
佐藤
補助金エージェント編集長
埼玉県でリスキリングや人材育成に使える補助金があるって聞いたんですが、実際どんなものがあるんでしょうか?

室谷
代表取締役
佐藤さん、いい質問ですね。埼玉県は製造業や物流業、IT企業が集積しているので、人材育成のニーズは非常に高いです。実は、分野ごとに使える補助金がいくつかあるんですよ。今日は特に、当サイトで掲載しているものを中心に、埼玉の企業が活用しやすい補助金をピックアップしてご説明しますね。

佐藤
補助金エージェント編集長
まず製造業だと、どんな補助金が使えそうですか?

室谷
代表取締役
製造業では、業種によってターゲットが異なります。例えば皮革関連製品を作っている企業なら、皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ)があります。これは経済産業省の制度で、補助率は基本2/3以内、場合によっては定額(10/10)の支援が受けられます。人材育成やデザイン促進、国際化推進など幅広い事業が対象で、補助上限は最大3,300万円です。令和8年度の締切は2026年2月13日ですので、まだ間に合いますよ。

佐藤
補助金エージェント編集長
皮革産業以外の製造業ではどうですか?

室谷
代表取締役
潤滑油を製造している企業でしたら、潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金が使えます。こちらは経済産業省のもので、補助率は2/3、上限7,000万円と大型です。品質試験精度の確認や製造業者向け研修などが対象で、EVシフトを見据えた人材育成にも活用できます。締切は2026年2月24日です。また、製造業に限らず、大学と連携して社員のリスキリングを図りたい場合は、高等教育機関における共同講座創造支援事業費補助金も選択肢です。企業が大学等に共同講座を設置する費用を定額で補助、上限5,000万円です。令和3年度の制度ですが、類似の事業が今後も展開される可能性があるので、埼玉県内の大学との連携を考える際の参考になります。

佐藤
補助金エージェント編集長
物流・倉庫業が多い埼玉なら、ドライバー研修向けの補助金も気になりますね。

室谷
代表取締役
その通りです。物流業界では、自動車運送事業の安全総合対策事業の部:社内安全教育の実施に対する支援がドンピシャです。国土交通省の制度で、外部専門家による事故防止コンサルティングや運転者研修の費用を補助します。補助率はコンサルティングが1/3(上限100万円)、貸切バス運転者研修が1/2(上限50万円)で、中小の自動車運送事業者が対象です。先着順ですので、2026年2月12日の締切までにお早めに。安全教育の質を高めることで、事故防止と同時にドライバーのスキルアップ=リスキリングに直結します。

佐藤
補助金エージェント編集長
自動車整備工場のような業態でも、研修に使える補助金はありますか?

室谷
代表取締役
はい、先進安全自動車の整備環境の確保に対する支援がまさにそうです。これは国土交通省の令和7年度事業で、スキャンツール導入とその活用法研修をセットで補助します。補助率は設備費・研修費それぞれ本体価格の1/3、1事業場あたり上限16万円です。締切は2026年2月13日。埼玉県内のカーディーラーや整備工場で、最新の電子制御技術に対応する人材を育てたいなら検討すべき制度ですね。

佐藤
補助金エージェント編集長
IT企業やスタートアップが使えそうな補助金はありますか?

室谷
代表取締役
あります! IT人材の育成で注目なのが、総務省のAKATSUKIプロジェクトです。これは地方で若手IT・起業家人材を発掘・育成するプログラムで、埼玉県でも実施主体になれば補助が受けられます。補助上限は3,000万円、人件費や委託費は2/3補助、開発支援費は10/10と手厚い。首都圏のノウハウを地方に横展開する狙いで、産業界や学会のプロジェクトマネージャーが若手を伴走支援するのが特徴です。締切は2026年3月23日とまだ余裕がありますので、埼玉のIT企業や自治体と組んでの応募も検討できます。

佐藤
補助金エージェント編集長
もっと広く、業種を問わず社員のリスキリング全体を支援するような補助金はないんですか?

室谷
代表取締役
国の制度として、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金があります。これは民間団体等が個人向けにキャリア相談からリスキリング、転職支援まで一貫提供する体制を整えるのを支援するものです。直接企業が自社社員の研修に使うのではなく、リスキリングサービスを提供する事業者向けですが、埼玉でこうしたサービスを立ち上げる企業や、パートナーとして活用する形なら間接的に恩恵を受けられます。補助率は事業内容により1/2・8/15・定額等で、第六次公募の締切は2025年9月16日です。

佐藤
補助金エージェント編集長
いろいろあるんですね。でも、どの補助金が自社に合うか判断が難しいです。相談できる窓口はありますか?

室谷
代表取締役
はい、埼玉県内には公益財団法人 埼玉県産業振興公社や埼玉よろず支援拠点、さいたま商工会議所など、補助金相談に乗ってくれる機関があります。とくによろず支援拠点は中小企業の経営課題全般に対応しており、補助金の選定から申請書の書き方までアドバイスがもらえます。また、補助金エージェントのサイトでも、キーワード検索や目的別検索ができますので、まずは情報収集から始めてみてください。

佐藤
補助金エージェント編集長
わかりました。埼玉の企業として、まずは業種や育成したい人材像を整理して、適切な補助金を探してみます。ありがとうございました。

室谷
代表取締役
はい、ぜひ前向きに検討してみてください。リスキリングはこれからの企業競争力を左右しますから、補助金を賢く活用しましょう。
