募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約120

燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金

基本情報

補助金額
90億円
補助率: 最大2/3、等
0円90億円
募集期間
2022-02-07 〜 2022-02-28
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業 / サービス業(他に分類されないもの) / 不動産業 / 物品賃貸業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

経済産業省資源エネルギー庁が実施する、燃料電池自動車(FCV)の普及に不可欠な水素ステーションの整備を支援する補助金です。水素供給設備の整備を進めることで、FCVの普及による自立的な市場の確立を目指しています。補助上限は90億円と非常に大型で、水素社会の実現に向けたインフラ整備の中核的な制度です。補助率は最大3分の2で、水素ステーションの建設費や関連設備の整備費が対象となります。申請期間は令和4年2月7日から28日までです。

この補助金の特徴

1

90億円の超大型予算規模

補助上限90億円は、水素・燃料電池分野の補助金として最大級の規模です。国が水素ステーション整備を重要インフラと位置づけていることの表れであり、複数箇所の同時整備も視野に入る予算規模です。

2

FCVの自立的市場確立を目指す戦略的制度

単なる設備補助ではなく、FCV普及のための「インフラ先行整備」という国家戦略に基づく制度です。水素ステーションの整備が進むことでFCVの利便性が向上し、普及加速→ステーション採算改善という好循環を目指しています。

3

関連産業の振興と雇用創出も目的

水素ステーションの整備は、水素製造・貯蔵・輸送に関わるサプライチェーン全体の産業振興と雇用創出にも寄与します。地域経済への波及効果を含む広範な政策目的を持つ制度です。

4

補助率最大3分の2

水素ステーション整備の初期投資負担を大幅に軽減する高い補助率が設定されています。ステーション運営の収支見通しが不透明な現段階では、この補助率が事業者の参入障壁を下げる重要な役割を果たしています。

ポイント

水素ステーション整備は「鶏と卵」の問題(ステーションがないとFCVが売れない、FCVが少ないとステーションが赤字)を抱えています。本補助金は国が積極的に「鶏」側を支援することで、この循環を断ち切ろうとする戦略的な制度です。

対象者・申請資格

申請対象者

  • 公募要領に定める要件を満たす事業者
  • 水素供給設備の整備・運営能力を有する事業者
  • 具体的な応募資格は公募要領を参照

想定される事業者

  • エネルギー関連企業(ガス会社、石油元売り等)
  • 電力・ガス・熱供給事業者
  • 不動産業(物品賃貸業含む)
  • 水素関連ベンチャー・スタートアップ

対象設備

  • 燃料電池自動車等に水素を供給する設備(水素ステーション)

ポイント

水素ステーションの建設・運営には高度な技術力と安全管理体制が求められます。高圧ガス保安法等の関連法規への対応能力を有し、長期的な運営計画を提示できる事業者が対象となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省資源エネルギー庁のHPに掲載の公募要領で、応募資格・補助対象・申請手続きを確認します。

2

ステップ2:整備計画の策定

水素ステーションの設置場所、設備仕様、供給能力、事業収支計画、安全管理体制などを含む整備計画を策定します。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

公募要領に基づき申請書類を作成し、令和4年2月7日から2月28日までに提出します。

4

ステップ4:審査・採択・整備実施

審査を経て採択が決定されます。交付決定後に整備工事を開始し、完了後に実績報告を行います。

ポイント

公募期間は約3週間と短期です。水素ステーションの立地選定や設備設計には相当の準備期間を要するため、公募情報が出る前から事前検討を進めておくことが不可欠です。

審査と成功のコツ

FCVの需要が見込める立地選定
高速道路IC付近、FCV販売拠点の近隣、水素需要が集積する工業地帯など、FCVの利用が見込める戦略的な立地を選定することが重要です。
地方自治体との連携
多くの自治体が水素社会実現に向けたロードマップを策定しています。自治体の水素戦略と整合する整備計画を立てることで、自治体からの追加支援や許認可手続きの円滑化が期待できます。
複合型ステーションの検討
水素ステーション単体では採算確保が難しいケースが多いため、ガソリンスタンドやEV充電設備との複合型ステーションの整備が注目されています。既存のサービスステーションへの併設も有効な選択肢です。

ポイント

現時点で水素ステーション単体の収益化は困難ですが、2030年代のFCV普及拡大を見据えた「先行投資」と捉えることが重要です。補助金を活用して早期に参入し、運営ノウハウを蓄積することが長期的な競争優位につながります。

対象経費

対象となる経費

水素ステーション設備(3件)
  • 水素圧縮機の購入・設置費
  • 水素貯蔵設備の購入・設置費
  • ディスペンサー(充填装置)の購入・設置費
関連設備(3件)
  • 安全管理設備の設置費
  • 制御システムの導入費
  • 冷却設備の設置費
建設工事(3件)
  • ステーション本体の建設工事費
  • 基礎工事費
  • 配管工事費
設計・申請(3件)
  • 設計委託費
  • 安全審査に係る費用
  • 高圧ガス製造許可申請関連費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 水素の製造・調達に係る経常的な費用
  • ステーションの日常的な運営費・人件費
  • 用地取得費
  • 他の国庫補助と重複する経費
  • 水素供給設備以外の一般的な建築物の工事費

よくある質問

Q水素ステーションは1基あたりいくらかかりますか?
A

一般的な固定式水素ステーションの建設費は3億〜5億円程度とされています。オンサイト型(水素製造装置付き)はさらに高額になる場合があります。本補助金は補助率最大2/3のため、3億円のステーションであれば最大2億円の補助を受けられる計算です。ただし、近年はコスト低減の取り組みが進んでおり、建設費は低下傾向にあります。

Qガソリンスタンドに併設する形でも申請できますか?
A

はい、既存のサービスステーションに水素供給設備を併設する形態も補助対象となり得ます。複合型ステーションは土地の有効活用や利用者の利便性向上の観点から推奨されるアプローチです。具体的な設備配置や安全距離の確保については、高圧ガス保安法等の基準を満たす必要があります。

Q補助を受けた後、何年間ステーションを運営する必要がありますか?
A

補助金の交付条件として、一定期間の運営継続が求められるのが一般的です。具体的な運営義務期間は公募要領に定められていますので、申請前にご確認ください。財産処分制限期間(通常は法定耐用年数)内にステーションを廃止・転用する場合は、補助金の返還を求められる可能性があります。

Q地方自治体の補助金との併用は可能ですか?
A

東京都、愛知県、福岡県など、一部の自治体では独自の水素ステーション整備補助金を設けています。国の補助金との併用は可能ですが、同一経費に対する二重補助は認められないため、国と自治体の補助金で異なる経費区分を申請する必要があります。具体的な併用条件は各自治体の制度をご確認ください。

Q水素の調達先も指定されますか?
A

本補助金は水素ステーション(設備)の整備を対象としており、水素の調達先を指定するものではありません。水素の調達方法(外部調達、自家製造等)は事業者の判断に委ねられます。ただし、整備計画において安定的な水素調達体制を示すことが審査上重要です。

Q申請期間が短いですが、延長される可能性はありますか?
A

公募期間は令和4年2月7日から28日までの約3週間です。期間延長の可否は資源エネルギー庁の判断によりますが、一般的に延長は稀です。公募情報は資源エネルギー庁のHPで事前に告知されるため、早めの情報収集と準備をお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は水素ステーションの「整備」を対象としており、運営段階の経費は対象外です。整備後の運営コスト支援については、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」(FCV購入者向け)がFCV側の需要創出を支援しており、間接的にステーションの稼働率向上に寄与します。また、地方自治体独自の水素ステーション整備補助金との併用が可能なケースがあります(東京都、愛知県、福岡県等)。ただし、国の補助金との同一経費への二重補助は不可のため、経費区分の棲み分けが必要です。NEDOの水素関連研究開発事業との連携により、先進的な技術を取り入れたステーション整備も検討に値します。

詳細説明

水素社会の基盤を支えるステーション整備支援

燃料電池自動車の普及促進に向けた水素ステーション整備事業費補助金は、FCV普及の前提条件である水素ステーションの整備を国が強力に支援する制度です。補助上限90億円の大型予算が措置されています。

事業の背景

燃料電池自動車(FCV)は、水素を燃料として走行する次世代自動車です。CO2排出ゼロ、短い充填時間(約3分)、長い航続距離(約750km)といった優れた特性を持ちますが、普及のためには水素ステーション網の整備が不可欠です。現状では全国のステーション数は限られており、本補助金による整備加速が急務とされています。

補助内容

  • 補助対象:燃料電池自動車等に水素を供給する設備(水素ステーション)の整備
  • 補助率:最大2/3
  • 補助上限:90億円

水素ステーションの種類

  • オフサイト型:工場で製造した水素を輸送してステーションで貯蔵・供給
  • オンサイト型:ステーション内で水素を製造・貯蔵・供給
  • 移動式:トレーラー等に搭載した供給設備で移動先でFCVに水素を充填

今後の展望

政府は2030年度までに水素ステーション1,000基の整備を目標に掲げています。本補助金は、この目標達成に向けた中核的な施策として、継続的に予算措置が行われる見通しです。

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