山形県の奨学金返還支援、3つの枠があるって知ってた?

佐藤
編集長
室谷さん、山形県って奨学金の返還を肩代わりしてくれる制度があるって聞いたんですが、本当ですか?

室谷
代表取締役
ほんとですよ!「新やまがた就職促進奨学金返還支援事業」って制度で、山形県内に就職・定住した方の奨学金を県が直接、貸与機関に繰上返還してくれる仕組みなんです。

佐藤
編集長
えっ、県が返してくれるの!?

室谷
代表取締役
そうなんです。しかも対象が大学生とUターン希望の社会人の両方に広がっているのがポイントで、3つの枠に分かれています。「やまがた若者定着枠」「企業連携支援枠」「Uターン促進枠」の3種類です!

佐藤
編集長
3種類も!それぞれどう違うのか、ちゃんと教えてもらえますか?

室谷
代表取締役
もちろん!枠ごとに対象者も金額も募集人数もぜんぜん違うんで、まず全体像をつかんでもらうのが大事ですね。
3つの枠の違いを一気に比較


佐藤
編集長
図でわかりやすくなりましたね!この3枠の中身を順番に教えてください。

室谷
代表取締役
じゃあまず一覧表で概要を把握しましょう!
| 枠の名前 | 対象者 | 上限金額 | 令和8年度募集人数 |
|---|---|---|---|
| やまがた若者定着枠 | 在学中の大学生等 | 約124万8千円(4年制の場合) | 230名 |
| 企業連携支援枠 | 在学中の大学生等(登録企業就職) | 約134万8千円(4年制の場合) | 50名 |
| Uターン促進枠 | 県外在住の社会人 | 60万円 | 40名 |

佐藤
編集長
企業連携支援枠のほうが金額が高いですね!

室谷
代表取締役
そうなんですよ。企業連携支援枠は10万円の加算がついているんです。登録企業に正規雇用として就職することが条件なんですけど、その分手厚くなっている感じですね。

佐藤
編集長
なるほど!じゃあ次は誰が対象なのか詳しく聞かせてください。
対象者の詳細

佐藤
編集長
「大学生」って言っても、どんな大学生でもいいんですか?

室谷
代表取締役
いくつか要件があります。簡単に言うと、「山形県にゆかりのある大学生」か「県内の大学に在学中の大学生」が対象です。

室谷
代表取締役
具体的には、山形県内の高校を卒業して県外の大学に行っている学生さん、あるいは県内の大学に在学している学生さん——どちらも対象になります。大学院、大学、短期大学、高専(4・5年生と専攻科)、専修学校の専門課程、それから山形県立産業技術短期大学校なども含まれます!

佐藤
編集長
幅広いんですね。奨学金の種類は何でもOKですか?

室谷
代表取締役
ここは要注意で!対象となる奨学金が市町村によって異なります。主なところでは日本学生支援機構(JASSO)の第一種・第二種奨学金が対象ですが、市町村が実施する奨学金も含まれます。

佐藤
編集長
自分の市区町村でもらっている奨学金が対象かどうか、別途確認が必要ってことですね。

室谷
代表取締役
そのとおりです!山形県の公式ページに「市町村対象奨学金一覧」のPDFが掲載されているので、まずはそこで確認してください。
Uターン促進枠の対象者

佐藤
編集長
Uターン促進枠は社会人向けとのことですが、どんな人が対象ですか?

室谷
代表取締役
こちらはちょっと要件が多いんですよ。まず申請日が属する年度の末日において40歳以下であること(誕生日が昭和61年4月2日以降)、そして大学等卒業後に県外で就業実績があること。

佐藤
編集長
年齢制限があるんですね!

室谷
代表取締役
はい。それから申請時点で県外に居住していること、山形県内の企業(法人・団体・個人事業主)への就業を希望していること——これらがすべて必要です。ただ公務員は原則対象外ですが、医師・看護師・保育士など医療・福祉職種の場合は例外的に対象になります!

佐藤
編集長
Uターンを考えている社会人の方には本当に助かる制度ですね。いくらもらえるのかも教えてください。
給付額の詳細

佐藤
編集長
金額の計算方法が枠によって違うんですよね?

室谷
代表取締役
そうなんです。やまがた若者定着枠と企業連携支援枠は「月数×2万6千円」という計算式で、Uターン促進枠は「残額上限60万円」という方式です。
| 枠 | 計算方法 | 4年制大学の場合の上限例 |
|---|---|---|
| やまがた若者定着枠 | 2万6千円×令和8年4月以降の貸与月数 | 2万6千円×48か月=124万8千円 |
| 企業連携支援枠 | 2万6千円×月数+10万円 | 2万6千円×48か月+10万円=134万8千円 |
| Uターン促進枠 | 県内就業開始時点の返還残額(上限60万円) | 最大60万円 |

佐藤
編集長
4年生大学で134万円超えるのは大きいですね!

室谷
代表取締役
大きいですよね!ただ注意点があります。申請した市町村と実際に居住した市町村が違う場合は、助成金額が2分の1に減額されてしまいます。だから就職・居住先の市町村に申請するのが基本です。

佐藤
編集長
米沢市は加算があるとも聞きましたが?

室谷
代表取締役
そうなんです!やまがた若者定着枠で米沢市に申請した場合、さらに「2万円×貸与月数」が加算されます。4年制なら最大96,000円の追加加算!米沢市の採用を検討しているなら、これは見逃せないですよ!
金額ポイントまとめ
- 学生向け(若者定着枠): 2万6千円 × 貸与月数 = 最大約124万8千円(4年制)
- 学生向け(企業連携枠): 上記+10万円 = 最大約134万8千円(4年制)
- 社会人向け(Uターン促進枠): 返還残額(上限60万円)
- 米沢市限定加算: さらに2万円 × 貸与月数が追加
- 居住市町村と申請市町村が違う場合は2分の1に減額

佐藤
編集長
金額感がよくわかりました!じゃあ申請はどうすればいいんですか?
申請の流れ


佐藤
編集長
ステップが結構あるんですね。令和8年度の具体的なスケジュールは?

室谷
代表取締役
まず募集開始が令和8年5月18日!そこから枠ごとに締切が異なります。
| 枠 | 募集期間 |
|---|---|
| やまがた若者定着枠 | 令和8年5月18日〜6月30日(1次のみ) |
| 企業連携支援枠 | 令和8年5月18日〜(1次 6月30日、2次 7月31日、3次 8月31日、4次 9月30日) |
| Uターン促進枠 | 令和8年5月18日〜(1次締切 8月31日、2次 9月30日、3次 10月30日) |

佐藤
編集長
若者定着枠は6月30日が締め切りなんですね!もう迫ってきてますね。

室谷
代表取締役
そうなんですよ。若者定着枠は6月30日17時必着なので、今すぐ動かないといけないレベルです!
1自分が対象の奨学金を受けているか確認(山形県HPの市町村対象奨学金一覧で確認)
2卒業後に定住したい市町村を決める
3募集期間中に必要書類を準備する
4定住希望の市町村の窓口へ持参・郵送・電子申請で提出
5審査・選考(令和8年9月までに結果通知)
6大学卒業後13か月以内に山形県内に居住・就業開始
7毎年9月30日までに就業状況等報告書を提出
8県内居住・就業から3年経過後3か月以内に補助金交付申請書を提出
9山形県が奨学金貸与機関に繰上返還(一括支払い)

佐藤
編集長
3年継続してからようやく支援が受けられるんですね。

室谷
代表取締役
そうです。でも5年間は県内で継続して就業する義務があるので注意してください。助成を受けた後の4年目・5年目に県外に出てしまうと、返還を求められる場合があります!
必要書類

佐藤
編集長
準備する書類はどんなものですか?

室谷
代表取締役
枠によって若干異なりますが、やまがた若者定着枠の場合は主に4点です。
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 助成候補者認定申請書(様式1) | 山形県HPからダウンロード |
| 高校等の卒業証明書または卒業証書の写し | 県外大学在学者のみ |
| 大学等の在学証明書または学生証の写し | 写し可 |
| 奨学生証の写し、または奨学金貸与証明書の写し | 貸与を受けている方のみ |

室谷
代表取締役
Uターン促進枠は加えて「住民票の写し(1か月以内発行)」「県外での就業実績が確認できる書類(在職証明書等)」「奨学金貸与証明書」「奨学金返還証明書(1か月以内発行)」も必要になります。

佐藤
編集長
奨学金返還証明書は発行に時間がかかりそうですね。

室谷
代表取締役
JASSO(日本学生支援機構)の証明書は郵便でのやり取りが基本なので、早めに動くのが鉄則です!
期限切れに要注意!
- 若者定着枠の1次締切は令和8年6月30日17時(期限内必着)
- 証明書類は発行まで1〜2週間かかることがあります
- 期限までに提出できない書類がある場合は、早めに各市町村の窓口に相談を
- 選考があるため、募集定員を超えた場合は書類・面接審査が実施されます
申請後〜受給までの義務と報告

佐藤
編集長
助成候補者に認定された後も、何か義務があるんですか?

室谷
代表取締役
あります!認定後は毎年、就業状況を報告する必要があります。就業1年目は就業後3か月以内に「就業状況等報告書」を提出、2年目・3年目は毎年9月30日までに提出が必要です。

佐藤
編集長
報告を怠ると認定が取り消されたりしますか?

室谷
代表取締役
そうなる可能性があります。離職した場合は再就業後1か月以内に報告が必要で、やむを得ない事情で就業できない場合は「求職・離職期間延長承認申請」ができますので、まず窓口に相談することが大切です!
就業継続の義務ルール(必読)
- 就業1年目: 就業後3か月以内に就業状況等報告書を提出
- 就業2年目・3年目: 毎年9月30日までに就業状況等報告書を提出
- 離職した場合: 再就業後1か月以内に報告が必要
- 3年経過後: 助成申請可能(助成後も通算5年まで就業義務あり)
- 5年未満で県外転出した場合: 助成額の返還が必要になる場合あり

佐藤
編集長
5年間の継続義務はしっかり頭に入れておかないといけませんね。では問い合わせ先を教えてください。
問い合わせ先・基本情報まとめ
申請窓口・問い合わせ先
- 若者定着枠・Uターン促進枠: 定住希望の市町村の窓口(各市町村へ直接問い合わせ)
- 企業連携支援枠: 山形県産業労働部 産業創造振興課 地域産業振興担当(TEL 023-630-2691)
- 所在地: 〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号
- ファックス: 023-630-2128
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 新やまがた就職促進奨学金返還支援事業 |
| 対象者 | 山形県ゆかりの大学生等、またはUターン希望の社会人 |
| 給付額(学生) | 最大約134万8千円(企業連携支援枠・4年制の場合) |
| 給付額(社会人) | 最大60万円(Uターン促進枠) |
| 令和8年度募集開始 | 令和8年5月18日 |
| 1次締切(若者定着枠) | 令和8年6月30日17時 |
| 主管部署 | 山形県 産業創造振興課 |
| 公式ページ | 山形県公式ページ |
給付金詐欺にご注意ください
- 山形県や市町村がATMでの操作をお願いすることはありません
- 電話で銀行口座番号や個人情報を聞いてくることはありません
- 「給付金を受け取るために事前に手数料が必要」などの話は詐欺です
- 不審な電話・メールは無視して、山形県産業創造振興課(023-630-2691)に確認を
よくある質問(Q&A)

佐藤
編集長
最後にQ&Aで疑問を整理させてください!

室谷
代表取締役
どうぞ!よくある質問をまとめてみましょう。

佐藤
編集長
まず——県外の大学に進学した山形出身者は対象になりますか?

室谷
代表取締役
なります!山形県内の高校を卒業して、県外の大学に進学した方は対象です(「やまがた若者定着枠」「企業連携支援枠」ともに)。

佐藤
編集長
大学院生も対象ですか?

室谷
代表取締役
対象になります!修士課程・博士課程の大学院生も含まれます。ただし貸与月数で計算するので、在学期間が長い分、支援額も大きくなる可能性があります。

佐藤
編集長
就職先が正規雇用でないといけませんか?

室谷
代表取締役
枠によって違います。企業連携支援枠は正規雇用として就業が必須です。若者定着枠やUターン促進枠は「就業」を条件としていますが、創業(起業)も認められています。

佐藤
編集長
離職してしまったらどうなりますか?

室谷
代表取締役
離職後1か月以内に就業状況等報告書を提出する必要があります。やむを得ない事情での離職なら「求職・離職期間延長承認申請」ができますが、長期間の離職が続くと認定が取り消されるリスクもあります。なるべく早く窓口に相談してください!

佐藤
編集長
申請は市町村によって対応が違うんですよね?

室谷
代表取締役
そうです。選考方法も市町村によって異なりますし、電子申請への対応状況も違います。まず定住したい市町村の窓口に問い合わせるのがファーストステップです!
山形県の他の給付金・支援制度もチェック

佐藤
編集長
奨学金返還支援以外にも、山形県で使える給付金はありますか?

室谷
代表取締役
ありますよ!山形の方向けにいくつかご紹介しますね。

室谷
代表取締役
高校生のための奨学金制度としては、奨学のための給付金(国公立高等学校等)や奨学のための給付金(私立高等学校等)があります。山形に居住する高校生の保護者の方はぜひチェックを。

室谷
代表取締役
それからやまがた礎(いしずえ)奨学金は山形県独自の奨学金制度で、在学中の支援という点でもチェックしておきたい制度です。

佐藤
編集長
山形市の方にはほかに何かありますか?

室谷
代表取締役
山形市在住なら山形市私立高等学校生徒学費補助金も合わせて確認してみてください。子育て関連では山形市物価高対応子育て応援手当もあります!

佐藤
編集長
奨学金の返還は学生にとって本当に重い負担ですから、こういう支援制度をしっかり活用してほしいですね!

室谷
代表取締役
まったくそのとおりです。令和8年度の若者定着枠の締め切りは6月30日17時なので、今すぐ山形県の公式ページで詳細を確認して動き出してください!

室谷
代表取締役
山形県内で「奨学金の返済で手一杯…」と悩んでいる方は、/subsidy/yamagataのページで山形県内の他の給付金・補助金情報もまとめてチェックできます。ぜひ活用してください。