成田空港・幕張メッセを活かした海外展開の基本戦略
千葉県は成田国際空港を擁し、アジア・北米・欧州への定期便が集中する国内有数の輸出拠点だ。物流コストと輸送時間の観点から、首都圏の中でも海外市場へのアクセスが最も有利な立地の一つといえる。製造業や食品加工業が海外販路を開拓するとき、この地理的優位を前提に事業計画を立てると補助金の審査でも説得力が増す。
また幕張メッセではCEATEC・Japan IT Week・フード・ウィーク等の国際展示会が年間を通じて開催されており、海外バイヤーとの初期接触の場として機能している。県内事業者がホームグラウンドで出展できる環境は、地方の事業者に比べて費用面での優位が大きい。展示会出展を海外展開の起点にする場合、ものづくり補助金や県の販路開拓支援を組み合わせることで自己負担を抑えられる。