募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約21

令和3年度石油製品販売業環境保全対策事業費補助金(災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備事業のうち緊急時石油製品供給安定化対策事業に係るもの)

基本情報

補助金額
1.5億円
補助率: 定額(10/10)
0円1.5億円
募集期間
2021-02-19 〜 2021-03-10
対象地域日本全国

この補助金のまとめ

経済産業省 資源エネルギー庁が実施する「石油製品販売業環境保全対策事業費補助金」は、災害時における石油製品の安定供給体制の構築を目的とした補助制度です。大規模な自然災害発生時に、ガソリンや灯油などの石油製品が途絶することなく地域に供給され続けるためには、平時からの準備が不可欠です。本事業では、揮発油販売業者(ガソリンスタンド等)に対して災害対応能力を強化するための人材育成研修等を実施する民間団体等に対し、その事業費を定額(10/10)で補助します。補助上限額は1.5億円と非常に大きく、地域全体のエネルギー供給拠点としての防災力を底上げする事業設計となっています。災害時の燃料供給は被災地の復旧・復興に直結する重要課題であり、本事業を活用した人材育成・体制整備の推進が期待されます。

この補助金の特徴

1

定額補助(10/10)の手厚い支援

本事業の補助率は定額(10/10)であり、対象経費の全額が補助されます。民間団体が揮発油販売業者に対して行う災害対応力強化のための研修等事業費が丸ごとカバーされるため、実質的な自己負担なく事業を実施できる非常に手厚い支援制度です。補助上限額も1.5億円と高額であり、広域的な研修事業も十分に実施可能です。

2

災害対応人材の育成に特化

本事業は設備投資ではなく、人材育成研修等に焦点を当てた補助金です。大規模災害発生時に石油製品を確実に供給し続けるためには、現場スタッフの緊急対応スキルや組織としての危機管理体制が不可欠です。研修を通じて実践的なノウハウを習得することで、災害時の迅速な対応力を高めます。

3

地域エネルギー供給拠点の強靱化

ガソリンスタンドは地域におけるエネルギー供給の最前線拠点です。災害時には自家発電設備を持つSSが「住民拠点SS」として燃料供給を担う重要な役割を果たします。本事業を通じた人材育成により、これらの拠点の災害対応力を組織的に強化する仕組みを構築できます。

4

民間団体等を通じた広域展開

本事業は個別のガソリンスタンドが直接応募するのではなく、揮発油販売業者に対して研修等を実施する民間団体等が申請者となります。これにより、業界全体への波及効果を持つ広域的な人材育成プログラムの展開が可能です。

ポイント

定額補助(10/10)で最大1.5億円という破格の支援条件が最大の特徴です。ハード整備ではなくソフト面(人材育成・研修)に特化した設計であり、災害時の石油供給体制を「人」の面から強化することを重視しています。民間団体を通じた間接支援方式のため、業界団体としての取り組みが求められます。

対象者・申請資格

組織形態の要件

  • 民間団体等であること
  • 揮発油販売業者に対する研修等事業を実施できる体制を有すること

事業内容の要件

  • 災害時における石油製品の安定供給体制の構築に関する事業であること
  • 揮発油販売業者の災害対応能力強化に向けた人材育成研修等であること
  • 緊急時の石油製品供給安定化に資する事業であること

基本要件

  • 事業を適正に遂行するに足る組織、人員、経理的基盤を有していること
  • 法令に基づく適正な経理処理が行えること
  • 暴力団排除に関する誓約に同意できること

ポイント

本事業は石油販売業界の民間団体等(業界団体、協同組合等)が対象であり、個別のガソリンスタンドや揮発油販売業者が直接申請するものではありません。研修等を通じて揮発油販売業者の災害対応力を高める事業を実施できる体制があることが前提となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

資源エネルギー庁のウェブサイトで公募要領を入手し、補助対象事業の要件や審査基準を確認します。本事業は「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備事業」のうち「緊急時石油製品供給安定化対策事業」に該当するものであるため、正しい区分での申請が必要です。

2

ステップ2:事業計画の策定

災害対応能力強化に向けた人材育成研修等の具体的な計画を策定します。研修の内容、対象となる揮発油販売業者の範囲、実施スケジュール、期待される成果等を明確にした事業計画書を作成してください。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

公募要領に定められた様式に従い、必要書類一式を作成して提出します。応募期間は2021年2月19日から3月10日までと約3週間と短いため、早めの準備が重要です。

4

ステップ4:審査・採択

提出された申請書類に基づき、事業内容の妥当性、実施体制、期待効果等の観点から審査が行われます。採択された事業者には交付決定通知が送付されます。

ポイント

応募期間が約3週間と短いため、公募開始前から事業計画の骨子を固めておくことをお勧めします。定額補助のため予算の積算根拠は特に厳格に求められます。過去の研修実績や参加者アンケート結果など、事業の効果を客観的に示す資料の準備も重要です。

審査と成功のコツ

具体的な研修プログラムの設計
単なる座学にとどまらず、実地訓練やシミュレーション演習を含む実践的なプログラムを設計することが重要です。過去の大規模災害での課題事例を取り入れるなど、現場で即座に活用できるカリキュラムが高評価につながります。
広域的な波及効果の提示
特定地域だけでなく、複数地域にまたがる研修展開計画を示すことで、事業の波及効果をアピールできます。業界団体のネットワークを活用した全国展開の構想などが有効です。
定量的な成果目標の設定
研修参加者数、対象SS数、研修後の災害対応力評価の向上率など、具体的な数値目標を設定してください。定額補助である以上、投入した公費に見合う成果を明確に示す必要があります。
過去の災害対応実績の活用
東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など過去の大規模災害での石油供給に関する課題と教訓を踏まえた事業計画を作成することで、説得力のある申請書となります。

ポイント

定額補助(全額支援)という好条件を最大限に活かすため、研修プログラムの質と波及効果を重視した申請が重要です。過去の大規模災害での石油供給途絶の教訓を具体的に引用し、本事業がその再発防止にどう貢献するかを明示することが採択のポイントです。

対象経費

対象となる経費

研修事業費(4件)
  • 講師謝金・旅費
  • 会場借料
  • 研修教材・テキスト作成費
  • 通信運搬費
人材育成関連費(3件)
  • 研修プログラム開発費
  • eラーニングシステム構築費
  • 研修用資機材のリース料
調査・企画費(3件)
  • 災害対応力調査費
  • 研修効果測定にかかる費用
  • 事業報告書作成費
事務局運営費(3件)
  • 事業実施に必要な事務局人件費
  • 通信費・消耗品費
  • 研修参加者管理にかかる費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地・建物の取得費
  • 車両の購入費
  • 事業に直接関係のない汎用備品の購入費
  • 交際費・接待費
  • 事業期間外に発生した経費
  • 他の補助金で手当済みの経費

よくある質問

Q個別のガソリンスタンドが直接この補助金に応募できますか?
A

いいえ、本事業は民間団体等が揮発油販売業者に対して実施する人材育成研修等事業を補助するものであり、個別のガソリンスタンドが直接応募することはできません。業界団体や協同組合などの民間団体等が、傘下の揮発油販売業者に対する研修事業として申請する形式です。個別のガソリンスタンドは、採択された団体が実施する研修に参加する形で支援を受けることができます。

Q補助率が定額(10/10)とはどういう意味ですか?
A

定額(10/10)とは、補助対象経費の全額が補助されることを意味します。通常の補助金では「補助対象経費の1/2」や「2/3」といった自己負担が発生しますが、本事業では対象経費の10割が補助されるため、実質的な自己負担はありません。ただし、補助上限額は1.5億円に設定されており、それを超える部分は自己負担となります。

Qどのような研修が補助対象になりますか?
A

災害時における石油製品の安定供給体制の構築等に係る災害対応能力強化に向けた人材育成研修等が対象です。具体的には、災害対応シミュレーション訓練、BCP(事業継続計画)策定支援研修、非常用設備の操作訓練、自治体等との連携体制構築に関する研修などが想定されます。研修の形態は座学だけでなく、実地訓練やeラーニングなども含まれます。

Q応募期間が約3週間と短いですが、十分な準備は可能ですか?
A

応募期間は2021年2月19日から3月10日までの約3週間です。確かに短い期間ですが、過去に同様の研修事業を実施している団体であれば、既存の実績やプログラムをベースに申請書を作成できます。公募要領が公開される前から、研修プログラムの構想や参加者の見込み数などの検討を進めておくことで、公募開始後に速やかに申請書を完成させることが可能です。

Q設備整備の費用もこの補助金で賄えますか?
A

いいえ、本事業は「人材育成研修等事業」に特化した補助金であり、自家発電設備や地下タンクなどのハード整備費用は対象外です。設備整備については、同じ「石油製品販売業環境保全対策事業費補助金」の中の別メニュー(例:緊急時石油製品供給拠点整備事業等)で支援される場合がありますので、資源エネルギー庁に確認してください。

Q他の災害関連補助金と併用できますか?
A

同一経費に対する重複受給は認められませんが、異なる経費項目であれば他の補助金との併用は可能です。例えば、本事業で人材育成研修を行い、別の補助金で設備整備を行うといった使い分けが考えられます。資源エネルギー庁の他の石油関連補助事業や、自治体の防災関連補助金との組み合わせについては、それぞれの公募要領で併用条件を確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省 資源エネルギー庁の「石油製品販売業環境保全対策事業費補助金」の一部であり、同一経費に対して他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、異なる経費項目であれば、資源エネルギー庁が実施する他の石油製品関連補助事業(住民拠点SS整備補助金、地下タンク入換・大型化補助金等)と組み合わせた活用が可能です。例えば、本事業で人材育成研修を行いながら、別途「災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備事業」の設備整備メニューを活用して自家発電設備を導入するといった連携が考えられます。また、地方自治体が独自に実施する防災関連の補助制度との併用も、重複経費にならない範囲で検討可能です。

詳細説明

事業の背景と目的

大規模な自然災害が発生した際、ガソリン・灯油・軽油などの石油製品は、避難所の暖房、緊急車両の燃料、復旧作業用重機の稼働など、被災地の生命線となる重要なエネルギーです。東日本大震災をはじめとする過去の災害では、石油製品の供給途絶が深刻な問題となりました。本事業は、こうした教訓を踏まえ、平時からガソリンスタンド等の石油販売業者の災害対応能力を強化するための人材育成研修等を支援するものです。

補助の仕組み

本事業は、民間団体等が揮発油販売業者(ガソリンスタンド事業者等)に対して実施する災害対応能力強化のための人材育成研修等に要する経費を補助します。

  • 補助率:定額(10/10)— 対象経費の全額を補助
  • 補助上限額:1.5億円
  • 対象事業:災害時における石油製品の安定供給体制の構築等に係る災害対応能力強化に向けた人材育成研修等事業

人材育成研修の意義

災害時の石油製品安定供給を実現するためには、ハード面の整備(自家発電設備、地下タンクの耐震化等)とともに、ソフト面の強化が不可欠です。具体的には以下のような能力の向上が求められます。

  • 災害発生時の初動対応手順の習得
  • 非常用設備の操作スキル
  • 地域住民・自治体との連携体制の構築
  • BCP(事業継続計画)の策定と運用
  • 在庫管理や配送ルートの災害時対応

対象となる研修内容の例

人材育成研修等事業として想定される取組には、以下のようなものがあります。

  • 災害対応シミュレーション訓練:大規模地震や台風などの想定シナリオに基づく実践的な対応訓練
  • BCP策定支援研修:揮発油販売業者が自社のBCPを策定するための知識・スキルを習得する研修
  • 設備操作研修:非常用発電機や手動ポンプなど緊急時設備の操作訓練
  • 地域連携研修:自治体・消防・自衛隊等との災害時連携体制の構築に関する研修

応募期間と問い合わせ先

応募期間は令和3年2月19日から3月10日までです。問い合わせ先は経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課です。

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