募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-03-31 〜 2026-05-15
残り29
対象地域日本全国
使途安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業は、高齢者・障害者等が安心して旅行を楽しめる環境を整備するための国の補助金です。宿泊施設のバリアフリー改修、交通事業者のユニバーサルデザイン対応、観光施設の情報バリアフリー化など、ハード・ソフト両面から支援します。インバウンド需要の回復と超高齢社会の進展を背景に、ユニバーサルツーリズムは今後の観光産業の成長分野として位置づけられています。旅行弱者とされてきた層を新たな顧客として取り込むことで、閑散期の需要平準化にもつながる戦略的な制度です。

この補助金の特徴

1

バリアフリー施設整備への包括的支援

宿泊施設のスロープ設置・多機能トイレ整備・客室のバリアフリー改修など、物理的なバリアフリー化に必要な施設整備費用を補助します。既存施設の改修だけでなく、ユニバーサルデザインを取り入れた新設備の導入も対象となり、施設全体のアクセシビリティ向上を目指せます。

2

ソフト面の受入環境整備も対象

従業員向けの接遇研修、多言語対応ツールの導入、障害者向け情報発信の充実など、ソフト面の取り組みにも補助が適用されます。ハード整備だけでは対応しきれない「心のバリアフリー」を実現し、リピーター獲得につなげることが可能です。

3

観光地全体での面的なバリアフリー化を推進

単独施設だけでなく、観光地エリア全体でのバリアフリー化計画を策定・実施する取り組みも支援対象です。宿泊・交通・観光施設が連携してシームレスなバリアフリー動線を構築することで、観光地としての競争力を高められます。

4

需要の平準化と新市場の開拓

高齢者や障害のある方は平日に旅行する傾向があり、ユニバーサルツーリズムの推進は閑散期の稼働率向上に直結します。国内約1,000万人の移動制約者とその同行者を含めると、巨大な潜在市場の開拓が期待できます。

ポイント

この補助金の最大の強みは、ハード・ソフト両面を一体的に支援する点です。施設改修だけでは真のバリアフリーは実現できません。接遇スキルの向上と情報発信の充実を組み合わせることで、投資対効果を最大化できます。特に複数施設が連携した面的整備は、個別対応では得られない相乗効果を生みます。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 旅館業法第3条の許可を受けた宿泊事業者
  • 観光施設の運営事業者(テーマパーク、美術館、博物館等)
  • 交通事業者(バス、タクシー、鉄道等の観光輸送を行う者)
  • 観光協会、DMO等の観光地域づくり法人
  • 上記事業者で構成される協議会・コンソーシアム

対象施設・エリアの要件

  • 国内に所在する観光関連施設であること
  • バリアフリー化により観光客の利便性向上が見込まれること
  • 地域の観光振興計画等との整合性があること

除外要件

  • 暴力団関係者でないこと
  • 国税・地方税の滞納がないこと
  • 過去に同種補助金の不正受給がないこと

ポイント

宿泊業に限らず、観光に関わる幅広い事業者が対象となっています。特に複数事業者が連携したコンソーシアム形式での申請は、採択率が高くなる傾向があります。自施設単独での応募が難しい小規模事業者も、地域の観光協会と組むことで申請の道が開けます。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と事前相談

公式サイト(ut-hojo.go.jp)で最新の公募要領をダウンロードし、補助対象事業・補助率・スケジュールを確認します。不明点は事務局に事前相談することで、申請書の方向性を固められます。

2

ステップ2:事業計画書の作成

バリアフリー化の現状分析、整備内容、期待効果、実施スケジュール、収支計画を具体的に記載します。ユニバーサルツーリズムによる集客効果の数値目標を含めると説得力が増します。

3

ステップ3:見積書・図面等の準備

施設改修の場合は2社以上の見積書、改修図面、現況写真が必要です。ソフト事業の場合は研修プログラムの概要や講師の実績資料を準備します。

4

ステップ4:申請書の提出

公式サイトの専用フォームまたは郵送で申請します。jGrantsでの申請受付は行っていないため注意が必要です。

5

ステップ5:審査・採択・交付決定

外部有識者を含む審査委員会で審査されます。交付決定後に事業着手となるため、決定前の着手は補助対象外です。

ポイント

最大の注意点は、jGrantsでは申請を受け付けていないことです。必ず公式サイト(ut-hojo.go.jp)から手続きを進めてください。また、交付決定前の事業着手は補助対象外となるため、工事の発注タイミングには十分注意が必要です。

審査と成功のコツ

地域の観光課題と紐づけた提案を
単なるバリアフリー改修ではなく、地域の観光振興計画や課題解決と結びつけた提案が高評価を得ます。「高齢化率の高い地域からの誘客」「車いす利用者向けの周遊ルート開発」など、具体的なターゲットと戦略を示しましょう。
定量的な効果予測を盛り込む
「バリアフリー客室を○室整備することで、年間○人の新規宿泊需要を創出」といった具体的な数値目標を設定します。既存のユニバーサルツーリズム先進事例のデータを参考にすると説得力が増します。
利用者の声を事前に収集する
実際に障害のある方や高齢の旅行者から施設利用時の困りごとをヒアリングし、申請書に反映させることで、現場のニーズに即した計画であることを示せます。
事業終了後の自走計画を明確に
補助期間終了後も継続的にバリアフリー対応を推進する体制・計画を示すことが重要です。スタッフ研修の定期実施やユーザーフィードバックの仕組み等を盛り込みましょう。

ポイント

採択のカギは「バリアフリー工事をしたい」ではなく「ユニバーサルツーリズムで地域の観光を変えたい」という視座の高さです。施設単体の改善にとどまらず、地域全体の観光戦略の中に位置づけた提案ができると、審査委員の評価は格段に上がります。

対象経費

対象となる経費

施設整備費(5件)
  • スロープ・手すりの設置
  • 多機能トイレの新設・改修
  • 客室のバリアフリー改修
  • エレベーター・リフトの設置
  • 点字ブロック・誘導設備の整備
設備導入費(4件)
  • 車いす対応の受付カウンター
  • 聴覚障害者向け筆談ボード・コミュニケーション機器
  • 視覚障害者向け音声案内システム
  • 移動支援用の車いす・歩行器
情報バリアフリー化費(3件)
  • 多言語・やさしい日本語対応の案内表示
  • ウェブサイトのアクセシビリティ対応
  • 触知図・音声ガイドの制作
研修・人材育成費(3件)
  • 従業員向けユニバーサルサービス研修
  • 介助技術研修
  • 外部講師招聘費
調査・計画策定費(3件)
  • バリアフリー現状調査
  • ユニバーサルツーリズム推進計画の策定
  • 利用者ニーズ調査

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地の取得費用
  • 既存建物の解体・撤去のみを目的とした費用
  • 事業者の人件費(常勤職員の給与)
  • 交付決定前に着手した工事・発注の費用
  • 消費税および地方消費税
  • 他の補助金で補助される経費との重複分
  • 汎用性が高く事業目的以外に使用可能な備品の購入費

よくある質問

Qユニバーサルツーリズム促進事業はjGrantsで申請できますか?
A

いいえ、jGrantsでは本補助金の申請受付を行っていません。申請手続き等の詳細については、公式サイト(ut-hojo.go.jp)をご確認ください。jGrantsには情報掲載のみとなっており、実際の申請は公式サイト上の専用フォームまたは郵送で行います。申請に必要な書類のダウンロードも公式サイトから可能です。

Q小規模な旅館でも申請できますか?
A

はい、旅館業法第3条の許可を受けていれば、規模に関わらず申請可能です。小規模旅館の場合、単独での申請が難しければ、地域の観光協会やDMOと連携したコンソーシアム形式での申請も検討できます。複数施設が連携した面的なバリアフリー化計画は審査でも高く評価される傾向があります。

Qどのような施設改修が補助対象になりますか?
A

スロープや手すりの設置、多機能トイレの新設・改修、客室のバリアフリー化、エレベーターやリフトの設置、点字ブロックの整備など、物理的なバリアフリー化に必要な施設整備が幅広く対象となります。また、車いす対応カウンターの設置や聴覚障害者向けコミュニケーション機器の導入といった設備面も対象です。

Qソフト面の取り組みだけでも申請できますか?
A

公募要領の詳細は公式サイトでご確認いただく必要がありますが、従業員向けのユニバーサルサービス研修、多言語対応ツールの導入、ウェブサイトのアクセシビリティ対応、バリアフリー旅行商品の企画・開発など、ソフト面の取り組みも支援対象に含まれています。ハード・ソフトを組み合わせた包括的な計画が推奨されます。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

公募期間終了後、外部有識者を含む審査委員会での審査を経て採択が決定されます。具体的な審査期間は公式サイトでご確認ください。交付決定前に事業に着手した場合は補助対象外となりますので、採択結果の通知を待ってから事業を開始する必要があります。スケジュールに余裕を持った計画をお勧めします。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一経費について他の国庫補助金との併用は原則不可です。ただし、補助対象経費を明確に区分できる場合は、地方自治体の独自補助金や民間助成金との組み合わせが可能です。例えば、施設改修は本事業、人材研修は自治体の観光人材育成事業といった使い分けが考えられます。事前に事務局へ相談されることをお勧めします。

Q補助事業の実施期間はいつまでですか?
A

具体的な事業実施期間は交付決定時に通知されますが、原則として当該年度内の完了が求められます。施設改修など工期のかかる事業の場合は、交付決定後速やかに着手し、年度末までに完了できるスケジュールを計画することが重要です。繰越が認められるかどうかは公募要領で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

ユニバーサルツーリズム促進事業は国の補助金であるため、同一経費について他の国庫補助金との併用は原則不可です。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合は、地方自治体の独自補助金や民間の助成金と組み合わせることが可能です。例えば、施設のバリアフリー改修費を本事業で賄い、従業員の語学研修費を自治体の観光人材育成事業で手当てするといった使い分けが考えられます。 宿泊施設の場合、観光庁の「宿泊施設サステナビリティ強化事業」や各都道府県の宿泊施設改修補助金との経費区分に注意が必要です。事前に事務局へ相談し、補助対象経費の切り分けを明確にしておくことをお勧めします。

詳細説明

ユニバーサルツーリズム促進事業とは

観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズム促進事業は、高齢者・障害者等が安心して旅行を楽しめる環境を整備するための国の補助事業です。超高齢社会の進展とインバウンド需要の回復を背景に、すべての人が観光を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の実現を目指しています。

事業の背景と目的

日本の65歳以上人口は約3,600万人を超え、移動に制約のある方を含めると国内の旅行潜在需要は非常に大きなものがあります。しかし、多くの観光施設・宿泊施設ではバリアフリー対応が不十分であり、旅行を諦めている高齢者・障害者は少なくありません。

本事業は、こうした旅行弱者を新たな顧客として取り込むことで、観光産業の成長と社会的包摂の両立を図ります。特に平日の稼働率向上や閑散期の需要平準化という経営課題の解決にも寄与します。

補助対象事業の内容

本事業では、ハード面とソフト面の両方から支援を行います。

  • ハード面:宿泊施設のバリアフリー客室整備、スロープ・手すりの設置、多機能トイレの新設・改修、エレベーターの設置など物理的なバリアの除去
  • ソフト面:従業員向けユニバーサルサービス研修、情報バリアフリー化(多言語対応、ウェブアクセシビリティ)、バリアフリー旅行商品の開発
  • 面的整備:観光地エリア全体でのバリアフリー動線の構築、複数施設連携による周遊ルートの整備

補助対象者

以下の事業者が申請対象となります。

  • 旅館業法の許可を受けた宿泊事業者
  • 観光施設の運営事業者
  • 観光に関わる交通事業者
  • 観光協会、DMO等の観光地域づくり法人
  • 上記事業者で構成される協議会・コンソーシアム

申請方法と注意点

jGrantsでは申請を受け付けていません。申請手続きの詳細は公式サイト(ut-hojo.go.jp)をご確認ください。交付決定前の事業着手は補助対象外となりますので、工事や設備導入のタイミングには十分ご注意ください。

申請期間

令和8年3月31日から令和8年5月15日まで。予算額に達した場合は期間内でも受付終了となる可能性がありますので、早めの申請をお勧めします。

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