募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和3年度_地域の持続的発展のための中小商業者等の機能活性化事業(地域商業機能複合化推進事業)

基本情報

補助金額
4000万円
補助率: ソフト:地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の4/5【上限額4,000千円】       ハード:地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の2/3【上限額40,000千円】
0円4000万円
募集期間
2021-03-25 〜 2021-04-28
対象地域日本全国
対象業種公務(他に分類されるものを除く)

この補助金のまとめ

中小企業庁が実施する地域商業機能複合化推進事業は、商店街等において消費動向の調査分析や新たな需要の創出につながる機能導入を行い、最適なテナントミックスの実現に向けた仕組みづくりを支援する補助金です。地方公共団体を補助対象者とし、商店街組織や民間事業者が間接補助事業者として実際の事業を実施します。ソフト事業(消費動向分析・テナントミックス構築、上限400万円・補助率4/5)とハード事業(新機能導入に係る施設整備、上限4,000万円・補助率2/3)の2類型があり、AIカメラやPOSシステム、電子決済などのデータ収集基盤の構築やチャレンジショップの実施を通じて、商店街のデータドリブンな活性化を促進します。地域ニーズに基づいた戦略的な商店街再生を目指す、先進的な商業振興施策です。

この補助金の特徴

1

データドリブンな商店街活性化

AIカメラ・POSシステム・電子決済等を活用した消費動向データの収集・分析が事業の中核です。「勘と経験」に頼らない、データに基づく商店街マネジメントへの転換を支援する先進的な制度設計が特徴です。

2

ソフト事業とハード事業の2類型

ソフト事業は消費動向の調査分析とテナントミックス構築に特化し、補助率4/5・上限400万円。ハード事業は商店街にない新機能の施設整備を含み、補助率2/3・上限4,000万円。商店街の課題と段階に応じた支援メニューを選択できます。

3

テナントミックスの仕組みづくりが目標

単なる空き店舗対策ではなく、データ分析に基づいて最適な業種構成(テナントミックス)を設計し、空き店舗所有者との物件利活用の合意形成まで行う包括的な仕組みづくりを目指します。

4

地方公共団体と商店街の共同体制

補助対象者は地方公共団体であり、商店街組織や民間事業者が間接補助事業者として実務を担います。行政と商店街が一体となって取り組む体制が求められ、事業の持続性と公共性が担保されています。

ポイント

本事業の真の価値は「データ収集の仕組みをつくる」ことにあります。一時的な集客イベントではなく、継続的にデータを収集・分析し、PDCAを回し続ける体制を構築することが求められています。デジタル技術を活用した商店街のDXとも言える先進的な取組です。

対象者・申請資格

補助対象者

  • 地方公共団体(都道府県および市町村、特別区を含む)

間接補助事業者(実際の事業実施者)

  • 商店街等組織(商店街振興組合、事業協同組合等)
  • 民間事業者

事業要件

  • 商店街等における消費動向等の調査分析を行うこと
  • 最適なテナントミックスの実現に向けた仕組みづくりに取り組むこと
  • データ収集体制の構築を含む事業であること

ポイント

申請者は地方公共団体であり、商店街組織や民間事業者が直接申請することはできません。まず所在地の自治体と連携し、補助事業としての枠組みを構築する必要があります。自治体側の理解と協力を得ることが申請の第一歩です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地方公共団体との連携体制構築

商店街組織が事業を計画し、所在地の市町村または都道府県と協議して共同体制を構築します。自治体が補助申請者となるため、早期の連携が不可欠です。

2

ステップ2:事業計画の策定

ソフト事業・ハード事業のいずれかを選択し、データ収集体制の具体的な計画(使用する技術、収集するデータの種類、分析方法)とテナントミックス構築の方針を含む事業計画を策定します。

3

ステップ3:自治体による申請

地方公共団体がjGrantsを通じて電子申請を行います。事業計画書、経費見積書、商店街の現状分析資料等を添付して提出します。

4

ステップ4:事業実施と成果報告

交付決定後、計画に基づきデータ収集体制の構築、消費動向分析、テナントミックス構築に取り組みます。事業完了後に実績報告書と成果報告を提出します。

ポイント

本事業は地方公共団体を通じた申請のため、通常の補助金よりも準備期間が長くなります。商店街組織は早期に自治体との協議を開始し、事業計画の方向性について合意を得ておくことが重要です。各地域の経済産業局が窓口となっているため、事前相談も活用しましょう。

審査と成功のコツ

データ収集の仕組みを先に設計する
AIカメラやPOS連携などのデータ収集基盤を、分析目的から逆算して設計することが成功の鍵です。「取れるデータ」ではなく「知りたいこと」から出発し、必要なデータとその収集方法を明確にしましょう。
チャレンジショップで実証してから本格展開
空き店舗を活用したチャレンジショップで、新業種の需要を検証してからテナント誘致に進むアプローチが効果的です。データに基づいた意思決定を小さな実験から始めましょう。
空き店舗所有者との合意形成を早期に着手
テナントミックスの実現には空き店舗所有者の協力が不可欠です。事業の初期段階から所有者とのコミュニケーションを始め、物件利活用の合意形成を進めることが重要です。

ポイント

商店街活性化の成否は「事業期間中だけの取組」に終わるか「自走する仕組み」になるかで決まります。補助金で構築したデータ収集・分析の仕組みを事業終了後も継続運用できる体制を、計画段階から設計しておくことが最も重要なポイントです。

対象経費

対象となる経費

データ収集基盤構築費(4件)
  • AIカメラの導入費
  • POSシステム連携の構築費
  • 電子決済端末の導入費
  • データ収集ソフトウェアの開発費
調査分析費(3件)
  • 消費動向調査の実施費
  • 来街者属性分析の委託費
  • 商圏分析・データ分析の委託費
チャレンジショップ運営費(3件)
  • 空き店舗の賃借料
  • 店舗の内装改修費
  • 運営に必要な什器・備品費
施設整備費(ハード事業)(2件)
  • 新機能導入に係る施設の建設・改修費
  • 設備の購入・設置費
コンサルティング費(2件)
  • テナントミックス設計の専門家への委託費
  • 商店街マネジメント支援の委託費
広報・周知費(2件)
  • 事業の広報物制作費
  • 住民向け説明会の開催費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 商店街の日常的な管理運営費
  • 個別店舗の営業に係る経費
  • 飲食・接待費
  • 土地の取得費
  • 他の補助金で賄われる経費
  • 消費税及び地方消費税
  • 事業に直接関係しない一般管理費

よくある質問

Q商店街組織が直接申請できますか?
A

本事業の補助対象者は地方公共団体(都道府県・市区町村)であり、商店街組織が直接申請することはできません。商店街組織は「間接補助事業者」として、地方公共団体を通じて間接的に補助を受ける形式です。まず所在地の自治体と協議し、共同で事業計画を策定する必要があります。

Qソフト事業とハード事業の両方を申請できますか?
A

ソフト事業とハード事業はそれぞれ独立した事業類型ですが、両方を組み合わせた申請が可能かは公募要領の規定によります。一般的に、ハード事業にはソフト事業の要素(データ収集・分析)が含まれているため、ハード事業単体でも包括的な取組が可能です。詳細は各地域の経済産業局に確認してください。

QAIカメラとは具体的にどのようなものですか?
A

AIカメラは、通常の防犯カメラとは異なり、撮影した映像をAI技術で解析する機能を持ったカメラです。商店街への来街者数のカウント、属性推定(年齢層・性別等)、動線分析、混雑度の把握などが可能です。個人を特定しない統計データとして活用することで、プライバシーに配慮しながら消費動向の分析に役立てます。

Q補助事業の成果はどのように評価されますか?
A

事業完了後には実績報告書の提出が必要です。定量的な成果指標(来街者数の変化、空き店舗充足率の改善、売上の変化など)とともに、構築したデータ収集・分析の仕組みやテナントミックス構築に向けた具体的な成果を報告することが求められます。

Q小規模な商店街でも申請可能ですか?
A

商店街の規模に制限はありませんが、ソフト事業の上限が400万円であるため、小規模商店街でも十分に活用可能です。むしろ、規模が小さいほどデータ収集基盤の導入効果が実感しやすく、テナントミックスの改善もスピーディに進められる利点があります。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

事業期間は交付決定日から当該年度末(通常は翌年3月末)までが基本です。ただし、ハード事業で施設整備を含む場合は、工事期間を考慮したスケジュール管理が必要です。事業完了後の成果が出るまでには時間がかかるため、事業期間終了後も自走できる体制を計画段階から設計しておくことが重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は中小企業庁の商業振興施策であり、同一経費について他の国庫補助金と重複受給はできません。ただし、異なる事業・経費であれば、経済産業省の他の地域商業支援事業や、総務省・国土交通省のまちづくり関連補助金との組み合わせが可能です。例えば、本事業でデータ基盤を構築しつつ、地方創生関連交付金で商店街のハード整備を行うといった役割分担が考えられます。また、個別店舗の設備投資にはIT導入補助金や小規模事業者持続化補助金を活用するなど、商店街全体と個別店舗の両面からの支援を組み合わせることで相乗効果が期待できます。

詳細説明

地域商業機能複合化推進事業の概要

本事業は、商店街等において消費動向の調査分析や新たな需要の創出につながる機能導入を通じて、最適なテナントミックスの実現に向けた仕組みづくりを支援する補助金です。

事業の2類型

ソフト事業(消費動向等分析・テナントミックス構築事業)

AIカメラ・POSシステム・電子決済等を活用したデータ収集体制を構築し、顧客の属性・消費動向等を分析。チャレンジショップの実施等を通じて、テナントミックスの最適化を図ります。補助率は地方公共団体が間接補助事業者に交付する額の4/5、上限400万円です。

ハード事業(商店街等新機能導入促進事業)

商店街にない新たな機能の導入に係る施設整備を行い、エリアへの波及効果を分析。ソフト事業と同様にデータ収集・分析体制の構築も必須です。補助率は2/3、上限4,000万円です。

データ活用による商店街DX

両事業に共通して、収集データの分析とテナントミックス最適化の仕組み構築が求められます。具体的には、データを活用した既存店舗の事業見直しや、需要構造に適した新規出店環境の整備(空き店舗所有者との合意形成)などが想定されています。

問い合わせ先

各地域の経済産業局が窓口です。
中小企業庁 商業課 / 地域経済産業グループ 中心市街地活性化室
電話:03-3501-1929

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