検証する政策事業です。実証データは今後の制度設計や普及施策に反映され、参加企業は先進的な取り組み事例として注目を集める可能性があります。

ポイント

企業の福利厚生として家事支援サービスを導入する実証事業で、サービス提供事業者と導入企業の連携が条件です。従業員の家事負担軽減による多様な人材活躍の効果を検証します。

対象者・申請資格

サービス提供事業者の要件

  • 家事支援サービス(家事代行、料理代行、掃除、洗濯等)を事業として提供していること・サービスの品質管理体制が整備されていること・実証事業の報告・データ提供に協力できること

サービス導入事業者(企業等)の要件

  • 福利厚生として家事支援サービスを従業員に提供する意思があること・一定数以上の従業員が利用見込みであること・実証期間中の利用状況データの提供に協力できること

連携体制の要件

  • 家事支援サービス提供事業者と導入企業が連携して実証計画を策定すること・サービスの利用促進施策と効果測定の計画があること・実証終了後の継続可能性についてのビジョンがあること

ポイント

家事支援サービスの提供事業者と福利厚生として導入する企業がペアで参加する実証事業です。連携体制と効果測定計画の具体性が求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:パートナー事業者の確保

家事支援サービス提供事業者は導入先企業を、導入企業はサービス提供事業者をそれぞれ確保します。既存の取引関係がなくても、本事業をきっかけに新たな連携を構築することが可能です。

2

ステップ2:実証計画の策定

連携する2者で実証計画を策定します。対象従業員数、提供サービスの内容と頻度、費用負担の割合、効果測定の指標(家事時間の変化、従業員満足度、離職率等)を具体的に設計します。

3

ステップ3:公募への応募

経済産業省または委託先事務局が実施する公募に応募します。実証計画書、事業者概要、連携体制図、経費見積等を提出します。

4

ステップ4:採択・実証実施

採択後、計画に基づいて福利厚生としての家事支援サービスを従業員に提供開始します。利用状況や効果のデータを定期的に収集・記録します。

5

ステップ5:成果報告

実証期間終了後、利用実績、効果測定結果、課題と改善点、今後の展開方針を含む成果報告書を提出します。

ポイント

家事支援サービス提供事業者と導入企業のペアで応募する形式です。効果測定の指標設計と実証後の継続ビジョンが採択のポイントとなります。

審査と成功のコツ

定量的な効果測定設計
「従業員の家事時間が週平均○時間削減」「育児中社員の残業時間が○%減少」など、測定可能な指標を事前に設計します。アンケート調査だけでなく、利用ログデータや人事データとの照合など、客観的なエビデンスを収集する計画が高く評価されます。
多様な従業員層への訴求
育児中の社員だけでなく、介護を担う社員、単身世帯、共働き世帯など、幅広い従業員層にとっての利便性を示す計画が求められます。特定の属性に限定しない包括的なアプローチが政策実証として価値があります。
持続可能なビジネスモデル
実証期間終了後も福利厚生として継続できるコスト構造と運用体制を提案します。企業負担額の設定、従業員の自己負担割合、サービス提供頻度のバランスが持続性の鍵です。
スケーラビリティの提示
自社での実証成功にとどまらず、同業種や同規模の企業への横展開可能性を示すと、政策実証としての価値が高まります。モデルケースとしての汎用性をアピールしましょう。

ポイント

定量的な効果測定設計と実証後の持続可能なビジネスモデルが採択の鍵です。政策実証として、他企業への横展開可能性も示すと評価が高まります。

対象経費

対象となる経費

家事支援サービス提供費(4件)
  • 家事代行サービス利用料
  • 料理代行サービス利用料
  • 掃除・洗濯代行サービス利用料
  • 買い物代行サービス利用料
システム構築費(3件)
  • 予約・マッチングシステム開発費
  • 利用管理プラットフォーム構築費
  • 効果測定ツール導入費
調査・分析費(3件)
  • 従業員アンケート調査費
  • データ分析・レポート作成費
  • 効果検証のための外部調査委託費
広報・周知費(3件)
  • 社内向け制度周知資料作成費
  • 利用促進キャンペーン費
  • 説明会開催費
事務局運営費(3件)
  • 実証事業コーディネーター人件費
  • 事務局運営諸経費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 実証事業に参加しない従業員への家事支援サービス費
  • 実証期間外のサービス利用料
  • 不動産の取得費・賃借料
  • 通常の事業運営に必要な一般管理費
  • 接待・交際費
  • 実証事業に直接関係しない備品購入費

よくある質問

Qどのような企業がサービス導入事業者として参加できますか?
A

業種や企業規模の制限は原則ありませんが、一定数以上の従業員が家事支援サービスを利用する見込みがあることが求められます。共働き世帯が多い企業、育児・介護支援に力を入れている企業、人材確保に課題を抱える企業などが特に適しています。実証データの収集に協力できる体制があることも重要な要件です。中小企業から大企業まで幅広く参加可能です。

Q家事支援サービスの提供実績がない事業者でも参加できますか?
A

原則として、家事支援サービスの提供実績がある事業者が対象です。品質管理体制やスタッフの研修体制が整っていることが求められるため、一定の事業基盤があることが前提となります。ただし、清掃業やベビーシッター業など関連サービスの実績があり、家事支援に事業領域を拡大する事業者は、サービスの品質担保計画を示すことで参加できる可能性があります。

Q従業員の自己負担は発生しますか?
A

実証事業の設計により異なります。企業が全額負担するモデル、企業と従業員で費用を分担するモデル、企業が一定額の補助を出して残額を従業員が負担するモデルなど、様々なパターンが考えられます。実証事業としては、持続可能な費用分担モデルの検証も目的の一つですので、複数の負担パターンを比較検証する計画も評価されます。

Q実証期間はどのくらいですか?
A

一般的に数ヶ月〜1年程度の実証期間が設定されます。効果を適切に測定するためには一定期間のサービス提供が必要であり、季節変動の影響も考慮する必要があります。準備期間、サービス提供期間、効果分析・報告期間を含めた全体スケジュールを計画書に明示する必要があります。具体的な期間は公募要項で確認してください。

Q実証終了後もサービスを継続する義務はありますか?
A

実証終了後の継続は義務ではありませんが、実証を通じて効果が確認された場合には、自主的に福利厚生として継続することが期待されています。申請時には実証後の継続可能性や事業化の見通しを示す必要があります。実証で得られた知見は、他企業への展開モデルとしても活用されるため、成功事例の発信にも協力が求められます。

Q複数の家事支援サービス提供事業者と連携できますか?
A

複数のサービス提供事業者と連携した実証も可能と考えられます。例えば、料理代行は専門のA社、掃除代行はB社というように、サービス種別ごとに異なる事業者と連携することで、従業員のニーズに幅広く対応できる福利厚生モデルを検証できます。ただし、連携体制が複雑になるため、コーディネーション機能の確保が重要です。詳細は公募要項を確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省の政策実証事業という性格上、他の補助金との直接的な併用は制限される場合が多いですが、関連する支援制度との連携は検討に値します。厚生労働省の「両立支援等助成金」は育児・介護と仕事の両立を支援する制度で、家事支援サービス導入と並行して職場環境の整備を進めることができます。中小企業が導入企業として参加する場合、「働き方改革推進支援助成金」を活用して勤務体制の見直しを同時に行うアプローチも有効です。また、家事支援サービス提供事業者側は、IT導入補助金を活用して予約・マッチングシステムの高度化を図ることで、実証事業の運用品質を向上させることができます。さらに、地方自治体が実施する「女性活躍推進事業」や「子育て支援事業」との連携も、実証の社会的インパクトを高める上で効果的です。ただし、同一経費への二重補助は認められないため、経費の区分を明確にした上で、事務局に事前確認することを推奨します。

詳細説明

家事支援サービス福利厚生導入実証事業の背景

共働き世帯の増加、育児・介護との両立ニーズの高まり、人手不足による長時間労働など、現代の働き手は仕事と家庭の両立に大きな課題を抱えています。経済産業省は、この課題を解決する手段として家事支援サービスの福利厚生導入に着目し、令和5年度補正予算でその効果を実証する事業を立ち上げました。

事業の目的と構造

本事業は、家事支援サービス提供事業者と、福利厚生として導入する企業(サービス導入事業者)が連携して実施する実証プロジェクトです。

  • 家事支援サービス提供事業者:家事代行、料理代行、掃除、洗濯、買い物代行などのサービスを提供する事業者
  • サービス導入事業者:福利厚生として従業員に家事支援サービスを提供する企業・団体

この2者がパートナーシップを組み、サービスの設計から提供、効果測定までを一体的に実施します。

期待される効果

本実証事業を通じて、以下のような効果の検証が期待されています。

  • 従業員の家事負担軽減:週あたりの家事時間削減により、自己啓発やリフレッシュの時間を確保
  • 多様な人材の活躍促進:育児中・介護中の社員がキャリアを中断せずに働き続けられる環境の整備
  • 企業の人材確保・定着:魅力的な福利厚生による採用力向上と離職率の低下
  • 家事支援サービス産業の成長:BtoB市場の開拓による家事支援サービスの普及と産業規模の拡大

対象となるサービス

  • 家事代行(掃除、洗濯、片付け、アイロンがけ等)
  • 料理代行(食事の調理、作り置き、食材の下ごしらえ等)
  • 買い物代行(日用品、食料品の購入代行等)
  • その他の生活支援サービス(クリーニング取次、宅配便対応等)

実証事業の進め方

採択された連携チームは、以下のプロセスで実証を進めます。

  • 準備期間:対象従業員の選定、サービスメニューの設計、利用ルールの策定、効果測定の基準設定
  • 実証期間:実際にサービスを提供し、利用状況・満足度・生活変化のデータを収集
  • 分析・報告:データ分析、効果検証、課題の整理、持続可能なモデルの提案

参加のメリット

サービス提供事業者にとっては、法人向け市場の開拓サービスモデルの実証という二重のメリットがあります。導入企業にとっては、先進的な福利厚生の導入実績従業員満足度の向上が期待できます。

さらに、経済産業省の実証事業に参加することで、政策形成への貢献メディア露出の機会も得られます。

注意事項

本事業は実証事業であるため、通常の補助金とは異なり、成果の報告やデータ提供が必須条件となります。また、実証計画に沿ったサービス提供が求められ、計画からの大幅な逸脱は認められません。経費の使途も実証目的に限定されるため、通常の事業運営費との明確な区分が必要です。

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