佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

岐阜県でお店の改装や開業を考えているんですが、使える補助金ってあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

岐阜県内には独自の補助金制度を設けている自治体もありますが、まずはお住まいの市町村や岐阜県の商工観光部署に直接問い合わせるのが確実です。その上で、国が全国規模で実施している補助金の中に、業種や取り組み次第で店舗改装や開業に活用できるものがあります。本日は当サイトに掲載のある制度から、岐阜県でも使えるものを中心にご案内します。

観光関連店舗の改装に使えるユニバーサルツーリズム促進事業

佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

高山や白川郷エリアで観光客向けの店舗を考えているんですが、何か使えそうですか?
室谷

室谷

代表取締役

観光関連の店舗改装では、観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業が有力です。これは高齢者や障害をお持ちの方など、誰でも安心して旅行を楽しめる環境整備を支援する国の補助金で、宿泊施設や観光施設、飲食店などのバリアフリー改修が対象になります。例えば、車椅子対応の入口スロープ設置や多機能トイレへの改修、点字ブロックの敷設、外国語対応の案内表示導入といったハード面の改装が補助対象です。また、接遇研修や情報発信のためのウェブサイト改修といったソフト面も含まれます。岐阜の観光地ではインバウンド需要も見込めるため、ユニバーサルデザイン化は集客力向上にも直結します。補助率や上限額は年度ごとの公募要領でご確認いただく必要がありますが、大規模な改修にも対応できるよう設計されています。

M&A補助金を店舗承継・改装に活かす

佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

すでに営業している店舗を引き継いで改装する場合、何か制度はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

事業承継やM&Aをきっかけに改装を行うなら、中小企業生産性革命推進事業 事業承継・M&A補助金のPMI推進枠(事業統合投資類型)が使える可能性があります。PMIとはM&A成立後の統合プロセスのことで、ここでは店舗のレイアウト変更や内装工事、POSシステム統合などの設備投資が補助対象経費となります。上限は1,000万円、補助率は2/3以内または1/2以内です。例えば、岐阜市内で老舗飲食店を譲り受けて全面改装し、新メニュー開発や予約システム導入まで一貫して行う場合に、まとまった支援を受けられます。
佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

もう少し大規模なM&Aだと、上限額が上がる制度もあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

はい、事業承継・M&A補助金の専門家活用枠(買い手支援類型・100億企業特例)では、売上高100億円以上の企業を買収対象とするM&Aにおいて、買い手側が活用する専門家費用に対して上限2,000万円、補助率2/3以内または1/2以内で補助されます。大規模案件では弁護士や会計士、コンサルタントの費用がかさむため、この特例枠で負担軽減が図れます。店舗改装自体の直接補助ではありませんが、M&A成立後の改装計画を専門家と練る段階から支援が受けられるので、結果的に開業までのトータルコストを抑えられます。なお、いずれのM&A補助金も締切は2026年4月3日と余裕がありますが、公募回ごとに応募期間が設定されるので早めの情報収集が大切です。

東京都の大型補助金との違いと地域特性

佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

他の地域の補助金と比べて、岐阜県が不利ということはないんでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

例えば、東京都には未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクトのような大型補助金(上限30,000万円)がありますが、これは東京都内のベンチャーと大手事業会社のオープンイノベーションが条件で、岐阜県内の店舗改装には直接適用できません。ただ、全国制度であるユニバーサルツーリズム促進事業やM&A補助金は地域を問わず応募できますから、岐阜だから不利ということはありません。むしろ、岐阜県や市町村が独自に設けている制度もあり、それらを組み合わせることで手厚い支援を受けられる可能性があります。

地域独自の補助金と窓口の活用法

佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

岐阜県独自の補助金はどのように探せばいいですか?
室谷

室谷

代表取締役

残念ながら、当サイトには岐阜県や市町村の独自補助金は掲載されていませんが、一般的に多くの自治体が商店街の空き店舗活用や創業支援の補助金を用意しています。例えば、岐阜県庁の商工労働部や各市の産業振興課、観光課などが窓口です。高山・飛騨地域なら観光協会が改装助成の情報を持っていることもあります。必ず公式サイトで最新の公募要領を確認し、申請前に相談会を利用するのが確実です。また、当サイトの目的別ページ(店舗改装・開業)では全国の最新補助金情報を随時更新していますので、岐阜県内限定の情報が追加されることもあります。

申請時の注意点とスケジュール感

佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

実際に申請するときのポイントを教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

全国補助金の多くは、工事着工前に交付決定を受ける必要があります。つまり、見積もりを取り、事業計画を練った上で申請し、採択通知が来てから初めて工事に着手できるという流れです。先に改装を始めてしまうと対象外になるので注意してください。また、ユニバーサルツーリズム促進事業のように公募期間が年度ごとに設定されるものは、年度初めの情報公開を見逃さないことが重要です。M&A補助金は、M&A成立前の計画段階から専門家を交えて申請準備をする必要があります。いずれも時間に余裕を持って動きましょう。
佐藤

佐藤

補助金エージェント編集長

わかりました。まずは全国制度で使えそうなものを検討しつつ、岐阜県や市町村の窓口で地域独自の補助金も確認してみます。
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。飲食や宿泊、物販など多様な業態で活用の余地がありますので、ぜひ情報収集から始めてください。

Point

まとめ

  • 岐阜県の店舗改装・開業には、全国補助金のユニバーサルツーリズム促進事業(バリアフリー改修)やM&A補助金(事業承継に伴う改装)が活用可能。
  • 各制度とも公募要領を確認し、工事着工前に申請することが必須。
  • 岐阜県や市町村独自の補助金は、行政窓口で最新情報を入手。