募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和2年度補正予算及び令和3年度当初予算「放送コンテンツによる地域情報発信力強化事業」(補助事業者)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 定額補助
募集期間
2021-03-05 〜 2021-03-26
対象地域日本全国

この補助金のまとめ

放送コンテンツによる地域情報発信力強化事業は、総務省が実施する補助制度で、日本各地の魅力を海外に向けて放送コンテンツを通じて発信する事業を支援します。自治体や地場産業等と連携し、地域の観光資源・文化・産品などの魅力を映像コンテンツとして制作し、海外の放送局やインターネット配信を通じて発信する取り組みが対象です。定額補助方式で、採択された事業の経費が全額補助されます。本事業の特徴は、単なるコンテンツ制作支援ではなく、地域との連携体制と海外への発信力の両方が求められる点にあります。応募には日本法人であること、組織・人員体制が整っていること、経営基盤が安定していること、海外の情報収集体制を有していることが条件となっており、実績のある放送・映像制作事業者が主な対象です。地方創生とクールジャパン戦略の接点に位置する事業であり、インバウンド誘客や地域産品の海外販路拡大にもつながる波及効果が期待されます。

この補助金の特徴

1

定額補助で事業費全額をカバー

本事業は定額補助方式を採用しており、採択された事業に係る経費が全額補助されます。放送コンテンツの制作には撮影・編集・翻訳・配信など多額の費用がかかりますが、自己負担なしで事業を実施できる点は大きな魅力です。ただし、事業計画の妥当性と費用の適正性は厳格に審査されます。

2

地域連携が必須要件

単独でのコンテンツ制作ではなく、自治体や地場産業との連携が応募の必須条件となっています。地域の観光協会、商工会議所、農協、漁協などとの協力体制を構築し、地域の真の魅力を引き出すコンテンツ制作が求められます。この連携体制の具体性と実効性が審査の重要なポイントです。

3

海外発信が目的の事業

国内向けではなく、海外視聴者への発信が本事業の核心です。海外の放送局での放映、動画配信プラットフォームでの海外向け配信、国際映像見本市への出展など、具体的な海外展開計画が必要です。制作するコンテンツの言語対応(字幕・吹替)も含めた発信戦略が問われます。

4

執行団体の公募という特殊な形式

本事業は補助事業者(執行団体)の公募であり、一般的な補助金のように個別事業者が直接申請する形式とは異なります。採択された執行団体が、個別の制作事業者を取りまとめて事業全体を運営する構造です。このため、事業管理能力やガバナンス体制も重要な審査基準となります。

ポイント

定額補助で全額カバーされる手厚い制度ですが、執行団体としての公募という特殊な形式であるため、応募できる事業者は限られます。地域連携と海外発信の両方の実績を持つ放送・映像関連法人が主な対象であり、事業管理能力が審査の鍵を握ります。

対象者・申請資格

法人要件

  • 日本国内に法人格を有する団体であること
  • 放送・映像制作に関する事業実績があること
  • 法人として継続的に事業を運営できる体制があること

組織・人員要件

  • 事業を適切に遂行できる組織体制が整備されていること
  • 専任の事業担当者を配置できること
  • コンテンツ制作・海外展開に関する専門人材を有すること

経営基盤要件

  • 安定した経営基盤を有していること
  • 補助金の適正な経理処理ができる体制があること
  • 過去に補助金の不正使用等がないこと

海外情報収集体制

  • 海外の放送市場や配信市場に関する情報収集体制を有すること
  • 海外のパートナー(放送局・配信事業者等)との連携実績またはネットワークがあること

ポイント

本事業は執行団体の公募であるため、単なるコンテンツ制作会社ではなく、事業全体を統括・管理できる組織力が求められます。海外展開のネットワークと地域連携のコーディネート力を併せ持つ、業界内で一定の地位を確立した法人が現実的な応募対象です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と体制構築

総務省が公表する公募要領を精読し、応募要件を確認します。自治体や地場産業との連携体制、海外発信のパートナーシップなど、必要な協力関係を事前に構築しておきます。

2

ステップ2:事業計画の策定

制作するコンテンツの企画内容、地域との連携計画、海外発信の具体的方法、スケジュール、予算計画を詳細にまとめた事業計画書を策定します。地域の魅力をどのように海外視聴者に届けるかという戦略性が重要です。

3

ステップ3:申請書類の作成と提出

公募要領に定められた様式に従い、事業計画書、組織概要、財務諸表、人員体制表などの申請書類を作成します。提出期限までに総務省に書類を提出します。

4

ステップ4:審査・採択

外部有識者を含む審査委員会による審査が行われます。事業の妥当性、実現可能性、地域連携の具体性、海外発信の実効性などが総合的に評価されます。

5

ステップ5:事業実施・報告

採択後、交付決定を受けて事業を実施します。事業完了後は実績報告書を提出し、検査を経て補助金が交付されます。事業成果の報告も求められます。

ポイント

審査では事業計画の具体性と実現可能性が最も重視されます。「どの地域」の「どんな魅力」を「どの海外市場」に「どうやって届けるか」を明確にし、数値目標(視聴者数・配信回数等)を含む具体的な計画を示すことが採択への近道です。

審査と成功のコツ

地域との深い連携関係を構築する
形式的な連携協定ではなく、地域側が主体的に関わるコンテンツ企画を立案しましょう。自治体の首長や観光担当者、地場産業の経営者などとの信頼関係を築き、地域の本質的な魅力を引き出すストーリーを構成することが、審査での高評価につながります。
海外展開の具体的チャネルを確保する
「海外に発信します」という抽象的な計画ではなく、具体的な放送局名・配信プラットフォーム名・放映スケジュールを明記できるレベルまで事前交渉を進めておくことが重要です。既存の海外パートナーとの関係性を活かした実現可能性の高い計画が評価されます。
過去の実績を効果的にアピールする
類似事業での採択実績、海外向けコンテンツの制作・配信実績、国際映像見本市への出展実績など、組織としての実績を具体的に示しましょう。定量的な成果(視聴者数、配信回数、受賞歴等)があれば説得力が増します。
予算計画の妥当性を示す
定額補助であるからこそ、経費の積算根拠は厳格に審査されます。制作費・人件費・旅費・翻訳費・配信費などの項目ごとに、市場相場に基づいた合理的な見積りを提示してください。

ポイント

執行団体としての信頼性と事業管理能力が最大の審査ポイントです。華やかなコンテンツ企画だけでなく、確実に事業を遂行し成果を出せる組織であることを、過去実績と具体的な体制計画で証明することが採択の決め手になります。

対象経費

対象となる経費

コンテンツ制作費(4件)
  • 撮影費(機材レンタル・ロケ費含む)
  • 編集・ポストプロダクション費
  • 出演者・ナレーター報酬
  • 音楽・効果音制作費
翻訳・ローカライズ費(3件)
  • 字幕翻訳費
  • 吹替制作費
  • ローカライズ監修費
海外配信・展開費(3件)
  • 海外放送局への配信費用
  • 動画配信プラットフォーム利用料
  • 国際映像見本市出展費
人件費(3件)
  • プロジェクト管理者人件費
  • 制作スタッフ人件費
  • 事務局運営人件費
旅費・交通費(2件)
  • 地域取材のための国内旅費
  • 海外展開のための渡航費
事務経費(3件)
  • 会議費
  • 通信費
  • 印刷製本費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 補助事業に直接関係のない一般管理費
  • 事業期間外に発生した経費
  • 他の国庫補助金等で手当てされている経費
  • 土地・建物の取得費
  • 備品購入費(事業終了後も使用する汎用的な機材等)
  • 飲食・接待に係る経費

よくある質問

Q一般の映像制作会社でも応募できますか?
A

本事業は補助事業者(執行団体)の公募であり、事業全体を統括・管理する団体を募集しています。一般の映像制作会社が単独で応募することは難しく、放送事業者や業界団体など、事業管理能力と海外展開のネットワークを持つ法人が主な対象です。ただし、採択された執行団体の下で、個別のコンテンツ制作を受託する形での参画は可能です。

Qどのような地域が対象になりますか?
A

日本全国の地域が対象です。特定の地域に限定されておらず、北海道から沖縄まで、地域の魅力を海外に発信するコンテンツであれば対象となります。複数の地域を横断的に取り上げるコンテンツも可能です。地域の自治体や地場産業との連携が必須要件となっているため、事前に連携先を確保しておく必要があります。

Q海外向けのYouTubeチャンネルでの配信も対象ですか?
A

テレビ放送だけでなく、インターネットを通じた海外向けの動画配信も対象となり得ます。ただし、配信チャネルの具体性と海外視聴者へのリーチが審査で評価されるため、単にYouTubeにアップロードするだけでなく、海外視聴者を確実に獲得できるプロモーション戦略を含めた計画が必要です。

Q補助金額の上限はありますか?
A

公募要領では補助上限額について明示されていませんが、予算の範囲内での交付となります。事業計画の規模と内容に応じて適切な予算額を申請することになり、審査で経費の妥当性が評価されます。過大な経費計上は審査でマイナス評価となるため、合理的な積算根拠に基づいた予算計画が重要です。

Q過去に採択された事業の例はありますか?
A

総務省は過去の採択実績を公表しています。地域の食文化を紹介する番組シリーズ、伝統工芸の技を追うドキュメンタリー、地方の祭りや自然景観を映像化したコンテンツなど、多様な企画が採択されています。過去の採択事例を研究することで、審査で評価されるポイントを把握できます。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

事業期間は原則として交付決定日から当該年度末までとなります。コンテンツの企画・制作・配信までを年度内に完了させる必要があるため、採択後速やかに制作に着手できる準備が求められます。年度をまたぐ場合の取り扱いは公募要領で確認してください。

Q自治体との連携はどの程度のものが求められますか?
A

形式的な推薦状の取得だけでは不十分です。自治体がコンテンツの企画段階から参画し、地域資源の提供、ロケーション協力、地元関係者の紹介など、実質的な連携関係が求められます。連携協定書や具体的な役割分担を明記した計画書の提出が必要です。自治体の地方創生計画や観光振興計画との整合性を示すことも効果的です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

放送コンテンツによる地域情報発信力強化事業は国の定額補助事業であるため、同一経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、事業の異なる部分について、地方自治体独自の映像コンテンツ制作支援事業や観光プロモーション補助金を活用することは、各制度の規定を確認した上で検討の余地があります。また、クールジャパン機構による出資や、JETROの海外展開支援事業など、補助金以外のスキームとの組み合わせも視野に入れると良いでしょう。地域側では、地方創生推進交付金や観光庁の事業など、コンテンツ制作とは異なる切り口での支援制度を活用し、連携先の自治体が独自に情報発信の受け皿整備(観光インフラ整備等)を行うことで、事業全体の効果を高めることが可能です。

詳細説明

放送コンテンツによる地域情報発信力強化事業とは

本事業は、総務省が実施する補助制度で、日本各地の魅力を放送コンテンツを通じて海外に発信する取り組みを支援するものです。令和2年度補正予算および令和3年度当初予算に基づき実施されました。地方創生とクールジャパン戦略を融合させた事業として位置づけられています。

事業の目的と背景

日本の地方には、豊かな自然、伝統文化、独自の食文化、先端技術を活用した産業など、世界に誇れる魅力が数多く存在します。しかし、これらの情報は海外に十分に届いていないのが現状です。本事業は、放送コンテンツという影響力の大きいメディアを活用して、地域の魅力を効果的に海外に発信し、インバウンド観光の回復・促進、地域産品の海外販路拡大、国際的な地域ブランディングに貢献することを目的としています。

補助の仕組み

本事業は定額補助方式を採用しています。採択された事業に係る適正な経費が全額補助されるため、事業者の自己負担は原則発生しません。ただし、これは執行団体(補助事業者)としての公募であり、一般の制作会社が個別に応募する形式ではありません。

対象となるコンテンツ

  • 地域の観光資源(自然景観・歴史的建造物・祭り等)を紹介する番組
  • 地場産業や伝統工芸の技術・製品を紹介するドキュメンタリー
  • 地域の食文化や農林水産品の魅力を伝えるコンテンツ
  • 地域の先端技術や産業イノベーションを取り上げた番組

応募に必要な体制

応募者には以下の体制が求められます。

  • 日本法人であること(海外法人は対象外)
  • 事業を適切に遂行できる組織・人員体制が整っていること
  • 安定した経営基盤を有していること
  • 海外の放送市場に関する情報収集体制を有していること

審査のポイント

審査では、コンテンツの企画力だけでなく、地域との連携体制の具体性海外発信チャネルの確実性事業管理能力が総合的に評価されます。過去の類似事業での実績がある団体が有利になる傾向があります。

期待される成果

本事業を通じて制作されたコンテンツは、海外での放映・配信を通じて日本の地域の認知度向上に寄与します。中長期的には、インバウンド観光客の増加地域産品の海外輸出拡大地域への移住・関係人口の増加といった波及効果が期待されています。

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