募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」(三次募集)

基本情報

補助金額
3000万円
補助率: 2/3【補助上限額30,000千円 補助下限額2,000千円】
0円3000万円
募集期間
2023-06-26 〜 2023-08-09
対象地域日本全国
対象業種複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 卸売業 / 小売業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業

この補助金のまとめ

中小企業庁が実施する商店街活性化支援事業で、商店街等組織が地方公共団体や専門家と連携し、地域資源を活かした消費創出や滞留・交流空間の整備を行う取組に対して、経費の3分の2(上限3,000万円、下限200万円)を補助します。本事業の三次募集として2023年6月に公募が開始されました。コロナ禍後の来街者ニーズの多様化やインバウンド回復を背景に、商店街が「稼ぐ力」を取り戻すための面的な取組を支援する点が特徴です。専門家の伴走支援が必須要件で、事業実施中の定期的な効果測定とフィードバックを通じて、持続可能な地域活性化を目指します。専門家活用費用と消費創出事業が必須で、滞留・交流空間整備は任意ですが単独では申請できません。回遊促進、体験事業、ブランディング、空き店舗活用、景観整備など幅広い事業が対象となります。

この補助金の特徴

1

補助率2/3・上限3,000万円の大型支援

補助対象経費の3分の2を補助し、上限額は3,000万円(下限200万円)です。商店街全体の面的な活性化に取り組むための十分な予算規模が確保されており、複数の事業を組み合わせた包括的な地域振興計画に活用できます。

2

専門家伴走支援が必須

地域活性化の知見を有する専門家が事業全体を伴走支援し、定期的な効果測定とアドバイスを実施します。この専門家活用は必須要件であり、専門家の謝金・旅費も補助対象経費に含まれます。客観的な視点からのPDCA運用により、事業の成果を最大化する仕組みです。

3

消費創出と空間整備の一体的推進

回遊促進・体験事業・交流事業・ブランディング・情報発信強化などのソフト事業(消費創出事業)と、空き店舗の利活用・店舗機能転換・歩道の利活用・景観統一化などのハード事業(滞留・交流空間整備)を一体的に推進できます。ただし、ハード事業のみの計画は対象外です。

4

商店街等組織と民間事業者の連携体も対象

商店街振興組合や事業協同組合だけでなく、法人格のない任意の商店街組織や、商店街組織と民間事業者(まちづくり会社等)の連携体も申請可能です。多様な主体が参画する地域ぐるみの取組を想定しています。

ポイント

本事業は「面的」な取組を重視している点が他の商店街支援補助金との大きな違いです。個店支援ではなく、商店街全体としての価値向上と消費創出を目的としており、専門家の伴走によるエビデンスベースの事業運営が求められます。3,000万円の上限額は商店街支援としては高額で、地域の顔となるような本格的な取組が期待されています。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 商店街振興組合、事業協同組合等の法人格を持った商店街等組織
  • 規約等により代表者の定めがあり、財産の管理等を適正に行える任意の商店街等組織
  • 上記の商店街等組織と民間事業者(まちづくり会社等)の連携体

事業内容の要件

  • 専門家活用費用を必ず計上すること(必須)
  • 消費創出事業を必ず含むこと(必須)
  • 滞留・交流空間整備事業は任意だが、単独計画は対象外
  • 地方公共団体と連携・協働すること

補助金額の要件

  • 補助下限額は200万円(対象経費300万円以上が目安)
  • 補助上限額は3,000万円

ポイント

申請主体は「商店街等組織」であることが必須で、個別の事業者単独では申請できません。法人格がない任意の商店街組織でも申請可能ですが、規約や代表者の定め、適正な財産管理体制が求められます。また、地方公共団体との連携が前提のため、市区町村の商業振興担当課との事前調整が重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域課題の分析と事業構想

商店街の現状分析(来街者数、空き店舗率、売上動向等)を行い、地域資源を活かした消費創出の方向性を検討します。地方公共団体の商業振興計画との整合性も確認しましょう。

2

ステップ2:専門家と連携事業者の選定

地域活性化やまちづくりの知見を有する専門家を選定します。中小企業診断士、まちづくりコンサルタント、大学研究者などが候補です。民間事業者との連携体で申請する場合は、連携先も決定します。

3

ステップ3:事業計画の策定

消費創出事業の具体的内容、効果測定の指標(KPI)、実施スケジュール、予算計画を策定します。滞留・交流空間整備を含む場合はその設計・見積も準備します。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

募集期間内にjGrants(電子申請システム)で申請します。事業計画書、収支予算書、商店街組織の規約・定款、地方公共団体との連携を証明する書類等を提出します。

5

ステップ5:審査・採択・事業実施

外部有識者による審査を経て採択が決定されます。交付決定後に事業を実施し、専門家による定期的な効果測定を行いながらPDCAサイクルを回します。

ポイント

本事業は「面的地域価値の向上」を掲げており、個店の売上向上ではなく地域全体の魅力向上が審査のポイントです。事業計画には定量的なKPI(来街者数、消費額、空き店舗活用率等)を設定し、専門家による効果測定の方法を具体的に記載することが採択の鍵となります。

審査と成功のコツ

地域のユニークな資源を前面に出す
全国一律のイベントではなく、その地域ならではの歴史・文化・産業を活かしたコンテンツが高く評価されます。地元の名産品、伝統行事、地域の物語など、他の商店街では再現できない独自性が「稼ぐ力」の源泉です。
デジタルとリアルの融合で効果を最大化
SNS発信やデジタルスタンプラリー、キャッシュレス決済データの分析など、デジタルツールを活用した消費創出と効果測定を組み込みましょう。専門家と連携したデータドリブンな事業運営が、PDCAサイクルの実効性を高めます。
空き店舗・空き地を戦略的に活用する
滞留・交流空間整備を含める場合、単なる美化ではなく、消費創出事業と連動した空間設計が重要です。ポップアップストア、コワーキングスペース、マルシェ会場など、新たな人の流れを生む機能を持たせましょう。
インバウンド需要の取り込みも視野に
円安メリットを活かしたインバウンド対応(多言語表示、免税対応、体験型コンテンツ)を事業計画に組み込むことで、国内需要と海外需要の両方を取り込む面的な価値向上が実現できます。

ポイント

採択後の成功のカギは、専門家との協働体制の構築です。形式的な伴走ではなく、効果測定データに基づいた柔軟な事業修正ができるよう、月次レベルでの進捗確認と戦略見直しの仕組みを設けることをお勧めします。補助事業終了後も商店街が自走できる体制づくりが、本事業の真の目的です。

対象経費

対象となる経費

専門家活用費(必須)(3件)
  • 専門家への謝金
  • 専門家の旅費・交通費
  • 効果測定・分析費用
消費創出事業費(必須)(4件)
  • 回遊促進イベント実施費
  • 体験プログラム運営費
  • ブランディング・PR費
  • 情報発信ツール制作費
滞留・交流空間整備費(任意)(4件)
  • 空き店舗の改修・利活用工事費
  • 歩道等の整備・利活用費
  • 景観統一化のための工事費
  • 店舗の機能転換工事費
調査・企画費(3件)
  • 来街者調査・マーケティング費
  • 事業企画・プランニング費
  • デザイン・設計費
広報・プロモーション費(3件)
  • チラシ・ポスター制作費
  • Web・SNS広告費
  • 映像・写真撮影費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 商店街組織の経常的な運営費
  • 個別店舗の内装改修・設備投資
  • 土地・建物の取得費
  • 飲食・交際費
  • 商品の仕入れ費用
  • 既に完了した事業の経費
  • 他の補助金で補助を受けている経費

よくある質問

Q法人格のない任意の商店街組織でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。法人格がない場合でも、規約等により代表者の定めがあり、財産の管理等を適正に行うことができる商店街等組織であれば対象となります。ただし、組織の実態(会員名簿、活動実績、会計処理体制等)を証明できる書類の準備が必要です。

Q専門家はどのように選べばよいですか?
A

地域活性化やまちづくり、商業振興の実績を持つ専門家を選定してください。中小企業診断士、まちづくりコンサルタント、地域プロデューサー、大学研究者などが候補です。中小企業庁の「専門家派遣事業」のデータベースや、地域の商工会議所からの紹介も活用できます。専門家は事業全体を伴走支援し、定期的な効果測定を行う役割を担います。

Q滞留・交流空間整備だけの申請はできますか?
A

いいえ、滞留・交流空間整備事業のみの計画は対象外です。必ず専門家活用費用と消費創出事業を含める必要があります。空間整備はあくまでソフト事業(消費創出)と一体的に行うハード整備として位置づけられています。

Q補助下限額200万円とはどういう意味ですか?
A

補助金額が200万円以上となる事業が対象という意味です。補助率が3分の2のため、補助対象経費が300万円以上の事業規模が目安となります。小規模な単発イベントではなく、一定の事業規模を持った面的な取組が求められています。

Q地方公共団体との連携は具体的に何が必要ですか?
A

市区町村の商業振興担当課と事業内容について協議し、地域の商業振興計画との整合性を確認した上で、連携・協働の意向を示す書面(推薦書や同意書等)を取得することが想定されます。地方公共団体が事業に直接参画する形態や、既存の商業振興施策との連動など、具体的な連携の形は地域の事情に応じて設定できます。

Q三次募集と他の募集回で条件の違いはありますか?
A

基本的な補助率・上限額・対象事業の枠組みは同じですが、募集期間が異なります。三次募集は2023年6月26日から8月9日までです。同じ予算事業の中で複数回の募集が行われており、各回の残予算状況により採択数が変動する可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は中小企業庁の商業支援事業であり、同一経費に対して他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、経費を明確に区分すれば、商店街内の個別事業者が小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金を活用して個店の競争力を高める取組と並行して実施することは可能です。また、地方公共団体独自の商店街支援事業との組み合わせも、当該自治体のルールに従って可能な場合があります。本事業で商店街全体の面的価値を高めつつ、個店が別の支援制度で経営力を強化するという二層構造の活用が効果的です。インバウンド関連では、観光庁の地域観光推進事業など別系統の予算事業との連携も検討に値します。

詳細説明

事業概要

令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」は、中小企業庁が実施する商店街活性化支援事業です。商店街等組織が地方公共団体や専門家と連携し、地域資源を活かした消費創出滞留・交流空間の整備を一体的に推進することで、地域の「稼ぐ力」の回復・強化を図ります。本ページは三次募集(2023年6月26日~8月9日)の情報です。

補助内容

  • 補助率:対象経費の3分の2
  • 補助上限額:3,000万円
  • 補助下限額:200万円

対象事業

以下の3類型の事業を組み合わせて実施します。

  • 専門家活用費用(必須):面的伴走支援を担う専門家の謝金・旅費、効果測定費用等
  • 消費創出事業(必須):回遊促進、体験事業、交流事業、ブランディング、情報発信強化等
  • 滞留・交流空間整備事業(任意):空き地・空き店舗の利活用、店舗機能転換、歩道利活用、景観統一化等

※滞留・交流空間整備事業のみの計画は対象外です。

対象者

商店街振興組合、事業協同組合等の商店街等組織、または商店街等組織と民間事業者の連携体が申請できます。法人格のない任意の商店街組織も、規約等による代表者の定めと適正な財産管理体制があれば対象です。

問合せ先

管轄の経済産業局にお問い合わせください。

  • 北海道経済産業局 経営支援課商業振興室:011-738-3236
  • 関東経済産業局 流通・サービス産業課:048-600-0317
  • 中部経済産業局 流通・サービス産業課:052-951-0597
  • 近畿経済産業局 流通・サービス産業課:06-6966-6025
  • 中小企業庁 商業課:03-3501-1929

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