この制度で実際いくらもらえる?補助額と補助率をチェック!

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、今回のテーマは「女性の活躍推進に向けた職場環境改善奨励金」ですけど、いきなり率直な疑問なんですよ!補助金ってよく「最大180万円」とか聞きますけど、ホントにそんなにもらえるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

佐藤さん、そこが一番気になるポイントですよね(笑)。実際、この制度の上限は180万円なんです。ただし、これは「取組を全部やったら」の話で、いきなり満額ゲットできるわけじゃないんですよ。
佐藤

佐藤

編集長

ああ、なるほど。内訳があるんですね。例えばどんな感じなんですか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。取組がAからDまであるんですが、それぞれ30万円ずつ。さらに加算要件としてEが10万円、Fが1人あたり10万円で最大5人まで。ざっくり言うと、全部合わせると180万円になるように設計されてます。
佐藤

佐藤

編集長

マジですか!じゃあ、Aだけやれば30万円もらえるってこと?
室谷

室谷

代表取締役

その通りです!ただし、支給要件を満たす必要があります。例えば、A~Dのうち新たに1つ以上実施して、行動計画に記載し、都道府県労働局に提出することが必須条件です。あと、専門家派遣を2回受けるとか、従業員向け社内研修を実施するとか、情報公開も必要。なかなかハードルは高いです(笑)。

取組ごとの金額を具体的に表で見てみよう

佐藤

佐藤

編集長

取組ごとの金額、もう一回整理してもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

もちろん!ここは表にしました。
取組と奨励金額の一覧
取組A:女性役員の増加
30万円
取組B:女性管理職の増加
30万円
取組C:女性係長職の増加
30万円
取組D:非正規でも登用可能な役職の新設
30万円
加算E:非正規従業員の退職金制度導入
10万円
加算F:育成計画策定・研修実施(最大5人)
1人あたり10万円 最大50万円
最大合計
180万円(A~D:120万 + E:10万 + F:50万)
佐藤

佐藤

編集長

おお、一目でわかりますね!これ、例えばAだけやったら30万円、AとBの2つやったら60万円ってことですよね。
室谷

室谷

代表取締役

その認識で正解です!ただし、A~Dはそれぞれ新たに実施することが条件です。過去にやった実績の延長じゃダメなんですよ。それと、加算のEとFは、A~Dのいずれかと組み合わせて初めて支給されます。単独ではもらえませんから注意。
佐藤

佐藤

編集長

えっ、加算って本体がないともらえないってこと?じゃあ、Eだけやっても10万円はもらえないんですね。
室谷

室谷

代表取締役

はい、その通り。本体となる取組が必須です。さらに、Fの育成計画は、B~Dの対象者向けに策定・研修を実施した場合に限られます。なので、戦略的にどの取組を選ぶかが重要になってきます。

誰が申請できる?対象者と条件を徹底解説

佐藤

佐藤

編集長

続いて、申請できるのはどんな事業者なんでしょう?やっぱり東京の中小企業だけ?
室谷

室谷

代表取締役

ズバリその通り!対象地域は東京都です。そして、常用雇用労働者が300人以下の中小企業等が対象です。
佐藤

佐藤

編集長

300人以下ってけっこう大きい会社も入りますね!業種の制限はあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

ありますよ。公表されている業種リストを見ると、農業、林業から漁業、建設業、製造業、そして情報通信業、運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、飲食サービス業、教育、医療・福祉…と、ほぼ全業種カバーしてますね。具体的には20近くの業種が挙がっています。
佐藤

佐藤

編集長

ということは、飲食店もOKだし、建設会社もOK。かなり広いですね!個人事業主でも大丈夫ですか?
室谷

室谷

代表取締役

大丈夫です。個人事業主も対象です。申請書類にも個人事業主用の様式が用意されていますからね。でも、ひとつ注意点が。従業員数は常用雇用労働者の話で、アルバイトやパートはどうカウントするか、募集要項でしっかり確認してください。

個人事業主と法人で書類が違う?

佐藤

佐藤

編集長

申請書類、個人事業主と法人で違うって本当ですか?
室谷

室谷

代表取締役

その通り!jGrantsのページを見ると、「個人事業主用」と「法人用」で別々のExcel様式が公開されています。例えば支給申請書(様式第1号別紙2)は、個人事業主は「屋号」、法人は「法人名」で記入するようになってます。間違えると受理されない可能性もあるので、自分の形態に合った様式をダウンロードしてください。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、細かいですね。でも、それくらい親切だと助かります。室谷さん、この制度、Jグランツでの電子申請オンリーなんですよね?
室谷

室谷

代表取締役

はい、GビズIDを使ってjGrantsから申請します。紙での提出は不可ですので、まだGビズIDをお持ちでない方は事前に取得が必要です。手続きに1~2週間かかることもあるので、余裕をもって準備しましょう。

従業員数300人以下の条件、実はもうひとつある?

佐藤

佐藤

編集長

従業員数は300人以下って言いましたけど、もうひとつ条件ってありますかね?
室谷

室谷

代表取締役

実は、常用雇用労働者100人以下の事業者には別の奨励金「女性活躍情報公開促進奨励金」も用意されています。こちらの制度は上限20万円で、行動計画の策定や情報公開に特化した内容です。もし自社が100人以下なら、こちらの制度との併用も検討してみてください。ただし、併給ルールは要確認です。
佐藤

佐藤

編集長

あ、そっちも気になる!でも今回はあくまで「職場環境改善奨励金」の話ですよね。じゃあ、100人超~300人以下の事業者はこちらが本命ってことですね。
室谷

室谷

代表取締役

その理解で間違いないです。ただし、100人以下の事業者でも、こちらに申請することは可能です。どちらか一方だけではなく、両方にチャレンジするのもアリ。ただし、同じ取組で二重に補助金をもらうことはできませんので、そこは注意。

どうやって申請するの?申請の流れをステップで紹介

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ、実際の申請手順を教えてください!なんか難しそうで、腰が重いんですよ(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

大丈夫!順を追って説明しますね。まず、GビズIDを取得します。これは電子申請に必須のアカウント。次に、公募要領をじっくり読む。特に対象経費や実施期間、必要書類のリストをチェック。そして、申請フォームから必要事項を入力し、書類をアップロードする流れです。
佐藤

佐藤

編集長

申請期間っていつからいつまで?一年中やってるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

いえいえ、締切があります。募集期間は令和8年6月15日~令和9年3月31日ですが、毎月100事業者ずつの定員制なんです!つまり、先着順に近いですが、月ごとに区切られています。
申請の流れ(簡略版)
  1. 1
    GビズIDを取得
    まだの方は事前に発行(2週間前から)
  2. 2
    公募要領を確認
    対象経費・要件・スケジュールを把握
  3. 3
    申請書類を作成
    Excel様式をダウンロードし記入
  4. 4
    jGrantsで申請
    指定の回の期間内に電子申請
  5. 5
    支給決定・取組実施
    決定後6か月以内に取組を完了
  6. 6
    実績報告
    取組終了後、実績報告書を提出
  7. 7
    奨励金受取
    確定後、指定口座に振り込み
佐藤

佐藤

編集長

あ、じゃあ応募は早いもの勝ち的な部分もある?100社に達したらその月は締切?
室谷

室谷

代表取締役

詳細は専用サイトで確認する必要がありますが、1回目:令和8年6月15日~6月30日2回目:7月1日~7月31日…というように、各回の申請期間内に申請すれば、定員に達するまでは受付されるはずです。ただ、各回の定員が100事業者なので、人気の月は早めに埋まる可能性大!早めの申請がおすすめです。

申請にはどの書類が必要?

佐藤

佐藤

編集長

申請書類って具体的に何が必要ですか?
室谷

室谷

代表取締役

jGrantsのページには、支給申請書(様式第1号別紙2)事業所一覧(様式第1号別紙3)誓約書(様式第2号) のExcel様式が公開されています。法人用と個人事業主用で別ファイル。さらに、記入例のPDFも用意されているので、ダウンロードして参考にしてください。
佐藤

佐藤

編集長

記入例があるのは親切ですね!でも、Excelってマクロとか使うんですか?
室谷

室谷

代表取締役

いや、普通のExcelファイルです。マクロは使わないので安心してください。ただし、セルに文字数制限があったり、ドロップダウンリストで選択する項目もあるので、記入例を見ながら慎重に入力しましょう。

どんな取組が対象?経費の範囲を具体的に

佐藤

佐藤

編集長

奨励金をもらうためには、どんなことに使えるんですか?例えば、パソコン買ったり、セミナー参加費とか?
室谷

室谷

代表取締役

佐藤さん、この奨励金は使途が結構限定されています。ざっくり言うと、女性の活躍推進に向けた職場環境改善の取組にかかる経費が対象です。
佐藤

佐藤

編集長

具体的に教えてくださいよ!
室谷

室谷

代表取締役

例えば、取組A「女性役員の増加」なら、役員を増やすための人材紹介会社への手数料や、役員向け研修の費用などが考えられます。取組D「非正規でも登用可能な役職の新設」なら、制度設計のための専門家報酬とか。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。じゃあ、オフィスの改装費とかはダメ?
室谷

室谷

代表取締役

残念ながら、この制度の対象経費はあくまで取組の実施に直接必要なものに限られます。設備投資的なものは対象外と考えたほうがいいですね。詳細は公募要領で確認してください。

対象にならない経費の具体例

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ、逆にこれはダメっていう例はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

例えば、人件費(従業員の給料)は原則対象外です。取組のために外部講師を呼んだ場合の謝金はOKかもしれませんが、自社社員の人件費はNG。あと、食糧費(飲み会代)とかもダメでしょうね(笑)。
佐藤

佐藤

編集長

飲食代はいつも引っかかりますね(笑)。でも、専門家派遣の費用は対象になりそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。この制度では専門家派遣を2回受けることが必須要件の一つです。その専門家への謝金や交通費は、奨励金の対象経費として認められる可能性が高いです。ただし、必ず公募要領で経費の範囲を確認してください。

審査のポイントは?採択率を上げるコツ

佐藤

佐藤

編集長

やっぱり審査があるんですよね?どういうところが見られるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

この制度は、支給申請→審査→支給決定という流れですが、基本的に要件を満たせば支給される「給付金」的な性格が強いです。ただし、上限180万円という規模感なので、しっかりした計画が必要です。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。じゃあ、計画書の出来が大事ってことですね。
室谷

室谷

代表取締役

そう!具体的な行動計画が求められます。例えば、「女性管理職を増やす」と言っても、現状の数値目標数値、そしていつまでにどうやって増やすのかを数字で示せるかがポイント。専門家派遣を活用して、計画を練り上げるのがおすすめです。

専門家派遣をどう活用するか

佐藤

佐藤

編集長

専門家派遣は必須ですけど、どうやって活用すればいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

まず、女性活躍推進の専門家が派遣されます。2回の派遣で、現状分析と課題抽出行動計画の策定支援取組の進捗確認とアドバイスなどを行ってくれます。自社だけでは気づかない改善点を指摘してもらえるので、積極的に活用しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

2回しかないから、最初の1回でしっかり計画を固めないとですね!
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。派遣前に自社の現状データを整理しておくと、専門家との打ち合わせがスムーズです。女性従業員の比率管理職比率賃金差異など、データを用意しておきましょう。

スケジュールはどうなる?申請から受給までのタイムライン

佐藤

佐藤

編集長

申請してから実際にお金が振り込まれるまで、どれくらいかかるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

ざっくりしたスケジュールをお見せしますね。
申請から受給までの大まかな流れ
  1. 2026年6月~
    申請受付開始
    各月100事業者ずつ、先着順
  2. 申請月の翌月?
    支給決定
    審査後、決定通知が届く
  3. 決定後6か月間
    取組実施期間
    取組A~Fを実施、専門家派遣2回、研修実施
  4. 取組終了後
    実績報告
    実績報告書類をjGrantsで提出
  5. 報告後1~2か月
    奨励金支給
    指定口座に振り込み
佐藤

佐藤

編集長

結構時間かかるんですね。取組の実施期間が6か月って長い!
室谷

室谷

代表取締役

確かに。例えば、女性管理職を増やすには、人材育成プログラムを実施したり、ポストを新設したりと、時間がかかる取組が多いですからね。6か月の実施期間は妥当だと思います。ただし、申請から支給までトータルで1年近く見ておいたほうがいいです。

各回の申請期間を逃さないために

佐藤

佐藤

編集長

申請期間が月ごとに分かれてて、しかも1回目は6月15日~6月30日だとか。もうすぐじゃないですか!
室谷

室谷

代表取締役

そうです!2026年6月15日から1回目の申請が始まります。各回の定員は100事業者なので、早めに行動しないとチャンスを逃す可能性がありますよ。まずは事業専用サイトhttps://jyokatsu-project.jp)で詳細を確認しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

事業専用サイトってあるんですね。ここに募集要項とか申請書類も載ってるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。jGrantsのページにもありますが、事業専用サイトにも同じ情報がまとまっているはずです。スケジュール表よくある質問も載ってるので、まずはここをチェック!

よくある質問と注意点

佐藤

佐藤

編集長

ここまで聞いて、だいぶイメージが湧いてきました。最後に、よくある質問というか、落とし穴を教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

はい!まず、指定された実施期間内に取組をすべて完了しないと、奨励金がもらえない可能性があります。特に専門家派遣2回従業員向け研修は、実施期間内に確実に実施しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

あ、そういうのありがちですね(笑)。期間が過ぎちゃった、みたいな。
室谷

室谷

代表取締役

そうならないために、あらかじめスケジュールを逆算して計画を立てましょう。もう一つ、申請の撤回について。もし事情があって申請を取り下げたい場合、支給決定後14日以内撤回届を提出すれば可能です。ただし、撤回届専用のURLがありますので、jGrantsの該当ページから手続きしてください。
佐藤

佐藤

編集長

撤回届のURL、この記事でも紹介してもらえます?
室谷

室谷

代表取締役

もちろん。撤回届のURLは https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDaTEMA1 です。でも、本来は申請しないで撤回するケースは少ないと思うので、まずはしっかり準備して臨みましょう!

問い合わせ先はどこ?

佐藤

佐藤

編集長

もしわからないことがあったら、どこに問い合わせればいいですか?
室谷

室谷

代表取締役

女性の活躍推進に向けた職場改善プロジェクト事務局に電話しましょう!番号は 03-6744-6539、受付時間は平日午前9時から午後5時までです。また、事業専用サイトにFAQも載っているので、まずはそちらを確認するとスムーズです。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。じゃあ、私も申し込もうかなと思ったんですけど、まずはサイトを見てみます!
室谷

室谷

代表取締役

ぜひ!そして、GビズIDの取得だけはお早めに。申請が始まったら、すぐに申し込めるように準備しておきましょう。
佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、今日は本当に詳しく教えてくださってありがとうございました!これで私も申請にチャレンジできそうです(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

佐藤さん、どういたしまして!ぜひ、この奨励金を活用して、女性が活躍できる職場づくりを進めてくださいね。何か質問があれば、またいつでも聞いてください!