宮崎県 店舗改装・開業 補助金比較 2026年最新
宮崎で飲食店を開業しようと思ってるんですけど、補助金って何から調べたらいいのかさっぱりで(笑)。
まず「種類」を整理するのが一番早いですよ。大きく分けると、国が出してる補助金と宮崎県・市町村が独自に出してる補助金の2種類があって、開業・改装目的だと使い分けが結構変わってくるんです。
組み合わせはできますよ、ただ同じ経費を二重で申請するのは当然NGなので、設備費はこっち、内装はこっちって分けて使うイメージですね。時期をずらして申請するケースも多いです。
宮崎で店舗改装・開業なら、まず小規模事業者持続化補助金を確認してください。内装工事費・設備費・看板設置費がまるごと対象になる、数少ない補助金なので。
あの、全国でよく聞くやつですよね。いくらもらえるんでしたっけ?
通常枠で最大50万円・補助率2/3です。ただしここ数年で特例枠が充実してきて、賃上げ枠や創業型は上限が変わります。宮崎市内なら宮崎商工会議所、市外なら各地の商工会が申請窓口です。
それが「入口」なんですよね(笑)。設備投資が大きい改装——たとえば厨房まるごと刷新とか——なら業務改善助成金が最大600万円になります。これ、店舗改装で使えると知らない人が多くて。
じゃあ順番に行きましょう。まず小規模事業者持続化補助金からですね。
小規模事業者持続化補助金
飲食・小売・サービス業など業種の縛りが少ないのが最大の強みです。補助上限は通常枠で50万円、補助率2/3。内装工事費・厨房機器・POSシステム・看板設置費まで一通りカバーできます。
jGrants(電子申請システム)でオンライン申請するんですが、その前に商工会議所(宮崎市内)または商工会(市外)に「事業支援計画書」を発行してもらう必要があります。これがないと申請そのものができないので、まずここに相談するのが先です。
発行まで2週間程度かかることが多いので、締切の1ヶ月前には動いておいた方がいいですね。第19回公募は2026年4月30日が締切でした。次回も年複数回公募されるので逃しても諦めなくていいです。
業務改善助成金
そうなんですよ。厚生労働省の制度で、従業員の賃金を30円以上引き上げることとセットで、設備投資にかかる費用を最大600万円・補助率3/4〜4/5で助成してくれます。
高いんですよ(笑)。POSレジやオーダーシステム、厨房機器の刷新がまるごと対象です。開業時に従業員を雇って最低賃金を引き上げる予定があれば、絶対チェックしてほしい制度ですね。
2025年10月時点で897円です。この付近でスタートして30円以上引き上げる計画があれば申請できます。詳細は
業務改善助成金のページをどうぞ。
事業承継・M&A補助金
事業承継・M&A補助金って、店舗の引き継ぎに使えるってことですよね?
そうです。宮崎って飲食店や観光施設の二代目・三代目が多いので、実はこれを活用できるケースが結構あって。
PMI推進枠(事業統合投資類型)は
補助上限1,000万円・補助率2/3と規模が大きいです。
Post Merger Integrationの略で、事業承継・M&A後の統合プロセスのことです。店舗を引き継いだ後に内装リニューアルしたり、設備を入れ替えたりする費用が対象になります。
要件を満たせばそのケースでも使えます。専門家活用枠(買い手支援類型)なら
こちらのページで詳細を確認してみてください。ただし認定支援機関(税理士・中小企業診断士等)の関与が実質必要です。
宮崎県産業DX推進事業費補助金
あります!宮崎県産業DX推進事業費補助金は、県内中小企業がデジタル技術を導入する際に最大250万円・補助率1/2で支援してくれる県独自の制度です。
内装工事そのものは対象外ですが、POSシステム・在庫管理・予約システム・キャッシュレス決済の導入なら対象になります。新しい店舗を開業するとき、デジタル化コストをここで賄って、持続化補助金を内装に集中させるって使い方が賢いですよ。
宮崎県情報産業協会が事務局です。令和8年度(2026年度)版が103701番で確認できます。
詳細はこちらで過去の採択事例も見られます。
そうですね。業種とシーンで組み合わせが変わるので、表にまとめてみますね。
| 業種・シーン | おすすめ補助金 | 補助上限 |
|---|
| 飲食店の内装・厨房刷新 | 持続化補助金(通常枠) | 50万円 |
| 開業時のデジタル化(POS・予約) | 宮崎DX補助金 | 250万円 |
| 従業員雇用×設備投資 | 業務改善助成金 | 600万円 |
| 親の店・事業を引き継いで改装 | 事業承継補助金(PMI枠) | 1,000万円 |
| 農産物直売所・農家レストランの設備 | ものづくり補助金(別途確認要) | 〜数百万円 |
宮崎牛・地鶏・マンゴーなど地場産品を使ったレストランや直売所が増えてるので、そういうケースで問い合わせが多いですよ。ものづくり補助金は厨房設備の規模が大きいときに有効です。
持続化補助金は全国一律で使えるので日南・高千穂でも問題なし。商工会の管轄に入るので、まず地元の商工会に相談するのが一番早いです。観光系なら観光庁系の補助金と組み合わせるケースもあるので、宮崎県よろず支援拠点に横断的に相談するのをおすすめします。
補助金申請フロー 宮崎県 店舗改装・開業
申請で失敗しないために気をつけることってなんですか?
補助金の採択通知が来る前に発注・着工・購入した費用は補助対象外です。「先に工事を進めておいた」というケースで申請できなくなる失敗が多いです。工事着工の2〜3ヶ月前には申請準備を開始してください。
それ大事ですね!採択されてから注文するっていう順番か。
そう。それから2つ目は後払いが原則ということ。補助金は精算払いなので、工事費用をまず自分で払って、実績報告後に振り込まれます。資金繰り計画に振込タイミングを組み込んでおかないと資金ショートするリスクがあります。
そうなんです(笑)。だから補助金だけで開業資金を賄おうとするのは危ない。日本政策金融公庫の創業融資と組み合わせるのが現実的です。
GビズIDの事前取得です。jGrantsで申請するにはGビズIDプライムアカウントが必要で、取得まで数週間かかります。締切ギリギリで気づくと詰むので、申請を検討し始めた段階でGビズIDだけ先に取っておくことを強くおすすめします。
- Step 1. GビズIDプライムを取得(申請前に必ず。取得に2〜3週間かかる)
- Step 2. 宮崎商工会議所(宮崎市内)または地元の商工会(市外)に相談し、事業支援計画書を発行してもらう
- Step 3. 事業計画書を仕上げてjGrantsから申請する(締切の1ヶ月以上前がベスト)
結局どこに相談したらいいんですか?最初に行くべき場所は?
最初の相談先は宮崎県よろず支援拠点です(旧称でよろず支援拠点)。国が設置した無料の経営相談窓口で、補助金の選定から事業計画書の書き方まで一緒に考えてくれます。複数の補助金を横断して比較したいときに一番便利です。
宮崎市内の宮崎県産業振興機構内にあります。電話でも予約できます。ただし「持続化補助金の事業支援計画書が欲しい」という場合は、商工会議所・商工会に直接行く必要があります。よろず支援拠点では発行できないので注意です。
持続化補助金を申請したい → 宮崎商工会議所(宮崎市内)/ 各地の商工会(市外)
ものづくり補助金や事業承継補助金を検討している → 認定支援機関(税理士・中小企業診断士)へ
宮崎県独自補助金を調べたい → 宮崎県庁 商工観光労働部、宮崎県産業振興機構
そう。問い合わせ先を間違えると「うちでは扱ってません」で終わるので(笑)、事前に整理しておくと時間の節約になります。
今日の話をざっとまとめると、どう動けばいいですか?
開業・改装を計画している段階でまずGビズIDを取って、並行して宮崎商工会議所かよろず支援拠点に相談開始してください。小規模事業者持続化補助金(50万円)を内装・設備の基本として、デジタル化部分は宮崎DX補助金(250万円)で補い、資金繰りは日本政策金融公庫の融資と組み合わせる——これが宮崎での一番現実的な組み合わせです。
店舗を引き継ぐなら事業承継補助金(最大1,000万円)のPMI枠が大きいので、認定支援機関に相談しながら検討してみてください。金額が大きいほど書類も複雑なので、早め早めに動くことが一番大切です。
宮崎の飲食・観光業界って補助金の活用余地がまだまだあるんですね。
そうなんですよ!補助金を知らずに自己資金だけで開業している事業者がまだ多いので、ちゃんと情報を集めるだけで数十万〜数百万の差が出ます。行動するかどうかだけの話なので、ぜひ一歩踏み出してほしいですね。