岩手県の建設業界、今の課題は?

佐藤

佐藤

編集長

編集長の佐藤です。今日は岩手県の建設業で使える補助金について伺います。東日本大震災の復興需要で一時期活況だった岩手ですが、今は人手不足と高齢化が課題だと聞きます。この状況で、補助金はどう活用すればいいのでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

MYUUU代表の室谷です。おっしゃる通り、岩手の建設業は復興需要が落ち着き、今は構造的な人手不足に直面しています。県も建設DX人材育成支援事業を設けてICT施工の導入を後押ししていますが、まずは設備、IT、人材の順で補助金を確認するのが現実的な進め方です。本日は、岩手の建設業者が実際に活用できる国の補助金を中心に解説します。

設備投資を支援する補助金(省エネ・電動化・リフォーム)

佐藤

佐藤

編集長

まず設備面から教えてください。工場や事業所の省エネ改修、建設機械の電動化、住宅リフォームなど、岩手の建設業に関係する補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。環境省の【令和6年度補正】省CO2型システムへの改修支援事業は、工場・事業場の電化や燃料転換、熱回収などの設備改修を対象に、補助率3分の1、上限5億円と大型案件にも対応します。建設業の自社工場や事務所の脱炭素化に最適です。
佐藤

佐藤

編集長

5億円は大きいですね。建設機械の電動化はどうでしょう?
室谷

室谷

代表取締役

国土交通省の令和6年度_建設機械の電動化促進事業は、電動ショベル・ホイールローダーなどの購入費を補助対象経費の3分の2、上限約2.1億円で支援します。充電設備も対象です。さらに、環境省の【環境省】【R7補正】商用車等の電動化促進事業(建設機械)もあり、こちらは補助上限の記載はありませんが、大型機械にも対応可能です。
佐藤

佐藤

編集長

住宅リフォーム関係も気になります。建設業者にとって施工案件になりますよね。
室谷

室谷

代表取締役

はい。環境省の【環境省】住宅のZEH・省CO2化促進事業(うち断熱リフォーム支援事業)は、既存住宅の断熱改修を支援します。高性能建材の設置が対象で、申請は個人でも事業者代理でも可能です。また、【環境省】断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業【環境省】既存住宅の断熱リフォーム支援事業も、窓や壁の断熱改修を幅広くカバーします。これらは岩手の気候に合致し、顧客への提案材料になります。

IT・DX化を支援する補助金(BIM・建築GX)

佐藤

佐藤

編集長

次にIT面です。建設業のDXというと、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が注目されています。岩手の建設業者が活用できる補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

あります。国土交通省の令和6年度補正 建築GX・DX推進事業とその代表事業者登録版建築GX・DX推進事業【代表事業者及び事業者の登録】は、複数事業者が連携してBIMデータ作成やLCA算定を行う場合の設計費・工事費を補助します。補助率の明示はありませんが、建築物の脱炭素化とDXを一体的に進められます。また、令和5-6年度 建築BIM加速化事業とその代表事業者登録版令和5-6年度 建築BIM加速化事業【代表事業者登録】も、新築プロジェクトでのBIM活用を支援します。岩手の建設業者が地元の設計事務所や施工会社と連携して申請するイメージです。
佐藤

佐藤

編集長

これらの補助金は岩手県内の建設業者でも使えるんでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

基本的に全国対象です。ただし、建築GX・DX推進事業は令和7年6月30日締切と短期間なので、早めの情報収集が肝心です。岩手県建設業協会(https://iwaken.or.jp/)など地元団体を通じて共同申請の可能性を探るのも一手です。

人材育成と総合的な支援策

佐藤

佐藤

編集長

人材育成についてはいかがですか?岩手県独自の補助金はあるようですが、今回のリストには県の制度は載っていません。どう調べればいいでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

おっしゃる通り、リストにあるのは国の補助金です。県の制度としては、編集メモにある「建設DX人材育成支援事業」や「建設業総合対策事業費補助」(https://www.pref.iwate.jp/kendozukuri/kensetsu/suishin/1073177.html)が該当します。これらは岩手県の公式サイトで詳細をご確認ください。国の補助金でも、省エネ改修や電動化は設備導入を通じた人材確保にもつながります。例えば、[令和6年度 LCCM住宅整備推進事業【令和5年度 全体設計承認者用】](/subsidy/2163)や令和6年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)LCCM戸建住宅部門は、最高140万円の補助で先進的な住宅建築を支援。これらに取り組むことで、社員のスキル向上や会社のブランド力強化に寄与します。
佐藤

佐藤

編集長

まとめとして、岩手の建設業者さんは何から手をつければいいでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

まずは「設備」からです。自社の工場や事務所の省エネ改修に【令和6年度補正】省CO2型システムへの改修支援事業を検討。次に、建設機械の更新時期に合わせて令和6年度_建設機械の電動化促進事業を。そして、BIMに興味があれば令和6年度補正 建築GX・DX推進事業をチェック。リフォーム案件を取りたいなら断熱窓への改修促進事業を顧客に提案するのも有効です。最後に、すべての補助金は締切が設定されているので、早めに中小企業庁のミラサポplus(https://mirasapo-plus.go.jp/subsidy/)や岩手県建設業協会で最新情報を入手してください。
佐藤

佐藤

編集長

具体的な制度が整理できました。ありがとうございます!
室谷

室谷

代表取締役

いえいえ。岩手の建設業が元気になるよう、ぜひ補助金を上手に活用してください。