募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」_2次公募

基本情報

補助金額
5億円
補助率: 1/2
0円5億円
募集期間
2022-09-01 〜 2022-09-21
対象地域日本全国
対象業種運輸業 / 郵便業

この補助金のまとめ

本補助金は、経済産業省資源エネルギー庁と国土交通省海事局が共同で実施する「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」の令和4年度第2次公募です。内航海運における省エネルギーを目的とし、AIやIoT技術を活用した運航効率化のソフト面対策と、省エネルギー船型・高効率推進システムなどのハード面対策を組み合わせた実証事業を補助します。補助率は1/2で補助上限額は5億円と大規模な制度です。具体的には、配船計画の最適化、運航ルート・スケジュールの最適化、高効率推進システム(バッテリー推進含む)の開発・実証、RORO船等の荷役最適化システム導入など、海上輸送の全体的な効率化を実証する民間団体等が対象となります。コンサルタント視点では、本補助金は造船・海運・物流テクノロジー企業にとって大型の研究開発投資機会であり、経産省と国交省という二省庁共同実施という珍しい構造が、採択後の権威性と知名度向上効果をもたらす点も見逃せません。

この補助金の特徴

1

AI・IoTによる運航最適化のソフト面支援

配船計画の最適化、運航ルート・スケジュールの最適化、荷役最適化システム等のソフト面対策を実証する事業が補助対象です。AIや機械学習を活用した最適化アルゴリズムの開発・実証など、先進的なデジタル技術を海運分野に応用する取り組みが対象となります。技術開発企業と海運事業者が連携したコンソーシアム型の申請が有効です。

2

省エネ船型・高効率推進システムのハード面支援

省エネルギー船型の開発、バッテリー推進を含む高効率推進システム、荷役効率化設備(スマート電動ウインチ、陸上電力受電設備等)など、船舶そのもののハード面の改造・実証も補助対象です。ソフト面対策を前提とした統合的な実証事業として設計することで、より高い評価が得られます。

3

5億円上限・補助率1/2の大型補助

補助上限額5億円という大規模な補助額は、実証実験に要する多大な費用を支える水準です。補助率1/2のため自己負担も5億円規模になり得ますが、大手海運会社や大手造船会社、有力テクノロジー企業にとって現実的な共同投資として機能します。複数の民間団体等によるコンソーシアム申請も検討に値します。

4

経産省・国交省の二省庁共同実施による信頼性

本事業は経済産業省資源エネルギー庁と国土交通省海事局という二省庁が共同で実施する制度です。採択されることで、国の省エネ政策・海事政策の双方から認定された実証事業としての権威性を持ち、その後の技術展開・事業化においても有利な立場を得られます。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、ソフト(AI・IoT)とハード(省エネ船型・設備)を統合した実証事業全体を支援する包括性にあります。単なる機器購入補助ではなく、海上輸送の総合的な省エネ最適化という国家課題に取り組む事業者が対象です。5億円という補助規模から分かるとおり、大型の実証プロジェクトを想定した制度設計であり、中堅〜大手の海運・造船・物流テック企業の参画が前提です。

対象者・申請資格

応募資格の基本要件

  • 民間団体等(法人格を持つ組織)であること
  • 内航海運業、造船業、または関連テクノロジー分野の民間企業・団体であること
  • 補助事業の実施能力と管理体制を有すること

補助対象事業の要件

  • AI・IoT等を活用した運航効率化対策(ソフト面)を含む実証事業であること
  • 省エネルギー船型・高効率推進システム等のハード面対策を含む場合は、ソフト面対策との統合的な実証であること
  • 海上輸送部門における省エネルギー効果が見込まれること

実証事業の種類(いずれか)

  • 配船計画最適化等の陸側との連携を含む運航ルート・スケジュールの最適化
  • 高効率推進システムの最適な運用方法の確立
  • RORO船等の荷役最適化システムの開発・実証
  • 省エネルギー船型・高効率推進システム(バッテリー推進含む)の開発
  • 荷役効率化設備(スマート電動ウインチ、陸上電力受電設備等)の実証

対象外となる事業者

  • 地方公共団体(単独)
  • 詳細は公募要領の応募資格欄を参照すること

ポイント

本補助金は内航海運業や造船業の事業者だけでなく、AIやIoT技術を提供する民間団体等も申請対象となります。ただし、補助事業の中核は「内航船の運航効率化の実証」であり、純粋なソフトウェア開発だけでは認められない可能性があります。実際の船舶を用いた実証実験の設計が必須であり、海運事業者との強力なパートナーシップ構築が採択の前提条件です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 事前相談と公募要領の精読

経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー課(TEL: 03-3501-9726)および国土交通省海事局海洋・環境政策課(TEL: 03-5253-8636)に早めに相談します。二省庁共同の複雑な要件があるため、公募要領の精読と担当者への個別確認が不可欠です。

2

ステップ2: コンソーシアムの組成

内航海運事業者、造船会社、AIシステム会社等の関係者を集めた実施体制を構築します。補助事業の実施主体となる民間団体等を明確化し、役割分担・費用負担・知的財産の取り扱いを事前合意します。

3

ステップ3: 実証事業計画の策定

具体的な実証内容、使用する船舶、期待される省エネ効果(数値目標)、実証スケジュール、成果の測定・公開方法を詳細に計画します。補助申請書・実施計画書の記載例(WORD)を活用して計画書を作成します。

4

ステップ4: 申請書類の準備

公募要領・申請書様式・交付要綱・承諾書を確認し、必要書類一式を準備します。プレゼンテーション概要資料(PPT)の作成も求められます。

5

ステップ5: 申請書の提出(2次公募期間内)

令和4年9月1日〜9月21日17:00必着の期限内に提出します。提出方法の詳細は公募要領を確認してください。

ポイント

本補助金の申請難度は非常に高く、二省庁への事前確認・実証計画の精緻な策定・コンソーシアム組成が必要です。公募期間が約3週間と短く(9月1日〜21日)、プレゼンテーション資料まで求められるため、公募開始前から準備を進めることが絶対条件です。新型コロナの影響で説明会が開催されないため、公募要領の自力での精読と電話での個別確認が重要です。

審査と成功のコツ

省エネ効果の定量的な実証設計
採択審査では実証事業の省エネ効果の信頼性と定量性が最重視されます。単に「燃費が改善される」ではなく、「現行比〇〇%の燃料消費削減」「CO2排出量〇〇トン削減」といった数値目標と、その測定・検証方法を明確に示すことが不可欠です。
AI・IoTとハード面の統合実証計画
ソフト面(AI・IoT)のみ、またはハード面(設備)のみの申請より、両者を組み合わせた統合的な実証計画が高く評価されます。最適化アルゴリズムの開発と省エネ設備の導入を一体的に実証し、それぞれの効果と相乗効果を測定する設計が理想的です。
実績ある海運事業者との連携強化
補助事業の説得力は、実証に使用する船舶と海運事業者の実績によって大きく左右されます。国内有力内航船事業者との連携が採択可能性を高めます。既存の技術開発実績や特許を持つ企業の参加もプラスの評価要素となります。
成果の公開・普及計画の充実
本事業は「実証結果の蓄積・公開・活用」が政策目的の一つです。採択後の成果をどのように業界に普及させるか、標準化・横展開の計画を盛り込むことで、国の政策目的との整合性をアピールできます。

ポイント

本補助金の採択における最大の評価軸は「省エネ政策への貢献度」です。国が推進するエネルギー転換・脱炭素化という大きな政策方針との整合性を前面に出した申請書作成が重要です。また、実証終了後の事業化・普及の展望を明示することで、政策投資対効果の高さをアピールすることが採択率向上のカギです。

対象経費

対象となる経費

機械装置・システム構築費(4件)
  • AIによる配船最適化システムの開発・構築費
  • IoTセンサー・通信機器の購入・設置費
  • RORO船荷役最適化システムの開発費
  • 省エネルギー推進システムの製造・搭載費
技術導入費(4件)
  • バッテリー推進システムの導入費
  • スマート電動ウインチ等の荷役効率化設備費
  • 陸上電力受電設備の設置費
  • 省エネ船型への改造工事費
委託費・外注費(3件)
  • 実証実験の運用委託費
  • システム開発の外部委託費
  • 技術検証・評価の委託費
人件費(2件)
  • 実証事業専従スタッフの人件費
  • エンジニア・研究者の実証期間中の人件費
旅費・交通費(1件)
  • 実証実験に必要な出張・移動費用
その他経費(2件)
  • 実証データの収集・分析費
  • 成果報告書・普及資料の作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 既存の運航に要する燃料費・運航費(実証に直接関係しない通常運用分)
  • 土地・建物の取得費
  • 汎用性の高い一般的なPCや通信機器(実証専用でない場合)
  • 借入金の返済や利息
  • 補助事業に直接関係しない間接費・管理費の超過分
  • 実証完了後の通常運用費
  • 申請書類作成のみを目的としたコンサルティング費

よくある質問

Q内航船を保有していない技術企業でも申請できますか?
A

応募資格は「民間団体等」とされており、内航船を直接保有しない技術企業でも申請は可能です。ただし、補助事業の目的は実際の内航船を使った実証実験であるため、内航海運事業者と連携したコンソーシアム構成が実質的に必要となります。AIシステム開発企業が代表団体となり、海運会社が実証パートナーとなる形での申請が典型例です。

Qソフト面(AI・IoT)のみの申請は認められますか?
A

補助対象事業はソフト面のみの申請も制度上は可能ですが、より高い評価を得るためにはソフト面とハード面を統合した実証事業として設計することが推奨されます。ソフト面だけではなく、実際の省エネ効果を数値で実証できる包括的な計画が採択されやすい傾向があります。詳細は公募要領で確認してください。

Q第2次公募に採択されなかった場合、再申請は可能ですか?
A

令和4年度の公募については第2次公募が最後の機会となる場合があります。次年度以降の同種の補助金(令和5年度以降)については、経済産業省・国土交通省の各ホームページや補助金ポータルサイトで最新情報をご確認ください。不採択の場合、審査講評等のフィードバックを活用して計画を改善することが次回申請への準備となります。

Q補助対象経費に人件費は含まれますか?
A

実証事業に専従するスタッフの人件費は補助対象経費に含まれる場合があります。ただし、通常業務と兼務する場合の按分計算、役員報酬の扱い等については公募要領の「補助対象経費」の項目を精読し、不明な点は経済産業省担当者(03-3501-9726)に直接確認してください。

QRORO船以外の船種でも対象になりますか?
A

本補助金の対象は内航海運全般であり、RORO船に限定されていません。コンテナ船、バルクキャリア、タンカー等の他の内航船種でも、補助事業の要件(AI・IoT活用による運航効率化の実証)を満たせば対象となります。具体的な船種の適格性については公募要領の確認と担当者への事前確認を行ってください。

Qバッテリー推進システムの実証が主目的でも申請できますか?
A

バッテリー推進を含む高効率推進システムは補助対象のハード面対策として明示されています。バッテリー推進システムの実証を主目的とした申請も可能ですが、ソフト面(AI・IoT等による運航最適化)との組み合わせ実証として計画を設計することが採択可能性を高めます。省エネ効果の定量的な実証計画が審査のカギとなります。

Q補助金の受け取りは前払いですか後払いですか?
A

本補助金は原則として実績報告後の後払い(精算払い)となります。実証事業の実施・完了後に実績報告書を提出し、審査を経て補助金が支払われます。事業実施中の先行資金手当が必要なため、自己資金または融資による運転資金の確保が事前に必要です。中間払いの制度があるかどうかは公募要領で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国土交通省・経済産業省の二省庁共同事業であり、省エネルギー・海事分野の他の補助制度との重複受給については特に注意が必要です。 「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」(経産省)等の省エネ関連補助金との同一経費への重複適用は原則禁止です。ただし、本補助金で実証した技術を商用展開する際に活用できる「内航海運業の生産性向上に資する取組支援事業」(国交省)等の後続施策については、異なる経費・事業フェーズであれば活用できる可能性があります。 カーボンニュートラル分野では「グリーンイノベーション基金事業」(NEDO)との関係も確認が必要です。同一の技術開発・実証に対して重複受給はできませんが、本補助金で実証後の次フェーズ実証や実用化段階でNEDO事業を活用するケースは考えられます。 また、本補助金は「実証」段階の補助であるため、その後の量産・普及段階では別途の補助制度や税制優遇(省エネ投資促進税制等)の活用も視野に入れた中長期的な資金計画の策定を推奨します。

詳細説明

補助金の概要と政策背景

本補助金は、経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー課国土交通省海事局海洋・環境政策課が共同で実施する「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」の令和4年度第2次公募です。

日本の物流の約40%を担う内航海運の省エネルギー化は、カーボンニュートラル実現に向けた重要な政策課題です。本補助金はAI・IoTを活用したデジタル技術と、省エネ船型・高効率推進システムというハード技術を組み合わせた革新的な実証事業を支援します。

補助内容の詳細

  • 補助上限額:5億円
  • 補助率:補助対象経費の1/2
  • 第2次公募期間:令和4年9月1日〜9月21日17:00必着

補助対象となる取り組み

本事業では以下のソフト面・ハード面の対策を組み合わせた実証事業が対象となります。

ソフト面の対策

  • 配船計画最適化:陸側との連携を含む最適な船の割り当てアルゴリズムの開発・実証
  • 運航ルート・スケジュール最適化:AIを活用した燃費最適化ルーティングシステムの構築
  • 荷役最適化システム:RORO船等の積載・荷役効率を向上させるシステムの開発
  • 高効率推進システムの運用最適化:推進システムの最適な運用方法の確立

ハード面の対策

  • 省エネルギー船型の開発・実証
  • 高効率推進システム:バッテリー推進を含む次世代推進システムの搭載実証
  • 荷役効率化設備:スマート電動ウインチ、荷役設備向け陸上電力受電設備等の導入実証

申請書類

  • 公募要領(PDF)
  • 公募申請書及び実施計画書 記載例(WORD)
  • 交付要綱(PDF)
  • 承諾書(WORD)
  • プレゼンテーション概要資料(PPT)
  • プレゼンテーション雛形(参考)(PDF)

問い合わせ先

事務・一般的な問い合わせ(経済産業省)
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課
担当:野間、佐藤
電話:03-3501-9726

事業内容に関する問い合わせ(国土交通省)
国土交通省 海事局 海洋・環境政策課
担当:山村、矢嶋
電話:03-5253-8636

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