「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」の公募
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
NEDO委託研究としての安定した資金支援
採択されればNEDOから委託費が支出され、人件費・設備費・材料費等の研究開発コストがカバーされます。補助金と異なり委託研究は原則として全額負担されるため、自己負担が少ない点が大きなメリットです。
水素サプライチェーン全体をカバーする広い技術範囲
水素の製造(電気分解・改質等)から輸送・貯蔵・利用に至るまで、サプライチェーンのあらゆる段階の技術開発が対象です。要素技術からシステムインテグレーションまで、幅広い提案が可能です。
国家戦略に直結する重点領域
日本政府の「水素基本戦略」に基づくNEDOの重点研究テーマであり、長期的な研究開発の継続性と政策的な後ろ盾が期待できます。研究成果の社会実装フェーズでも政策支援を受けやすい環境です。
約1ヶ月の短期公募
公募期間は2026年3月30日から4月28日までの約1ヶ月です。提案書の作成には技術的な裏付けと実施体制の構築が必要なため、事前準備が十分な研究チーム向けの公募です。
ポイント
対象者・申請資格
対象者
- 水素サプライチェーンに関する技術開発を実施できる研究機関・大学・企業
- 学術研究、専門・技術サービス業が主な対象分野
- 単独提案・コンソーシアム提案いずれも可能(詳細はNEDO公募要領参照)
技術要件
- 水素の製造・輸送・貯蔵・利用に関する技術開発であること
- 競争力のあるサプライチェーン構築に資する技術であること
- NEDOが定める研究開発テーマに合致すること
実施体制
- 研究開発を遂行するための十分な設備・人材・ノウハウを有すること
- 委託研究として適切な管理体制を構築できること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:公募要領の確認
NEDO HPの公募ページから公募要領・提案書様式等を入手し、研究テーマの詳細や応募条件を確認します。
ステップ2:提案書の作成
研究開発計画、実施体制、スケジュール、予算計画等を記載した提案書を作成します。技術的な独自性と実現可能性を明確に示すことが重要です。
ステップ3:提案書の提出
NEDOの電子公募システムを通じて提案書を提出します。締切は2026年4月28日です。
ステップ4:審査・採択
外部有識者による技術審査を経て採択が決定されます。ヒアリング審査が行われる場合もあります。
ステップ5:契約・研究開始
採択後にNEDOとの委託契約を締結し、研究開発を開始します。
ポイント
審査と成功のコツ
NEDOの研究開発ロードマップとの整合性を示す
産学連携やコンソーシアムの活用
知的財産戦略を明確にする
過去のNEDO事業との差別化
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- 研究員の人件費
- 研究補助者の人件費
- 事務スタッフの人件費
設備費(3件)
- 研究用機器・装置の購入費
- 試作品製作費
- 実験設備の整備費
材料・消耗品費(3件)
- 実験材料費
- 試薬・ガス等の消耗品費
- 分析用サンプル費
旅費(3件)
- 研究打合せのための出張旅費
- 学会参加旅費
- 海外調査旅費
外注費(2件)
- 分析・試験の外注費
- 計算・シミュレーションの外注費
その他経費(3件)
- 特許出願費
- 論文投稿料
- 会議費
対象外の経費
対象外の経費一覧(5件)
- 既存設備の維持管理費
- 研究開発に直接関係しない一般管理費
- 飲食を伴う接待費
- 建物の取得・賃借費(原則)
- 他の公的資金で賄われている経費
よくある質問
Q補助金と委託研究の違いは何ですか?
補助金は事業費の一部(1/2や2/3など)を国が補助し、残りは自己負担となります。一方、委託研究はNEDOが研究開発を「委託」する形式で、原則として研究開発費の全額がNEDOから支出されます。自己負担が不要な分、研究成果の帰属やNEDOの管理監督ルールなど、より厳格なガバナンスが求められます。
Q中小企業でも応募できますか?
はい、中小企業も応募可能です。特に水素関連の技術力を持つベンチャー企業や技術系中小企業は、大学や大企業とのコンソーシアムに参画する形での応募が効果的です。NEDOは中小企業の技術開発支援にも積極的で、実施体制の中での役割が明確であれば評価されます。
Q公募期間が約1ヶ月と短いですが、間に合いますか?
NEDO事業の多くは公募前から方向性が示されており、事前に準備を進めている研究グループが多いです。公募要領公開後に一から提案を作り始めるのは現実的に困難です。NEDOの技術戦略センター(TSC)の公開資料や関連プロジェクトの動向を日頃からウォッチし、提案の骨格を事前に固めておくことが重要です。
Q研究成果の知的財産権はどうなりますか?
NEDO委託研究では「日本版バイハンドール・ルール」が適用され、原則として知的財産権は受託者に帰属します。ただし、NEDOへの報告義務や、NEDOが指定する条件のもとでの実施許諾義務などが課される場合があります。詳細は公募要領の知的財産権条項を確認してください。
Q海外の研究機関と共同で応募できますか?
海外機関との共同研究が認められるかは公募要領の条件次第ですが、NEDO事業では国際共同研究の枠組みを設ける場合があります。ただし、主たる実施者は国内機関であることが一般的で、海外機関への委託費支出には制限がある場合があります。詳細はNEDOの公募担当に確認してください。
Q過去にNEDO事業を受託していなくても応募できますか?
はい、NEDO事業の受託実績がなくても応募可能です。ただし、審査では研究実施体制の確実性が評価されるため、関連する研究実績や技術的バックグラウンドの提示は重要です。初めてのNEDO応募の場合、経験豊富な機関とのコンソーシアム参画から始めるのも一つの戦略です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
NEDO委託研究は原則として研究開発費の全額がNEDOから支出されるため、同一の研究テーマ・経費に対して他の公的資金と重複して受給することはできません。 ただし、関連する研究テーマを異なる資金で並行実施することは可能です。例えば、本事業で水素製造技術の開発を行いつつ、科研費で基礎的な材料研究を別テーマとして実施するといった役割分担は一般的です。 また、NEDO事業の研究成果を社会実装するフェーズでは、経済産業省の「グリーンイノベーション基金事業」や環境省の実証事業との連携が期待されます。NEDO事業での基盤技術開発→社会実装に向けた実証事業という段階的な資金獲得戦略が有効です。 さらに、地方自治体が独自に実施する水素関連の実証事業や産業支援策との連携も検討に値します。研究開発拠点の立地自治体の支援制度を活用することで、研究環境の整備を補完できます。
詳細説明
「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」とは
国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する水素関連技術の研究開発公募事業です。水素の製造・輸送・貯蔵・利用に至るサプライチェーン全体の競争力向上に資する技術開発を募集しています。
事業の背景と目的
日本政府は「水素基本戦略」において水素を脱炭素社会実現の鍵として位置づけています。本事業は、水素サプライチェーンのコスト低減と効率化を実現する革新的な技術開発を推進し、水素社会の早期実現を目指すものです。
事業の枠組み
委託研究の形式で実施されます。採択された実施者はNEDOから委託費の支出を受け、研究開発を遂行します。補助金と異なり、原則として研究開発費の全額がNEDOから支出されます。
公募期間
- 公募開始:2026年3月30日
- 応募締切:2026年4月28日
約1ヶ月の公募期間です。提案書作成には技術的な裏付けと実施体制の構築が必要なため、事前準備が重要です。
対象分野
水素サプライチェーンの競争力向上に資する技術開発が対象です:
- 水素製造:水電解、改質技術等の高効率化・低コスト化
- 水素輸送:大規模輸送技術、パイプライン技術等
- 水素貯蔵:高密度貯蔵技術、水素キャリア技術等
- 水素利用:燃料電池、水素燃焼技術等
応募方法
NEDO HPの公募ページから公募要領・提案書様式を入手し、電子公募システムを通じて提案書を提出します。詳細な応募条件と提出方法はNEDO HPをご確認ください。
注意事項
- 研究開発テーマの詳細はNEDO公募要領で必ず確認してください
- 外部有識者による技術審査が行われます
- 採択後はNEDOの研究管理ルールに従って研究を実施する必要があります
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