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非常に難しい
準備期間の目安: 約45

基礎素材産業の低炭素化投資促進に向けた設計・実証事業補助金

基本情報

補助金額
15億円
補助率: 2/3以内
0円15億円
募集期間
2022-03-04 〜 2022-04-01
対象地域日本全国
対象業種製造業

この補助金のまとめ

基礎素材産業の低炭素化投資促進に向けた設計・実証事業補助金は、鉄鋼業・化学工業・窯業・土石製品業・パルプ紙紙加工品製造業の基礎素材産業が保有する石炭等火力自家発電所の燃料転換や、製鉄用設備の低炭素化改修に向けた事業実施可能性調査(FS)を支援する補助金です。補助上限15億円、補助率2/3以内で、日本の産業部門から排出されるCO2の大幅削減に向けた検討を後押しします。基礎素材産業はCO2排出量が大きいセクターであり、脱炭素化に向けた技術的・経済的フィージビリティの検証を国が支援する戦略的な制度です。

この補助金の特徴

1

基礎素材産業に特化した低炭素化支援

鉄鋼、化学、窯業・土石、パルプ・紙という日本の産業基盤を支える4業種に特化し、CO2排出量の大幅削減に向けた事業可能性調査を支援します。

2

2つの事業区分で包括的に対応

(A)石炭等火力自家発電所の燃料転換FS、(B)製鉄用設備(高炉・コークス炉等)の低炭素化改修FSの2区分で、産業の脱炭素化を多角的に検討できます。

3

補助上限15億円・補助率2/3の手厚い支援

大規模な実証・設計段階の調査に対応できる十分な予算規模で、基礎素材産業の脱炭素投資の意思決定を資金面から後押しします。

4

FS段階からの早期支援

実際の設備投資ではなく、その前段階の事業実施可能性調査を支援する制度です。技術的・経済的な実現可能性を検証した上で、本格的な投資判断に進めます。

ポイント

基礎素材産業の脱炭素化は日本全体のカーボンニュートラル達成の鍵を握ります。本事業はFS段階を支援するため、本格投資の前にリスクを評価できる点が事業者にとって大きなメリットです。

対象者・申請資格

事業区分(A):自家発電所の燃料転換FS

  • 日本標準産業分類における鉄鋼業、化学工業、窯業・土石製品業、パルプ・紙・紙加工品製造業の法人
  • 石炭等火力自家発電所を保有していること(子会社保有を含む)
  • LNGやバイオマス等への燃料転換によるCO2削減量が試算できること
  • 直近1年間で当該産業分類での売上が発生していること

事業区分(B):製鉄用設備の低炭素化改修FS

  • 日本標準産業分類における製鉄業の法人
  • 高炉やコークス炉等のCO2排出量の多い製鉄用設備を保有していること
  • 低炭素化改修による大幅なCO2削減が期待できること

ポイント

対象は基礎素材産業の大手企業に限定的です。特に事業区分(A)は自家発電所を保有する企業、(B)は高炉を持つ製鉄業が主な対象であり、該当する企業は限られますが、その分手厚い支援が受けられます。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業区分の確認

自社の設備と計画が事業区分(A)または(B)のいずれに該当するかを確認します。

2

ステップ2:CO2削減ポテンシャルの試算

燃料転換または設備改修によるCO2削減量の概算を行い、事業の政策効果を把握します。

3

ステップ3:FS計画の策定

事業実施可能性調査の具体的な内容、実施体制、スケジュール、予算を策定します。

4

ステップ4:jGrants電子申請

推奨ブラウザ(Chrome、Firefox、Edge)を使用してjGrantsから電子申請を行います。Internet Explorerは使用不可です。

5

ステップ5:審査・採択

審査を経て採択が決定されます。申請期間は2022年3月4日から4月1日まででした。

ポイント

本公募は2022年4月1日に締切済みです。基礎素材産業の低炭素化に関する支援制度は毎年度の政策動向により変化するため、最新の公募情報を経済産業省のウェブサイトで確認してください。

審査と成功のコツ

CO2削減ポテンシャルの定量提示
燃料転換や設備改修による年間CO2削減量を具体的に試算し、日本全体の排出削減目標への貢献度を明確に示しましょう。
技術的実現可能性の検証計画
FS段階で検証すべき技術的課題(燃料調達、設備改修の技術的ハードル、運転条件の変更等)を体系的に整理し、調査の実効性を示します。
経済性評価の充実
燃料転換や設備改修の投資額と運営コストの変化、カーボンプライシングの影響等を含む経済性評価の方法論を明確にしましょう。
実施体制の充実
社内の技術部門、外部のコンサルタント・研究機関等との連携体制を具体的に示し、FS実施の実行力をアピールします。

ポイント

FS段階の補助金であるため、最終的な設備投資への移行可能性を示すことが重要です。FSの結果が投資判断にどう活かされるか、意思決定プロセスとの接続を明確にしましょう。

対象経費

対象となる経費

調査・分析費(3件)
  • 技術的フィージビリティ調査
  • 経済性分析
  • 環境影響評価
設計費(3件)
  • 基本設計費
  • 概念設計費
  • プロセス設計費
実証試験費(3件)
  • パイロット試験費
  • 性能評価試験費
  • 燃料転換試験費
委託費(2件)
  • 専門機関への調査委託費
  • コンサルティング費用
その他(2件)
  • データ収集・分析費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 本格的な設備投資・建設費用(FS段階を超えるもの)
  • 通常の事業運営に係る経費
  • 消費税及び地方消費税
  • 土地・建物の取得費
  • 汎用性のある備品の購入費
  • 人件費(調査に直接関わるものを除く)

よくある質問

QFS(フィージビリティスタディ)とは何ですか?
A

FS(事業実施可能性調査)とは、計画している事業の技術的・経済的な実現可能性を事前に調査・評価することです。本事業では、燃料転換や設備改修の技術的課題、コスト試算、CO2削減効果等を検証し、本格投資の判断材料を得ることを目的としています。

Qどの業種が対象ですか?
A

日本標準産業分類における鉄鋼業、化学工業、窯業・土石製品業、パルプ・紙・紙加工品製造業が対象です。事業区分(B)の製鉄用設備については製鉄業に限定されます。申請する事業所の事業活動が該当産業分類のいずれかに該当し、直近1年間で売上が発生していることの証明が必要です。

Q自家発電所を持っていない場合は対象外ですか?
A

事業区分(A)は石炭等火力自家発電所の燃料転換FSであるため、自家発電所を保有していない場合は(A)の対象外です。ただし、子会社等が保有する自家発電所も対象に含まれます。事業区分(B)は製鉄用設備の低炭素化改修FSで、別の要件が適用されます。

Q子会社が自家発電所を保有している場合も対象ですか?
A

はい。「子会社等が保有する石炭等火力自家発電所を含む」と明記されており、親会社としてFSの申請が可能です。

QInternet Explorerで申請できますか?
A

Internet Explorerでの申請は不可です。推奨ブラウザはChrome、Firefox、Edge(Windows)、Chrome、Firefox、Safari(macOS)、Chrome(Android)です。EdgeのInternetExplorerモードも使用不可です。

Qこの補助金は現在も申請可能ですか?
A

本公募の申請期限は2022年4月1日で終了しています。基礎素材産業の脱炭素化支援は政府の重要政策であり、類似の支援制度が継続される可能性があります。最新情報は経済産業省のウェブサイトで確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省製造産業局が所管する低炭素化支援事業です。同一のFS事業に対する他の国庫補助金との二重受給は認められません。ただし、本事業のFS結果を踏まえた次段階の設備投資については、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業や、環境省の脱炭素関連補助金等の活用が検討できます。FS→実証→商用化という段階的な支援の組み合わせにより、基礎素材産業の脱炭素化を効率的に進めることが可能です。

詳細説明

事業の背景

鉄鋼業、化学工業、窯業・土石製品業、パルプ・紙・紙加工品製造業の基礎素材産業は、日本の産業基盤を支える重要なセクターですが、同時にCO2排出量が大きい産業でもあります。カーボンニュートラルの実現には、これらの産業における抜本的な低炭素化が不可欠です。

補助対象事業

以下の2つの事業区分があります。

(A)石炭等火力自家発電所の燃料転換FS

基礎素材産業各社が保有する石炭等の燃料をLNGやバイオマス等に転換することで、自家発電所からのCO2排出削減を検討するためのフィージビリティスタディです。

(B)製鉄用設備の低炭素化改修FS

高炉やコークス炉等のCO2排出量の多い製鉄用設備の低炭素化改修に向けた事業実施可能性調査です。製鉄業の法人が対象で、大幅なCO2削減が期待できることが要件です。

補助の規模

  • 補助上限:15億円
  • 補助率:2/3以内

公募スケジュール

  • 公募期間:2022年3月4日〜2022年4月1日
  • 申請方法:原則jGrantsからの電子申請

問い合わせ先

経済産業省 製造産業局 素材産業課(公募要領に連絡先記載)

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