令和5年度日中経済交流等事業費補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大350万円・補助率1/2の経済交流支援
日中間の経済交流促進事業に対して、補助対象経費の1/2以内・上限350万円が補助されます。国際的なビジネス活動に伴う費用は高額になりやすく、この公的補助により実行可能な事業規模が大きく広がります。
3種類の対象事業区分
補助対象となる事業は「調査」「セミナー・マッチング」「ハイレベル交流」の3区分です。ニーズに応じて事業を設計でき、例えば中国市場の実態調査から始めてマッチングイベントへと発展させる複合的な取組も想定されます。
中国政府機関との連携が評価される
採択審査において、中国の政府関係機関や業界団体との既存の協力関係が重視されます。単独での活動実績より、公的ネットワークを活用した信頼性の高い交流が評価される設計です。
学術・専門サービス業等が主な対象
学術研究、専門・技術サービス業等を営む法人・団体が対象です。日中経済交流に関する専門知識や実績を持つシンクタンク、業界団体、学術機関が中心的な申請者となります。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体要件
- 法人格を有する民間団体・企業であること
- 学術研究、専門・技術サービス業等を主たる業種とすること
- 日本に拠点を有する組織であること
活動実績要件
- 中国における十分な活動実績を有すること
- 中国の政府関係機関または業界団体との協力関係を有すること
- 日中経済交流に関する知見・ノウハウを持つ人材を有すること
事業内容要件
- 日中間の経済交流促進に資する事業であること
- 調査、セミナー・マッチング、ハイレベル交流のいずれかに該当すること
- 中国市場への投資環境整備または日本企業の事業展開後押しに寄与すること
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:公募情報の確認
経済産業省または委託機関のウェブサイトで公募要領・申請書様式を入手します。補助対象経費の範囲や事業区分の定義を正確に確認してください。
ステップ2:事業計画の策定
3つの事業区分(調査・セミナー・マッチング・ハイレベル交流)のどれに該当するかを確認し、日中経済交流促進への貢献内容を具体的に記述した事業計画書を作成します。
ステップ3:中国側協力機関の確認
中国の政府関係機関や業界団体との協力関係を示す資料(覚書、招待状、共同事業実績等)を準備します。
ステップ4:申請書類の提出
公募要領に従い、事業計画書・予算書・団体概要・実績資料等を所定の方法で提出します。
ステップ5:審査・採択通知
書類審査・ヒアリング等を経て採択が決定されます。採択後は事業実施・報告書提出・精算という流れで進みます。
ポイント
審査と成功のコツ
中国側協力機関との関係構築を事前に強化
政策目的との整合性を明確に示す
補助対象経費の精緻な積算
事業実施後の報告体制を整備
ポイント
対象経費
対象となる経費
調査費(3件)
- 中国市場の投資環境調査費用
- 現地リサーチ・ヒアリング費用
- 調査レポート作成費用
セミナー・マッチング開催費(4件)
- 会場費・運営費
- 講師・専門家謝金
- 通訳費・翻訳費
- 広告・告知費用
渡航・交通費(3件)
- 中国への航空運賃
- 現地交通費
- 宿泊費
ハイレベル交流関連費(3件)
- 政府・機関招聘費用
- 会議・交流イベント開催費
- 資料制作費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 日中経済交流と無関係な一般的な調査・研究費
- 補助事業に直接関与しない人件費
- 土地・建物の取得・賃借費用
- 接待・交際費
- 消費税(課税事業者の場合)
- 補助事業期間外に発生した経費
よくある質問
Qどのような団体が申請できますか?
学術研究・専門・技術サービス業等を主たる業種とする法人格を有する民間団体が対象です。具体的には、日中経済交流に関する業界団体、シンクタンク、研究機関等が想定されます。中国における十分な活動実績と政府関係機関等との協力関係を有することが採択の重要な要件となります。個人事業主や日中交流の実績がない団体は申請が難しい場合があります。
Q補助率1/2とは具体的にどういう意味ですか?
補助対象経費の総額のうち、最大で1/2(半額)が補助金として支給されるという意味です。例えば補助対象経費が500万円の場合、補助金額は250万円(上限350万円のため)となり、残りの250万円は申請者が自己負担します。補助上限が350万円のため、補助対象経費が700万円を超える場合も補助金は350万円が上限です。自己負担分の資金調達も事前に計画しておくことが重要です。
Q中国政府機関との協力関係とはどの程度のものが必要ですか?
公募要領には具体的な基準が明示されていないため、採択された事例を参考にする必要があります。一般的に、覚書(MOU)の締結、共同主催のイベント実績、定期的な意見交換会の実施等が協力関係の証明として有効です。単なる知人・名刺交換レベルでは不十分で、文書化された協力関係や共同事業の実績が審査で評価されます。申請前に事務局に相談することをおすすめします。
Qセミナー・マッチングは日本国内での開催でも対象になりますか?
公募要領の詳細によりますが、日中経済交流促進が目的であるため、日本国内での開催(中国側参加者をオンラインまたはリアルで招いての開催)も対象となる可能性があります。ただし、事業の実質的な交流促進効果が問われるため、中国側の参加・協力を確保した形での開催が必要です。オンライン形式での国際セミナーも近年は認められることが多くなっています。
Q補助金は事前払いですか?後払いですか?
本補助金は一般的に精算払い(後払い)が基本です。事業を実施して経費を支出した後、実績報告書と証憑書類を提出し、審査を経て補助金が交付されます。事業期間中は自己資金で費用を立て替えることになるため、資金繰りの計画を事前に立てておくことが重要です。概算払いの制度がある場合は公募要領で確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省の国際経済交流促進施策の一つです。類似する国際展開支援として、JETROの各種海外展開支援(輸出促進補助金、海外展示会出展支援等)との組み合わせを検討できます。ただし、同一事業・同一経費に対して複数の補助金を重複受給することは原則不可です。一方、本補助金は「日中経済交流促進」という特定目的に特化しているため、中国市場進出を検討する企業向けの経済産業省の地域経済事業補助金や中小企業向け海外展開補助金(別枠)と組み合わせることで、上流の市場調査(本補助金活用)から個社の市場参入支援(別補助金活用)まで段階的に支援を受けることが可能です。業界団体が本補助金でマッチングイベントを実施し、参加した中小企業が別の海外展開補助金で個別展開を図るという連携型の活用が最も効果的です。
詳細説明
日中経済交流等事業費補助金とは
経済産業省が実施する本補助金は、日本と中国の間の経済交流を促進し、中国における投資環境の整備および日本産業界の中国市場での事業展開を後押しすることを目的としています。学術研究・専門・技術サービス業等を主たる業種とする民間団体が対象で、最大350万円(補助率1/2)が支援されます。
補助対象となる3種類の事業
- 調査事業:中国の投資環境、市場動向、規制状況等に関する調査・分析
- セミナー・マッチング事業:日中企業・機関間のビジネスマッチングイベント、セミナー・シンポジウムの開催
- ハイレベル交流事業:政府・業界団体幹部レベルでの対話・交流の実施
採択のポイント
本補助金の採択審査において特に重視されるのは、中国における活動実績と中国政府関係機関・業界団体との協力関係です。単なる民間レベルの交流活動ではなく、両国の政策・産業政策に影響を与えうる質の高い交流が評価されます。
- 中国側協力機関との覚書・協定の締結状況
- 過去の日中交流事業の実績(参加者数・成果等)
- 日中経済交流に精通した人材の在籍状況
補助率・上限額
補助率は補助対象経費の1/2以内、補助上限額は350万円です。残り1/2は自己負担となるため、事業規模の設計にあたっては自己資金の確保も重要です。
対象経費
調査費、セミナー・イベント開催費、渡航・滞在費、通訳・翻訳費、資料作成費等が主な対象経費です。ただし、接待交際費や土地・建物取得費等は対象外となります。公募要領に記載の対象経費一覧を必ず確認してください。
事業実施後の報告
採択後は事業を実施し、完了後に実績報告書を提出する必要があります。報告書には事業の実施状況、成果、経費の明細等を記載し、領収書等の証憑書類とともに提出します。精算払いのため、事業期間中は支出記録を確実に保管してください。
関連書類・リンク
北海道の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。
北海道の給付金一覧を見る →