佐藤と室谷の補助金トーク~鳥取県編~

佐藤
編集長
室谷さん、鳥取県でドローンを導入したいんですけど、どんな補助金があるんですか?農業用や観光、点検など、分野別に知りたいです。

室谷
代表取締役
佐藤さん、良い質問ですね。鳥取県は農業だけでなく、インフラ点検や物流など、ドローンの活用が期待される地域です。国や県の補助金を上手く使えば、導入コストを大きく抑えられますよ。この記事では、実際に使える制度をピックアップして解説していきます。
1. ドローン航路整備に使える大型補助金

佐藤
編集長
まず、一番規模が大きいのはどれですか?

室谷
代表取締役
それは、経済産業省の 令和7年度デジタルライフライン整備加速事業 です。この補助金は、ドローン航路を新たに整備するための事業性評価やデータ整備、航路設計などに使えます。補助上限はなんと66,902万円、補助率は定額(全額補助)です。締切は2026年3月6日まで。ただし、これは「デジタルライフライン全国総合整備計画」に基づく事業で、自治体や企業が航路を設計・整備するための大規模なものです。鳥取県内でドローン配送ルートを構築したい場合などに活用できるでしょう。

佐藤
編集長
すごい金額ですね!でも、航路整備ってどんな事業者が対象なんですか?

室谷
代表取締役
主に地方公共団体や民間事業者です。具体的には、ドローン運航事業者や通信事業者、自治体などが連携して申請することが想定されています。航路を整備するためのデータ収集や実証実験も含まれますので、鳥取県の中山間地域での物流実証などにぴったりです。
2. スマート保安分野のドローン導入補助金

佐藤
編集長
次に、点検や監視に使える補助金はありますか?

室谷
代表取締役
はい、たくさんあります。経済産業省が実施している 「スマート保安実証支援事業費補助金」 が、IoT・AI・ドローンなどの先端技術を活用した産業保安業務の技術実証を支援しています。鳥取県内の工場やプラント、発電所などで、ドローンを使った設備点検の実証を行う場合に使えます。
まず、最新の公募は 令和7年度 スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)_令和7年度_第2回 で、締切は2025年8月19日、補助上限は5,000万円、補助率は2/3(または1/2)です。対象は中小企業・中堅企業・地方公共団体(水力発電所設置者に限る)で、ITベンダーと連携して実証を行う必要があります。
まず、最新の公募は 令和7年度 スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)_令和7年度_第2回 で、締切は2025年8月19日、補助上限は5,000万円、補助率は2/3(または1/2)です。対象は中小企業・中堅企業・地方公共団体(水力発電所設置者に限る)で、ITベンダーと連携して実証を行う必要があります。

佐藤
編集長
第2回があるということは、第1回もあったんですね?

室谷
代表取締役
そうです。 令和7年度 スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)_令和7年度_第1回 は、締切が2025年7月14日で、条件は同じです。すでに申し込みが始まっていますので、興味があれば早めに動いたほうがいいですね。
また、令和6年度にも複数回公募がありました。例えば 令和6年度_第5回(締切2024年12月3日)、 第4回(締切2024年10月15日)、 第3回(締切2024年9月20日)、 第2回(締切2024年8月26日)、 第1回(締切2024年7月31日)と、年度内に何度も公募されています。これらは既に終了していますが、同様のスキームが毎年続く可能性が高いです。
さらに、令和4年度補正の枠組みでも同様の補助金が出ていました。 令和4年度補正 スマート保安導入支援事業費補助金(技術実証支援)_令和5年度_第3回(締切2023年7月19日)、 第2回(締切2023年5月31日)、 第1回(締切2023年4月9日)です。また、 「令和3年度補正『産業保安高度化推進事業費補助金』_令和4年度_第2回」(id:66213、締切2022年7月22日、上限5,000万円・補助率2/3)や 第1回(id:66224、締切2022年5月20日)もありました。これらの制度はほぼ同じ内容で、時代が変わってもスマート保安の実証支援が続いていることが分かります。
また、令和6年度にも複数回公募がありました。例えば 令和6年度_第5回(締切2024年12月3日)、 第4回(締切2024年10月15日)、 第3回(締切2024年9月20日)、 第2回(締切2024年8月26日)、 第1回(締切2024年7月31日)と、年度内に何度も公募されています。これらは既に終了していますが、同様のスキームが毎年続く可能性が高いです。
さらに、令和4年度補正の枠組みでも同様の補助金が出ていました。 令和4年度補正 スマート保安導入支援事業費補助金(技術実証支援)_令和5年度_第3回(締切2023年7月19日)、 第2回(締切2023年5月31日)、 第1回(締切2023年4月9日)です。また、 「令和3年度補正『産業保安高度化推進事業費補助金』_令和4年度_第2回」(id:66213、締切2022年7月22日、上限5,000万円・補助率2/3)や 第1回(id:66224、締切2022年5月20日)もありました。これらの制度はほぼ同じ内容で、時代が変わってもスマート保安の実証支援が続いていることが分かります。

佐藤
編集長
かなりの回数、公募されているんですね。今は令和7年度の第2回が募集中ということですね。

室谷
代表取締役
そうです。そして、将来の大型補助金として、 令和8年度「スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)」(執行団体公募) があります。こちらはなんと補助上限1億円、補助率定額(10/10)です。ただし、これは「執行団体公募」であり、実証事業を直接実施する執行団体を対象としています。一般企業が直接申請するものではありませんが、鳥取県内の事業者が執行団体と連携することで間接的に活用できる可能性があります。締切は2026年4月1日です。
また、過去には 令和2年度補正 産業保安高度化推進事業費補助金(締切2020年7月14日)もありました。こちらは上限や補助率の詳細は記載されていませんが、IoTやAIを活用した保安業務の自動化を支援していました。
また、過去には 令和2年度補正 産業保安高度化推進事業費補助金(締切2020年7月14日)もありました。こちらは上限や補助率の詳細は記載されていませんが、IoTやAIを活用した保安業務の自動化を支援していました。
3. スタートアップ向け・ドローン開発の大型補助金

佐藤
編集長
ドローンそのものの開発にも補助金はありますか?

室谷
代表取締役
あります。経済産業省の 中小企業イノベーション創出推進事業費補助金(id:65803)は、SBIR制度のフェーズ3で、ドローン開発を含む6つの国家的重点テーマを支援します。補助上限は1,340,000万円(134億円)、補助率は50%~100%という破格の規模です。ただし、設立15年以内のスタートアップ等が対象で、宇宙・モビリティ・インフラ分野での事業化が求められます。鳥取県内に拠点を置くドローンベンチャーにとっては、大きなチャンスです。締切は2023年9月1日で終了していますが、今後の同様の枠組みに注目しましょう。
4. スマートシティ・地域課題解決でのドローン活用

佐藤
編集長
その他、鳥取県ならではの補助金はありますか?

室谷
代表取締役
総務省の 情報通信技術利活用事業費補助金(令和6年度地域課題解決のためのスマートシティ推進事業)(id:1200)は、スマートシティを推進する地方公共団体等を対象に、都市OSや接続サービスの整備・改良を支援します。補助率1/2で、ドローンを活用した配送や監視サービスも都市OSと連携することで対象となり得ます。締切は2024年5月10日で終了しましたが、令和5年度にも同様の事業(id:66147、締切2023年5月10日、補助率1/2)や二次公募(id:66109、締切2023年8月28日)がありました。鳥取県内でドローンを使った行政サービスや観光案内をスマートシティの一環として導入する場合に役立ちます。
5. 農業用ドローン導入について

佐藤
編集長
農業用のドローン農薬散布などには、どんな補助金が使えますか?

室谷
代表取締役
今回のリストには直接的な農業用ドローン補助金は含まれていませんが、スマート保安の補助金を農業インフラ(ため池や水路の点検)に転用できる場合があります。また、農林水産省のスマート農業推進事業などの別制度が存在しますが、本記事では割愛します。鳥取県では農林水産省のスマート農業推進事業と県の農業試験場が連携して、導入後のサポートも充実しているとのことです。ただし、この制度は本記事の対象外ですので、詳細は 鳥取県農林水産部 農業振興課 または 農林水産省 スマート農業推進サイト でご確認ください。
まとめと相談窓口

佐藤
編集長
たくさんあって整理できました。最後に、申請のコツを教えてください。

室谷
代表取締役
そうですね。まず、ドローン導入の目的を明確にしましょう。航路整備、保安点検、スマートシティ連携など、目的によって使える補助金が違います。補助金の申請書類は専門的ですが、鳥取県産業振興機構や県の各課が相談に乗ってくれます。以下が主な窓口です。
Point
- 鳥取県農林水産部 農業振興課: https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=25862
- 農林水産省 スマート農業推進: https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/
- 鳥取県産業振興機構: https://www.tori-cci.or.jp/

佐藤
編集長
ありがとうございました。これで鳥取県でドローンを導入する際の補助金イメージが掴めました。

室谷
代表取締役
ぜひ、制度を活用して鳥取県のドローン活用を進めてくださいね。締切を確認して、早めに準備しましょう。
※本記事で紹介した補助金のうち、締切が過ぎているものもありますが、同様の制度が毎年公募されることが多いので、来年度の情報をチェックしてください。なお、掲載されている補助金の詳細は、各公式サイトや補助金エージェントの該当ページをご参照ください。
(記事内の金額や補助率は全て2025年3月時点のものです)