岡山県で使える主要補助金比較チャート2026年最新
室谷さん、最近うちの取引先でも「機械を入れ替えたいんだけど、補助金って使えるの?」って相談が増えてるんですよ。岡山県だと何から調べればいいんですかね。
いいタイミングですね!2026年は特に岡山県の独自補助金が充実していて、今月から新しい制度も始まったばかりなんです。大まかに「国の制度」「岡山県の制度」「市区町村独自の制度」の3層があって、うまく組み合わせると投資負担をかなり圧縮できますよ。
3層もあるんですか。それ全部把握するのって大変じゃないですか。
そうなんですよ、だから把握の仕方が大事で。まず投資の規模感と目的で使う補助金が変わります。ソフトウェア・システム系なら「デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)」か「岡山県のデジタル化支援補助金」、製造設備やハードウェアなら「ものづくり補助金」か「岡山県の人手不足対策補助金」、大型成長投資なら「省力化大規模成長投資補助金」という感じです。
そうなんです、2026年から「デジタル化・AI導入補助金2026」に改称されました。AIの活用も支援範囲に含まれるようになって、補助金名もそれを反映した形ですね。内容も枠によってはかなり手厚くなってます。
まず絶対に見てほしいのが「デジタル化による生産性向上等支援補助金」(岡山県経営支援課)です。2026年5月15日から7月15日まで受付中で、システム導入費などに使えます。中小企業なら上限200万円・補助率1/2、小規模事業者なら上限200万円・補助率2/3と手厚い内容です。
そうなんですよ(笑)今日2026年5月15日が受付開始日なので、本当にタイムリーです。岡山県商工会連合会のサイトからJグランツで申請できます。
| 制度名 | 対象エリア | 補助上限 | 補助率 | 状況 |
|---|
| デジタル化による生産性向上等支援補助金 | 岡山県内 | 200万円 | 中小1/2・小規模2/3 | 受付中(7月15日締切) |
| 人手不足対策設備導入等支援補助金(第2期) | 岡山県内 | 2,000万円 | 2/3 | 受付終了(次回公募待ち) |
| 倉敷市経営革新支援事業費補助金 | 倉敷市 | 200万円 | 2/3 | 受付中(6月12日締切) |
| 倉敷市金融機関連携型補助金 | 倉敷市 | 100万円 | 2/3 | 受付中(6月1日締切) |
そうなんです。岡山市でもIoT・AI関連の支援制度があって、岡山市内の事業者は国+県+市の3層全部狙えるポジションです。ただし重複申請の制限があるので、同じ事業に複数使うことはできません。「A設備には県の補助金」「Bシステムには国の補助金」と事業を分けて申請するのが実務での勝ちパターンですね。
岡山県の設備投資補助金 申請の流れ2026
代表的なものを規模順に説明しますね。まず「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(ものづくり補助金)は補助上限最大1,000万円・補助率1/2(小規模企業は2/3)が基本で、製造設備の導入、ソフトウェア開発、生産プロセス改善などに使えます。今は23次締切が公募中で、岡山の製造業には定番の制度です。
ものづくり補助金って名前が製造業っぽいですけど、サービス業でも使えますか?
使えますよ。名前に反してサービス業の業務効率化システム導入にも全然OKです。ただ採択率が直近だとざっくり30〜38%程度(22次公募は37.5%)なので、事業計画の質が問われますね。岡山商工会議所や岡山県よろず支援拠点に相談しながら作るのをおすすめします。
デジタル化・AI導入補助金はどんな枠があるんですか?
2026年版は5つの枠があって、岡山の中小企業に特に関係するのは3つです。「通常枠」はITツール導入で上限450万円・補助率1/2(最低賃金近傍の事業者は2/3)、「インボイス枠」はインボイス対応ITツールで上限350万円・補助率2/3〜4/5と高い補助率が特徴です。セキュリティ対策なら「セキュリティ対策推進枠」で上限150万円・補助率1/2です。
そうなんです。小規模事業者がインボイス対応のITツールを50万円以下で入れる場合は補助率4/5なので、実質2割の自己負担で済みます。ポイントは「IT補助金公認のITツールベンダー(IT導入支援事業者)経由で申請する」という点で、まずベンダー側に「補助金対応してますか?」と確認するところから始まります。
そうです。デジタル化・AI導入補助金もものづくり補助金も事業再構築補助金も、国の補助金はほぼ全部GビズIDが必須です。発行に1〜2週間かかるので、補助金申請を考えているなら今すぐ取得手続きを始めてください。これを持っているかどうかで申請できる補助金の数が変わります。
あー、「中堅・中小・スタートアップの賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」ですね。
補助上限最大50億円・補助率1/3という国内最大クラスで、工場の大規模増設や自動化ラインの全面構築が対象です。岡山の一定規模の製造業や物流業には現実的な制度ですよ。
省力化大規模成長投資補助金の詳細も参考にしてみてください。
「中小・中堅」が対象なので、中小企業でもハードル的には対象に入ります。ただ補助事業の規模が大きいので、投資額も相当になりますね。
ものづくり補助金 岡山で採択されるコツ
ものづくり補助金、採択率30〜38%と言いましたが、通るためのコツはありますか?
いくつかあって、まず「賃上げ要件」に対応すると加点されます。従業員の最低賃金引上げや、一定の賃金増加を計画に盛り込むと審査で有利です。あとは「革新性」が重要で、ただ新しい機械を買うだけじゃなくて「この投資でどう競争力が上がるか」を具体的に書くことですね。
岡山は製造業の申請者が多いので競争が激しい面はあります。
ものづくり補助金の詳細情報も参考にしながら、岡山よろず支援拠点や各地区の商工会・商工会議所の「補助金申請サポート」(無料)を使うのがコスパいいと思いますよ。計画書作成前に相談するのが鉄則です。
「ビジネスモデルを変える」ための補助金ですね。単なる設備更新ではなく、新分野への進出やデジタルを使った全く新しいサービスを始めるケースが対象で、過去の公募では数千万〜数億円規模の大型採択事例があります。岡山でも製造業がECを始めたり飲食業がデリバリーシステムを構築したりで活用事例があります。現在は採択済み事業者の交付申請段階なので、次回公募は中小企業庁の公告を確認してください。
生成AIを活用した設備投資にも補助金は使えますか?
使えます!
令和8年度生成AI等活用実証事業費補助金がまさにその制度ですね。生成AIを活用したシステム開発・実証に国が補助するもので、岡山の製造業が生産ラインのAI検査システムを入れるケースなんかにも対応しています。
デジタル化・AI導入補助金2026の活用術(旧IT導入補助金)
デジタル化・AI導入補助金、もう少し詳しく聞かせてもらえますか。岡山の中小企業だとどんな使い方が多いですか?
岡山で多いのは受注・在庫管理システム、クラウド会計、製造業の生産管理システム、それとAI搭載の発注最適化ツール導入ですね。2026年版で特に注目なのはAIツールが補助対象に明示的に含まれるようになった点です。業種に特化したAI分析ツールも対象になっています。
IT導入支援事業者のサポートが受けられるので、以前より格段に手続きしやすくなっています。2次締切は2026年6月15日締切・交付決定7月23日予定なので、今から動けばギリギリ間に合いますよ。GビズID取得から始めて、ベンダー経由で申請という流れです。
GビズIDのgBizID Primeを取得(印鑑証明書+登録印で申請、1〜2週間)
岡山よろず支援拠点または商工会議所で補助金選定の無料相談
IT補助金公認のITベンダーに問い合わせ、補助金対応確認(デジタル化・AI導入補助金の場合)
採択通知を受け取ってから発注・購入・契約(採択前発注は補助対象外!)
今日受付開始の「デジタル化による生産性向上等支援補助金」について、もっと詳しく教えてください。
これは岡山県経営支援課が設けている制度で、「生産性向上や新たな販路開拓につながるデジタル化への投資」が対象です。具体的にはシステム導入費・ソフトウェア購入費などが補助対象経費になります。受付は2026年7月15日17時まで、岡山県商工会連合会の専用サイトから申請できます。
そうなんです。中小企業は対象経費の1/2以内(上限200万円、下限10万円)、小規模事業者は対象経費の2/3以内(上限200万円、下限10万円)です。下限が10万円なので、比較的小規模な投資でも申請できるのが特徴ですね。問い合わせは岡山県商工会連合会のデジタル化補助金事務局(電話 086-237-4041、平日9〜17時)です。
第2期(補助上限2,000万円・補助率2/3)は2026年4月21日で締切が終わりました。ただ岡山県は第1期→第2期と毎年継続・拡充してきている制度なので、次回の第3期公募を岡山県産業振興財団のサイトで定期チェックしておくことをおすすめします。秋〜冬ごろに公募が出る可能性が高いです。
倉敷市の補助金は2つありましたよね。デジタル化に使えるのはどちらですか?
倉敷市の「金融機関連携型中小企業支援事業費補助金」はデジタル化推進事業として
上限100万円・補助率2/3、2026年6月1日締切です。市内の中小企業者で市内金融機関と連携して経営改善に取り組んでいることが要件です。
倉敷市経営革新支援事業費補助金の詳細も合わせてチェックしてみてください。上限200万円・補助率2/3で2026年6月12日締切です。
そうなんです!6月上旬締切なので、今月中に動かないと間に合わない。倉敷市商工課(086-426-3405)に電話して詳細を確認してみてください。なお金融機関連携型は、申請前に市への事前相談が必須(5月25日までに要予約)なので、特に急いで動く必要がありますよ。
| 制度名 | 申請期限 | 補助上限 | 補助率 | 問い合わせ |
|---|
| デジタル化による生産性向上等支援補助金 | 2026年7月15日 | 200万円 | 中小1/2・小規模2/3 | 岡山県商工会連合会 086-237-4041 |
| 倉敷市金融機関連携型補助金 | 2026年6月1日 | 100万円 | 2/3 | 倉敷市商工課 086-426-3405 |
| 倉敷市経営革新支援事業費補助金 | 2026年6月12日 | 200万円 | 2/3 | 倉敷市産業振興課 |
| 人手不足対策設備導入補助金(第2期) | 受付終了 | 2,000万円 | 2/3 | 次回公募は岡山県産業振興財団 |
| BCP補助金(令和7年度) | 受付終了 | 50万円 | 2/3 | 次回は岡山県産業振興財団 |
- 岡山県産業振興財団 岡山市北区下石井1-2-3(岡山コンベンションセンター2F)
- 電話 086-286-9651
- 補助金相談・申請書類チェック・経営革新計画策定支援を無料で実施
- 専門家派遣による個別サポートも利用可能
ここまで色々な補助金を聞いてきましたが、どれを選べばいいか正直迷います。
3つの軸で考えると選びやすいですよ。まず「投資規模」。10万〜200万円なら岡山県のデジタル化補助金か倉敷市の補助金、200万〜1,000万円ならものづくり補助金か人手不足補助金(次回公募)、1,000万円以上なら人手不足補助金(上限2,000万)か省力化大規模成長投資補助金という感じです。
「投資の目的」ですね。ソフトウェア・SaaS・AIツール系なら「デジタル化・AI導入補助金」か「岡山県のデジタル化補助金」、製造ライン・ロボット・自動化機械なら「ものづくり補助金」か「人手不足補助金」、事業変革・新事業進出なら「事業再構築補助金」という使い分けです。
「申請タイミング・緊急度」です。補助金は締切が決まっているので、今月・来月に設備を入れたいなら今受付中の補助金を最優先にする必要があります。今すぐ動けるのは「岡山県のデジタル化補助金(7月15日締切)」「デジタル化・AI導入補助金(6月15日2次締切)」「倉敷市の補助金(6月上旬締切)」の3つですね。
そうなんです、これが一番のトラブルの原因で。採択通知を受け取ってから発注・契約・購入することが鉄則です。「内諾をもらってから購入した」「先に注文してしまった」は補助対象外になります。工期がかかる設備や建物工事は特に注意が必要です。
- 補助金申請前または採択通知前に発注・契約・支払いした経費は全て補助対象外
- 「先に購入してから補助金を申請」は全ての補助金でNG
- 「内諾をもらってから購入」も原則認められない
- 採択通知日以降に初めて発注・契約することが絶対条件
- 2026年3月30日以降のデジタル化・AI導入補助金申請分は採択後2027年1月29日までに事業完了が必要
ものづくり補助金の場合は「賃上げ加点」と「革新性の具体的な記述」が特に重要です。「この設備を入れたら売上が○%上がる根拠」を数字で示すことが求められます。デジタル化・AI導入補助金は比較的採択率が高めですが、ITベンダーの選定と事業計画の整合性が見られます。岡山よろず支援拠点で事業計画書の添削をしてもらうのが最もコスパいい対策です。
主要なのを挙げると、まず「岡山県中小企業支援センター(岡山県産業振興財団内)」は無料で専門家に補助金相談ができます。「岡山商工会議所」はものづくり補助金や持続化補助金の申請支援が得意で、「岡山県よろず支援拠点」は事業計画書のレビューが得意です。書類を持ち込んで添削してもらえます。
少し違って、商工会議所は都市部(岡山市・倉敷市・津山市など)、商工会は農村部・郊外の事業者をカバーしています。自分の事業所がどのエリアかで使う支援機関が変わります。岡山県商工会連合会は小規模事業者持続化補助金のサポートと、今回のデジタル化補助金の事務局も担当しています。
多いですね。特に事業再構築補助金やものづくり補助金は書類量が多く、専門コンサルに依頼する事業者も増えています。ただ成功報酬型で補助額の10〜15%を取るところもあるので、まず無料の公的機関に相談してから、書類作成で躓いたら民間に頼むというステップがおすすめです。
GビズIDが未取得なら即申請(取得に1〜2週間かかる)
岡山よろず支援拠点(0120-028-556)または近くの商工会・商工会議所に無料相談
補助金の種類と申請時期を確定し、認定支援機関(認定経営革新等支援機関)を探す
今日教えてもらった補助金、全部でどれくらいあるんですか?
国の制度だけで常時20〜30件、岡山県・市区町村の独自制度を合わせると100件以上の補助金・助成金が設備投資・IT導入の用途で使えます。
岡山県の補助金一覧から設備投資・IT導入向けの補助金を絞り込んで探してみてください。
100件以上!それは全部チェックするのは大変ですね。今すぐできることを教えてください。
今すぐ動けるのは3つです。1つ目は「GビズID取得」、これをやっておかないと国の補助金が全部使えません。2つ目は「岡山県のデジタル化補助金の申請」、2026年5月15日〜7月15日受付中で、中小企業は200万円・補助率1/2です。3つ目は「倉敷市の補助金確認」、6月上旬締切が迫っているので今月中に動く必要があります。
岡山の事業者はまだ補助金を活用しきれていないケースが多いので、ぜひ積極的に取りに行ってください。設備投資は自己資金だけで賄う時代じゃないですし、特に今年は岡山県独自の制度が充実しているので、使わないのはもったいないですよ。岡山県全体の設備投資・IT系補助金は
岡山県の目的別補助金一覧ページでもいつでも確認できます。
- GビズIDの取得 国の補助金の申請に必須。取得に1〜2週間かかるので今すぐ申請を(GビズID申請サイト)
- 岡山県デジタル化補助金の申請 2026年7月15日締切。上限200万円・補助率1/2〜2/3(Tel 086-237-4041)
- 岡山よろず支援拠点に無料相談 事業計画書の添削・補助金選定を無料でサポート(Tel 0120-028-556)
ありがとうございました!今日だけでかなり整理できた気がします。
岡山でどんな補助金が使えるか、設備投資以外も含めてまとめて調べたい方は
岡山県の補助金・助成金一覧もチェックしてみてください。次回公募待ちの人手不足補助金も、岡山県産業振興財団の情報を秋に確認しておくと良いですよ。