名古屋市って、妊娠したらお金がもらえるって聞いたんですけど、これって本当ですか?
本当ですよ!「名古屋市妊婦・子育て家庭応援金」という制度で、妊婦さんに5万円、出産後にもう5万円という形で、合計最大10万円(双子なら15万円)が現金で受け取れます!
えっ、現金で!?しかも妊娠中にももらえるんですか?
そうなんです。この制度はざっくり2段階になっていて、妊娠中に「妊婦応援金」として5万円、出産後に「子育て家庭応援金」として赤ちゃん1人につき5万円という構成です。国の「妊婦のための支援給付」という制度に基づいて、名古屋市が実施しています。
そうです。令和5年4月から全国の自治体で順次始まったプッシュ型の給付金です。名古屋市の場合は令和5年3月1日以降に妊娠届出をした方が対象になります。ポイントは「自分から申請書を取りに行かなくていい」ところで、市から自動的に申請書が送られてくる仕組みなんですよ。
プッシュ型って便利ですね!妊娠中はなかなか動けないですし。
本当にそうですよね。妊娠中はつわりや体調不良で動けない時期もありますから、申請書が家に届くのはありがたい設計だと思います。ただ、届いた書類はちゃんと返送しないといけないので、そこは忘れないようにしてください。
名古屋市妊婦・子育て家庭応援金 給付額一覧
具体的にいくらもらえるか、改めて教えてもらえますか?
整理しますね。妊婦応援金は妊婦1人あたり5万円の一律支給です。妊娠の回数じゃなくて、妊婦1人に対して1回の支給。そして子育て家庭応援金は胎児の数1人あたり5万円です。
| 給付種別 | 対象 | 金額 |
|---|
| 妊婦応援金 | 妊婦1人あたり | 5万円 |
| 子育て家庭応援金(1人の場合) | 出生児1人あたり | 5万円 |
| 子育て家庭応援金(双子の場合) | 出生児2人分 | 10万円 |
| 合計(1人の場合) | — | 10万円 |
| 合計(双子の場合) | — | 15万円 |
双子や三つ子のご家庭は養育費も2倍・3倍かかりますからね。胎児の数に応じた支給になっているのは合理的だと思います。いずれも全額現金での支給です。
はい、指定口座への銀行振込です。振込予定日は毎月14日と30日(休日の場合は直前の平日)で、申請書を返送してから手続き完了まで約1か月かかります。通帳には「ニンプコソダテオウエンキンナゴヤシ」という依頼人名で記録されるので、振込通知は来ませんが、通帳を確認することで入金を把握できます。
そうですよね。通帳か、スマホアプリで口座確認できるものを手元に用意しておくといいですよ。申請から約1か月後の14日か30日の入金を目安に確認してみてください。金額と受け取り方法がわかったところで、次は「自分が対象かどうか」の確認に進みましょう。
どんな人が対象なんですか?所得制限とかありますか?
所得制限はありません!これは国の制度の大きな特徴で、所得にかかわらず全員が対象です。条件は大きく2つ。令和5年3月1日以降に妊娠届出をしていること、そして申請日時点で名古屋市に住民票があることです。
そうなんです。妊娠期から子育て期まで、すべての妊婦・子育て家庭を支援するという考え方なので。ただ、「妊娠の確認」という条件があって、医師による妊娠の確認(胎児心拍の確認)を受けていることが必要です。化学流産のような非常に早い段階では対象にならない場合があります。
転入者の方はちょっと注意が必要です。転入前の市町村で国の「妊婦のための支援給付」に該当する給付を受けていた場合、その分は名古屋市では受け取れません。でも、「前の市で妊婦応援金だけ受け取って、その後名古屋市に転入した」という場合は、出産後の子育て家庭応援金は名古屋市から受け取れます。
| 状況 | 妊婦応援金 | 子育て家庭応援金 |
|---|
| 名古屋市で妊娠届出 | 受給可 | 受給可 |
| 転入前に妊婦応援金を受給済み | 受給不可 | 受給可 |
| 転入前に両方受給済み | 受給不可 | 受給不可 |
| DV等で住民票に住んでいない | 避難先市町村で受給可 | 避難先市町村で受給可 |
DV避難中でも受け取れるんですね。それは大切な情報ですね。
そうなんです。住民票の住所に実際に住んでいなくても、避難先の市町村から支給を受けられる仕組みになっています。また、流産・死産となった場合でも妊婦応援金は受給できます。つらい状況ではありますが、すでに妊娠届出をしていた方は対象です。対象者がわかったところで、申請の流れを見ていきましょう。
妊婦・子育て家庭応援金 受け取りの流れ
基本的には名古屋市から申請書が届くのを待てばOKです!申請書が届いたら、必要事項を記入して同封の返信用封筒で返送するだけです。自分でどこかに行く必要はありません。
1区役所・保健センターで妊娠届出(母子手帳を受け取る)
2担当保健師との面談(面談の実施状況によりタイミングが変わります)
そうです。ただ、面談を受けていないと申請書の発送が遅れることがあります。妊娠届出後に担当の保健師さんから連絡が来ますので、その際にしっかり面談を受けておくと、申請書の発送もスムーズです。
出産後は3〜4か月後に申請書が来るんですね。申請期限はいつまでですか?
子育て家庭応援金は申請書到着から1か月以内、または生後6か月までが目安です。なかなか返送できない事情があるときは、コールセンターに相談してみてください。やむを得ない事情の場合は、期限後でも受給できる場合があります。
市から送付される申請書そのものが主な書類です。申請書に振込先口座情報を書く欄がありますので、通帳やキャッシュカードを手元に用意しておいてください。特別に用意が必要な書類はほとんどありません。
妊娠届出日の1〜2か月、または出生報告から3〜4か月を過ぎても申請書が届かない場合は、コールセンター(052-746-8219)に連絡してください。面談の状況や送付のタイミングにより多少前後することがあります。届かないまま放置すると受給機会を逃す可能性があります。
申請期限のことをもう少し詳しく教えてもらえますか?
まず妊婦応援金は妊娠中に提出することが必要です。出産後に気づいても受け取れない可能性があるので注意が必要です。子育て家庭応援金は申請書が届いてから1か月以内、または生後6か月以内が目安です。
| 給付種別 | 申請書発送タイミング | 申請期限の目安 |
|---|
| 妊婦応援金 | 妊娠届出後1〜2か月 | 妊娠中 |
| 子育て家庭応援金 | 出生報告後3〜4か月 | 申請書到着から1か月以内または生後6か月 |
振込のスケジュールも確認したいんですが、毎月いつごろですか?
振込予定日は毎月14日と30日(休日の場合は直前の平日)です。申請書を返送してから審査・手続きに約1か月かかるので、たとえば1月上旬に返送すると2月14日か2月28日ごろの振込になるイメージです。
そうです。振込通知(お知らせ)は届きません。通帳に「ニンプコソダテオウエンキンナゴヤシ」という名義で入金されます。ネットバンキングやスマホのバンキングアプリをお使いの方は、アプリで確認するのが早いです。
振込予定日は毎月14日と30日(休日の場合は直前の平日)の2日のみです。申請書を返送してから「今日振り込まれるかも」と毎日確認するのではなく、「返送から1か月後の14日か30日」を目安にしてください。早く入金されることはありません。
そうか、毎日確認しなくていいんですね(笑)。それはわかりやすい。
よく「振込まれたかな?」と毎日通帳を見てしまう方がいるんですが(笑)、14日と30日の2日だけ確認すればOKです。詐欺にも気をつけてほしいので、次のセクションも必ず確認してください。
一番多いのは「申請書が届かないんだけどどうすればいい?」という問い合わせです。面談の実施状況や転入のタイミングによって送付が遅れることがあります。
その場合はコールセンターに連絡すればいいんですか?
そうです。名古屋市妊婦・子育て家庭応援金コールセンター(電話番号は052-746-8219)に平日9時から18時の間に電話してください。「申請書が届かない」と伝えれば対応してもらえます。
里帰り出産の場合でも、住民票が名古屋市にある方は名古屋市から支給されます。ただ、面談は住民票がある市町村か里帰り先のどちらかで受けることができます。
妊娠届出後に流産・死産となった場合でも、妊婦応援金(5万円)は受給できます。申請書が届いたら、そのまま申請してください。つらい状況ですが、権利があることは知っておいてほしいですね。
それは知らない方も多そうですね。他に注意点はありますか?
前の自治体で受給しているかどうかの確認が大事です。たとえば他県から引っ越してきた方で、前の市から妊婦応援金をすでにもらっている場合は、名古屋市では妊婦応援金は重複して受け取れません。でも子育て家庭応援金は別枠なので受給できることが多いです。詳しくはコールセンターに確認するのが確実です。
他の市区町村から名古屋市に転入した方は、転入前の自治体で「妊婦のための支援給付」(国の制度)に関する給付を受けているかどうかを確認してください。受給状況によって名古屋市での給付可否が変わります。不明な場合はコールセンター(052-746-8219)に問い合わせが確実です。
名古屋市妊婦・子育て家庭応援金の申請にATMは一切使いません。「ATMで手続きしてください」という電話・メールは詐欺です。また、市の職員が電話でクレジットカード番号や銀行口座の暗証番号を聞くことはありません。不審な連絡があれば、必ずコールセンター(052-746-8219)か、お住まいの区役所に確認してください。
はい!名古屋市妊婦・子育て家庭応援金のポイントをまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 対象者 | 令和5年3月1日以降に妊娠届出または出産し、申請日時点で名古屋市に住民票がある方 |
| 給付額 | 妊婦応援金5万円 + 子育て家庭応援金(1人5万円) = 最大15万円(双子) |
| 申請方法 | 市から送付される申請書に記入して返信用封筒で返送 |
| 振込日 | 毎月14日と30日(休日の場合は直前の平日) |
| 申請期限 | 妊婦応援金は妊娠中。子育て家庭応援金は生後6か月以内 |
| 問い合わせ | 名古屋市妊婦・子育て家庭応援金コールセンター 052-746-8219(平日9時〜18時) |
| 公式URL | 名古屋市公式サイト |
妊娠中や産後のしんどい時期に自分で動かなくていいのは大きいです。ただ、「届いた書類はすぐ返送する」を心がけてください。特に子育て家庭応援金は生後6か月以内という期限があるので、申請書が届いたら後回しにせず早めに返送するのがおすすめです!
名古屋市には他にも妊娠・子育て関連のお金の制度がありますか?
たくさんあります!この妊婦・子育て家庭応援金と一緒に、ぜひ合わせて確認してほしい制度を紹介しますね。
まず
出産育児一時金は、健康保険から出産費用として1児につき50万円が支給される制度です。ほぼ全員が対象になる大きな給付なので、こちらも必ず確認を。
はい。県と市の両方に制度があるので、住んでいる場所によって受け取れる給付金が変わってきます。条件が重なる場合も多いので、まとめて確認することをおすすめします!