募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和7年度補正「次世代革新炉の開発・建設に向けた技術開発・サプライチェーン構築支援事業補助金」

基本情報

補助金額
27億円
補助率: 1/2
0円27億円
募集期間
2026-03-31 〜 2026-04-30
残り30
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 情報通信業 / サービス業(他に分類されないもの) / 学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

次世代革新炉(革新軽水炉・小型軽水炉)の実現に向けた技術開発とサプライチェーン高度化を支援する大型補助金です。経済産業省の令和7年度補正予算事業として、補助上限27億円・補助率1/2という国内最大級の規模で、原子力産業基盤の維持・強化と次世代原子炉の実用化開発を推進します。新たな安全メカニズムを組み込んだ革新炉の開発は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギー政策の重要な柱であり、原子力関連メーカー、素材メーカー、建設会社等のサプライチェーン全体を対象とした包括的な支援です。事務局は一般社団法人低炭素投資促進機構が務め、jGrantsでの電子申請が基本ですが、やむを得ない場合は事務局に相談可能です。

この補助金の特徴

1

補助上限27億円の超大型事業

国内の補助金としても最大級の27億円という補助上限額が設定されており、次世代原子炉の技術開発に必要な大規模な研究開発投資に対応します。補助率1/2のため、最大54億円規模のプロジェクトが対象となります。

2

技術開発とサプライチェーン構築の二本柱

革新軽水炉・小型軽水炉の技術開発だけでなく、それを支える製造基盤(鍛造・溶接・精密加工等)のサプライチェーン高度化も支援対象です。原子力産業基盤の裾野まで含めた包括的な支援体制です。

3

新たな安全メカニズムの実現

従来の軽水炉をベースにしつつ、受動的安全システム等の新たな安全メカニズムを組み込んだ「革新炉」の実用化を目指します。福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえた、より安全な原子炉技術の開発です。

4

カーボンニュートラルとエネルギー安全保障への貢献

原子力は発電時にCO2を排出しないベースロード電源であり、次世代革新炉の実現は2050年カーボンニュートラルとエネルギー安全保障の両方に貢献します。

ポイント

原子力産業という特殊な領域を対象とした超大型補助金であり、一般的な中小企業向け補助金とは性格が大きく異なります。原子炉メーカー、機器メーカー、素材メーカー、建設会社等の原子力サプライチェーンに属する事業者が主な対象です。

対象者・申請資格

対象となる事業者

  • 原子炉メーカー(革新軽水炉・小型軽水炉の開発者)
  • 原子力関連機器メーカー
  • 素材・部品メーカー(鍛造、溶接、精密加工等)
  • 建設・エンジニアリング会社
  • 研究機関・大学

対象となる事業内容

  • 革新軽水炉の技術開発
  • 小型軽水炉の技術開発
  • サプライチェーン高度化に資する技術開発
  • 原子力産業基盤の維持・強化に資する取組

補助条件

  • 補助率:1/2
  • 補助上限:27億円
  • 申請はjGrantsが基本(困難な場合は事務局相談)

ポイント

原子力産業に直接関連する事業者を対象とした非常に専門的な補助金です。革新炉の技術開発またはそのサプライチェーンに属する事業者であることが前提要件であり、一般的な製造業や中小企業が単独で申請するのは困難です。

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申請ガイド

1

ステップ1:募集要領の確認

一般社団法人低炭素投資促進機構の公式サイト(https://www.teitanso.or.jp/nextnuc/)から募集要領・交付規定・申請様式をダウンロードし、詳細な要件を確認します。

2

ステップ2:事業計画の策定

技術開発の内容、目標、スケジュール、実施体制、予算計画を盛り込んだ事業計画を策定します。サプライチェーン高度化の具体的な成果目標も明確にします。

3

ステップ3:コンソーシアム等の実施体制構築

大規模な技術開発プロジェクトのため、原子炉メーカー・機器メーカー・研究機関等によるコンソーシアム体制の構築が求められる場合があります。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

公募期間内(〜2026年4月30日)にjGrantsから電子申請します。やむを得ない事情でjGrantsが困難な場合は事務局に相談してください。

5

ステップ5:審査・交付決定・事業実施

審査を経て採択されたプロジェクトに交付決定が行われ、事業を実施します。

ポイント

申請期限が2026年4月30日と短いため、早急に募集要領を入手して準備を開始してください。27億円規模の大型プロジェクトでは実施体制の信頼性が重視されるため、コンソーシアム体制や参画機関の実績を具体的に示すことが重要です。

審査と成功のコツ

技術開発のロードマップを明確に示す
次世代革新炉の実用化に向けた中長期的な技術開発ロードマップの中で、本事業で取り組む部分を明確に位置づけましょう。国のエネルギー基本計画との整合性も重要です。
安全性向上の具体的な技術アプローチを説明
新たな安全メカニズムの具体的な技術内容と、従来炉に対する安全性向上の定量的な評価を提示してください。受動的安全システムや事故耐性燃料等の先端技術が評価されます。
サプライチェーン全体の底上げを提案
単一企業の技術開発に留まらず、サプライチェーン全体の製造能力・品質管理体制の高度化を含む包括的な提案が求められます。人材育成も重要な要素です。
実用化に向けた具体的なマイルストーン設定
研究開発に留まらず、実用化に向けた具体的なマイルストーン(設計認証、試作、実証等)を設定し、事業終了後の展開見通しも示しましょう。

ポイント

27億円の補助を正当化する技術開発の規模感と、次世代革新炉の実現への具体的な貢献が問われます。国のエネルギー政策との整合性、安全性向上の技術的根拠、サプライチェーン全体への波及効果を多面的に示すことが採択のポイントです。

対象経費

対象となる経費

研究開発費(4件)
  • 設計・解析費
  • 試作・試験費
  • 材料費
  • 計測・分析費
設備費(3件)
  • 試験装置の製作・購入費
  • シミュレーション設備費
  • 計測機器費
人件費(2件)
  • 研究員人件費
  • 技術者人件費
サプライチェーン高度化費(3件)
  • 製造技術の高度化費
  • 品質管理体制構築費
  • 人材育成費
外注・委託費(3件)
  • 試験委託費
  • 解析委託費
  • コンサルティング費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地・建物の取得費
  • 量産設備の購入費(研究開発用途でないもの)
  • 消費税及び地方消費税
  • 交付決定前に着手した事業の費用
  • 間接経費のうち補助対象外とされるもの
  • 汎用事務機器の購入費

よくある質問

Q中小企業でも申請できますか?
A

原子力のサプライチェーンに属する中小企業であれば申請対象となりえます。例えば、原子力関連の特殊鍛造品、精密部品、溶接技術等を持つ中小製造業者がサプライチェーン高度化の一環として申請するケースが考えられます。ただし27億円規模の大型プロジェクトのため、コンソーシアムの一員として参画する形が現実的です。

Q革新軽水炉と小型軽水炉の違いは何ですか?
A

革新軽水炉は従来の大型軽水炉を発展させ、受動的安全システム等の新たな安全メカニズムを組み込んだ原子炉です。小型軽水炉(SMR)は出力30万kW以下程度の小型でモジュール化された原子炉で、工場製作により品質と経済性を向上させる設計です。いずれも新たな安全メカニズムを組み込んだ次世代の原子炉として開発が進められています。

Q申請期限が4月30日と非常に短いですが、間に合いますか?
A

公募期間は2026年3月31日〜4月30日の約1ヶ月間です。大型プロジェクトの申請準備には相当の時間がかかるため、既に技術開発計画やコンソーシアム体制の構想がある事業者を想定した公募スケジュールと考えられます。まだ準備が整っていない場合は、まず事務局に相談されることをお勧めします。

QjGrantsでの申請が困難な場合はどうすればよいですか?
A

応募書類はjGrantsでの提出が基本ですが、やむを得ない事情によりjGrantsでの提出が困難な場合は、事務局(一般社団法人低炭素投資促進機構、メール: nextnuc@teitanso.or.jp)にご相談ください。代替の提出方法について案内を受けられます。

Qこの補助金はどのような企業に最適ですか?
A

原子炉メーカー(プラントメーカー)、原子力関連機器メーカー、特殊素材・部品メーカー、原子力関連のエンジニアリング会社、原子力関連の研究機関等が最適です。次世代革新炉の実用化に直接貢献する技術開発やサプライチェーン構築に取り組む事業者を対象としており、一般的な中小企業向けの補助金とは異なる専門領域の制度です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の次世代革新炉関連の政策パッケージの一環です。原子力分野では、文部科学省の高速炉・高温ガス炉の研究開発予算や、NEDOの原子力関連研究プロジェクト等が別途存在しますが、同一の研究開発テーマ・対象経費での重複受給はできません。サプライチェーン構築の部分については、経済産業省の「ものづくり補助金」等の一般的な製造業支援策との経費の棲み分けが可能な場合もありますが、原子力関連の大型プロジェクトでは経費管理が厳格に求められるため、事前に事務局にご相談ください。地方自治体が原子力関連産業の振興策を独自に実施している場合は、その連携も検討に値します。

詳細説明

次世代革新炉の技術開発・サプライチェーン構築支援事業とは

本補助金は、経済産業省の令和7年度補正予算により、次世代革新炉(革新軽水炉・小型軽水炉)の実現に向けた技術開発とサプライチェーンの高度化を支援する事業です。補助上限27億円・補助率1/2という国内最大級の規模で、原子力産業基盤の維持・強化を図ります。

次世代革新炉とは

次世代革新炉とは、従来の軽水炉をベースにしながら新たな安全メカニズムを組み込んだ原子炉です。本事業では以下の2種類が対象です。

  • 革新軽水炉:既存の軽水炉技術を発展させ、受動的安全システム等を導入した大型炉
  • 小型軽水炉(SMR):モジュール化により安全性と経済性を高めた小型モジュール炉

事業の2本柱

本事業は技術開発サプライチェーン構築の2本柱で構成されています。

  • 技術開発:革新炉の設計技術、安全技術、燃料技術等の研究開発
  • サプライチェーン構築:鍛造・溶接・精密加工等の製造基盤の高度化、品質管理体制の強化、人材育成

補助内容

  • 補助上限額:27億円
  • 補助率:1/2
  • 対象地域:全国
  • 公募期間:2026年3月31日〜2026年4月30日

カーボンニュートラルとエネルギー安全保障

原子力は発電時にCO2を排出しないベースロード電源であり、次世代革新炉の実現は日本の2050年カーボンニュートラル目標とエネルギー安全保障の両方に貢献します。再生可能エネルギーとの組み合わせにより、安定的かつ脱炭素の電力供給体制の構築を目指します。

申請方法・問い合わせ先

募集要領・交付規定・申請様式は一般社団法人低炭素投資促進機構の公式サイト(https://www.teitanso.or.jp/nextnuc/)からダウンロードできます。申請はjGrantsが基本です。問い合わせは nextnuc@teitanso.or.jp まで。

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