募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約120

【令和7年度補正】二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(新築建築物のZEB普及促進支援事業/既存建築物のZEB化普及促進支援事業)

基本情報

補助金額
3億円
補助率: 1/6~2/3(ZEBランク、新築建築物・既存建築物により異なる)
0円3億円
募集期間
2026-03-31 〜 2026-05-12
残り42
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

業務用建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化に必要な省エネ・省CO2性の高い設備の導入を支援する補助金です。環境省の令和7年度補正予算事業として、新築と既存の両方を対象に、補助上限3億円(条件により5億円)で支援します。新築と既存で補助率の体系が異なり、新築は1/6〜1/2、既存は1/4〜2/3と、既存建築物の方が手厚い支援設計です。ZEBランク(『ZEB』/Nearly ZEB/ZEB Ready/ZEB Oriented)と建物用途により細かく補助率が設定されており、ライフサイクルカーボン削減型(66686)と異なり、運用エネルギーのゼロ化に焦点を当てたZEB普及拡大を目的としています。ZEB導入の実績が豊富な事務所に限らず、学校・病院・店舗等の多様な用途での普及を加速する制度です。

この補助金の特徴

1

新築・既存の両方が対象

ライフサイクルカーボン型(66686)が新築のみを対象とするのに対し、本事業は新築建築物と既存建築物の両方のZEB化を支援します。既存ビルの大規模改修によるZEB化にも活用でき、対象範囲が広い制度です。

2

既存建築物に手厚い補助率

既存建築物の補助率は事務所以外で最大2/3と、新築より高く設定されています。老朽化した既存ビルのZEB化改修は技術的にも費用的にもハードルが高いため、手厚い支援で既存ストックの脱炭素化を促進する設計です。

3

延べ面積・用途による細かな条件設定

延べ面積2,000㎡未満はZEB Readyが対象外、10,000㎡以上は地方公共団体のみ対象など、建物規模と用途に応じた詳細な条件が設定されています。自社プロジェクトに合致する条件を公募要領で確認する必要があります。

4

地方公共団体の大規模施設は上限5億円

地方公共団体が所有する延べ面積2,000㎡以上の既存建築物、または10,000㎡以上の病院の新築は上限5億円に引き上げられます。公共施設のZEB化を強力に後押しする特例措置です。

ポイント

新築と既存の両方を包括的にカバーするZEB普及のメインストリーム事業です。ライフサイクルカーボン型(66686)と比較して技術要件のハードルが低く、より多くの事業者がアクセスしやすい制度設計になっています。

対象者・申請資格

新築建築物の補助率(事務所等)

  • 『ZEB』:1/4
  • Nearly ZEB:1/5
  • ZEB Ready:1/6
  • ZEB Oriented:対象外

新築建築物の補助率(事務所等以外)

  • 『ZEB』:1/2
  • Nearly ZEB:1/3
  • ZEB Ready:1/4
  • ZEB Oriented:1/4

既存建築物の補助率(事務所等)

  • 『ZEB』:1/3
  • Nearly ZEB:1/3(2,000㎡未満は1/4)
  • ZEB Ready:1/3
  • ZEB Oriented:対象外

既存建築物の補助率(事務所等以外)

  • 『ZEB』:2/3
  • Nearly ZEB:2/3(2,000㎡未満は1/2)
  • ZEB Ready:2/3
  • ZEB Oriented:1/2

面積に関する制限事項

  • 延べ面積2,000㎡未満:ZEB Readyは対象外
  • 延べ面積2,000㎡以上の既存建築物:地方公共団体のみ対象
  • 延べ面積10,000㎡以上:地方公共団体のみ対象、ZEB Orientedのみ

ポイント

補助率はZEBランク・建物用途・新築/既存・延べ面積の4つの要素で決まるため、自社プロジェクトの条件を正確に把握することが重要です。延べ面積2,000㎡以上の既存建築物は地方公共団体に限定される点に特に注意してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:ZEB目標ランクの設定

建物の用途、延べ面積、新築/既存を確認し、目標とするZEBランクを設定します。補助率と面積要件を踏まえて最適なランクを検討しましょう。

2

ステップ2:ZEB設計・改修計画の策定

ZEB実現に必要な省エネ設備(高効率空調、LED照明、高断熱外皮等)と創エネ設備(太陽光発電等)を選定し、年間一次エネルギー消費量の計算を行います。

3

ステップ3:ZEBプランナー等との連携

ZEBプランナーや省エネ建築の専門家と連携し、エネルギー消費量の計算精度を高めます。BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の評価取得も検討しましょう。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

公募期間内(〜2026年5月12日)にZEB計算書、設備仕様書、見積書等を添えてjGrantsから申請します。

5

ステップ5:審査・交付決定・事業実施・実績報告

採択後、交付決定を受けて工事に着手。単年度は令和9年1月31日、複数年度は令和9年2月20日が事業終了期限です。

ポイント

ZEBランクの選定と面積要件の確認が最初の重要ステップです。ZEBプランナー制度を活用して専門家の支援を受けることで、エネルギー計算の精度とZEBランクの達成確度を高められます。

審査と成功のコツ

高いZEBランクを目指して補助率を最大化
補助率はZEBランクに連動するため、設計の工夫で1ランク上を目指す価値があります。特に既存建築物の事務所以外で『ZEB』を達成すれば2/3の高補助率が適用されます。
ZEBプランナーの活用
経済産業省が登録するZEBプランナー(ZEB設計の専門家)に設計支援を依頼することで、確実にZEB基準を満たす設計と正確なエネルギー計算が可能になります。
省エネと創エネのバランス設計
高効率空調・LED照明等の省エネ設備と、太陽光発電等の創エネ設備を最適にバランスさせることがZEB達成の鍵です。建物の立地・方位・屋根形状を活かした設計を心がけましょう。
BELS評価の取得
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)でZEB評価を取得することで、ZEB達成の客観的なエビデンスとなります。申請書類の信頼性向上にもつながります。

ポイント

ZEBプランナーとの早期連携が成功の鍵です。省エネと創エネのバランスを最適化し、可能な限り高いZEBランクを目指すことで補助率を最大化しましょう。BELS評価の取得も強力なアドバンテージです。

対象経費

対象となる経費

省エネルギー設備(4件)
  • 高効率空調システム
  • LED照明設備
  • 全熱交換器
  • 高効率給湯器
高断熱外皮(4件)
  • 高性能窓ガラス
  • 外壁断熱材
  • 屋根断熱
  • 遮熱塗装
創エネルギー設備(2件)
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池システム
エネルギー管理設備(3件)
  • BEMS
  • 電力デマンド監視
  • 自動制御システム
設計・計算費(3件)
  • ZEB設計費
  • エネルギーシミュレーション費
  • BELS評価取得費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 建物躯体の一般的な建設費(省CO2に直接関係しない部分)
  • 消費税及び地方消費税
  • 交付決定前に着手した工事費用
  • 汎用事務機器・什器備品の購入費
  • 外構工事・植栽等の費用

よくある質問

Q新築と既存のどちらが補助率は有利ですか?
A

既存建築物の方が補助率は高く設定されています。例えば事務所以外の用途で『ZEB』を達成した場合、新築は1/2、既存は2/3です。既存建築物のZEB化は技術的に難しいため、手厚い支援で普及を促進する設計になっています。ただし、延べ面積2,000㎡以上の既存建築物は地方公共団体に限定される点にご注意ください。

Qライフサイクルカーボン型(66686)とどちらに申請すべきですか?
A

新築で建材のライフサイクルカーボン算定・削減に取り組める場合は66686(上限5億円)の方が補助上限額が大きく有利です。ライフサイクルカーボンの算定が困難な場合や、既存建築物のZEB化の場合は本事業を選択してください。本事業の方が技術要件のハードルが低く、多くの事業者がアクセスしやすい制度です。

Q延べ面積2,000㎡未満の建物でも申請できますか?
A

はい、申請可能ですが、ZEB Readyランクは対象外となります。2,000㎡未満の場合は『ZEB』またはNearly ZEBを目指す必要があります。また、既存建築物のNearly ZEBの補助率は1/4(2,000㎡以上は1/3)と若干低くなります。小規模でも『ZEB』を達成できれば最も高い補助率が適用されます。

Q民間企業が10,000㎡以上の建築物で申請することはできますか?
A

延べ面積10,000㎡以上の建築物は地方公共団体のみが対象です。民間企業は10,000㎡未満の建築物で申請してください。大規模な民間建築物のZEB化を検討される場合は、経済産業省の省エネ関連補助金等も併せてご検討ください。

QZEB Orientedとは何ですか?どの場合に対象になりますか?
A

ZEB Orientedは延べ面積10,000㎡以上の大規模建築物に適用されるZEBランクで、用途ごとに定められた基準値以上の省エネを実現するものです。本事業では新築の事務所以外で1/4、既存の事務所以外で1/2の補助率です。ただし事務所等のZEB Orientedは新築・既存とも対象外ですのでご注意ください。

Q事業終了期限はいつまでですか?
A

単年度事業は令和9年(2027年)1月31日、複数年度事業は令和9年2月20日が事業終了期限です。建設・改修のスケジュールを逆算して、期限内に完了できる計画を策定してください。大規模プロジェクトの場合は複数年度事業としての申請を検討しましょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の一事業です。同シリーズのライフサイクルカーボン型ZEB事業(66686)との重複申請は不可です。新築でライフサイクルカーボン算定に取り組める場合は66686、それ以外(新築の一般的なZEB化や既存改修)は本事業を選択してください。また、同シリーズの省CO2改修事業(空き家・テナントビル・民間建築物等)との重複も不可です。経済産業省のZEBリーディング・オーナー制度や省エネ補助金との同一設備での重複も原則認められません。地方公共団体の場合は起債制度との組み合わせ等も検討可能ですので、財政部門と連携してください。

詳細説明

ZEB普及促進支援事業とは

本事業は、環境省の令和7年度補正予算による二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の一つです。新築建築物のZEB普及促進既存建築物のZEB化普及促進の2つのメニューを含み、業務用建築物のZEB化に必要な省エネ・省CO2設備の導入を支援します。

ZEBとは

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロとなる建築物です。省エネ技術で消費エネルギーを最小化し、太陽光発電等の創エネ技術で残りを賄う設計です。達成度合いにより4段階のランクがあります。

  • 『ZEB』:一次エネルギー消費量が正味ゼロ以下
  • Nearly ZEB:75%以上削減
  • ZEB Ready:50%以上削減(省エネのみ)
  • ZEB Oriented:用途ごとの基準値以上の省エネ

補助上限額

  • 通常:3億円
  • 地方公共団体の2,000㎡以上の既存建築物:5億円
  • 10,000㎡以上の病院の新築:5億円

新築建築物の補助率

新築では事務所等以外の用途で手厚い支援が受けられます。

  • 事務所等:『ZEB』1/4、Nearly ZEB 1/5、ZEB Ready 1/6
  • 事務所等以外:『ZEB』1/2、Nearly ZEB 1/3、ZEB Ready 1/4、ZEB Oriented 1/4

既存建築物の補助率

既存建築物はさらに手厚い補助率が適用されます。

  • 事務所等:『ZEB』1/3、Nearly ZEB 1/3、ZEB Ready 1/3
  • 事務所等以外:『ZEB』2/3、Nearly ZEB 2/3、ZEB Ready 2/3、ZEB Oriented 1/2

面積に関する注意事項

  • 延べ面積2,000㎡未満:ZEB Readyは対象外
  • 延べ面積2,000㎡以上の既存建築物:地方公共団体のみ
  • 延べ面積10,000㎡以上:地方公共団体のみ

事業終了期限は単年度が令和9年1月31日、複数年度が令和9年2月20日です。問い合わせは一般社団法人静岡県環境資源協会 省CO2促進事業支援センター(E-mail: zeb@siz-kankyou.or.jp)まで。

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