【執行団体/事務局】令和3年度産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大59億円の定額補助
補助上限額59億円を定額(10/10)で補助する極めて大型の制度です。執行団体として採択されれば、事務局運営に係る経費が全額補助される設計となっています。
3類型の産学融合拠点を整備
①共同実験施設(大学と企業の共同研究用)、②インキュベーション施設(大学発スタートアップ育成用)、③オープンイノベーション推進施設(産学連携の交流・マッチング用)の3類型が対象で、大学のイノベーション機能強化を多面的に支援します。
執行団体(事務局)の募集
本公募は最終受益者への直接補助ではなく、事業全体を管理運営する執行団体の選定を目的としています。大学等への補助金配分、進捗管理、成果評価等の事務局機能を担う組織が対象です。
Jイノベ拠点構想の中核事業
文部科学省が推進する「Jイノベーション拠点」構想の一環であり、地域の中核大学を核とした産業イノベーション・エコシステムの形成を目指す国家的プロジェクトです。
ポイント
対象者・申請資格
対象となる執行団体
- 一般社団法人、一般財団法人
- 公益社団法人、公益財団法人
- 独立行政法人、国立研究開発法人
- 民間企業(産学連携支援の実績を有する法人)
執行団体の要件
- 産学連携に関する事業運営の実績を有すること
- 全国規模での事務局運営体制を構築できること
- 大学および産業界との十分なネットワークを有すること
- 適切な財務基盤と内部管理体制を有すること
- 補助金等の執行管理に関する知見を有すること
対象施設(最終受益者たる大学等が整備するもの)
- ①共同実験施設
- ②インキュベーション施設
- ③オープンイノベーション推進施設
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
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申請ガイド
公募情報の確認と体制構築
文部科学省の公募情報を確認し、執行団体として求められる業務内容と体制要件を精査します。社内のプロジェクトチーム編成と外部協力者の確保を早期に進めてください。
企画提案書の作成
事務局運営の実施計画、体制図、スケジュール、予算計画を含む企画提案書を作成します。過去の類似事業の運営実績、大学・企業ネットワークの具体的な内容を盛り込んでください。
提案書の提出
申請期間(2021年12月1日~12月20日)内に企画提案書を提出します。提出方法や部数は公募要領に従ってください。
審査・選定
外部有識者を含む審査委員会での審査が行われます。企画提案の内容に加え、プレゼンテーション審査が実施される場合があります。
契約締結・事業開始
選定後、文部科学省との間で執行団体としての契約を締結し、事業を開始します。大学等への公募・選定・配分の業務を担います。
ポイント
審査と成功のコツ
運営実績の具体的な提示
全国ネットワークの可視化
事務局体制の充実
成果最大化のための仕組み提案
ポイント
対象経費
対象となる経費
事務局運営費(3件)
- 事務局スタッフの人件費
- 事務局オフィスの賃借料
- 通信費・光熱費
審査・評価関連費(3件)
- 外部審査委員への謝金
- 審査会の開催費用
- 事業評価に係る費用
システム構築費(3件)
- 申請受付システムの開発費
- 進捗管理システムの構築費
- 情報セキュリティ対策費
広報・周知費(3件)
- 公募説明会の開催費用
- 広報資料の制作費
- ウェブサイトの構築・運営費
旅費・交通費(2件)
- 現地調査・モニタリングに係る旅費
- 関係機関との打合せに係る交通費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 執行団体自身の施設整備費用
- 大学等への補助金本体(別途予算措置)
- 汎用性の高い備品の購入費
- 交際費・接待費
- 契約締結前に発生した経費
- 本事業に直接関係しない間接経費
よくある質問
Q執行団体とは何ですか?
執行団体とは、文部科学省に代わって補助金事業全体の管理運営を担う組織のことです。具体的には、大学等への補助金の公募・審査・配分、採択事業の進捗管理、成果評価、関係機関との連絡調整などの事務局業務を一括して行います。いわば「事業の司令塔」としての役割であり、大学や企業への直接的な技術支援ではなく、事業運営のプロフェッショナルとしての機能が求められます。
Q大学が直接申請することはできますか?
本公募は執行団体の選定を目的としており、大学が直接申請する対象ではありません。大学等は、選定された執行団体が実施する二次公募に申請することで、産学融合拠点の整備費を受けることができます。つまり、本事業は二段階の構造になっており、まず執行団体が選定され、その後に執行団体が大学等を対象とした公募を行うという流れです。
Q3類型の施設のうち1つだけでも申請できますか?
本公募は執行団体の選定であるため、3類型すべてを包括的に管理運営できる体制が求められます。最終的に大学等が申請する際には、3類型のいずれか1つに該当する施設整備が対象となりますが、執行団体としては全類型に対応できる能力が必要です。各類型の特性を理解し、適切な審査・支援ができる専門家ネットワークを確保してください。
Q民間企業でも執行団体になれますか?
民間企業も執行団体として応募可能です。ただし、産学連携に関する事業運営の実績、全国規模のネットワーク、大型予算の執行管理能力が求められます。コンサルティング会社やシンクタンクなど、産学連携支援を本業とする企業が想定されます。過去に文部科学省や経済産業省の類似事業の事務局を受託した実績があれば、大きなアドバンテージとなります。
Q事業期間はどのくらいですか?
執行団体としての契約期間は、選定後から事業完了までとなります。産学融合拠点の整備には設計・建設期間を含め複数年度にわたることが一般的で、事業全体としては3~5年程度が想定されます。年度ごとの予算執行と成果報告が求められ、事業の進捗状況に応じて継続の判断がなされます。長期的な事務局運営体制の維持が重要な要素です。
Q補助金の59億円はすべて執行団体が使えるのですか?
いいえ、59億円は事業全体の予算上限であり、大部分は執行団体を通じて大学等に配分される施設整備費です。執行団体自身が使用できるのは、事務局運営に必要な経費(人件費、オフィス賃料、審査関連費、システム構築費等)に限られます。事務局経費の適正な予算計画を提示することが重要であり、過大な事務局経費は審査でマイナス評価となります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は文部科学省の産学連携推進事業費補助金であり、執行団体としての事務局運営経費を対象としています。同一経費に対する他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、執行団体が他の事業を並行して受託している場合、経費と業務の区分が明確であれば問題ありません。なお、本事業の最終受益者である大学等は、施設整備に係る費用について本事業からの配分を受けますが、別の研究設備について他の補助金(科研費、JST事業等)を活用することは可能です。執行団体としては、対象大学に対して補助金の重複受給防止の確認・指導を行う責務も担います。
詳細説明
事業の背景と位置づけ
本補助金は、文部科学省が推進する産学連携推進事業の一環として、地域の中核大学における産学融合拠点の整備を支援するものです。「Jイノベーション拠点」構想のプラットフォーム型として位置づけられ、大学を核としたイノベーション・エコシステムの形成を目指しています。
特筆すべきは、本公募が執行団体(事務局)の募集である点です。最終的な施設整備は大学等が行いますが、事業全体の管理運営を担う執行団体を選定するための公募となっています。
3類型の産学融合拠点
本事業で整備が支援される拠点は以下の3類型です。
- ①共同実験施設:大学の研究シーズと企業のニーズをマッチングし、共同研究を推進するための実験・研究施設
- ②インキュベーション施設:大学発スタートアップの創出・育成を支援する施設。研究室、オフィススペース、支援サービスを一体的に提供
- ③オープンイノベーション推進施設:大学と企業の交流・マッチングを促進する施設。会議室、展示スペース、イベント機能を備える
執行団体の役割
選定された執行団体は、以下の業務を担います。
- 大学等への補助金の公募・審査・配分
- 採択事業の進捗管理・モニタリング
- 事業成果の評価・報告
- 関係機関(文部科学省、大学、企業)との連絡調整
- 好事例の収集・横展開
補助金の規模と条件
補助上限額は59億円、補助率は定額(10/10)です。この金額は執行団体の事務局運営費と、大学等への配分を含む事業全体の予算です。大学等への配分額が大部分を占め、執行団体の事務局経費はその一部となります。
申請にあたっての注意事項
申請受付期間は2021年12月1日から12月20日までです。執行団体の選定は原則1者であり、高度な専門性と実績が求められます。提案書には、運営体制、予算計画、品質管理手法、成果最大化のための工夫を具体的に記載してください。
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