募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

2026年度「NEDO先導研究プログラム/未踏チャレンジ」の公募

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-02-02 〜 2026-04-01
残り5
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

NEDOが推進する「未踏チャレンジ」は、既存の研究の延長線上にない、破壊的・変革的な革新技術・概念の探索を目的とした先導研究助成です。リスクが高くとも将来の技術的パラダイムシフトにつながる可能性のある挑戦的テーマを対象とし、大胆な発想の研究者・チームを支援します。公募期間は2026年2月2日〜4月1日と比較的長めに設定されており、準備時間を確保しやすい点が特徴です。既存フレームワークを超えた革新的アイデアを持つ研究者・スタートアップ・大学発ベンチャーにとって、社会変革につながる研究を国家資金で推進できる貴重な機会です。

この補助金の特徴

1

未踏・挑戦的テーマの推奨

本プログラムの最大の特徴は、「失敗リスクを許容した挑戦的研究」を評価する点です。既存技術の改良ではなく、技術的パラダイムシフトにつながるアイデアが歓迎されます。成功確率が低くても、成功した場合のインパクトが大きいテーマが審査で高く評価されます。

2

応募期間の長さ

公募期間が2026年2月2日〜4月1日と約2ヶ月あり、他のNEDO公募と比べて準備時間を確保しやすい設計になっています。研究計画・申請書類の完成度を高める時間として有効活用してください。

3

多様な応募者の受け入れ

大学・研究機関・企業のみならず、スタートアップや個人研究者も対象に含まれる可能性があります。固定観念にとらわれない新興プレイヤーの挑戦的提案が重視される傾向があります。

4

研究フェーズの柔軟性

「未踏チャレンジ」は研究の初期探索フェーズ(TRL1〜3程度)のテーマが主な対象です。基礎研究の延長として位置づけられ、実証・実用化フェーズとは明確に切り分けられています。

5

NEDO後続プログラムへの接続性

採択された研究が成果を出した場合、NEDOのより大型の研究プログラムやグリーンイノベーション基金事業への移行パスが開かれます。長期的な研究資金戦略の起点として位置づけることが有効です。

ポイント

「失敗を恐れない挑戦的研究」を国家資金で推進できる希少な公募です。TRL初期段階のアイデアでも、社会変革のポテンシャルを説得力を持って示せれば採択の可能性があります。

対象者・申請資格

応募資格(基本)

  • 日本国内に拠点を持つ大学・研究機関・企業・スタートアップ
  • 挑戦的・革新的な研究テーマを提案できること
  • 研究実施能力(人員・設備・知識)を有すること

推奨される応募者像

  • 既存の研究パラダイムに縛られない新興研究者・若手研究者
  • 大学発スタートアップや革新的技術を持つベンチャー企業
  • 異分野融合・学際研究を推進する研究グループ
  • 挑戦的テーマでの研究実績・論文・特許を持つ個人・チーム

応募に不向きなケース

  • 既存技術の漸進的改善・最適化に留まるテーマ
  • リスクを排した安全志向の研究計画
  • エネルギー・環境・産業技術との関連性が薄いテーマ

ポイント

「未踏」の名の通り、誰もやっていない・やろうとしていない研究テーマが求められます。新規性の証明と、失敗した場合でも学術的・技術的知見が蓄積される設計の研究が評価されます。

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申請ガイド

1

ステップ1:テーマの独自性検証

提案テーマが本当に「未踏」であることを、特許データベース・論文データベース・NEDO過去採択テーマで検証します。独自性の根拠を客観的資料で示せることが出発点です。

2

ステップ2:挑戦的研究計画の構築

成功した場合の技術的インパクト(どう世界が変わるか)と、失敗リスク・対応策を両立した研究計画を構築します。「夢を語りながらも科学的根拠がある」計画が審査で評価されます。

3

ステップ3:e-Rad登録と機関手続き

研究者・機関のe-Rad登録を確認し、機関内承認フロー(産学連携本部・URA等)を早期に開始します。公募期間が長い分、内部手続きに十分な時間を確保できます。

4

ステップ4:申請書類の作成と外部フィードバック

申請書類の草稿を作成後、機関外の第三者(異分野研究者・URA・補助金専門家)にフィードバックを求め、「挑戦的だが実現可能」という印象を与える表現に磨き込みます。

5

ステップ5:期限内提出

4月1日の締切に向けて、余裕を持ったスケジュールで最終版を完成させ、e-Radを通じて提出します。

ポイント

公募期間が長い(約2ヶ月)分、申請書の完成度を高める絶好のチャンスです。最初の2週間でテーマの独自性検証・内部承認着手を完了させ、残りを書類の磨き込みに充てる時間配分を推奨します。

審査と成功のコツ

「未踏性」の明確な定義と証明
審査で最重要視されるのは、「なぜこれが未踏なのか」の証明です。先行研究・特許・競合研究との差異を文献引用で明示し、自研究だけが切り開けるフロンティアを論証してください。
インパクトのビジョナリーな記述
採択確率を上げるには、「この研究が成功した場合、2030年・2040年の社会はどう変わるか」というビジョンを具体的に描くことが有効です。審査員の想像力を引き出す物語的な記述が評価されます。
若手・異分野融合の積極的アピール
未踏チャレンジは若手研究者・異分野融合研究を歓迎する傾向があります。研究代表者の年齢・経歴・挑戦精神をアピールし、「この人物だから成し遂げられる」という説得力を高めます。
リスクシナリオと学習価値の明示
失敗した場合でも「どのような技術的知見が得られるか」を明示することで、研究投資の価値を確保した計画として評価されます。「失敗しても学べる設計」が未踏チャレンジの審査では重視されます。
NEDOの戦略的優先テーマとの整合
公募要領に示されたNEDOの重点分野(エネルギー変換・環境・素材等)の文脈で自研究を位置づけ、政策的意義を強調します。挑戦的でありながら政策に沿った提案が最も採択されやすいプロファイルです。

ポイント

「挑戦的だが根拠がある」「失敗しても学べる」「成功すれば社会が変わる」の3点を申請書全体に一貫して流すことが採択への近道です。審査員に夢と科学的信頼性を同時に感じさせることが鍵です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 研究員・ポスドクの給与
  • 研究補助員の雇用費
  • 外部専門家への謝金・講演料
設備・機器費(3件)
  • 実験装置・測定機器の購入
  • 計算機・高性能サーバーのリース
  • 試作品製作設備の整備
材料・消耗品費(3件)
  • 実験材料・化学試薬
  • 試作部品・電子部品
  • プロトタイプ製作材料
外注・委託費(3件)
  • 専門分析・評価の外部委託
  • ソフトウェア開発の外部委託
  • 市場調査・技術調査の委託
旅費・交通費(3件)
  • 国内外学会・シンポジウム参加費
  • 共同研究先との打ち合わせ旅費
  • 技術調査のための現地視察費
その他直接費(3件)
  • 特許出願・維持費用
  • 専門文献・データベース利用料
  • 研究成果発表・報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • エネルギー・産業技術と無関係な汎用的研究費
  • 土地・建物の取得・賃借費
  • 接待・交際費・慶弔費
  • 採択前に発生した遡及的費用
  • 他の国費補助金と重複して計上される費用
  • 研究代表者個人の資産取得につながる費用
  • 政治・宗教活動に関連する費用
  • NEDO事前承認なく変更した経費区分の費用

よくある質問

Q「未踏」とはどのような研究テーマを指しますか?
A

未踏とは、既存の研究・技術開発の延長線上にない、革新的・破壊的なアイデアを指します。先行研究が極めて少なく、成功した場合に技術パラダイムシフトをもたらす可能性があるテーマが該当します。単に新規性があるだけでなく、「なぜ今まで誰もやっていなかったか」「なぜ今この時期に挑戦するのか」を科学的根拠とともに説明できることが重要です。

Q失敗リスクの高い研究でも採択されますか?
A

はい、未踏チャレンジの設計思想として、高いリスクを許容しています。成功確率が低くても、成功した場合のインパクトが非常に大きく、失敗した場合でも有意義な技術的知見が得られるテーマが評価されます。ただし、無計画なリスクではなく、リスクの所在を認識した上でその克服シナリオと、失敗時の学習価値を明示した研究計画が求められます。

Qスタートアップ企業も応募できますか?
A

応募資格の詳細はNEDOの公募要領で確認が必要ですが、未踏チャレンジは多様な組織形態の応募者を想定しています。スタートアップが応募する場合は、研究実施能力(人員・設備・資金管理体制)の妥当性を丁寧に示すことが重要です。採択実績がVC調達や後続資金獲得のシグナリングとなるため、スタートアップにとっても戦略的価値の高い公募といえます。

Q応募期間が長い(2ヶ月)ことをどう活かすべきですか?
A

最初の2〜3週間でテーマの未踏性検証・関連特許・論文調査を徹底し、提案の独自性根拠を固めることを推奨します。その後、申請書の草稿作成→第三者レビュー→修正→最終版完成のサイクルを最低2回回す余裕があります。特に「挑戦的だが実現可能」という印象を与える表現の磨き込みに時間を投資することで、採択率が大幅に向上します。

Q他のNEDOプログラムとの違いは何ですか?
A

通常のNEDO研究プログラムはTRL(技術成熟度レベル)3〜6程度の実用化寄りのテーマが多いのに対し、未踏チャレンジはTRL1〜3の探索的研究を対象とします。また、審査において実現可能性より潜在インパクトを重視し、失敗リスクを明示的に許容している点が大きく異なります。挑戦的テーマを持つ研究者にとって、最も適合性の高いNEDOプログラムです。

Q研究期間はどのくらいですか?
A

具体的な研究期間はNEDO公募要領で確認が必要です。先導研究プログラムとして通常は複数年(2〜3年程度)の研究期間が設定されることが多いですが、未踏チャレンジの特性上、研究フェーズに応じた柔軟な設定がなされる場合があります。採択後のNEDO後続プログラムへの移行も含め、中長期の研究ロードマップを描いた上で応募することを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

NEDO未踏チャレンジは、同一研究テーマへの他の国費補助との重複受給は認められません。ただし、テーマが明確に異なる場合はJST・文科省科研費等との並行受給が可能なケースがあります。採択後は他の競争的資金の状況をNEDOに申告する義務があります。未踏チャレンジの研究成果を踏まえ、後続のNEDO実用化研究プログラムやグリーンイノベーション基金への展開を計画することで、継続的な研究資金確保が可能です。また、VC・CVC等の民間資金との組み合わせ(ただし用途の明確な分離が必要)もスタートアップ型研究者には有効な戦略です。NEDOの信用力は民間投資家へのシグナリング効果もあるため、採択実績を活用した資金調達戦略を採択後早期に検討することを推奨します。

詳細説明

NEDO未踏チャレンジとは

「未踏チャレンジ」は、NEDOの先導研究プログラムの中でも特に挑戦的・革新的な研究テーマを対象とした助成制度です。既存技術の延長線上にない、将来の技術パラダイムシフトにつながる可能性のある「誰もやっていない研究」を積極的に支援します。研究の成功確率よりも、成功した場合のインパクトの大きさを重視した審査方針が特徴です。

対象となる研究の特徴

  • 破壊的イノベーション型:既存市場・産業を根本から変えうる技術コンセプト
  • 異分野融合型:複数の学術分野の知識を組み合わせた新規アプローチ
  • 原理実証段階(TRL1〜3):実証・実用化フェーズ以前の探索的研究
  • 社会課題解決型:エネルギー・環境・産業競争力等の大きな社会課題への挑戦

審査の特徴と評価軸

通常の研究助成と異なり、リスクの高さを許容した評価基準が採用されています。「この研究が成功した場合の社会的・経済的インパクト」「研究の独自性・未踏性の根拠」「研究代表者の挑戦的精神と実施能力」の3軸が主要評価ポイントとなります。

  • 未踏性の証明:先行研究・特許との差異を文献で示す
  • インパクトビジョン:成功した場合の具体的な社会変革シナリオ
  • 研究者の資質:挑戦的テーマに取り組む能力・意欲・実績
  • 学習価値:失敗した場合でも得られる技術的知見の価値

公募スケジュールと手続き

2026年2月2日〜4月1日の約2ヶ月間が応募受付期間です。他のNEDO公募と比較して準備時間が長く確保されています。e-Radを通じた電子申請が必要なため、機関・研究者登録を公募開始と同時に確認してください。

採択後の研究推進

採択されると、NEDOのプロジェクトマネージャーによる支援のもと研究を推進します。中間評価・最終評価を経て、優れた成果が出た場合はNEDOの後続プログラムへの移行が検討されます。研究成果の特許化・論文発表についても、NEDOの規程に沿った手続きが必要です。

スタートアップ・若手研究者へのメッセージ

未踏チャレンジは特に若手研究者・スタートアップの挑戦的提案を歓迎します。大企業・老舗研究機関の安全志向の提案より、大胆な発想を持つ新興プレイヤーの提案が採択される傾向があります。「常識を疑う」視点を持つ研究者には、ぜひ挑戦を推奨する公募です。

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