自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(商業施設等復興整備補助事業)(七次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
福島復興に特化した大型支援
避難指示区域等における商業機能回復に特化した補助金で、上限5億円という大規模な支援枠が設定されています。原発事故の影響で壊滅的な打撃を受けた地域の商業インフラ再建を本格的に支援する制度です。
公設・民設2つの整備型
公設商業施設整備型(自治体が整備主体)と民設商業施設整備型(民間事業者が整備主体)の2類型が用意されています。地域の実情や事業者の立場に応じて最適な整備方式を選択できる柔軟な制度設計です。
長期にわたる公募期間
通常の補助金と異なり、約9ヶ月(2022年6月~翌年3月)という長期の公募期間が設けられています。復興事業の特性上、計画策定に時間を要することを考慮した配慮です。
復興計画との連動
福島県の復興計画や企業誘致計画と連動した事業設計が前提となっています。単なる商業施設の建設ではなく、地域全体の復興まちづくりの中に位置づけられた事業が求められます。
ポイント
対象者・申請資格
対象地域
- 福島県の避難指示区域等であること
- 復興計画に位置づけられた地域であること
事業者要件(公設商業施設整備型)
- 地方公共団体又はその関連団体であること
- 詳細は公募要領を確認すること
事業者要件(民設商業施設整備型)
- 民間事業者であること
- 商業施設の整備・運営能力を有すること
- 詳細は公募要領を確認すること
共通要件
- 復興計画・企業誘致計画との整合性があること
- jGrantsでの電子申請が可能であること(GビズIDプライム必須)
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
6問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:事前相談(必須)
福島県商工労働部商業まちづくり課(024-521-7299)に事前相談を行います。復興計画との整合性や事業の実現可能性について助言を受けられます。
ステップ2:事業計画の策定
商業施設の整備内容、テナント誘致計画、収支見通し等を含む事業計画を策定します。地域住民のニーズ調査も重要です。
ステップ3:GビズIDの取得
jGrantsでの電子申請にGビズIDプライムが必要です。未取得の場合は早めに準備しましょう。
ステップ4:申請書類の作成・提出
公募要領に従い、事業計画書等の必要書類を作成し、jGrantsから電子申請します。
ステップ5:採択後の事業実施
採択後、計画に沿って商業施設の整備を進めます。事務局(みずほリサーチ&テクノロジーズ)への定期報告が必要です。
ポイント
審査と成功のコツ
地域ニーズとの合致
復興計画との一体性
持続可能な運営計画
テナント誘致の具体性
ポイント
対象経費
対象となる経費
建設工事費(3件)
- 商業施設の新築・改修工事費
- 設計・監理費
- 地盤調査・造成費
設備費(3件)
- 商業施設に必要な設備機器
- 空調・照明・電気設備
- セキュリティ設備
外構工事費(3件)
- 駐車場整備費
- アクセス道路整備費
- 緑化・景観整備費
テナント誘致関連費(2件)
- テナント内装工事の一部
- 共用部分の整備費
コンサルティング費(2件)
- 事業計画策定支援費
- テナントリーシング費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 土地の取得費用
- 既存施設の維持管理費・運営費
- テナントの運転資金・仕入れ費用
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金で支援を受けている経費
- 消費税及び地方消費税
よくある質問
Q福島県以外の地域でも申請できますか?
いいえ、本補助金は福島県の避難指示区域等に限定された復興支援制度です。対象となる地域は、原子力災害により避難指示が出された区域及びその周辺地域で、福島県の復興計画に位置づけられた地域に限られます。他の都道府県や福島県内でも避難指示区域以外の地域は対象外です。
Q公設商業施設整備型と民設商業施設整備型、どちらを選ぶべきですか?
事業主体と施設の性格によって決まります。公設型は地方公共団体が主体となるため、公共性の高い複合施設(商業+医療+交流スペース等)に適しています。民設型は民間事業者が主体で、スーパーマーケットやドラッグストア等の商業施設を事業者自らが整備・運営する場合に適しています。地域の実情や事業計画に応じて、福島県や事務局に相談のうえ判断してください。
Q補助率はどのくらいですか?
補助率の詳細は公募要領に定められており、事業類型や整備内容によって異なります。福島県の復興事業として手厚い支援が行われますが、具体的な補助率は公募要領をご確認いただくか、事務局(みずほリサーチ&テクノロジーズ、03-6826-8377)にお問い合わせください。上限額は5億円です。
Qテナントがまだ決まっていない段階で申請できますか?
申請時点でテナントが完全に確定している必要はありませんが、テナント誘致の見通しや候補事業者との交渉状況を示すことが求められます。商業施設の持続的な運営にはテナントの確保が不可欠のため、具体的なテナント誘致計画を事業計画に含めることが重要です。採択審査では、テナント誘致の実現可能性も評価されます。
Q事前相談は必須ですか?
制度上は必須とされていませんが、実質的にはほぼ必須と考えてください。本補助金は福島県の復興計画と密接に連動しているため、県の商業まちづくり課との事前協議なしに適切な事業計画を策定することは困難です。復興計画との整合性、対象地域の確認、整備類型の選択等について、早い段階で県に相談することを強くお勧めします。
Q公募期間が長いのはなぜですか?
復興事業の特性上、事業計画の策定に時間を要するためです。通常の補助金は1-2ヶ月の公募期間ですが、本事業は約9ヶ月間の長期公募となっています。避難指示区域の地域特性、住民の帰還状況、テナント誘致の交渉等、計画策定に多くの調整が必要であることを考慮した設計です。ただし、予算がなくなり次第終了する場合があるため、早めの申請をお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省の福島復興関連予算に基づく大型事業であり、同一経費に対する他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、福島県には復興関連の多様な支援制度が存在するため、異なる経費区分や事業フェーズで組み合わせることが可能です。例えば、商業施設の整備は本補助金で対応し、テナントとして入居する個別事業者は「事業再開・帰還支援補助金」等を活用するケースが考えられます。また、雇用面では「ふくしま産業復興雇用支援事業」との連携も視野に入ります。福島県独自の復興支援策も充実しているため、県の復興支援担当部署に相談し、複数の支援制度を組み合わせた最適な資金計画を策定することをお勧めします。
詳細説明
自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金とは
本補助金は、東日本大震災及び原発事故により設定された福島県の避難指示区域等における商業機能の回復を支援する制度です。住民生活を支える商業施設の整備・再建を通じて、避難指示解除後の住民の帰還促進と地域の自立的な復興を目指します。
制度の背景
福島第一原子力発電所事故から10年以上が経過し、多くの地域で避難指示が解除されましたが、商業施設の不足は帰還を妨げる大きな要因の一つです。日常の買い物ができない、飲食店がないといった生活インフラの欠如は、帰還を希望する住民にとって深刻な障壁となっています。本補助金は、こうした課題を解決するための国の重点施策です。
2つの整備類型
- 公設商業施設整備型:地方公共団体が主体となって商業施設を整備するもの。公共性の高い複合型施設に適しています。
- 民設商業施設整備型:民間事業者が主体となって商業施設を整備するもの。スーパーマーケットやドラッグストア等の民間商業施設に適しています。
補助条件
- 補助上限額:5億円
- 対象地域:福島県の避難指示区域等
- 公募期間:長期公募(約9ヶ月間)
事前相談の重要性
本補助金は福島県の復興計画と密接に連動しているため、申請前の事前相談が極めて重要です。福島県商工労働部商業まちづくり課に連絡し、計画の方向性や復興計画との整合性について早期に相談することを強くお勧めします。
問い合わせ先
事業全般・jGrantsの操作に関する問い合わせは、事務局のみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(03-6826-8377)が受け付けています。本事業の趣旨に関する問い合わせは経済産業省 福島復興推進グループ(03-3501-8574)まで。
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