募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」

基本情報

補助金額
3000万円
補助率: 2/3【補助上限額30,000千円 補助下限額2,000千円】
0円3000万円
募集期間
2023-03-06 〜 2023-04-10
対象地域日本全国
対象業種複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 卸売業 / 小売業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業

この補助金のまとめ

面的地域価値の向上・消費創出事業は、商店街等が地方公共団体と連携し、自らの魅力や地域資源を活かした消費創出と滞留・交流空間整備に取り組む補助金です。インバウンド回復と円安メリットを追い風に、地域の「稼ぐ力」の回復・強化を図ることが狙いです。特徴的なのは専門家の伴走支援が必須である点で、定期的な効果測定とアドバイスを受けながら事業を進められます。補助率2/3、上限3,000万円(下限200万円)と中小商店街でも手が届く設計になっています。ソフト事業(消費創出)とハード事業(空間整備)を組み合わせることで面的な魅力向上が可能です。

この補助金の特徴

1

専門家伴走支援が必須

地域活性化の知見を持つ専門家が事業期間を通じて伴走支援を行います。定期的な効果測定とデータに基づくアドバイスにより、PDCAサイクルを回しながら実効性の高い取組を実現できます。単なる補助金ではなく、専門家のノウハウを活用できる点が大きな強みです。

2

消費創出事業で回遊性を高める

回遊促進事業、体験事業、交流事業、ブランディング、情報発信強化など多彩なソフト施策を実施できます。コロナ禍で変化した来街者ニーズに対応し、インバウンドを含む新たな需要を取り込むための仕掛けづくりが可能です。

3

滞留・交流空間整備で物理的な魅力向上

空き地・空き店舗の利活用、店舗の機能転換、歩道の利活用、景観の統一化など、ハード面での整備も支援対象です。ただし空間整備のみの計画は対象外であり、必ず消費創出事業と組み合わせる必要があります。

4

地方公共団体との連携が前提

本事業は地方公共団体との連携・協働が応募要件であり、行政の支援を受けた体制構築が求められます。自治体との関係構築が事業成功の鍵を握ります。

ポイント

専門家伴走×ソフト・ハード一体型という設計が本事業の最大の特徴です。商店街単独では難しいデータドリブンな取組が可能になるため、これまで感覚的に行っていた集客施策を科学的に改善するチャンスです。

対象者・申請資格

組織要件

  • 商店街振興組合、事業協同組合等の法人格を持った商店街等組織
  • 法人格のない任意の商店街等組織(規約等で代表者の定めがあること)
  • 商店街等組織と民間事業者の連携体

連携要件

  • 地方公共団体(都道府県または市町村)との連携・協働が必須
  • 専門家による支援を受ける体制の構築が必要

事業要件

  • 商店街等の魅力・地域資源を活かした取組であること
  • 消費創出事業(ソフト)は必須、滞留・交流空間整備(ハード)のみは不可
  • 定期的な効果測定を実施し、データに基づく改善を行うこと

ポイント

法人格の有無にかかわらず申請可能ですが、地方公共団体との連携が必須条件です。まだ自治体との関係がない商店街は、まず地元の経済産業局や商工会議所に相談し、連携体制を構築することから始めましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:地方公共団体との連携体制構築

まず地元の市区町村や都道府県の商業振興担当部署と連携協議を行います。自治体の理解と協力なしには申請できないため、早期の相談が重要です。

2

ステップ2:専門家の選定と事業計画の策定

地域活性化に知見のある専門家を選定し、現状分析に基づく事業計画を策定します。消費創出事業は必須、空間整備事業は任意ですが、面的な効果を高めるには両方の組み合わせが有効です。

3

ステップ3:応募書類の作成・提出

jGrantsを通じて電子申請を行います。事業の目的、実施内容、効果測定計画、予算計画などを詳細に記載します。

4

ステップ4:審査・採択後の事業実施

採択後は計画に基づき事業を実施します。専門家の伴走支援を受けながら定期的に効果測定を行い、必要に応じて取組内容を調整します。

ポイント

地方公共団体との連携構築に最も時間がかかるため、公募開始前から関係づくりを始めることが成功の鍵です。自治体側にも地域商業活性化のメリットを具体的に示しましょう。

審査と成功のコツ

データドリブンな効果測定の仕組みを構築する
本事業では定期的な効果測定が求められます。AIカメラやPOSデータ、電子決済データなど、客観的なデータ収集体制を早期に整備し、来街者数・消費額・滞留時間などの変化を定量的に把握できる体制を作りましょう。
テナントミックスの最適化に向けたロードマップを描く
単発のイベントで終わらせず、データ分析結果を空き店舗への新規出店誘致や既存店舗の業態転換に結びつける長期的な計画が重要です。複数の空き店舗所有者との合意形成を並行して進めましょう。
インバウンド需要を見据えた多言語対応
円安メリットを活かしたインバウンド取込みが本事業の狙いの一つです。多言語案内、キャッシュレス決済対応、SNS発信など、外国人来街者を意識した施策を組み込むと採択されやすくなります。
専門家との密なコミュニケーション
伴走支援の専門家は単なるアドバイザーではなく、事業の成否を左右するパートナーです。定例ミーティングを設定し、効果測定結果の共有と改善策の協議を継続的に行いましょう。

ポイント

単年度の補助事業で終わらせず、補助期間中に構築したデータ分析体制やテナントミックスの仕組みを自立的に継続できる体制を作ることが最も重要です。

対象経費

対象となる経費

専門家活用費(3件)
  • 伴走支援専門家の謝金
  • 専門家の旅費・交通費
  • 効果測定アドバイザー費用
消費創出事業費(5件)
  • 回遊促進イベント実施費
  • 体験型コンテンツ制作費
  • ブランディング・デザイン費
  • 情報発信・PR費
  • データ収集システム構築費
滞留・交流空間整備費(4件)
  • 空き店舗改修・利活用費
  • 店舗等の機能転換工事費
  • 歩道等の利活用整備費
  • 景観統一化のための工事費
調査分析費(4件)
  • AIカメラ設置費
  • POSシステム導入費
  • 電子決済システム導入費
  • 消費動向分析委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 商店街組織の通常運営費・管理費
  • 個別店舗の内装工事・設備更新
  • 飲食費・接待費
  • 滞留・交流空間整備のみの事業費(消費創出事業を伴わない場合)
  • 土地の取得費
  • 既に完了した事業に対する経費
  • 他の補助金で支援を受けている経費

よくある質問

Q商店街の法人格がなくても申請できますか?
A

はい、法人格のない任意の商店街等組織でも申請可能です。ただし、規約等により代表者の定めがあり、財産の管理等を適正に行うことができる体制が必要です。また、民間事業者との連携体として申請することも可能です。いずれの場合も地方公共団体との連携・協働が必須要件となります。

Q消費創出事業と空間整備事業のどちらかだけでも申請できますか?
A

消費創出事業(ソフト事業)は必須です。消費創出事業のみでの申請は可能ですが、滞留・交流空間整備事業(ハード事業)のみでの申請はできません。面的な効果を最大化するためには両方を組み合わせることが推奨されます。

Q専門家はどのように選べばよいですか?
A

地域活性化やまちづくり、商業コンサルティングの知見を持つ専門家を選定します。中小企業診断士、まちづくりコーディネーター、マーケティングの専門家などが候補になります。商工会議所や経済産業局に相談すれば、適任者の紹介を受けられる場合もあります。

Qインバウンド対策は必須ですか?
A

必須ではありませんが、本事業の目的の一つにインバウンドを含む新たな需要の取り込みが掲げられているため、外国人来街者を意識した施策を含めると採択の可能性が高まります。多言語対応やキャッシュレス決済の導入などが考えられます。

Q補助金の下限額が200万円とのことですが、小規模な取組でも申請できますか?
A

補助対象経費の2/3が200万円以上となる事業が対象です。つまり総事業費で300万円以上の計画が必要です。小規模商店街でも、消費創出イベントやデータ収集体制の構築を組み合わせれば十分に到達可能な金額です。

Qデータ収集体制の構築にはどの程度の費用がかかりますか?
A

AIカメラの設置で数十万円〜数百万円、POSシステムやキャッシュレス決済の導入で店舗あたり数万円〜数十万円程度が目安です。これらの費用も補助対象となるため、本事業を活用して導入するのが効率的です。既存の決済データを活用する方法もあります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は中小企業庁が所管する商店街支援策の一つであり、他の商店街向け補助金との併用には注意が必要です。同一の事業内容について他の国庫補助金を受けている場合は対象外となります。ただし、対象経費が明確に区分できる場合は、小規模事業者持続化補助金(個店向け)やIT導入補助金(個別のIT設備向け)を商店街内の個店が別途活用することは可能です。地方公共団体独自の商店街支援制度とは、自治体との連携の中で整合性を図りながら組み合わせることが推奨されます。なお、本事業の補助金は地方公共団体を通じて間接的に交付される仕組みであるため、自治体側の予算措置も必要となる点に留意してください。

詳細説明

面的地域価値の向上・消費創出事業の概要

本事業は、令和4年度第2次補正予算に基づく商店街支援策です。コロナ禍で大きく変化した消費者ニーズと、円安を背景としたインバウンド回復期という環境変化を捉え、商店街等が地域の「稼ぐ力」を取り戻すことを目指します。

事業の3つの柱

  • 専門家活用(必須):地域活性化の知見を持つ専門家が伴走支援を行い、データに基づく効果測定とアドバイスを提供します。
  • 消費創出事業(必須):回遊促進、体験事業、交流事業、ブランディング、情報発信強化など、ソフト面での取組を支援します。
  • 滞留・交流空間整備事業(任意):空き店舗・空き地の利活用、機能転換、歩道利活用、景観統一化などハード面の整備を支援します。

補助率・補助上限額

補助率は2/3、補助上限額は3,000万円、補助下限額は200万円です。地方公共団体を通じた間接補助の形式をとります。

申請から採択までの流れ

各地域の経済産業局が窓口となり、jGrantsを通じた電子申請を受け付けます。北海道から沖縄まで全国の経済産業局で対応しており、地域に根差した支援を受けられます。

求められるデータ活用

本事業の特徴は、AIカメラ・POSシステム・電子決済などを活用したデータ収集体制の構築が求められる点です。収集したデータは消費動向分析に活用し、最適なテナントミックスの実現に向けた意思決定の基盤とします。

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