募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和4年度潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金

基本情報

補助金額
6700万円
補助率: 2/3以内
0円6700万円
募集期間
2022-02-10 〜 2022-03-02
対象地域日本全国
対象業種製造業
使途新たな事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

潤滑油の品質試験精度確認・国際認証取得、および製造業者向け研修等を通じて、国内の潤滑油の品質確保・向上を支援する補助金です。最大約6,700万円・補助率2/3以内という条件で、潤滑油関連の民間企業等が対象となります。自動車・産業機械等に不可欠な潤滑油の品質水準を維持・向上させることで、製造業の競争力強化と消費者保護に貢献します。

この補助金の特徴

1

補助率2/3以内・最大約6,700万円

潤滑油の品質確保に関する取組に対して、補助対象経費の最大2/3が補助されます。約6,700万円という上限額は、試験設備の整備・認証取得・研修プログラム実施を組み合わせた複合的な事業にも対応できる規模です。

2

品質試験精度確認・認証取得が対象

潤滑油の粘度・酸化安定性・耐摩耗性等の性能を評価する試験の精度確認(インターラボラトリー比較試験等)や、国際的な品質認証(ISO等)の取得に要する費用が補助対象となります。

3

製造業者向け研修・技術支援も対象

潤滑油メーカー・関連企業向けの品質管理研修・技術指導等の実施費用も補助対象に含まれます。業界全体の技術水準底上げを目的とした取組が評価されます。

4

民間企業等が申請主体

潤滑油関連の民間企業(メーカー・試験機関・業界団体等)が申請できます。潤滑油の製造・試験・品質管理に直接関与する事業者が対象です。

5

製造業の品質競争力強化につながる

自動車・産業機械・航空・船舶など幅広い製造業で使用される潤滑油の品質確保は、最終製品の性能・信頼性・耐久性に直結します。品質認証取得は輸出競争力の向上にも貢献します。

ポイント

潤滑油分野は一般的な補助金ではほとんど対象とならないニッチな分野です。本補助金は業界団体・試験機関・メーカーが連携して取り組む品質インフラ整備に向いており、単独メーカーより業界横断的な申請が効果的な場合があります。

対象者・申請資格

申請可能な主体

  • 潤滑油製造業者(石油会社・特殊潤滑油メーカー等)
  • 潤滑油の品質試験・認証を行う民間試験機関
  • 潤滑油関連の業界団体・事業者団体
  • 潤滑油の品質管理・技術支援を行う民間企業

対象となる事業内容

  • 潤滑油品質試験の精度確認(インターラボラトリー試験・ラウンドロビン試験等)
  • 国際品質規格の認証取得(ISO/IEC 17025等の試験機関認定)
  • 潤滑油製造業者向けの品質管理研修・技術訓練の実施
  • 品質評価手法・試験方法の標準化・整備

対象業種

  • 製造業(潤滑油製造・石油精製)
  • 潤滑油を使用する機械・自動車製造業(試験・評価に関わる場合)
  • 試験・計量・検定業

補助率・補助上限の条件

  • 補助率:補助対象経費の2/3以内
  • 補助上限:約6,700万円
  • 自己負担:補助対象経費の1/3以上

ポイント

潤滑油分野の中でも、試験機関としての認定(JNLA等)や国際規格認証の取得を目指す機関が特に本補助金を活用しやすい立場にあります。製造業者の場合は品質研修への参加・実施が主な活用シーンとなります。

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申請ガイド

1

Step 1: 公募要領の確認と事業内容の決定

経済産業省(産業技術環境局・製造産業局等)が公表する公募要領を入手し、補助対象事業の範囲・審査基準・スケジュールを確認します。品質試験精度確認・認証取得・研修実施のうち、自社の状況に応じた事業内容を決定します。

2

Step 2: 事業計画の策定

実施する取組の具体的な内容(試験種別・試験精度確認方法・認証取得スケジュール・研修対象者数等)、費用内訳、期待される成果(品質向上効果・認証取得件数・研修修了者数等)を計画書にまとめます。

3

Step 3: 費用見積の取得

試験機器の較正費・認証審査費・研修委託費等について、専門業者からの見積書を取得します。補助対象経費と自己負担経費を明確に区分した予算計画を作成します。

4

Step 4: 申請書類の作成と提出

事業計画書・費用明細・法人基本書類(登記・定款・財務諸表)・実績証明書類を揃えて、指定期限までに申請します。

5

Step 5: 採択後の事業実施と報告

採択・交付決定後、計画に従って事業を実施します。試験結果・認証取得証明・研修実施報告等を含む実績報告書を期限内に提出します。

ポイント

補助率が2/3以内のため、自己負担1/3以上の財源確保が必要です。認証審査費・試験較正費は外部機関への支払いが発生するため、複数業者からの見積比較と合理的な費用算定が審査での加点要素になります。

審査と成功のコツ

品質確保の必要性を業界データで示す
潤滑油の品質不良事案・試験精度のばらつき・国内外の品質格差等のデータを示し、本補助事業が解決する課題の重要性と緊急性を訴えます。業界全体への波及効果を定量的に示せるとより効果的です。
認証・精度確認の国際標準との整合性を強調する
ISO/IEC 17025等の国際的な試験機関認定規格や、ASTM・SAE等の国際試験規格との整合性を示すことで、国際競争力向上という政策目標との一致を訴求できます。
研修の実施体制・受益者数を具体化する
研修事業を含む場合、受講対象企業数・受講者数・研修内容・講師陣の経歴を具体化します。業界団体の会員企業や複数メーカーへの波及が見込める計画は採択評価が高まります。
費用対効果の試算を丁寧に行う
試験精度確認・認証取得にかかる費用と、それによって期待される品質改善効果(クレーム削減・返品率低下・輸出拡大等)の経済的価値を試算します。数字で示せる費用対効果が説得力を高めます。
連携機関との合意形成を事前に進める
試験機関・業界団体・メーカーが連携する場合、役割分担・費用負担・成果の共有方法について事前に書面で合意しておきます。申請段階から連携体制が整っていることが実施能力の証拠となります。

ポイント

潤滑油品質の向上は最終的に自動車・機械の性能・耐久性向上に貢献するため、「誰がどのようにメリットを受けるか」という受益の連鎖を申請書で示すことが、審査員の理解を得るうえで有効です。

対象経費

対象となる経費

品質試験精度確認費(3件)
  • インターラボラトリー試験(ラウンドロビン)参加費・運営費
  • 試験設備の較正・校正費用
  • 外部試験機関への精度確認委託費
認証取得費(3件)
  • ISO/IEC 17025等の試験機関認定審査費
  • 国際規格認証の取得・維持費用
  • 審査機関への申請手数料
研修実施費(3件)
  • 品質管理・試験技術研修の講師謝金・委託費
  • 研修会場借料・教材費
  • 研修参加者の旅費(規程内)
調査・分析費(2件)
  • 潤滑油品質の実態調査委託費
  • 試験方法の標準化・文書化費用
その他事業費(2件)
  • 広報・普及啓発費
  • 事業管理費(補助対象として認められる範囲)

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地・建物・不動産の取得費
  • 補助事業と直接関係のない日常業務経費
  • 製品の製造・販売にかかる費用
  • 消費税(仕入税額控除可能な場合)
  • 役員報酬・配当
  • 他の補助金と重複する経費
  • 接待・交際費
  • 汎用性の高い機器・備品

よくある質問

Q潤滑油製造業者が単独で申請することはできますか?
A

潤滑油関連の民間企業として申請可能です。単独のメーカーが自社の品質試験精度確認・認証取得・研修受講等を目的として申請することが想定されています。また、業界団体や複数のメーカーが連携したコンソーシアム形式での申請も検討できます。連携申請の場合、業界全体への波及効果が大きいとして審査評価が高まる可能性があります。

Qインターラボラトリー試験とはどのようなものですか?
A

インターラボラトリー試験(またはラウンドロビン試験)とは、複数の試験機関が同一のサンプル(潤滑油)を各自の設備・手法で試験し、結果を比較することで試験精度のばらつきを把握・改善する取組です。国際標準化機構のISO 13528等に基づいて実施されることが多く、試験機関の技術水準を客観的に評価する手段として国際的に普及しています。本補助金ではこの試験の参加費・運営費が補助対象となります。

QISO/IEC 17025認定とはどのような認定ですか?
A

ISO/IEC 17025は試験機関・校正機関の能力に関する国際規格で、この規格に基づく認定を取得することで、試験結果の国際的な信頼性が担保されます。日本ではIAJapan(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が認定機関として機能しており、この認定を持つ試験機関が発行する試験報告書は国際相互承認(MRA)の枠組みで海外でも受け入れられます。輸出向け製品の品質証明に有効な認定です。

Q研修事業のみの申請は可能ですか?
A

研修事業単独での申請が認められるかどうかは公募要領の補助対象事業の定義によります。品質試験精度確認・認証取得・研修実施はいずれも潤滑油品質確保という共通目的の下に位置づけられており、研修のみの申請でも補助対象となる場合があります。ただし、研修の対象者・内容・期待される品質向上効果を明確に示した計画書が必要です。公募要領の確認と事務局への事前照会をお勧めします。

Q補助率2/3とありますが、残り1/3の自己負担をどのように調達すればよいですか?
A

自己負担1/3以上は自社の事業資金(内部留保・借入金等)で賄うことが基本です。本補助金と並行して、日本政策金融公庫等の政策金融機関の融資(設備投資資金等)を活用して自己負担分の資金を確保する方法も考えられます。また、業界団体が主体の場合は会員企業からの拠出金・会費で自己負担分を賄う設計も可能です。いずれの場合も、自己負担分の資金調達計画を申請書類に含めることが求められる場合があります。

Q試験設備の購入費は補助対象になりますか?
A

試験設備の較正・校正費や精度確認のための費用は対象となりますが、試験設備そのものの購入費については補助対象とならない場合や、品質確保事業に直接必要と認められる範囲で対象となる場合があります。汎用性の高い試験機器や、通常業務でも使用する設備は対象外となりやすいです。設備購入を含む場合は、品質確保事業への専用性と必要性を明確に示した上で公募要領を確認し、不明点は事務局に照会してください。

Q潤滑油以外の工業用油脂(切削油・防錆油等)の品質確保も対象になりますか?
A

本補助金の名称は「潤滑油の品質確保事業」とされており、潤滑油が主たる対象となっています。切削油・防錆油・作動油等の工業用油脂が補助対象に含まれるかどうかは、公募要領での「潤滑油」の定義・範囲によります。広義の潤滑油(工業用油脂全般)として解釈される場合と、狭義のエンジンオイル・ギアオイル等に限定される場合があるため、公募要領の定義を確認し、必要に応じて事務局に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は潤滑油の品質確保に特化した支援ですが、製造業者が品質管理体制全般を強化する場合、「ものづくり補助金(小規模型・通常枠)」との組み合わせも検討できます。ただし、同一経費への重複適用は不可のため費用の切り分けが必要です。潤滑油の品質試験設備を新たに整備する場合は「中小企業等事業再構築促進事業(事業再構築補助金)」の対象となる可能性もあります。また、ISO/IEC 17025認定の取得を検討する試験機関は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が提供する認定支援サービスの活用も合わせて検討すると、補助金と無償支援サービスの相乗効果が得られます。試験機器の較正・校正については計量法に基づく国家計量標準との整合も確認が必要です。

詳細説明

補助金の概要と政策背景

「潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金」は、自動車・産業機械・航空・船舶など幅広い製造業で使用される潤滑油の品質水準を維持・向上させることを目的とした補助金です。令和4年度において、潤滑油関連の民間企業等を対象に実施されました。

潤滑油は機械の摩擦・磨耗を防ぎ、機械の性能・耐久性・信頼性を維持するうえで不可欠な素材です。一方、試験機関間での品質評価精度のばらつきや、国際規格との整合性確保が業界課題となっており、本補助金はこれらの課題解決を支援します。

対象となる取組の詳細

品質試験精度確認

  • インターラボラトリー試験:複数の試験機関が同一サンプルを試験し、結果のばらつきを確認・改善する取組
  • ラウンドロビン試験:業界横断的な試験精度の比較・向上
  • 較正・校正:試験設備の精度を国家標準に遡及できる形で確認

認証取得

  • ISO/IEC 17025:試験・校正機関の能力に関する国際規格の認定取得
  • JNLA(日本国家標準に基づく校正機関登録):国内の試験機関認定
  • その他国際品質規格:ASTM・SAE等の国際規格との整合確認

製造業者向け研修

  • 品質管理手法・試験技術に関する実務研修
  • 品質不良の原因分析・改善手法のトレーニング
  • 最新の潤滑油技術動向に関するセミナー

補助内容

  • 補助上限額:約6,700万円
  • 補助率:2/3以内
  • 自己負担:1/3以上

潤滑油品質確保の重要性

潤滑油の品質確保は以下の点で重要です。

  • 最終製品の性能保証:自動車エンジン・産業機械の耐久性・燃費性能に直結
  • 消費者保護:粗悪品の流通防止による消費者被害の予防
  • 輸出競争力:国際規格に準拠した品質証明による海外市場での信頼確保
  • 環境対応:省エネ性能に優れた高品質潤滑油の普及による CO2削減

申請時の注意点

  • 補助率2/3のため自己負担1/3以上の財源確保が必要
  • 補助対象経費と自己負担経費の区分を明確にした予算計画が必要
  • 認証取得の場合は取得までのスケジュールと審査機関の選定を事前に確認
  • 令和4年度の公募はすでに終了している可能性があるため最新情報の確認が必要

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