令和5年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業(研修・専門家派遣・寄附講座開設事業)費補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
現地人材育成の3形態を包括支援
日本での受入研修、現地への専門家派遣、現地大学への寄附講座開設という3つの異なるアプローチを支援します。各社のビジネスモデル・ターゲット国・人材戦略に合わせた最適な手法を選択でき、複数手法の組み合わせも可能です。
幅広い補助率設定(1/3〜定額)
補助率の幅が1/3から定額まで設定されており、事業の種類や取組内容によって適用される補助率が異なります。公募要領で各事業区分の補助率を確認の上、費用対効果の高い事業設計を行うことが重要です。
上限約11.7億円の大規模支援
補助上限額は約11億6,800万円と非常に大きく、大企業・コンソーシアムによる大規模な人材育成プログラムの実施にも対応できます。中小企業から大企業まで幅広いスケールの事業を支援します。
コンソーシアム形式による共同申請が可能
複数の企業・団体が連携したコンソーシアム形式での申請が認められています。業界横断的な人材育成プログラムや、サプライチェーン全体での現地人材育成計画も実現可能です。ただし幹事が全業務を再委託することは不可です。
E-mailのみの問合せ対応
申請に関する質問は電子メールのみで受け付けられます。件名を指定形式にしないと回答されません。効率的な情報収集のため、公募要領を熟読した上で具体的な疑問点をメールで照会することが重要です。
ポイント
対象者・申請資格
基本要件
- 日本国内に拠点を有する企業・団体等
- 本事業を遂行できる組織・人員を有すること
- 必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
- 経済産業省からの補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと
コンソーシアム申請の場合の追加要件
- 幹事企業・団体を決定し、幹事が提案書を提出すること
- 幹事は業務の全てを他の者に再委託してはならないこと
対象となる活動
- 新興国等での事業活動を担う現地人材の育成・獲得
- 日本での現地人材受入研修プログラムの実施
- 現地への日本人専門家の派遣
- 現地大学・研究機関等への寄附講座の開設
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:公募要領の入手と確認
経済産業省ウェブサイトまたはJグランツポータルから公募要領を入手し、対象事業区分・補助率・補助上限・評価基準を把握します。
ステップ2:事業計画の立案
現地での人材育成ニーズ分析、育成プログラムの設計(受入研修・専門家派遣・寄附講座のいずれか)、実施体制・スケジュール・予算計画を策定します。
ステップ3:コンソーシアム形成(該当する場合)
複数企業で申請する場合は幹事企業を決定し、各社の役割・費用負担を明確化します。
ステップ4:申請書類の作成
提案書・会社概要・財務諸表等を準備します。
ステップ5:申請の提出
募集期間内(R5年1月18日〜2月20日)にJグランツまたはメールで提出します。
ステップ6:採択・交付決定・事業実施
採択後に交付決定を受け、事業を実施します。事業終了後に実績報告・精算を行います。
ポイント
審査と成功のコツ
観点1:現地ニーズと日本の技術の整合性の明確化
観点2:人材育成効果の定量的設定
観点3:継続性・持続可能性の担保
観点4:海外ビジネス展開との連動性
観点5:コンソーシアムの場合は実施体制の明確化
ポイント
対象経費
対象となる経費
受入研修関連費(3件)
- 現地人材の日本招へいに要する研修実施費
- 研修プログラムの開発・教材作成費
- 受入期間中の指導・管理体制に係る費用
専門家派遣関連費(3件)
- 現地への専門家派遣に係る費用
- 派遣専門家のプログラム準備・実施費
- 現地でのワークショップ・技術指導費
寄附講座開設関連費(3件)
- 現地大学・研究機関への寄附講座開設費
- カリキュラム設計・教材開発費
- 講師の現地派遣・招へい費
プログラム管理・運営費(3件)
- 事業管理・運営に係る外注費・委託費
- 成果報告書作成費
- 関係機関との調整・連絡費
調査・分析費(2件)
- 現地ニーズ調査費
- 育成効果測定・評価費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 旅費(補助対象外として明示の場合)
- 会議費
- 謝金
- 補助人件費(内部人件費)
- 備品費(借料・損料含む)
- 消費税(仕入税額控除分)
- 証拠書類のない支出
- 幹事が全業務を再委託した場合の委託費全額
よくある質問
Qどのような業種の企業でも申請できますか?
はい、業種制限はありません。日本に拠点を有し、新興国での現地人材育成を通じた海外展開を計画している企業・団体であれば申請可能です。
Qコンソーシアム形式で申請する場合、何社以上必要ですか?
公募要領に具体的な最低構成社数の規定はありませんが、コンソーシアム形式の場合は幹事企業を決定し、幹事が全ての業務を他者に再委託しない体制を整える必要があります。
Q補助率1/3と定額の違いは何ですか?
補助率は実施する事業区分(受入研修・専門家派遣・寄附講座等)によって異なります。公募要領で各区分の補助率を確認した上で、最適な事業設計を行ってください。
Q現地の大学・研究機関との事前合意は必要ですか?
寄附講座開設を申請する場合、現地教育機関との連携が前提となるため、申請前に現地機関との協議・内諾を得ておくことが実現可能性の観点から重要です。
Q問合せはメール以外でできますか?
問合せはE-mailのみ受け付けています。件名を指定の形式にしないと回答されない場合があります。必ず公募要領で指定された件名を使用してください。
Q補助金の支払い時期はいつですか?
原則として事業終了後の精算払いです。事業実施中の資金繰りに注意し、必要に応じて概算払いの相談を担当窓口に行ってください。
Q海外の現地法人名義で申請できますか?
申請資格は日本に拠点を有することが条件です。日本国内の本社・事務所が申請主体となる必要があります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省貿易経済協力局が所管する海外展開支援制度です。同省の他の海外展開関連補助金(例:JETROの各種支援制度、中小企業海外展開支援補助金等)との重複受給については個別確認が必要です。一般原則として、同一経費への複数補助金の充当は禁止されていますが、異なる経費を対象とする場合は別々の補助金を活用できる可能性があります。また、本補助金の趣旨である「現地人材育成」に特化した経費を本補助金に計上し、他の海外展開経費(マーケティング・販路開拓等)は別の補助金で対応するという棲み分けが考えられます。
詳細説明
技術協力活用型・新興国市場開拓事業費補助金とは
本補助金は、経済産業省が推進する新興国市場開拓支援の中核となる制度です。日本企業が持つ技術力・専門知識を活かして新興国(主にアジア等)の現地人材を育成・獲得することで、海外事業の持続的な基盤構築を支援します。
対象となる3つの事業形態
- 日本での受入研修:新興国から現地人材を日本に招へいし、技術・経営・専門スキルを習得させる研修プログラム
- 現地への専門家派遣:日本人専門家を現地に派遣し、技術指導・知識移転を行うプログラム
- 現地大学等への寄附講座開設:現地の教育機関と連携し、日本企業の技術・知識を組み込んだ講座を設立するプログラム
補助条件の概要
- 補助率:1/3・1/2・2/3・定額(事業区分により異なる)
- 補助上限額:約11億6,800万円
- 事業実施期間:交付決定日〜令和5年度末(詳細は公募要領参照)
申請資格と申請方法
日本国内に拠点を有する企業・団体等が対象です。コンソーシアム形式での複数企業による共同申請も可能で、幹事企業が提案書を提出します。申請期間はR5年1月18日〜2月20日で、JグランツまたはE-mailで提出します。
採択に向けた重要ポイント
提案書では、自社の技術・知識と現地ニーズの具体的な整合性、定量的な人材育成目標(人数・期間・スキル)、補助事業終了後の継続性、および海外ビジネス展開への具体的な貢献を明確に示すことが評価を高めます。
問合せについて
申請に関する問合せは電子メール(bzl-tech-co-op@meti.go.jp)のみ受け付けます。件名は必ず「■質問■令和5年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業(研修・専門家派遣・寄附講座開設事業) 質問事項」としてください。
関連書類・リンク
北海道の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。
北海道の給付金一覧を見る →