募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

【3次公募】国立公園等資源整備事業費補助金(国立公園等多言語解説等整備事業 )

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 1/2
募集期間
2021-08-22 〜 2021-09-30
対象地域日本全国
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く)
使途まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

国立公園等多言語解説等整備事業は、環境省が実施する訪日外国人旅行者の満足度向上を目的とした補助制度です。国立公園、国定公園、長距離自然歩道において、先進的かつ高次元な多言語解説(案内板、解説板等)の整備を支援します。補助率は2分の1で、補助額の上限は設定されていないため、大規模な整備事業にも対応可能です。日本の自然公園は世界的にも類を見ない生態系の多様性を有していますが、外国人旅行者向けの解説整備は十分とはいえない状況でした。本事業は単なる翻訳にとどまらず、自然や文化の価値を分かりやすく伝える「インタープリテーション」の質を高めることを目指しています。観光関連のサービス業や自治体にとって、インバウンド需要の取り込みと地域の魅力発信を同時に実現できる重要な支援策です。

この補助金の特徴

1

補助上限なし・補助率2分の1の柔軟な制度設計

補助額に上限が設定されていないため、大規模な多言語解説整備事業にも対応できます。補助率は2分の1で、事業規模に応じた支援を受けられる柔軟な設計です。複数箇所の案内板を一括整備するような広域的な取り組みも可能であり、投資規模に制約を設けずに質の高い解説整備を推進できます。

2

「先進的・高次元」な多言語解説が対象

単純な外国語翻訳板の設置ではなく、「先進的・高次元」な多言語解説が求められています。QRコードを活用したデジタルコンテンツとの連携、AR技術を用いた自然解説、ユニバーサルデザインに配慮した多感覚型解説など、従来の案内板を超えた革新的なアプローチが評価されます。

3

国立公園・国定公園・長距離自然歩道が対象

日本を代表する自然景勝地である国立公園(34か所)、国定公園(58か所)、長距離自然歩道が整備対象エリアです。いずれも訪日外国人の関心が高い自然観光資源であり、多言語解説の充実により国際的な観光競争力の強化につながります。

4

インバウンド観光の基盤整備に直結

多言語解説の整備は、訪日外国人旅行者の滞在満足度と再訪意向を高める直接的な施策です。自然公園の魅力を正確かつ魅力的に伝えることで、滞在時間の延長や消費額の増加など、地域経済への波及効果が期待できます。

ポイント

補助額上限なし・補助率2分の1という柔軟な制度で、国立公園等における先進的な多言語解説整備を支援します。単なる翻訳ではなく、デジタル技術やユニバーサルデザインを活用した高次元な解説が求められ、インバウンド観光の基盤強化に直結する事業です。

対象者・申請資格

対象となる施設・エリア

  • 国立公園(全国34か所)
  • 国定公園(全国58か所)
  • 長距離自然歩道

対象となる整備内容

  • 多言語解説板・案内板の新設または更新
  • 先進的な解説手法を用いた情報提供設備の整備
  • デジタル技術を活用した多言語解説コンテンツの制作

想定される申請者

  • 国立公園等の管理に関わる地方自治体
  • 自然公園内で事業を営む民間事業者
  • 観光協会等の関連団体

対象外となるケース

  • 国立公園・国定公園・長距離自然歩道以外の施設
  • 日本語のみの案内板整備
  • 先進性・高次元性が認められない標準的な翻訳板

ポイント

国立公園・国定公園・長距離自然歩道における多言語解説整備が対象です。単なる翻訳板ではなく「先進的・高次元」な解説であることが要件で、デジタル技術やインタープリテーション手法を活用した革新的な取り組みが求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象エリアと整備ニーズの確認

整備を計画する場所が国立公園・国定公園・長距離自然歩道に該当するか確認します。環境省の地方環境事務所に事前相談し、整備ニーズと事業の方向性について助言を得ることが重要です。

2

ステップ2:多言語解説の企画・設計

「先進的・高次元」な多言語解説の具体的な内容を企画します。対象言語の選定(英語・中国語・韓国語等)、解説コンテンツの構成、デジタル技術の活用方法、ユニバーサルデザインへの配慮など、従来にない付加価値を盛り込んだ設計を行います。

3

ステップ3:見積取得と申請書類の作成

整備に必要な費用の見積を取得し、事業計画書、収支予算書等の申請書類を作成します。解説内容の学術的正確性を担保するため、自然科学の専門家や通訳ガイドの監修を受けることも検討してください。

4

ステップ4:申請書類の提出

公募期間内(2021年8月22日~9月30日)に所定の書類を提出します。3次公募のため期間が比較的短い点に注意が必要です。

5

ステップ5:採択後の事業実施と報告

交付決定後に事業を実施し、完了後に実績報告を行います。整備した多言語解説の利用状況や外国人旅行者の反応等のフィードバックを収集することも求められる場合があります。

ポイント

環境省の地方環境事務所への事前相談が重要です。「先進的・高次元」な多言語解説の具体的な企画内容が採択の鍵となるため、デジタル技術の活用や専門家の監修体制を含めた計画を策定しましょう。3次公募のため申請期間が短い点にも注意してください。

審査と成功のコツ

「先進性」を具体的に示す
採択のポイントは「先進的・高次元」な解説であることです。従来の案内板にQRコードを付けるだけでは不十分です。AR技術による生態系の可視化、多言語音声ガイドとの連携、季節や天候に応じた動的コンテンツ配信など、革新的な取り組みを具体的に提案しましょう。
自然科学の専門性と分かりやすさを両立する
多言語解説は学術的に正確であると同時に、外国人旅行者が直感的に理解できる分かりやすさが必要です。自然科学者と多言語コミュニケーションの専門家が協働する体制を構築し、インタープリテーション(自然解説)の質を高めることが重要です。
ターゲット言語のネイティブチェックを徹底する
機械翻訳や直訳ではなく、各言語のネイティブスピーカーによる監修を必ず行ってください。文化的背景の違いを考慮し、比較や例え話を交えた解説にすることで、外国人旅行者の理解と感動を深めることができます。
利用者視点でのデザインを重視する
案内板の設置位置、視認性、耐候性、ユニバーサルデザインなど、利用者視点での設計を徹底しましょう。ビューポイントでの解説は景観を損なわない配慮も必要です。実際に外国人モニターに事前テストを行うことも効果的です。

ポイント

採択には「先進性」の具体的な提示が不可欠です。デジタル技術の活用、自然科学の専門性と分かりやすさの両立、ネイティブチェックの徹底、利用者視点のデザインを組み合わせた総合的な提案が高く評価されます。

対象経費

対象となる経費

解説板・案内板整備費(3件)
  • 多言語解説板の製作費
  • 案内標識の製作・設置費
  • 既存案内板の多言語化改修費
デジタルコンテンツ制作費(4件)
  • 多言語音声ガイドコンテンツ制作費
  • AR・VRコンテンツ制作費
  • QRコード連携ウェブコンテンツ制作費
  • 多言語アプリ開発費
翻訳・監修費(4件)
  • 専門翻訳費
  • ネイティブチェック費
  • 自然科学専門家監修費
  • インタープリター監修費
設計・デザイン費(3件)
  • 解説板デザイン費
  • サイン計画策定費
  • ユニバーサルデザイン設計費
設置工事費(3件)
  • 解説板設置工事費
  • 基礎工事費
  • 電気配線工事費(デジタル機器用)
調査費(3件)
  • 現地調査費
  • 外国人利用者ニーズ調査費
  • 既存解説の多言語対応状況調査費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 日本語のみの案内板整備費
  • 施設の建設・改修費(解説整備に直接関係しないもの)
  • 用地取得費
  • 経常的な維持管理費
  • 人件費(事業に直接従事する者を除く)
  • 飲食費・接待費
  • 補助事業に直接関係のない備品購入費

よくある質問

Q国定公園も対象に含まれますか?
A

はい、本補助金は国立公園に加えて国定公園および長距離自然歩道も対象に含まれています。国定公園は全国に58か所あり、それぞれ地域の特色ある自然環境を有しています。お住まいの地域や事業を展開する地域の国定公園が対象になるか、具体的な公園名を確認した上で環境省の地方環境事務所に相談されることをお勧めします。

Q補助額に上限がないとのことですが、事業規模の制限はありますか?
A

補助額の上限は設定されていませんが、事業内容の妥当性と費用の適正性は審査されます。過大な事業費や市場価格を大幅に上回る見積りは認められません。事業規模は整備箇所の数、解説コンテンツの内容、デジタル技術の導入範囲等に応じて合理的に設定する必要があります。大規模事業の場合は事前に環境省と協議し、事業計画の妥当性を確認してください。

Q多言語は何言語対応すればよいですか?
A

対応言語の指定は公募要領によりますが、一般的に英語は必須で、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語が推奨される場合が多いです。整備する公園のインバウンド客の国籍構成を分析し、利用頻度の高い言語を優先的に選定することが効果的です。フランス語やスペイン語など欧州言語の追加も、対象公園の外国人利用者層によっては検討に値します。

Q民間の観光事業者でも申請できますか?
A

国立公園等の管理運営に関わる事業者や、公園内で観光サービスを提供している民間事業者も申請対象となる可能性があります。ただし、公共的な性質の強い多言語解説整備事業であるため、事業の公益性や整備後の一般利用者への開放等が求められる場合があります。具体的な申請資格については公募要領を確認し、環境省に事前相談してください。

Q既存の案内板を多言語化する改修も対象ですか?
A

はい、既存の案内板・解説板を多言語対応に更新する改修事業も補助対象に含まれます。ただし、「先進的・高次元」な解説が求められるため、単に外国語テキストを追加するだけでは不十分です。デザインの刷新、デジタル技術との連携、インタープリテーション手法の導入など、質的な向上を伴う改修であることが必要です。

QAR技術を使った解説も補助対象になりますか?
A

はい、AR(拡張現実)技術を活用した多言語解説は「先進的」な取り組みとして積極的に評価される可能性が高いです。例えば、スマートフォンをかざすと絶滅危惧種の生態が3Dで表示される、四季の景観変化を体験できるなど、従来の案内板では伝えきれない情報を直感的に提供できるコンテンツは本事業の趣旨に合致します。開発費、コンテンツ制作費、現地でのインフラ整備費が補助対象経費に含まれます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

国立公園等多言語解説等整備事業は環境省の補助事業ですが、インバウンド観光整備に関連する他省庁の補助金との組み合わせが考えられます。ただし、同一経費に対する重複受給は認められないため、経費の明確な区分が必要です。例えば、観光庁の訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業は多言語対応を含む観光基盤整備を支援しており、解説板以外の受入環境整備(Wi-Fi、トイレ、交通案内等)に活用できます。また、文化庁の文化財多言語解説整備事業は自然公園内の文化財に関する解説に適用できる可能性があり、自然解説と文化解説で経費を区分することで併用が検討できます。地方自治体独自の観光振興補助金やインバウンド対策支援事業がある場合も、国の補助金と合わせて活用することで総合的な受入環境整備が実現できます。申請前に環境省の担当窓口に併用可否を確認してください。

詳細説明

国立公園等多言語解説等整備事業とは

本事業は、環境省が実施する訪日外国人旅行者の受入環境整備の一環として、国立公園・国定公園・長距離自然歩道における先進的かつ高次元な多言語解説の整備を支援する補助制度です。補助率は2分の1、補助額に上限は設けられていないため、整備規模に応じた柔軟な活用が可能です。

補助金の概要

  • 補助率:2分の1
  • 補助上限額:上限なし
  • 対象エリア:全国の国立公園・国定公園・長距離自然歩道
  • 公募回次:3次公募(2021年8月22日~9月30日)

事業の背景

日本の国立公園は、火山、温泉、固有種の生態系など世界的にもユニークな自然資源を有しています。しかし、外国人旅行者向けの情報提供は長らく不十分で、英語表記すらない案内板が多く存在していました。訪日外国人旅行者数の増加に伴い、自然公園の魅力を多言語で正確かつ魅力的に伝える基盤整備が急務となっています。

環境省は「国立公園満喫プロジェクト」を推進し、国立公園を世界水準のナショナルパークにブランド化する取り組みを進めています。本補助金はその中核施策の一つであり、多言語解説の質を飛躍的に向上させることを目指しています。

「先進的・高次元」な多言語解説とは

本事業で求められる多言語解説は、従来の翻訳表示板を大きく超えた内容が期待されています。

  • インタープリテーション手法:自然の「何が」「なぜ」面白いのかを物語として伝える解説技法
  • デジタル技術の活用:QRコードによる詳細情報へのリンク、AR技術による生態系の可視化、多言語音声ガイド
  • ユニバーサルデザイン:視覚障害者向け触図、車椅子利用者の視線高さに配慮した設置位置
  • 文化的配慮:各言語圏の文化背景を考慮した解説内容のローカライズ

対象となる整備内容

以下のような多言語解説整備が補助対象となります。

  • 多言語解説板・案内板の新設および既存板の多言語化更新
  • デジタルサイネージ等の先進的情報提供設備の導入
  • 多言語音声ガイド・ARコンテンツ等のデジタルコンテンツ制作
  • 多言語ウェブサイト・アプリケーションの開発
  • 解説コンテンツの翻訳・ネイティブチェック・専門家監修

申請のポイント

本事業は3次公募であり、申請期間は約40日間です。以下の点を押さえた申請が効果的です。

  • 先進性の具体的提示:どのような技術・手法を用いて従来にない解説を実現するかを明確に示す
  • 多言語の質の担保:プロの翻訳者とネイティブスピーカーによる品質管理体制を提示
  • 利用者ニーズの把握:外国人旅行者の動線分析やニーズ調査に基づいた整備計画
  • 自然環境への配慮:景観や生態系を損なわない設置方法・デザインの採用

活用のヒント

補助額に上限がないため、複数箇所を一括で整備する広域計画も立てやすい制度です。国立公園内の主要ビューポイント、ビジターセンター、トレイルヘッド(登山口)など、外国人旅行者の利用頻度が高い場所を優先的に整備し、段階的に範囲を拡大していく戦略が効果的です。また、整備後のメンテナンス体制(多言語コンテンツの更新、設備の維持管理)についても計画段階から検討しておくことが、持続的な質の維持につながります。

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