自動車関連製造業・物流の燃料転換
静岡県はスズキ・ヤマハ発動機の本社を擁し、県内に数百の自動車部品サプライヤーが集積する全国有数の「クルマ産業県」だ。工場内のフォークリフト・構内運搬車から幹線物流のトラックまで、燃料コストは経営に直結する。
国の「産業車両等の脱炭素化促進事業」は、フォークリフトを燃料電池車(FCV)やバッテリー式EV に転換する費用の最大1/2を補助する。導入後は燃料費が大幅に下がるうえ、カーボンニュートラル目標への対応にもなる。工場ラインの省エネ改修と組み合わせることで、複数の補助金を重ねて申請できる場合もある。
幹線物流には「環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業」でハイブリッドトラック・天然ガストラックへの転換費用を補填できる。静岡〜東京・大阪間の長距離輸送を抱える事業者ほど費用対効果が高い。中部経済産業局が申請受付の窓口となる。
