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普通
準備期間の目安: 約45

令和6年度観光資源の保全等に係る「クラウドファンディングを活用した資金調達支援」補助金

基本情報

補助金額
100万円
補助率: 2/3
0円100万円
募集期間
2024-04-01 〜 2025-01-31
対象地域東京都
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 卸売業 / 小売業 / 宿泊業 / 飲食サービス業
使途イベント・事業運営支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

令和6年度観光資源の保全等に係るクラウドファンディング活用資金調達支援補助金は、東京都産業労働局が実施する、都内の観光関連事業者がクラウドファンディングを活用して観光資源の保全・活用に取り組む際の経費を支援する制度です。宿泊業、旅行業、飲食業、小売業など都内で営業する観光関連事業者が対象で、補助率は対象経費の3分の2以内、補助上限額は100万円です。観光地や文化財、伝統工芸、地域の祭り・イベントなどの観光資源を保全・発展させるための取組をクラウドファンディングで資金調達する際に、プラットフォーム手数料やリターン品製作費などの付随費用を補助します。単なる事業資金の調達ではなく、観光資源の保全という公益的な目的を持つクラウドファンディングプロジェクトであることが求められます。

この補助金の特徴

1

クラウドファンディング手数料の負担軽減

クラウドファンディングプラットフォームの利用手数料(通常15〜20%)は事業者にとって大きな負担です。本補助金はこの手数料を含む資金調達に係る経費を補助対象とすることで、調達額をより多く観光資源の保全活動に充当できるようになります。プロジェクト成功時の手取り額を最大化し、事業の実効性を高める仕組みです。

2

観光資源の「保全」に特化した支援

一般的な観光振興補助金とは異なり、本事業は観光資源の保全・維持・継承に焦点を当てています。老朽化した文化施設の修繕、伝統行事の継承、地域固有の景観保全など、放置すれば失われてしまう観光資源を次世代に引き継ぐための活動を重点的に支援します。集客増加だけでなく、観光の質を守る取組が評価されます。

3

幅広い観光関連事業者が対象

宿泊業や旅行業だけでなく、飲食業、小売業、体験型観光事業者など、都内で営業する幅広い観光関連事業者が対象です。個人事業主も含め、観光資源の保全に関わる多様な主体が活用できる設計となっています。地域の観光を支える中小事業者にも門戸が開かれています。

4

資金調達と広報を同時に実現

クラウドファンディングは資金調達の手段であると同時に、プロジェクトの認知度向上や支援者コミュニティの形成にも効果があります。本補助金を活用することで、観光資源の保全に共感する支援者を全国から集め、継続的な関係構築につなげることが可能です。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、クラウドファンディングという新しい資金調達手法と観光資源保全を組み合わせた点です。補助率3分の2・上限100万円と金額は大きくありませんが、クラウドファンディングの手数料負担を軽減することで調達のハードルを下げ、事業者が自主的に観光資源の保全に取り組む動機付けとなります。

対象者・申請資格

事業者の基本要件

  • 都内で営業する観光関連事業者(法人・個人事業主)
  • 宿泊業、旅行業、飲食業、小売業、体験型観光事業者等
  • 東京都内に主たる事業所を有すること
  • 都税の未納がないこと

対象となる取組の要件

  • 観光資源の保全・維持・継承・活用を目的とする取組であること
  • クラウドファンディングを活用して資金調達を行うこと
  • クラウドファンディングプラットフォームを利用すること
  • プロジェクトの実施期間が補助事業期間内であること

対象外となる事業者・取組

  • 都外に事業所を有し都内で営業していない事業者
  • 観光資源の保全と関連のない一般的な事業資金の調達
  • 政治活動・宗教活動に関する取組
  • 公序良俗に反する取組

ポイント

「観光関連事業者」の定義は比較的広く、直接的に観光業を営んでいなくても観光資源の保全に取り組む事業者であれば対象となる可能性があります。ただし都内で営業していることが大前提です。クラウドファンディングのプロジェクト内容が単なる営利目的ではなく、観光資源の保全という公益性を明確に打ち出す必要がある点に注意してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:観光資源保全プロジェクトの企画

保全したい観光資源を特定し、具体的な保全計画を策定します。なぜその観光資源が重要なのか、保全しなければどうなるのかを明確にし、クラウドファンディングのストーリーとして訴求力のある企画を練ります。

2

ステップ2:クラウドファンディングプラットフォームの選定

CAMPFIRE、Makuake、READYFOR等のプラットフォームから、プロジェクトの性格に合ったものを選びます。手数料率、支援者層、プロジェクトのカテゴリ適合性を比較検討してください。

3

ステップ3:補助金交付申請書の作成・提出

東京都産業労働局観光部受入環境課に交付申請書を提出します。事業計画書、クラウドファンディングプロジェクトの概要、経費見積書、事業者の基本情報等を準備します。

4

ステップ4:交付決定後のプロジェクト実施

交付決定を受けた後、クラウドファンディングプロジェクトを開始します。プラットフォーム上でのプロジェクトページの作成、リターン品の準備、広報活動を行います。

5

ステップ5:実績報告書の提出

クラウドファンディング終了後、調達結果と補助対象経費の実績をまとめた報告書を提出します。領収書等の証拠書類を揃え、補助金の精算を受けます。

ポイント

クラウドファンディングの開始前に交付決定を受ける必要があるため、プロジェクトのスケジュール管理が重要です。プラットフォームの審査期間も考慮し、余裕を持った申請を心がけてください。東京都産業労働局観光部受入環境課への事前相談で、対象経費の範囲や申請の進め方について確認することを強くお勧めします。

審査と成功のコツ

プロジェクトストーリーの説得力
クラウドファンディングは共感を原動力とする資金調達手法です。補助金審査においても、保全すべき観光資源の価値や喪失リスクを具体的なデータや写真で示し、なぜ今行動が必要なのかを説得力をもって伝えることが重要です。地域の歴史的背景や住民の声を織り込みましょう。
リターン設計の工夫
支援者に提供するリターン品を観光資源の保全と関連づけた体験型にすることで、支援者の満足度と観光誘客を同時に実現できます。保全活動への参加権、限定ツアー、地域特産品などのリターンは、プロジェクトの趣旨と一致し審査でも好評価を得やすいです。
調達目標額の妥当性
クラウドファンディングの目標額は、保全活動に必要な費用を積算した上で設定してください。目標額が高すぎると達成困難に、低すぎると事業効果が限定的になります。All-or-Nothing方式の場合は特に、達成可能で意義のある金額設定が求められます。
広報・発信計画の具体性
プロジェクトの成功にはSNSやメディアを活用した広報戦略が不可欠です。申請書にも広報計画を盛り込み、地元メディアとの連携や観光協会との協力体制など、支援者拡大の具体的な方策を示しましょう。

ポイント

審査では、クラウドファンディングを活用する必然性と、調達資金が観光資源の保全に確実に活かされる計画性が問われます。単に資金が足りないから支援を求めるのではなく、クラウドファンディングを通じて支援者と観光資源のつながりを作り、持続的な保全活動へ発展させるビジョンを描くことが採択の鍵です。

対象経費

対象となる経費

クラウドファンディング手数料(3件)
  • プラットフォーム利用手数料
  • 決済手数料
  • 早期振込手数料
リターン品関連費(3件)
  • リターン品の製作費
  • リターン品の梱包・発送費
  • リターン品のデザイン費
プロジェクトページ制作費(4件)
  • 動画制作費
  • 写真撮影費
  • ライティング費
  • ページデザイン費
広報・PR費(3件)
  • プロジェクト告知用チラシ・ポスター制作費
  • SNS広告費
  • プレスリリース配信費
観光資源保全事業費(3件)
  • 文化財・施設の修繕費
  • 伝統行事の運営費
  • 景観保全のための整備費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 事業者の人件費・通常の営業経費
  • 土地・建物の取得費用
  • クラウドファンディングと関連のない事業の経費
  • 飲食や接待に係る費用
  • 税金(消費税を含む)の納付額
  • 他の補助金・助成金と重複する経費
  • 交付決定前に支出した経費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、都内で営業する観光関連の個人事業主も対象です。宿泊業、飲食業、体験型観光事業など、観光資源に関わる事業を営んでいる個人事業主であれば申請可能です。ただし、都内に主たる事業所があること、都税の滞納がないことなどの基本要件を満たす必要があります。確定申告書や開業届の写しなど、事業者であることを証明する書類の準備が必要です。

Qどのクラウドファンディングプラットフォームが対象ですか?
A

特定のプラットフォームに限定されていませんが、CAMPFIRE、Makuake、READYFOR等の国内主要プラットフォームの利用が一般的です。プラットフォームの選定にあたっては、手数料率(通常10〜20%程度)、プロジェクトのカテゴリ適合性、支援者層の特性を比較検討してください。購入型・寄付型のいずれかは事業の性格に応じて選択しますが、観光資源の保全という目的に合致する形式であることが求められます。

Qクラウドファンディングが目標額に達しなかった場合はどうなりますか?
A

All-or-Nothing方式(目標額に達しなければ不成立)を選択した場合は、プロジェクト不成立となり資金調達自体が行われません。この場合、補助対象経費も発生しないため補助金の交付はありません。All-in方式(目標額に達しなくても支援金を受け取れる)を選択した場合は、実際に発生した経費に対して補助金が交付されます。どちらの方式を選ぶかは事前に検討しておきましょう。

Q補助上限100万円は少ないように感じますが、効果はありますか?
A

確かに補助上限額は100万円ですが、この補助金の本質はクラウドファンディングの「コスト軽減」にあります。例えば500万円を調達する場合、プラットフォーム手数料15%で75万円がかかります。この手数料の3分の2(50万円)が補助されれば、調達額のうち事業に充当できる割合が大きく改善します。また、リターン品製作費や広報費も補助対象となるため、プロジェクト全体のコスト構造を改善する効果があります。

Qリターン品はどのようなものが認められますか?
A

観光資源の保全プロジェクトに関連したリターンが望ましいとされます。例えば、保全活動への参加体験、保全対象の文化財や施設の限定ツアー、地域の特産品、記念グッズなどが考えられます。リターン品の製作費・発送費は補助対象経費に含まれますが、リターン品の原価が支援額の大部分を占めるような設計は、資金調達の効率を下げるため推奨されません。支援者への感謝と体験価値を両立したリターン設計を心がけてください。

Q過去にクラウドファンディングを実施したことがなくても大丈夫ですか?
A

初めてクラウドファンディングを実施する事業者でも問題ありません。多くのプラットフォームではプロジェクトの企画段階から専任担当者がサポートしてくれるサービスを提供しています。プロジェクトページの作成方法、リターン設計のアドバイス、広報戦略の相談などが可能です。初回は目標額を控えめに設定し、達成実績を作ることで次回以降のプロジェクトにつなげる戦略も有効です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はクラウドファンディングの資金調達コストを軽減する制度であるため、クラウドファンディングで調達した資金を充てる観光資源保全の本体事業には別の補助制度を活用できる可能性があります。東京都の「地域の底力発展事業助成」は地域の町会・自治会等による地域活動を支援しており、祭りや伝統行事の保全に活用可能です。また、文化庁の「文化財保存事業費補助金」は指定文化財の修理・整備を対象としており、文化財に関連する観光資源の保全であれば併用を検討できます。中小企業庁の「小規模事業者持続化補助金」は販路開拓の取組を支援するもので、保全した観光資源を活かした商品開発やサービスの展開に充てることが可能です。複数の補助制度を組み合わせる際は、それぞれの補助対象経費が重複しないよう明確に区分してください。本補助金はあくまでクラウドファンディングに係る費用、他の補助金は保全事業の本体経費というように使い分けると効果的です。

詳細説明

クラウドファンディングを活用した観光資源保全支援の概要

本補助金は、東京都が都内の観光関連事業者を対象に実施する、クラウドファンディングを活用した観光資源の保全・活用を支援する制度です。観光資源は地域の魅力を構成する重要な要素ですが、維持・保全には継続的な費用が必要であり、事業者単独での対応が困難なケースも少なくありません。

なぜクラウドファンディングなのか

クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数の支援者から資金を調達する手法です。観光資源の保全という社会的意義のあるプロジェクトは共感を集めやすく、資金調達と同時に以下の効果が期待できます。

  • 認知度向上:プロジェクトページを通じて観光資源の価値を広く発信できる
  • 支援者コミュニティの形成:保全活動に共感する支援者との継続的な関係が構築できる
  • 来訪動機の創出:リターンとして体験型プログラムを提供することで、実際の来訪につなげられる
  • 事業の持続性:一回限りの資金調達ではなく、支援者基盤を活かした継続的な活動が可能になる

補助対象となる経費

本補助金はクラウドファンディングに係る費用を対象としています。プラットフォーム利用手数料、決済手数料、リターン品の製作費・発送費、プロジェクトページ用の動画・写真制作費、広報費などが補助対象です。補助率は対象経費の3分の2以内、上限額は100万円です。

対象となる観光資源の例

東京都には多様な観光資源が存在し、以下のような保全・活用の取組が想定されます。

  • 歴史的建造物:老朽化した町家や蔵の修繕、歴史的景観の維持
  • 伝統文化:祭り、伝統芸能、伝統工芸の技術継承、用具の修繕
  • 自然景観:多摩地域や島しょ部の自然環境の保全活動
  • 商店街:昔ながらの商店街の景観保全、看板建築の修繕
  • 食文化:伝統的な食材や調理法の継承、地域食文化の記録・発信

申請から事業完了までの流れ

まず保全したい観光資源と具体的な保全計画を策定し、クラウドファンディングプラットフォームを選定します。その上で東京都に交付申請を行い、交付決定後にクラウドファンディングプロジェクトを開始します。プロジェクト終了後は実績報告書を提出し、補助金の交付を受けます。

活用のポイント

本制度を最大限活用するためには、クラウドファンディングのプロジェクト設計が鍵となります。支援者に「このままでは失われてしまう」という切迫感と「支援によって守られる」という希望を伝えるストーリー設計、地域の魅力を伝える質の高い写真・動画、そして支援者が実際に観光資源に触れられるリターン設計を意識することで、資金調達の成功率が高まります。

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