募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

2026年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)の公募

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-03-27 〜 2026-05-14
残り45
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、中小企業・スタートアップ向けの新エネルギー技術開発支援事業です。太陽光・風力・水素・蓄電池などの再生可能エネルギー分野において、技術シーズの発掘から事業化までをフェーズ別に支援します。「社会課題解決枠」と「新市場開拓枠」の2枠があり、フェーズに応じてNEDO負担額1,000万円〜1.5億円、補助率2/3〜8/10と手厚い設計です。中小企業の新技術を社会実装につなげる貴重な公的支援であり、エネルギー分野での事業化を目指す企業にとって見逃せない制度といえます。

この補助金の特徴

1

フェーズ別の段階的支援設計

技術シーズの基盤研究(フェーズA/α)からフィージビリティ・スタディ(フェーズB/β)、実用化開発・実証(フェーズC)まで、段階に応じた支援額と期間が設定されています。事業の成熟度に合わせて最適なフェーズを選択できるため、スタートアップの初期段階から活用可能です。

2

最大補助率8/10の高い支援率

社会課題解決枠のフェーズA・Bでは補助率8/10以内と、一般的な補助金と比較して非常に高い水準です。研究開発の初期段階で資金負担を大幅に軽減でき、技術の可能性を検証するハードルが下がります。

3

2つの支援枠で幅広い事業者をカバー

社会課題解決枠(脱炭素・エネルギー安定供給等の社会課題に対応)と新市場開拓枠(新市場の創出・開拓を目指す)の2枠を用意。事業の方向性に合わせた枠で申請でき、新市場開拓枠ではVC等の支援が条件となる分、事業化への本気度が問われます。

4

幅広い対象技術分野

太陽光発電、風力発電、中小水力発電、バイオマス利用、再生可能エネルギー熱利用、水素・燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステムなど、新エネルギー全般をカバー。特定技術に限定されないため、多様な技術アプローチでの申請が可能です。

ポイント

中小企業・スタートアップに特化した制度のため、大企業との競合なく採択される可能性が高い点が最大のメリットです。特にフェーズA・αは事業期間1年以内・補助率最大8/10と参入障壁が低く、新エネルギー分野への初めての挑戦にも適しています。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 日本国内に登記された中小企業等であること
  • 資本金・従業員数が中小企業基本法の定義に該当すること
  • 直近3年の平均課税所得が15億円以下であること
  • 国内に主たる技術開発拠点を確保できること

共同提案の要件

  • 共同提案の場合、全ての事業者が中小企業等である必要がある
  • 代表事業者を1者選定し、取りまとめを行うこと

新市場開拓枠の追加要件

  • ベンチャーキャピタル(VC)等からの支援を受けていること
  • 事業実施期間のみを目的とした形式的な要件変更は対象外となる場合がある

対象技術分野

  • 太陽光発電、風力発電、中小水力発電
  • バイオマス利用、再生可能エネルギー熱利用
  • 水素・燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等

ポイント

最も注意すべきは「直近3年の平均課税所得15億円以下」という条件です。急成長中のスタートアップでもこの基準を超えると対象外になります。また新市場開拓枠ではVC等の支援が必須条件のため、投資家との関係構築が事前に必要です。

あなたは対象?かんたん診断

7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:GビズIDの取得

Jグランツでの電子申請にはGビズIDプライムまたはメンバーアカウントが必須です。未取得の場合は発行に2〜3週間かかるため、早めに準備しましょう。

2

ステップ2:公募説明会への参加

第1回(4月3日)または第2回(4月10日)のオンライン説明会に参加し、公募要領の詳細や審査ポイントを把握します。質疑応答の機会も活用してください。

3

ステップ3:フェーズ・枠の選択

社会課題解決枠(フェーズA/B/C)と新市場開拓枠(フェーズα/β)から、自社の技術成熟度と事業方針に最適なフェーズを選択します。

4

ステップ4:提案書類の作成

公募ページから書類をダウンロードし、技術の独自性・実現可能性・事業化計画を具体的に記載します。

5

ステップ5:Jグランツでの電子申請

申請期限は2026年5月14日(木)正午です。持参・郵送・FAX・メールでの提出は原則不可のため、必ず電子申請で提出してください。

ポイント

GビズIDの取得に数週間かかることが最大のボトルネックです。申請期限の5月14日正午は厳守されるため、書類作成と並行して早期にID取得手続きを進めてください。説明会への参加は必須ではありませんが、審査視点を理解する上で強く推奨します。

審査と成功のコツ

技術の独自性を明確にする
NEDOは既存技術の改良ではなく、革新的な技術シーズを重視します。従来技術との差別化ポイント、特許・論文等の裏付けを具体的に示しましょう。
事業化までのロードマップを描く
技術開発だけでなく、市場投入・量産化・収益化までの具体的な計画が求められます。ターゲット市場の規模と自社の参入戦略を数字で示せると説得力が増します。
フェーズ選択を戦略的に行う
技術の成熟度を正直に評価し、適切なフェーズを選択することが重要です。背伸びしたフェーズを選ぶと審査で不利になります。フェーズAで実績を作り、次回以降にフェーズBへステップアップする戦略も有効です。
研究開発体制の充実
主任研究者の経歴・実績が審査に大きく影響します。必要に応じて大学・研究機関との連携体制を構築し、技術的な信頼性を高めてください。

ポイント

この制度は採択後もNEDOの技術評価委員会によるフォローアップがあり、単なる資金提供ではなく事業化に向けた伴走支援を受けられます。申請段階からNEDOのプロジェクトマネージャーとの対話を意識し、事業化へのコミットメントを示すことが採択の鍵です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 研究員人件費
  • 技術補助員人件費
  • 研究開発に従事する従業員の人件費
設備費(3件)
  • 研究開発用機器・装置の購入費
  • 試作品の製作費
  • 計測・分析機器のリース費
材料費(3件)
  • 研究開発用の原材料費
  • 試薬・消耗品費
  • 試作用部品費
外注費(3件)
  • 技術試験・分析の外注費
  • 専門機関への委託費
  • プロトタイプ製作の外注費
旅費(2件)
  • 研究打合せのための国内出張旅費
  • 実証フィールド調査のための旅費
その他経費(3件)
  • 知的財産権の出願費用
  • 学会発表費
  • 研究開発に必要な情報収集費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 一般管理費(間接経費として別途計上される場合を除く)
  • 土地の取得費
  • 建物の建設費(仮設を除く)
  • 事業実施に直接関係しない備品の購入費
  • 接待・交際費
  • 既存事業の運転資金
  • 他の補助金で既に補填されている経費
  • 事業完了後に発生する経費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

本事業の対象は「中小企業等」と定義されており、中小企業基本法に基づく中小企業者が主な対象です。個人事業主が中小企業等に該当するかは事業形態により異なりますので、申請前にNEDO事務局へ確認することをお勧めします。法人格を持つ中小企業やスタートアップが主な想定対象者です。

QフェーズAで採択された後、フェーズBに進むことは可能ですか?
A

はい、フェーズAで成果を上げた後、別途フェーズBに新規申請することは可能です。ただし自動的にステップアップする仕組みではなく、改めて公募に応募し審査を受ける必要があります。フェーズAでの研究成果が次のフェーズの申請に有利に働く可能性は高いです。

Q新市場開拓枠のVC支援要件とは具体的に何ですか?
A

新市場開拓枠では、ベンチャーキャピタル(VC)等からの支援を受けていることが申請条件です。具体的には、VCからの出資や経営支援を受けている実績が求められます。事業実施期間のみを目的とした形式的な要件変更は対象外となる可能性があるため、実質的なVC支援関係が必要です。

Q大学や研究機関との共同研究で申請できますか?
A

共同提案は可能ですが、共同提案者全員が中小企業等である必要があります。大学や研究機関は共同提案者にはなれませんが、外注先や共同研究先として研究体制に組み込むことは可能です。研究体制表に連携機関として記載し、技術的な信頼性を示すことが推奨されます。

Q申請から採択結果通知までどのくらいかかりますか?
A

公募期間は2026年3月27日〜5月14日です。採択結果の通知時期は公募要領に明記されていませんが、NEDOの類似事業では通常2〜3ヶ月程度で結果が通知される傾向があります。書面審査・ヒアリング審査を経て採択が決定されます。

Q海外での研究開発活動は対象になりますか?
A

本事業は国内に主たる技術開発拠点を確保できることが条件です。主たる研究開発活動は国内で行う必要がありますが、一部の調査・試験等を海外で実施することが技術的に必要な場合は、事前にNEDOと協議の上で認められる可能性があります。

Q補助率8/10ということは自己負担は2割だけですか?
A

社会課題解決枠のフェーズA・Bでは補助率8/10以内のため、事業費の最大80%がNEDO負担となり、自己負担は最低20%です。ただし「8/10以内」であるため、実際の補助率は審査結果により異なる場合があります。また、補助対象外の経費は全額自己負担となるため、事業計画全体での資金計画が重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

NEDO事業は国の委託事業・補助事業に該当するため、同一の経費に対して他の国庫補助金との二重受給は認められません。ただし、対象経費が明確に区分される場合は、異なる経費項目について他の補助金を活用することは可能です。例えば、本事業で研究開発費を賄い、別の補助金(ものづくり補助金等)で量産設備を導入するといった組み合わせは検討の余地があります。また、地方自治体独自の補助金については、各自治体の規定を確認の上、併用可能な場合があります。NEDOの他事業(例:SBIR関連事業)との併願は可能ですが、同一テーマでの重複採択はありません。申請時には他の公的支援の受給状況を正確に記載する必要があります。

詳細説明

事業の背景と目的

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの主力電源化は国家的な課題です。NEDOの「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」は、中小企業・スタートアップが持つ革新的な技術シーズを発掘し、研究開発から事業化までを一貫して支援する制度として設計されています。

2つの支援枠の違い

社会課題解決枠は、脱炭素化やエネルギー安定供給といった社会課題の解決に直結する技術開発を支援します。フェーズA(基盤研究、上限1,000万円)、フェーズB(フィージビリティ・スタディ、上限5,000万円)、フェーズC(実用化開発、上限1.5億円)の3段階で構成され、特にフェーズA・Bは補助率8/10以内と手厚い支援が特徴です。

新市場開拓枠は、新エネルギー分野での新市場創出を目指す事業者向けです。フェーズα(上限1,000万円)とフェーズβ(上限7,000万円)の2段階で、補助率は2/3以内です。VC等からの支援を受けていることが申請条件となっており、事業化への本気度が問われます。

対象技術分野

太陽光発電、風力発電、中小水力発電、バイオマス利用、再生可能エネルギー熱利用、水素・燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステムなど、新エネルギー全般が対象です。特定の技術分野に限定されないため、幅広いアプローチでの提案が可能です。

事業期間と成果目標

フェーズA・αは1年以内、フェーズB・β・Cは原則2年以内の事業期間です。特にフェーズCでは事業期間終了後3年以内での事業化を目指すことが求められ、実用化への明確なロードマップが重要になります。

申請に必要な準備

申請はJグランツ(電子申請システム)で行います。GビズIDプライムまたはメンバーアカウントが必須のため、未取得の場合は早めの準備が必要です。公募説明会(4月3日・4月10日オンライン開催)への参加も推奨されます。

  • GビズIDの取得(2〜3週間要)
  • 公募要領の熟読と適切なフェーズの選択
  • 技術の独自性と事業化計画の明確化
  • 研究体制の構築と主任研究者の選定

中小企業・スタートアップにとっての価値

本事業は大企業を排除した中小企業専用の制度であり、限られた資金で革新的な技術開発に挑む企業にとって非常に価値の高い支援です。NEDOによる技術評価やフォローアップも受けられるため、単なる資金支援を超えた事業化支援としての活用が期待できます。

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →