四日市市の空き家補助金ってどんな制度?

佐藤
編集長
四日市市に空き家を買ってリフォームしようと思っているんですが、補助金が出るって聞きました!

室谷
代表取締役
あります、あります! 「四日市市空き家取得活用補助金」という制度で、空き家を売買で購入してリフォームする場合に、工事費の一部を補助してもらえるんです。

佐藤
編集長
えっ、売買限定なんですか?

室谷
代表取締役
そうなんです、相続で取得した場合は対象外。あくまでも売買契約による取得が必須です。自治体が「空き家の市場流通を促進したい」という狙いがあるので、売買に限られているんですよ。

佐藤
編集長
なるほど! 四日市市内の空き家なら何でもいいんですか?

室谷
代表取締役
基本的には市内の一戸建て専用住宅か、店舗兼住宅のような併用住宅が対象です。ただし法人が所有しているものは対象外です。あと、市街化調整区域の場合は都市計画法の許可を受けた建物であることが条件になります。

佐藤
編集長
ふつうの一戸建てを買う分には問題なさそうですね!
補助金額はいくら?


佐藤
編集長
具体的にいくらもらえるんですか?

室谷
代表取締役
リフォーム工事にかかった費用の3分の1相当(上限50万円)が補助されます。たとえばリフォーム費用が150万円なら50万円、300万円かかっても上限の50万円が補助額になりますね。

佐藤
編集長
なるほど! 費用の3分の1か。じゃあ150万円のリフォームで50万円ゲットがちょうどいいわけですね(笑)

室谷
代表取締役
さらに、居住誘導区域内または地区空き家等活用計画策定地区内の空き家なら10万円が加算されて、最大60万円になります! これはかなり大きいですよ。

佐藤
編集長
60万円! それは相当ありがたいですね。でも居住誘導区域って何ですか?

室谷
代表取締役
四日市市が定めている「立地適正化計画」で、市としてここに人に住んでほしいと指定している区域のことです。対象区域の詳細は四日市市が公開している補助額加算の対象区域(PDF)で確認できます。
| 区分 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 基本補助 | リフォーム費の1/3 | 50万円 |
| 居住誘導区域・地区計画策定地区 | 基本補助 + 10万円加算 | 60万円 |
| リフォーム工事費の最低条件 | 工事費50万円以上 | — |

佐藤
編集長
リフォーム費用が50万円未満だと対象外なんですね!

室谷
代表取締役
そうです。軽微な修繕では対象にならないんです。実質的に、ちゃんとした改修工事をやる人向けの制度ですね。
補助金の計算例
- リフォーム費 150万円 → 補助額 50万円(上限)
- リフォーム費 300万円 → 補助額 50万円(上限)
- 居住誘導区域内の場合 → さらに10万円加算で最大 60万円
誰がもらえる?対象者の条件

佐藤
編集長
対象者の条件も気になります。誰でも応募できるんですか?

室谷
代表取締役
いくつか条件があります。まず大前提として「売買契約で空き家を取得した人」であること。それ以外にも複数の要件があって、ざっくり言うと市外から転入してくる人か、市内の賃貸住宅から購入した空き家へ転居する人が対象です。

佐藤
編集長
四日市市に既に持ち家を持っている人は対象外?

室谷
代表取締役
そうなんです。市内の持ち家に住んでいて別の空き家を買う、というパターンは対象外ですね。あくまでも「賃貸住宅から卒業して空き家に定住する人」か「市外から転入してくる人」のための制度です。

佐藤
編集長
自分が対象かどうか確認するポイントをまとめてもらえますか?

室谷
代表取締役
はい! 以下の条件を全部満たしているかチェックしてみてください。
| 確認項目 | 条件 |
|---|---|
| 空き家の取得方法 | 売買契約による購入(相続・贈与は対象外) |
| 登記 | 所有者として登記済みであること |
| 取得からの経過期間 | 1年以内であること |
| 転入・転居 | 市外からの転入者 または 市内賃貸住宅からの転居者 |
| 市税 | 滞納なし |
| 定住意思 | 3年以上、その空き家に住む意思があること |
| 地域活動 | 積極的に参加しようとする意思があること |

佐藤
編集長
3年以上の定住が条件なんですね! 短期で売り払う気満々の人は対象外、ということか(笑)

室谷
代表取締役
おっしゃる通りです。市が「人口定住」を促進したい制度なので、当然そこは厳しく見られます。
リフォーム工事の対象・対象外

佐藤
編集長
リフォームって何でもOKなんですか? 庭をきれいにするとか外壁を塗るとか。

室谷
代表取締役
これが結構限定されていて、「空き家の機能か性能を維持または向上させるための改修工事」が対象です。ざっくり言うと居住性能を上げる本体工事が対象で、外構や庭の工事は対象外です。

佐藤
編集長
えっ、外構工事が対象外というのは意外ですね!

室谷
代表取締役
そうなんです。外壁塗装は本体工事なのでOKですが、フェンスや駐車スペースの整備は外構扱いで対象外になります。「容易に取り外しができるもの」の設置も対象外です。エアコンやカーテンレールを付けるだけ、というのは対象にならないですね。
対象外のリフォーム工事
- 外構工事(フェンス・駐車場・庭など)
- 容易に取り外しできる設備の設置
- 建設業者経由でない設備機器等の設置
- 市の他の補助制度を利用する工事
- リフォーム費用が50万円未満の工事

佐藤
編集長
他の補助制度と併用もできないんですね。たとえば耐震改修補助と重ねるのはNGですか?

室谷
代表取締役
同じ工事への重複適用はNGです。ただし四日市市の木造住宅耐震補助制度は工事内容が別になる場合がありますので、担当窓口に確認することをおすすめします。また、四日市市の三世代同居等支援補助金を過去に使ったことがある場合は対象外になりますので要注意です。
申請の流れと必要書類


佐藤
編集長
実際にどうやって申請するか教えてください! 流れを教えてもらえますか?

室谷
代表取締役
まず大前提として、リフォーム工事を始める前に交付申請を済ませる必要があります。工事を先にやって後から申請しようとしても、受け付けてもらえないので注意してください。
1空き家を売買契約で取得し、所有者として登記を完了させる
2リフォーム工事業者に工事の見積もりを依頼する
3四日市市役所(都市計画課)に交付申請書と必要書類を提出する
4市から交付決定通知を受け取る
5リフォーム工事を実施する(申請年度内に完了すること)
6工事完了後に実績報告書と領収書等を提出する
7補助金が口座に振り込まれる

佐藤
編集長
工事完了が申請年度内という制約がありますよね。これは年度をまたいでもらえないということ?

室谷
代表取締役
そうです。令和8年度(2026年度)に申請したら、令和9年3月31日までに工事を完了させる必要があります。購入してすぐに申請しても、工事が翌年度にずれ込むと対象外になってしまいます。スケジュールには余裕をもって計画してください。

佐藤
編集長
必要書類も教えてください!

室谷
代表取締役
複数の書類が必要です。発行期限があるものも多いので、早めに揃えておくのがポイントです。
| 書類名 | 注意事項 |
|---|---|
| 住民票(前住地が記載されたもの) | 発行3か月以内のもの、世帯全員分 |
| 完納証明書(市税の滞納なし証明) | 発行3か月以内のもの、世帯全員分 |
| 売買契約書の写し | — |
| 登記事項証明書 | 空き家の所有経緯 + 登記完了の2種類が必要 |
| 工事見積書等(工事内容・費用がわかる書類) | — |
| 誓約書 | 市の様式に署名 |
| 賃貸借契約書の写し | 市内賃貸住宅からの転居の場合のみ |

佐藤
編集長
住民票や完納証明書は発行から3か月以内! 忘れずに確認しないといけないですね。

室谷
代表取締役
そこを見落とす人が多いんですよ! 申請書の様式は四日市市の公式ページからダウンロードできるので、事前に確認しておきましょう。
令和7年度は受付終了。令和8年度以降は?

佐藤
編集長
あれ、「令和7年度は予算上限に達して受付終了」って書いてありますね?

室谷
代表取締役
残念ながら令和7年度(2025年度)分については、予算の上限に達してしまったため新規受付を終了しています。この制度は人気が高く、毎年度早い時期に枠がなくなる傾向があります!

佐藤
編集長
じゃあ今から申請しようとしても無理なんですか?

室谷
代表取締役
令和8年度(2026年度)分については四日市市のホームページや窓口で受付開始のアナウンスを確認してください。年度初め(4月以降)に早めに問い合わせをするのが重要です。人気制度は受付開始直後に埋まることも多いので。
申請タイミングの注意点
- 令和7年度(2025年度)分は予算上限に達し受付終了
- 令和8年度(2026年度)分は四日市市公式サイトで受付開始を確認
- 毎年度、受付枠は早期に終了する可能性あり
- 取得から1年以内という期限もあるため早めの動きが必要

佐藤
編集長
早い者勝ちの面もあるんですね! 空き家を買ったらすぐに動き始めないといけない。

室谷
代表取締役
その通りです。「いつかリフォームしようと思っていたら期限が切れた」というパターンが一番もったいないので。取得から1年以内という縛りもあります。
よくある質問

佐藤
編集長
相続で親の家を引き継いだ場合はどうですか?

室谷
代表取締役
相続による取得は売買契約に当たらないため、残念ながら対象外です。あくまでも売買契約を結んで購入した場合のみ補助対象になります。

佐藤
編集長
市内の持ち家から引っ越してこの制度を使うことはできますか?

室谷
代表取締役
市内持ち家からの住み替えは対象外になります。対象は「市外からの転入者」か「市内賃貸住宅からの転居者」に限られています。持ち家を売却して新しい空き家に移る場合は条件を満たしませんので要注意です。

佐藤
編集長
工事は自分でDIYで行った場合はどうなりますか?

室谷
代表取締役
自分でやるDIYは対象外です。建設業者を通じた工事費のみが補助対象となります。また「建設業者で調達しない設備機器等の設置」も対象外となっています。

佐藤
編集長
申請前に相談はできますか?

室谷
代表取締役
もちろんです! 四日市市役所の都市計画課が窓口です。電話番号は 059-354-8272 です。「自分が対象になるか確認したい」という段階から相談可能なので、気軽に連絡してみてください。
お問い合わせ先
- 四日市市役所 都市計画課
- 電話番号: 059-354-8272
- 受付時間: 月曜〜金曜 8時30分〜17時15分(祝日・年末年始を除く)
給付金・補助金詐欺にご注意ください
- 市役所が補助金の受取のためにATMの操作を求めることは絶対にありません
- 電話で銀行口座番号や暗証番号を聞くことはありません
- 不審な連絡を受けた場合はすぐに四日市市役所(代表電話 059-354-8104)に確認してください
この制度の基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 市外からの転入者または市内賃貸住宅からの転居者で空き家を売買取得した方 |
| 補助額 | リフォーム費の1/3(上限50万円)、居住誘導区域は+10万円 |
| リフォーム費の最低額 | 50万円以上 |
| 定住要件 | 3年以上の定住意思 |
| 申請期限 | 令和7年度分は終了。令和8年度の受付は四日市市公式サイトを確認 |
| 問い合わせ先 | 四日市市役所 都市計画課 TEL 059-354-8272 |
| 公式ページ | 四日市市空き家取得活用補助金のご案内 |
四日市市の関連補助金

佐藤
編集長
空き家に関連して使える他の補助金も教えてください!

室谷
代表取締役
四日市市には関連する住宅補助がいくつかあります。たとえば空き家を除却したい場合は四日市市旧耐震空き家除却促進補助金が使えます。また、リフォームと並行して耐震工事を行いたい場合は四日市市木造住宅耐震補助制度もチェックしてみてください。

佐藤
編集長
移住を考えている人向けの補助金もありますか?

室谷
代表取締役
あります! 四日市市移住支援金は、東京圏等から四日市市へ移住した場合に最大100万円が支給される制度です。空き家取得と組み合わせると、かなり手厚いサポートが受けられる可能性があります。ただし併用条件は必ず担当窓口に確認してください。

佐藤
編集長
三重県内の他の市町でも似たような制度はありますか?

室谷
代表取締役
ありますよ。鈴鹿市では移住促進のための空き家リノベーション等補助制度が同様のコンセプトで実施されています。津市でも津市空き家有効活用推進事業補助金(リノベーション等)があります。三重県内で空き家を探している方は複数の市町を比較してみると良いかもしれません。

佐藤
編集長
ありがとうございました! 四日市市はなかなか手厚い制度が揃っていますね。

室谷
代表取締役
そうなんです。この補助金は「空き家を購入してリフォームする人」にとってはかなり有利な制度です。ただし毎年度予算上限で早期に受付終了になる点と、取得から1年以内という期限だけは絶対に忘れずに!

室谷
代表取締役
三重県内の他の給付金・補助金を探している方は三重県の補助金・給付金一覧もぜひご覧ください。