募集予定
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和8年度 航空機産業認証取得助成金

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-04-01 〜 2026-05-15
残り56
対象地域静岡県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

航空機産業への参入・事業拡大を目指す静岡県内の中小企業を対象に、航空機品質マネジメント規格(JIS Q 9100)、航空宇宙専門工程認証(Nadcap)、情報セキュリティマネジメント規格(ISO27001)の認証取得にかかる経費の最大1/2を助成する補助金です。(公財)静岡県産業振興財団が運営し、助成限度額はJIS Q 9100が300万円、Nadcapが500万円、ISO27001が100万円となっています。認証取得は航空機関連企業と取引を行う上で事実上の参入条件であり、本助成金はその高額なコスト負担を軽減することで、県内中小企業の航空機産業への参入促進・競争力強化を目的としています。交付指定日より令和10年2月末日(約2年以内)が助成期間となり、事前相談の締切は2026年4月30日、申請期限は2026年5月15日12:00です。

この補助金の特徴

1

高額な認証費用を最大1/2助成

JIS Q 9100(最大300万円)、Nadcap(最大500万円)、ISO27001(最大100万円)と、認証の種類に応じた高い助成上限額を設定。航空機産業参入に必要な高額費用を最大で半額補填します。

2

3つの主要認証をワンストップで支援

航空機品質マネジメント(JIS Q 9100)、特殊工程認定(Nadcap)、情報セキュリティ(ISO27001)と、航空機産業参入に求められる主要3認証すべてを対象としており、自社の参入戦略に合わせて申請できます。

3

約2年間の長期助成期間

交付指定日から令和10年2月末日まで最大2年間の助成期間が設けられており、認証取得に時間を要する審査・準備プロセスに対応できます。

4

静岡県の産業振興策との連携

富士山静岡空港や県内の航空機関連クラスターを背景に、(公財)静岡県産業振興財団が伴走支援。事前相談制度を活用することで、申請準備の段階からサポートが受けられます。

5

中小企業の参入障壁を低減

航空機産業は品質要件が極めて厳しく、認証取得コストが参入障壁となっていますが、本助成金で実質的なコスト負担を半減させ、参入のハードルを下げられます。

ポイント

航空機産業参入に必要な3認証(JIS Q 9100・Nadcap・ISO27001)の取得費用を最大1/2(Nadcapは最大500万円)助成する制度です。長期の助成期間と事前相談制度により、中小企業が計画的に認証取得を進められる環境が整っています。

対象者・申請資格

企業規模・所在地要件

  • 中小企業基本法に規定する中小企業者であること
  • 静岡県内に主たる事業所(本社または主要工場)を有すること
  • 航空機産業への参入または事業拡大を目指していること

認証取得要件

  • JIS Q 9100(航空宇宙品質マネジメントシステム)の新規・更新取得を予定していること
  • Nadcap(特殊工程・化学工程等の航空宇宙専門工程認証)の新規・更新取得を予定していること
  • ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の新規・更新取得を予定していること
  • 上記3認証のうち1つ以上を対象として申請できること

財務・コンプライアンス要件

  • 静岡県税・市町村税を滞納していないこと
  • 暴力団関係者等に該当しないこと
  • 直近2期以上の決算を行っていること(創業間もない場合は個別相談)

ポイント

静岡県内に事業所を持つ中小企業で、JIS Q 9100・Nadcap・ISO27001のいずれかの認証取得を目指していれば申請対象となります。県税の滞納がなく、暴力団関係でないことが前提条件です。不明点は事前相談(4月30日締切)で確認できます。

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申請ガイド

1

ステップ1: 事前相談(必須・4月30日締切)

(公財)静岡県産業振興財団に事前相談を申し込みます。取得予定の認証種別、スケジュール、概算費用を整理した上で相談することで、申請書類の準備が円滑に進みます。事前相談は申請の必須要件とされているため、期限(4月30日)を過ぎると申請できなくなります。

2

ステップ2: 申請書類の準備

事前相談での指導をもとに、助成金交付申請書、事業計画書、認証取得スケジュール、見積書(2社以上)、直近2期分の決算書、会社概要等の書類を揃えます。認証機関からの見積書や認証審査スケジュールの確認書も必要です。

3

ステップ3: 申請書類の提出(5月15日12:00締切)

完成した申請書類一式を(公財)静岡県産業振興財団に提出します。締切時刻が正午12:00であることに注意が必要です。郵送の場合は余裕を持って発送してください。

4

ステップ4: 審査・交付決定

財団による書類審査・必要に応じたヒアリングを経て交付決定が通知されます。交付決定前に認証取得に着手した費用は助成対象外となるため、必ず交付決定を待ってから発注・支払を行ってください。

5

ステップ5: 認証取得・実績報告

交付指定日から令和10年2月末日までの期間内に認証を取得し、実績報告書と証拠書類(領収書、認証証書等)を提出します。確定検査後に助成金が振り込まれます。

ポイント

事前相談(4月30日)→申請(5月15日12:00)→交付決定→認証取得→実績報告の流れです。交付決定前の発注は助成対象外になるため、必ず採択後に着手することが最重要ポイントです。

審査と成功のコツ

事前相談を最大限活用する
(公財)静岡県産業振興財団の事前相談は単なる手続きではなく、担当者から採択に有利な事業計画の書き方や準備のポイントを直接聞ける機会です。4月30日の締切ギリギリではなく、早めに相談して書類を磨く時間を確保しましょう。
認証機関を早期に選定し見積を取得する
JIS Q 9100やNadcapは認証機関によって審査スケジュールや費用が異なります。申請前に複数の認証機関から見積を取得し、現実的なスケジュール感を確認しておくことで、事業計画書の説得力が高まります。
認証取得の必要性・必然性を明確に記述する
「航空機産業に参入したい」という漠然とした動機ではなく、「○○社との取引のために△月までにJIS Q 9100取得が条件となっている」など、具体的な商流・顧客要件を示すことで採択率が上がります。
自己負担分の資金計画を事前に確認する
助成率1/2以内のため、残り半額は自己負担です。認証取得費用の全体像(審査費、コンサル費、内部整備費等)を積算し、自己資金または融資での調達計画を申請書に明記することで財務的実行可能性をアピールできます。
ISO27001はサイバーセキュリティ対策強化の観点も訴求
航空機産業では情報漏洩リスク管理も重視されています。ISO27001取得にあたっては、取引先からの要求だけでなく、サプライチェーン全体のセキュリティ強化という観点も事業計画に盛り込むと評価が高まります。

ポイント

採択のカギは「事前相談の早期活用」「具体的な商流・顧客要件の明示」「現実的な認証スケジュールと資金計画の提示」の3点です。認証機関の選定と見積取得を申請前に完了させることで、計画の実現可能性を示せます。

対象経費

対象となる経費

審査・登録費用(4件)
  • 認証機関への審査費(文書審査・現地審査)
  • 登録証発行手数料
  • 初回認証登録費
  • サーベイランス審査費(初年度分)
コンサルティング費用(3件)
  • 認証取得支援コンサルタント報酬
  • 社内体制構築支援費用
  • 品質マニュアル・手順書作成支援費
社内整備費用(3件)
  • 品質マネジメントシステム文書整備費
  • 社内規程・マニュアル作成費
  • 管理帳票・記録様式整備費
教育・研修費用(3件)
  • 認証取得に必要な内部監査員養成研修費
  • 審査員研修・セミナー参加費
  • 従業員向け品質教育費
設備・ソフトウェア費用(3件)
  • 品質管理システム(QMS)ソフトウェア導入費
  • 情報セキュリティ管理ツール導入費(ISO27001対象)
  • 認証要件を満たすための測定器具・検査機器購入費
翻訳・通訳費用(2件)
  • 審査に必要な技術文書の英訳費用
  • Nadcap審査対応のための通訳費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 交付決定前に発注・支払した費用(いかなる理由があっても対象外)
  • 既存設備の維持・修繕費や更新費用(認証取得に直接関係しないもの)
  • 人件費・社内スタッフの給与(外部コンサルタント費用は対象)
  • 飲食費・接待交際費・慶弔費
  • 認証取得後のサーベイランス費用(2年目以降)
  • 消費税(仕入税額控除が可能な場合)
  • 他の公的補助金・助成金と重複して申請する費用

よくある質問

Q複数の認証(例: JIS Q 9100とNadcap)を同時に申請できますか?
A

複数の認証取得を同一事業として申請できる可能性がありますが、助成上限額の合算方法や審査の取り扱いは(公財)静岡県産業振興財団に事前確認が必要です。事前相談(4月30日締切)の際に、取得予定の認証をすべて申告した上で確認してください。なお、各認証の助成上限額はJIS Q 9100が300万円、Nadcapが500万円、ISO27001が100万円とそれぞれ設定されています。

Q認証取得に向けてすでに外部コンサルタントと契約を始めていますが、助成対象になりますか?
A

助成金の交付決定前に締結した契約・発注・支払いにかかる費用は助成対象外となります。ただし、事前相談や申請書類作成のための準備として情報収集を行うこと自体は問題ありません。コンサルタントへの正式発注は、交付決定通知を受け取った後に行ってください。すでに仮契約に近い状態であっても、正式な発注書・契約書の締結は交付決定後にすることが必須です。

Q静岡県外に本社があり、静岡県内に工場がある場合は申請できますか?
A

本助成金は静岡県内に主たる事業所を有することが条件です。本社が県外にある場合、静岡県内の工場や事業所が「主たる事業所」と認められるかどうかは個別判断となります。従業員数・売上・経営の実態が静岡県内の事業所にあることを示す必要があるため、事前相談で具体的な状況を説明し確認を取ることをお勧めします。

QNadcap認証の取得は難しいと聞きますが、初めての企業でも申請できますか?
A

Nadcap認証は航空宇宙産業で最も厳格な品質認証の一つであり、取得難易度は高いです。ただし、本助成金はNadcap取得を「目指す」企業が申請できるもので、すでにNadcap認証を取得済みである必要はありません。初めて挑戦する企業の場合、認証機関やPRIの予備審査(プレ審査)を活用した段階的アプローチや、経験豊富な専門コンサルタントの起用が成功のカギとなります。取得期間として少なくとも1年以上の計画を立てることが現実的です。

Q助成金は事業完了前に受け取れますか(前払い・中間払いはありますか)?
A

一般的な助成金と同様、本助成金も実績報告・確定検査後に支払われる後払い方式です。認証取得にかかる費用は一時的に自社で立て替える必要があります。したがって、交付が決定しても認証取得費用を全額自己資金または融資で賄う資金計画が必要です。静岡県の制度融資や日本政策金融公庫の融資をつなぎ資金として活用する方法も検討してください。中間払いの有無については事前相談で確認することをお勧めします。

Q更新審査(サーベイランス)の費用も助成対象になりますか?
A

認証取得に必要な初回審査・登録費用は助成対象ですが、取得後のサーベイランス(維持審査)や更新審査の費用が対象になるかどうかは、事業計画に含まれる期間(令和10年2月末日まで)内であるかどうか、また本助成金の交付条件によって異なります。詳細は事前相談で確認してください。なお、すでに認証を持つ企業が更新のみを目的として申請できるかどうかについても事前相談が必要です。

Q中小企業の定義はどのように判断されますか?
A

中小企業基本法の定義に基づきます。製造業の場合、資本金3億円以下または従業員300人以下が中小企業に該当します。ただし、親会社が大企業(中小企業基本法の定義を超える企業)の場合、みなし大企業として申請対象外となるケースがあります。グループ会社がある場合や、大企業との資本関係がある場合は事前相談で確認してください。

Q申請できる認証機関に制限はありますか?
A

JIS Q 9100はIAQ(International Aerospace Quality Group)に認定された審査登録機関、NadcapはPRI(Performance Review Institute)が認定する審査機関である必要があります。ISO27001はJAB(公益財団法人日本適合性認定協会)等の認定を受けた認証機関が対象です。国際的に認定された機関であれば国内・海外を問わず対象となる可能性がありますが、申請前に財団に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金と組み合わせて活用できる支援制度があります。 ものづくり補助金(経済産業省)との組み合わせは、同一経費への重複申請は認められませんが、認証取得に付随する生産設備の導入費用はものづくり補助金で、認証審査・コンサル費用は本助成金で申請するという役割分担が可能です。ただし、両制度への同時申請の可否は事前相談で確認が必要です。 静岡県中小企業制度融資を活用して自己負担分(1/2)の資金調達を行うことも有効です。助成金は後払いであるため、認証取得費用を先に立て替える必要があり、つなぎ資金として低利融資を組み合わせることで資金繰りを安定させられます。 小規模事業者持続化補助金は認証取得費用の助成対象が限定的ですが、認証取得後の販路開拓(展示会出展・ウェブサイト整備等)に活用することで相乗効果が生まれます。 注意点: 同一経費に対して国・県・市町村の複数の補助金を重複受給することは原則禁止です。申請前に(公財)静岡県産業振興財団に必ず確認してください。

詳細説明

令和8年度 航空機産業認証取得助成金とは

航空機産業は自動車産業と並ぶ高付加価値製造業であり、静岡県は富士山静岡空港を擁する航空機関連産業の集積地として、県内企業の航空機サプライチェーンへの参入を積極的に推進しています。本助成金は、その参入条件となる国際認証の取得費用を最大1/2助成することで、中小企業の負担を大幅に軽減するものです。

対象となる3つの認証

JIS Q 9100(航空宇宙品質マネジメントシステム)

ISO 9001をベースに航空宇宙・防衛産業固有の要求事項を追加した品質マネジメント規格です。Boeing、Airbus、三菱航空機などの大手航空機メーカーへの部品納入には、このJIS Q 9100認証がほぼ必須となっています。助成限度額は最大300万円です。

Nadcap(特殊工程認証)

Performance Review Institute(PRI)が管理する航空宇宙産業向け特殊工程の国際認証です。溶接、熱処理、非破壊検査、めっき・コーティングなどの特殊工程を行う企業に対して要求される認証で、取得難易度が最も高い一方、差別化効果も最大です。助成限度額は最大500万円と3認証中最も高く設定されています。

ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)

情報資産の機密性・完全性・可用性を維持するための国際規格です。航空機の設計情報や製造技術は機密性が高く、取引先から情報セキュリティ管理体制の証明として要求されるケースが増えています。助成限度額は最大100万円です。

助成内容の詳細

認証種別助成率助成限度額
JIS Q 91001/2以内300万円
Nadcap1/2以内500万円
ISO270011/2以内100万円

複数の認証を同時に申請する場合の取り扱いについては、事前相談で確認してください。

助成対象期間

交付指定日より令和10年2月末日まで(最大約2年間)が助成対象期間となります。JIS Q 9100やNadcapは審査準備・文書整備から初回審査まで1〜2年を要することが多く、この期間設定はそれを十分に考慮したものとなっています。

申請スケジュール

  • 事前相談締切: 2026年4月30日
  • 申請書類提出締切: 2026年5月15日(木)12:00
  • 助成対象期間終了: 令和10年2月末日

事前相談は申請の前提条件となっています。締切が申請締切の2週間前に設定されているため、早めの行動が必要です。

申請に必要な書類(主なもの)

  • 助成金交付申請書
  • 事業計画書(認証取得の必要性・スケジュール・効果を記載)
  • 認証機関からの審査スケジュール確認書・見積書
  • コンサルタント等への見積書(50万円以上は原則2社以上)
  • 直近2期分の決算書(貸借対照表・損益計算書)
  • 会社概要・登記事項証明書
  • 納税証明書(静岡県税)

よくある失敗パターンと対策

失敗1: 交付決定前の着手 — 採択される見込みで審査費用を支払った場合でも、交付決定前の支払いは助成対象外です。必ず交付決定通知を受け取ってから発注・支払いを行ってください。

失敗2: 事前相談の遅れ — 事前相談の締切(4月30日)を過ぎると申請自体ができなくなります。4月中旬までには相談の予約を取ることを推奨します。

失敗3: 見積書の不備 — 認証機関やコンサルタントからの見積書が正式な様式でない場合、書類不備として差し戻されることがあります。金額・業者名・有効期限・内訳が明記された見積書を取得してください。

お問い合わせ先

(公財)静岡県産業振興財団
航空機・医療機器産業振興担当

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